あ ど れ な り ん

主にブルベを中心に趣味と日頃の鬱憤を晴らすために書こうと思います。

BRM429宇都宮400 ランドネきたかん東廻り:認定

2018-05-27 16:08:34 | ブルベ
昨年、寒さで苦しんだのと最後のアップダウンが大変だったこと。
まあ、単純に昨年は西廻りだったので、次は東廻りを廻りたい。
ということで東廻りを選択した。
当日は天気も良かったし楽勝だろうと踏んだが、そんなに甘くなかった。

今回は盟友Iさんと一緒に回る。
もう400はクリアしたので合わせてくれるという。ありがたや。

コースのPC間距離が結構微妙な距離だったので、殆どのPC間で休憩ポイントを決めておいた。
最初のPCまで90㎞だが、自分がトイレが近いのでその間に2度休憩する。

偕楽園


大洗に近くなると横風となり、偕楽園から国道51号は信号峠と化していた。
PC1は1時間前到着にはならず。
ここで昨年この400とその後の600でご一緒した方とお会いし。挨拶した。

さてこの後が問題。どうやら向かい風の模様。
しかも、前半飛ばし過ぎた様で足に乳酸が貯まりまくり。
なんか既に売り切れ状態となってしまった。
しばらく我慢の走りを余儀なくされることになった。

涸沼(ひぬま)周辺



筑波山(上曽峠)を登ると先のもてぎ300で通った道を横切るはずなんだけど、見つけられず…。
Googleマップで見ると直ぐわかるのにおかしいな。
そのままPC2まで下る。
だいたい16時。1時間20分程の貯金。
順調順調。

その後も向かい風、向かい風でかなり疲弊した。

三国橋にて


CRからPC3に降りるところがとても分かりにくい。
何も目印が無いので行き過ぎてしまったし、キューシートの説明もちょっと違うのではないかと思う。
後でコマ図を見返しても正確じゃないし、その先も正直間違っている。

PC3へ。19時前に到着。1時間45分の程貯金。
ここから本格的に夜の部が始まる。
この先は平地からの赤城山の麓を少し登る。
その前でも一旦休憩した。
最後と言える登りだけど、なかなかスピードが上がらず辛かった。

登りらしい登りはこれで終了し、一安心。
まだ、この時期の北関東は寒い。
最高地点で二人共ウィンドブレーカーを羽織った。

23時半頃PC4へ到着。1時間40分の貯金。
距離はまだまだ有るけど、ここまでこの時間で来れれば一安心。
ホッとしていると、何やらこのPCを行き過ぎてしまった人が居るらしい。
な、なんですとΣ(;´∀`)?
やっと休憩できるPCを行き過ぎてしまうなんて…。
PC到着前に高速で自分らをパスしていった二人組がいたのだけど、そのうちの早い人の方が素通りしてしまったらしい。
うーん。前見てれば正面に灯が見えるし、コースをそこそこ頭に入れていればそれほど間違える要素なんて無い筈なんだけど。

200㌔を越えた辺りから、股擦れが徐々に酷くなってきていたので、休憩の都度クリームを塗って対処した。
帰ってから鏡で見たらびっくり。酷い切れ方をしていた。

寒い下りを下って(といっても13度有った)、有名な大鳥居の下をくぐり、その先はうだうだとPC5へ。
PC5は2時前に到着。貯金が1時間半になってしまった。
自分が遅かったのと、コンビニ休憩が多かったため十分な貯金が出来なかった。
微妙な時間なのでネカフェ休憩は無し。
ここで仮眠して走り続けることにした。
と、飯を食っていると大音量で音楽を流す人有り。
地元のDQNかと思ったら同じ参加者だよ(汗)。
もう深夜なんだから普通に迷惑だし、同じ参加者の中には寝ている人も居るってのに非常識な人達だ。
アン・ルイス掛けてた、そこの貴方ですよm9(・_・)。
ブルベやってる人でも、最低限のことが出来ない人が居るんだと思って少々驚いた。
どうやら直ぐに出発するようなので我慢していると、少々まごまごしていたが間もなく旅立って行った。
自分らはコンビニのイートインが開いたので10分ほど仮眠。

この後、PC3でも前を走っていたグループに連れられていい感じで進行。
途中、Iさんが9人の先頭になる場面が登場する。
オレ「9人の先頭ですよ。」
Iさん「ゆっくり行くよ。」
と言うので同じ様なペースで行くかと思いきや、微妙にさっきより早く後ろが追いつけないペースで走り始めるIさん。
この人、意外とえげつないなぁ(;´Д`)。
この辺りは股擦れが結構酷いことになっていたが、誤魔化しながら走った。

5時前にPC6に到着。ここも1時間半の貯金。
股擦れを多少なりとも避けるため、サドル角度を変えた。
炒飯を食べた。


朝焼け(立ち上がる元気なし)。


Iさんは横になって休んでいないのとのんびり行けるならのんびり行きたいようで、ゴールでの間でもまたコンビニに寄った。

結局、25時間半でゴール。
24時間で行けるだろうと思っていたが、かなり時間が掛かってしまった。
原因はペース配分の失敗。
コンビニ休憩が大杉。結局、チェックしておいたコンビニ全部で休憩してしまった。
自分の股擦れ。
向かい風。行程の半分が向かい風か横風で結構大変だった。
西廻りは特に風の影響は感じなかったとのこと。
後から聞いたら、東廻りのほうが難しいのだとか。
去年の西廻りは雨と寒さで苦労し、今年の東廻りでは向かい風で苦労する羽目になった。

ことしもサイクルピクニックで軽食を食った後、風呂に入ってから帰宅した。


AJ宇都宮のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
また、後援し、反射ベストを提供してくださった北関東中核都市連携会議に御礼申し上げます。

股擦れを治すのにバンドエイドのキズパワーパッドが良かった。
この後5月4日から600を走ったけど、これを患部に貼ってちゃんと上からクリームを塗ったら、
縁がちょっと剥がれただけで、大事な部分は剥がれることなく完走できた。

BRM414千葉300 もてぎ:認定

2018-05-23 22:34:32 | ブルベ
いやー、これまた辛かった。
300でこんなに辛かったのは初めてだったわ。
とにかくSRを最短で取りたいという気力だけで走った。
結果はギリギリの10分前。
楽しむ余裕なんて無かった。

このコースの肝はPC1からPC2の50㌔の間に有るギザギザの登り。
スタッフの人が「かなり多くの人がここでDNFしてしまうと思います。」と言っていたこの区間だけで、全体の6割の登りを消化する。

手始めに不動峠


木々が途絶えた間から


足尾山 きのこ山を通ってきた


一本杉峠ここからさらに登る


・・・どこだっけ?


この後の写真は無い

登り切った時点でグロス14.7㌔だった。
PC2の茂木到着ではなんとか25分前到着。
貯金無しで出発した。

その後は「春の嵐」の予報通りになり、南からの強風(完全に向かい風)。
最後の100㌔は雨。
プロフィールに現れにくいアップダウンが結構有って体力を削ぐ。
平地でも時速17〜18㌔で走らざるを得なかった。
PCには20分位前に着いて、貯金無しで出るというのを繰り返した。

最後は少し余裕が有るかなと思っていたが、思ったより時間が掛かっていた。
時間を見誤っていたことも有って、結果10分前に到着。
スタッフ「ブルベの醍醐味を全部味わったね。」
オレ「…は、はい(;´μ`)」

同時に行われた「g」600もこの300も3割がDNFした。
300はともかく、600はむしろ少ないと思う。
この状況で600を走り切る人達は本当に凄いなあ。

AJ千葉のスタッフの皆さんお疲れ様でした。またよろしくお願いします。

BRM401たまがわ200 定峰:認定

2018-05-13 11:14:41 | ブルベ
今年初めてのブルベ。油断したわけではないがちょっと大変なことになってしまった。

当日はほぼ快晴のサイクリング日和だった。


PC1は混むので手前のコンビニをチェックしておいたのだが、ガーミンにウェイポイントが表示されない。
おかしいなと思ってウェイポイント一覧をチェックしてみると、何も入ってないじゃないの!
やっっちまったよっっ!
ただしルートの方はちゃんと入れていたし、知っているコースだったので困ることはなかった。

山王峠


山伏峠




定峰への道路の秩父側が一部通行止めになったせいで激坂が組み込まれることとなった。
この坂が聞いたとおりの急斜面。
そして聞いたとおり、一番景色の良い所だった。
大変だったけど、この時期通れたのは良かった。
迂回路もコースの一部にして良いんじゃないか?






定峰峠


定峰峠を越えたところで異変。
急に腹痛を覚える。
ピーナツクリームパンのクリームが当たったかと思い、
通過チェックの道の駅でトイレに駆け込むが出るのはガスだけ。
対して、小の方が出ない。
いや、出るがチビチビっとしか出ない。
そして尿道が痛い。残尿感もハンパない。
尿道圧迫のせいか?COBBサドルなのに?

取り敢えず、ポカリで水分補給したら微妙に良くなった。
ここは休まず、先に進まないとまずい。
この後は松郷さえクリアすれば、おおよそ下り基調だし。

まだ桜が綺麗だった。


結局、PC3に着く頃には腹痛はおおかた収まった。
原因は脱水とミネラル不足。
風が冷たいし、喉が渇く感じも無かったので水分を殆ど取らなかったんだけど、
定峰の登りで急に水分を摂取したせいで胃がびっくりした模様。
いやはや、これを読んでる奇特な皆様も涼しい時期の脱水にはくれぐれもご用心くだされ。

今回はキューシートを首掛けにしてみた。
スマホ用の簡易的な防水ケースに入れて、紐で首にかける。
これが手軽で準備の手間が省けるし、ステム付近に置くより近くで見れるので結構便利だった(後に撤回することになる)。

完走時間は12時間半。
まあ、5ヶ月ぶりのブルベ。腹痛と交通渋滞を考えればこんなもんだね(おそ。
次の日も喉が渇く感じがして、ブルベ腹ならぬ、ブルベ喉になってしまった。

AJたまがわのスタッフの皆さんお疲れ様でした。


BRM1006徳島1000 四国一周 統括

2018-05-12 11:17:06 | ブルベ
だいぶ前に書き上げていたのに、上げていなかったブルベの経験をまとめたものをアップする。
これから400㌔以上のブルベに挑戦する人などの一助になれば幸いです。

食事関連

  • ジェルなどのスポーツ用携帯食は糖分が高いので摂取後に血糖値が急激に上がった後、今度は急激に下がってしまう。
    結果、眠くなってしまうことがあるので、ブルベにおいては逆効果になってしまう危険性が高い。
    実際のとこ、今回の1000㌔でもサドルバッグだけという人が居た。そんな人が携帯食を携帯している訳がない。

  • 上記と同様の理由で、コーラなども余り良くない。
    糖分が高いとお腹がゆるくなり易いという事も有るので、
    仮に飲むとしてもジュースを一口飲んだら水を一口飲むなど半分に薄める必要がある。
    今回消費したポカリスウェットは3本。あとは水のみ。

  • カップラーメンなどは定番の食べ物だが、これも余りお勧めできない。
    ご存知の通り塩分が高いので、これも血糖値を急激に上げてしまう要因となる。
    汗を大量にかいた後は良いかもしれないが、スポーツドリンクを飲んでカップ麺もとなると逆に多過ぎるかもしれない。

  • 糖分はブドウ糖タブレットを携帯した。

  • 糖分は食べ物からがゆっくり吸収されるので良い。代表的なものはコンビニに有る羊羹。
    今回はこれが効いた。食べるとジェルより1タイミング遅れて効いてくる。

  • 肉類は実は消化が良いが、胃が働くので体に負担が掛かる。なるべく避けるようにした。

  • 疲れてくると唾液が出なくなり、食べ物が喉を通りにくくなってしまう。
    そのため水で流し込んだが、結局は胃が消化しきれないので意味がなかった。
    そこは致し方ないので、よく噛んで唾液と共に胃に到達するようにしなければならない。


睡眠

  • 寝る場所探しは結構難しい。
    真夏でなければ風が通るところは良くない。

  • 睡眠導入剤は今回は効いたけど、効かない時もある。

  • カフェインの錠剤は効いた。
    これはタイミングの問題。
    服飲する前後に10~20分程の短時間で良いので寝る。意識を失うのが重要(参考)。
    おかげで睡眠時間合計6時間半で乗り切ることができた。

  • カフェインは立て続けに接種することは出来ない。
    代わりに飲んだのが、カルシウムの錠剤。
    カルシウムは結構、脳がはっきりする。
    効きは恐らく個人差があると思うが、ぼーっとしたり、心理的なストレスを解消できる。
    マグネシウム含有のものを飲めば、攣りの防止にもなるので飲んでおいて損は無いと思う。


ルートに関して

  • 今回も見掛けたのだけど、ルートを間違ってる人が居た。
    ごく短距離のところだったけど、明らかにキューシートを見れば判別のつくところ。
    ルートラボだってちゃんと正しいルートが引かれていた。
    キューシートはよく読んでルートを事前確認、走行中も確認しながら進みみましょう。
    でないと、ただのサイクリングになってしまう。


ウェア

  • 自分は真夏でも紫外線防止のカバーを腕も足も着用している。
    実はこの状態で水を被った方が保水力が有るので涼しく感じる。
    今回の1000でも上下とも長袖の人が多かったのには驚いた。
    もちろん10月に入ったからというのもあるけれども、
    晴れていてもそのままで走っていた。
    自分のやって来た事に間違いが無かったんだと思えて嬉しかった。
    他には、足にも反射テープを巻くなど、安全に気を使っている人が多かったのも特徴だった。
    改めて勉強させて頂いた。


今後の課題

  • 電子機器の充電は上手く行かなかった。小さめの物2つで足りると思ったが、実際には足りず、
    心拍などを取っているVivoActiveHRは途中から使えなくなってしまった。

  • 今回、運良く怒涛の大○ラッシュにはならなかった。
    ジュースなどの糖分と果物を避けたからだと思う。
    しかし、ハンガーノックぎりぎりの状態に陥ってしまったので、今後も試行錯誤を続けなければならない。


その他有ったトラブル

  • サングラスのツル部分が折れた。
    やっぱり、中華製の安いやつはダメだ(笑)。


  • インソールが合わず、途中で多少の工作が必要だった。
    直前で少し変えたのが良くなかった。
    直前の練習ではそれで調子が良かったのだけど、
    やっぱり300㌔までと、それ以上では違うなと思った。