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川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

「はやとの風」「しんぺい4号」  九州路に友人たちを訪ねて(3)

2011-05-12 06:58:27 | 出会いの旅

4月22日(金)曇り

 丸尾の滝…丸尾自然探勝路…霧島観光ホテル(昼食)~(バス)~霧島温泉駅14・27~(JR肥薩線特急・隼人の風)~14・5

吉松駅15・16~(いさぶろう・しんぺい4号)~16・35熊本県人吉駅~中村さん宅(泊)

 

●はやとの風

桜の道をやって来た「はやとの風」4号(植村-大隅横川)。

 ●出典http://www.kazenokaze.com/freepage_16_1.html

霧島温泉駅から鈍行の旅をするつもりがやむなく「特急」になった。選択の余地がない運行本数なのだ。しかし、乗ってみて大喜び。レトロでしゃれた車内の雰囲気もいいが、緑のシャワーを浴びながら疾走する「はやとの風」の心地よさ。

 よかったら「出典」となっている方のブログを覗いてください。この列車の魅力満載、飽きることがありません。

 

しんぺい4号

 

 出典●http://www.d4.dion.ne.jp/~m_mori/syasou/yadakesyasou.html

 吉松駅で「しんぺい4号」に乗り換え。真幸(まさき)駅では幸福のカネを鳴らす。出発後しばらく行くとこんな絶景が見える。列車は停止し、乗客はシャッターを押す。誰もがシャッターチャンスを得られるようにちょっと進んではまた停車する。これが3度繰り返される。心憎いばかりの気配りだ。「日本三大車窓風景」。この日は快晴というわけではないが、遠くに桜島まで見えた。こんな日は滅多にはないという。

 矢岳駅ではD51の見学が出来る。美人で心優しい車掌?さんが一緒に写真に収まってくれた。嬉しい。大畑駅周辺はループやスイッチバックになっていてその仕組みが誰にでも分かるように運転してくれる。

 こんな楽しい汽車の旅があろうとは思っていなかった。

 「しんぺい」は後藤新平のことだという。明治の終わり頃、鉄道院総裁としてこの肥薩線を完成させた。吉松~人吉は標高差も激しく難工事の連続だった。開通当時はこれが鹿児島本線だったという。いま、ぼくは快適この上ない鉄道の旅を楽しんだが、開通させるまでの人々の苦労もよく分かり、人吉は山の上にある街だなあという実感をもった。「人吉にいくには肥薩線に限る」。

  人吉駅には賀明さんが迎えに来てくれていた。先年の水俣以来だ。また、お世話になります。

参考●「いさぶろう・しんぺいと肥薩線」http://www1.plala.or.jp/uu/shinpei.html