フシグロセンオウ(ナデシコ科)花言葉は、転機。山野に自生する草花。園芸種かと思うぐらい鮮やかで見栄えのする花を咲かせます。本州.四国.九州のやや日陰の山野に見られる野草。日本にはほかにも「マツモトセンソウ」などの近種が6種分布している。草丈40~90cm。花期は7~10月にかけて、直径5cmくらいの五弁の花を咲かせる。花色は鮮やかで、かつ品のある朱色。信州では「ベニバナ」と呼ばれる。花弁の中央に葉脈のような筋が入っている。「酔仙翁」と同じ由来で、京都.嵯峨の「酔仙寺」に伝えられた花に似て節が黒いから…という。節がふくらんで暗紫色になるのが特徴。ほかにも膳花:炬燵花:櫓花といつた地方名があうようです。花弁を重ねて.お膳にしたり、コタツにしたりする子供の遊びがあつたようです。昔は玩具が乏しく子供達が考えたでしょうが、現代ではIT機器が発達して、自然の草花で遊ぶ子供が居なくなった事は淋しい事です。花言葉の転機も人生の筋目の一つこの花のように明るい未来が花開くと信じて突き進みましょう。「大暑を生きわが老体の氣負うかな 金子兜太」「朝だけ鳴いて里の鴉の暑さ負け 金子兜太」。(神を拝し愁眉を開く花明り ケイスケ)