合歓の花マメ科;花言葉は、歓喜、胸のときめき。落葉高木で、6~7月の夕暮れ近く、枝先に10~20個この頭状花序を開く。雄蕊の花糸が淡紅色で長く、紅刷毛のようで美しい。葉は互生し二回羽状複葉で、非常に多数の小葉からなる。夜間小葉が閉じて眠るので、この名がある。「象潟や雨に西施がねぶの花 芭 蕉」「雨の日やまだきにくれてねむの花 蕪 村」「ねぶの花ちるやこはたのわかれみち 大江丸」「真すぐに合歓の花落つ水の上 星野立子」「石鎚山の下に雲とび合歓の花 五十崎 朗」「合歓の花咲きては散りて城古りゆく 成瀬正俊」「合歓の花この世のような景色かな 鳴戸奈菜」「雨脚の音とはならず合歓の花 櫨木優子」「海底は水にかくれて合歓の花 鳥居真里子」「花合歓に夕日旅人とどまらず 大野林火」。茅野の山荘の厨房の窓際に八ヶ岳を背にした合歓の花が咲く、今年も咲いているだろう?。(茅野の山 遠くになりぬ 合歓咲いて ケイスケ)