中国問題其の一。毒餃子事件の初公判が、30日午前、石家荘市の元臨時従業員.呂月庭被告の初公判が開かれた。中国公安省の発表。2008年1月発覚。被告は罪状認否で、起訴事実を認めた。事の起こりは、待遇の良い正規従業員に登用されなかったことから会社に不満を抱き,腹いせにやったと供述したという。中国の刑事裁判は、通常外国人には非公開だが、今回は日本の報道陣に2席用意された。事件が日本で対中感情悪化の大きな要因となったため、日本側に配慮したと見られる。判決の期日は未定。問題其の二。米上院対中けんせい決議:全会一致尖閣巡る挑発行為などを牽制する「アジア太平洋における海洋問題の平和的解決を支持する決議」を全会一致で採托した。決議は、上院外交委員会のロバート.メネンデス委員長ら、民主、共和両党議員が共同提出した。今年1月の中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダー照射などを明記し、「現状変更のために軍事力や強制力を用いることを非難する」と名指しを避けながらも、中国を牽制する内容となっている。中国二つの問題解決が待たれる。全てが平和に向けて解決を望む。今日で7月は終わる。