higher ground

甘いものと政治の話

信頼できない政党

2021-10-28 00:07:49 | 政治

衆議院議員選挙の投票日が近付いてきた。

選挙になると、どこの党もそれなりのことを公約として掲げる。じゃあ、どこで決めるか?…といったら、やはりそこは信頼できる政党(候補者)かどうかになってくる。

で、信用できないのはどこか…個人的に一番信用できないのは、公明党かな。国政では自民にベッタリ、大阪では維新にベッタリ、東京では自民→都民ファースト→自民と、とにかく権力様様。権力にへつらって生きているその様は…情けないの一言。昔はまだ、自民党のブレーキ役とかなんとか言われていたが、最近では追認あるのみ…安保法制、共謀罪、集団的自衛権、消費税増税…平和の党?福祉の党?そんな看板はさっさっと下ろした方がいい。権力に憑りつかれた公明党は、もはや信頼するに値しない。

与党は、選挙になってようやくコロナ対策として、給付金を公約として盛り込んできた。でもそれってさ、もっと早くできたよね?大変だったのは、何も飲食店だけではない。仕事だけでなく、生活面でもコロナの影響を受けたんだよ。みんな。なぜすぐにやらない?それができる立場なのに。こんな選挙目当ての公約なんてまるで信用できない。

自民党はとにかく安倍第2次内閣がはじまって、政治とカネの問題で、腐敗を進めた。国有地を格安で売却した森友学園問題、決裁文書の改ざんを命じられた職員は自殺している。建設業者から現金を受け取り、口利きした問題。政治資金収支報告書に虚偽記入し有罪が確定した問題などなど…あげたらキリがない。しかもだ、岸田内閣で、こういった問題に関係した甘利、麻生、小渕が閣僚に加わっているのだ。反省のかけらもないのが今の自民党の姿だ。

コロナ渦のなか、安倍自民党がやったのが「アベノマスク」の配布。まーず、している人を見なかったよね。今年3月末の時点で約8200万枚(約115億円相当)が倉庫に保管されているらしい。しかもこの保管費が約6億円だとか…。

この失策の責任も誰もとらない。「責任をとらない」政治も進んだ。

自民党もまた信用に値しない。

そしてもうひとつ信用できない政党がある。前回のブログにもちょっと書いたけど…維新の会だ。

維新の会の常とう手段は、「議員の給料をカットする」など一見聞こえのいい言葉だ。しかしその後待っているのは、「こっちは身を切ったんだから、あなたたち(住民)のも切っていくよ」という住民サービスのカットだ。よく「身を切る改革」と呼ばれているが、オレに言わせれば、こんなもん改革でもなんでもない。給料がカットできるのは自分たちが金持ちだからだ。自分たちは企業献金を受け取り、政党助成金(税金)を受け取っているんだから痛くもかゆくもない。

ちなみに維新の会のバックにいるのは、竹中平蔵だ。維新が実権を握る大阪府は、竹中平蔵が会長を務めるパソナにコロナ渦における協力支給業務を委託。しかしその結果は、全国ワーストの支給遅れだ。一部の企業を儲けさせ、その見返りに企業献金をいただく。それが維新の会の正体だ。

マスコミが、橋下元維新の会代表や吉村知事を持ち上げるのは、彼らが、自民党に次ぐ権力構造を持ち合わせているから。その中で自分たちも甘い汁を吸えるからにほかならない。

維新の会もまた信用に値しない。