あ ど れ な り ん

主にブルベを中心に趣味と日頃の鬱憤を晴らすために書こうと思います。

夜練:奥多摩−鶴峠−道坂ツーリング

2017-04-10 08:46:01 | ツーリング

自分の場合、400㌔だと24時間掛ってしまう。
過去、一度だけ夜通し走る練習をしたことが有ったけど、腹痛で撃沈。
ランドネきたかんの練習として、再び寝ないで走るツーリングに出掛けた。

今回はいろんなパーツの確認の意味も有る。ロガーは10時間保つ様だが、実際はどれ位保つのか。
さらに自作のインソールの整形を走りながら行う。

夜の9時に出発。思ったより寒かったのでアームカバーを着けに一旦戻る羽目になった。

青梅の付近でコンビニに入るタイミングを失敗してしまった。
奥多摩前の最後のコンビニのすぐ手前でもコンビニに入ってしまった。
古里から奥多摩までは徐々に高度を上げる。急ではないが、思ったより登りが長い。夜の0じ過ぎだが既に眠い。アベレージがどんどん下がる。

奥多摩湖に到着。

当然、橋くらいしか撮るものが無い。

湖畔の道路を走っていると、突然、後輪が何かに乗り上げパンクしてしまった。
何に当ったのか、確認の為に戻ったがこれといったものは見つけられなかった。
タイヤに傷も無かったし、感じからしてリム打ちパンクの模様。
こんなところでパンクするとは冷や汗ものだ。
街頭の有る湖畔だったのはまだ不幸中の幸い。
深夜のパンク修理まで予行演習するとは思わなかった。
夜という事もあって少し手間取ってしまい、
グロスが15㌔を下回ってしまった。
それに、空気圧計付きのポンプだけど、計りの針が動いてない…。空気は普通に入ったけども。

鶴峠の登りに入る。
当然、街頭は無い。
走っていると、突然、鈴が鳴る音がすると思ったら猫が道を横切っていく。
元は飼い猫かな?

峠に向かってダンシングをしていると、はたと気づいた。
あれ?さっきからダンシングを続けているのに、あんまり疲れないぞ?
比較的長くダンシングをしても、疲れが少ない。
ついに疲れないダンシングを身に付けたか…?
自分の場合、ダンシングは早く走るためではない。
いつもと違う筋肉を使うとか、坂をクリアするために使うことが多い。
なので、疲れないということに対する比重は大きい。
新しい道具を手に入れたように嬉しい。これは助かる。
急なところも有ったけど、程なくして峠に着いた。


バス停が有るのは知らなかった。

上野原までの下りが長い。逆向きに登るのは骨が折れるぞ、これは。
集落の付近で坂を登っているおばさんが居たのにはびっくりしたな。
夜中の3時だよ。
途中で便意を催す。途中に有った公衆トイレに入っておけば良かったと後悔した。
だいぶ下った辺りで、今度は遠くで叫んでいるような声みたいなのが聞こえる。
今度はなんだよ(汗)と、思ったら鶏が鳴いていたのだった。
まだ4時にもなってないっつーの!
20号手前でデイリーに入れた。
しかし、便座に座っても、出るのはガスだけ。
…なんだよ!
自分の大腸にツッコミを入れるしかない。

犬目に行くため野尻を経由するのだけれど、途中の道が通行止めになっているという看板が。
崩落の危険があるという。
迂回できるルートをスマホで探し、近くに迂回できる道が有るのを確認した。
その、迂回路が激坂!!
20度近く有るんじゃないか?
道幅いっぱいに蛇行してクリアした。
談合坂SAの下をくぐり、今度は高速の上を横切って犬目へ。
ここいらは史跡が多いんだよな。
観光する暇はないから、また来てみたい。
何か、この付近て東京にほど近いのに忘れられた土地って感じがする。

犬目を越えるには峠のようなところを通らなくてはならない。


手前は談合坂SA登り。朝焼けが綺麗だった。

犬目を下った辺りで雨脚が強くなってきたので、パンツも履いた。

都留でまたもトイレに入るためコンビニへ。
でっかい方は出ず。
12時間以内の帰宅も無理となり、このコンビニでだいぶゆっくりしてしまった。

次は道坂へ。
どうすれば疲れないダンシングを続けられるか、確認しながら走った。


道路脇にはなんと残雪が。

ここいらで足裏がだいぶ痛くなってきたので、インソールを削るために何度か停車した。
痛い部分を削って低くする。
少しばかり痛みが軽減され踏み込み易くなった。

頂上に着いたところで、ロガーの残量警告が出た。
11時間走った時点で10%のバッテリー残量だから、12時間保つようだ。
まあ、こんなもんだろう。
その後、給電しながらログを取ろうと思ったら、
充電中はログを録ることが出来ない仕様であることが判明し、○| ̄|_とした。
幸い急速に充電されるようで、比較的短時間で再開できる。
暫くはコレで我慢しよう(´Д`)。

道志みちの下りの途中のバス停でインソール整形でストップ。
青野原のコンビニでも飯休憩した。

やっと街に戻って来れた。
上溝、鶴川を経由してよみうりランド方面へ戻る。

下りきった辺りから、ついに便意が強くなってきた。
途中からカフェインを摂取したくてコーラを飲んだのだけど、
便意が強くなったのはそのせいかと思っていたら、単に朝なのでデカいのを出すタイミングというだけだった。
上溝駅外の公衆トイレに駆け込んで用を足した。


弥栄高校入口交差点からの桜並木。
廻廊みたいで、綺麗。

上記の交差点から雨が酷くなってきた。
念の為持ってきておいた手ぬぐいが有って助かった。
これをマスク代わりにして顔に巻きつけて走る。
しかし、かなりバシャバシャ降ってきてつらい。
こんなに激しく降るなんて予報は出ていたか?
キャップのツバから滴り落ちる水滴が邪魔。
これ、ブルベだったらどうすんだ?
棄権するにも、ビシャビシャで公共交通機関を使うのも気が引けるし…。
それ程寒くなかったのがせめてもの救いだった。
ひーこら言いながら、なんとか帰宅。
直ぐに風呂に入って体を暖め、夜のパリ〜ルーベに備えてベッドに潜りこんだのだった。

良かったところ
・寝ずに走ったらどうなるかを体験できた。
 雨で視界が悪く、路面もスリッピーという条件を体験できた。
・真夜中のパンクを体験できたのは不幸中の幸い。
・ゆっくりなら、ダンシングをやり続けることができるようになった。
・インソールの整形ができた。最後の数キロは足裏の痛みが無かった。
 ただし、しっかり踏み込めていないだけかもしれないので、再度確認が必要。
・ロガーの駆動時間が分かった。

悪かったところ
・眠気の有る時間が割と長いかも、自分。
・コーラはやっぱり体に合わないかも。
 カフェインの摂取はどうしよう?
・モンベルの反射ベストは前開きではないので、ビブパンツとの相性は最悪(いちいちメット類を取らないと脱げない)。
・ペダルからギシギシ音。
・ダンシング時、膝がキューシートホルダーに当たる。
 当たらない時も、いちいちカタカタ言って煩い。

後でデータを見てみると、パンクで止まっていたのは15分程度で、思ったより時間はかかっていなかった。
対して、迂回コースの確認と都留のコンビニでの停車時間が思いの外長かった。
やはり、いかに停車時間を短くするかはブルベをやる上で一番重要な要素だと再認識したのだった。


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