ジェネリックの波紋？（マウスオン）

昨日は帰ってからお仕置き部屋で仕事の準備、PCに向っていた。そこにケバさん登場し「あたいの指定席！」とばかりいつものように膝に乗ってきた。いつもと違ったのは、その後ケバさんが膝から降りて机の下にあった箱の上に乗り移ろうとし、何故だか失敗して滑って箱から落下したこと。しかも、私の足の上にズルっと落ちてきたこと。ただ落ちてくれたのなら別によかったのだけど、爪を立てて踏ん張ったまま落ちてきたものだから、も～、痛かったのなんのって（泣)

おかげでkebaの左足の小指の下あたりに長さにして約５センチの立派な引っかき傷ができて、そこから出血（人に輸血する事態よりも献血してもらう事態のほうが確率高そうじゃ・・・）。ぎゃ～～～！！！というkebaの悲鳴を聞きつけたマロさんが慌てて飛んできて「ねぇ、keba、大丈夫？」と薬を探してよろよろとリビングに向う私に付き添って一緒に歩いてくれた。マロは神経質な猫さんなので、人の不幸にも敏感だ。ホント、偉い猫さんじゃ。

しか～し、kebaneco家にはその偉いマロさんとは対照的なヒトが約一名いることが、この後判明するのである。

リビングの引き出しからマキロンを探し出したまではよかったのだけど、なんと有効期限がとっくの昔に切れている。血が出てるのに靴はいてお出掛けするわけには行かないと、主人に血が出た足の写真を撮ってメールを送り「帰りにマキロンを買ってきておくんなまし」とお願いした。

エクアドル戦のハーフタイムに帰宅した主人が「お～、買ってきたぞ～」と差し出したブツはパッケージは似てるけど名前が違う。

「わ～い、マキロンだぁ～ああああ、あれ？なんか違わない？」とたずねる私に「マツキヨでマキロンくださいって言ったら、’マキロンにしますか？それともマキロンと同じ成分だけど安いのにしますか？’って聞かれたから、安いのにした」とこともなげにのたまう夫。黒柳徹子さんらがその医療経済に対するメリットをCMしている「特許切れ薬品を、当初開発したメーカーじゃない製薬会社が作って安く売ってる薬」＝「ジェネリック医薬品」のほうを買ってきたんだ。

そうか～、奥さんには安いのでいいんだ・・・


とはいうものの、マウスオンでわかるようにもうひとつの品も調達してきてくれていた。バンドエイドの「先端医療テクノロジーがキズを早く治す・キズパワーパッド」っていうバージョン。お店で見たことあるけど、そもそもバンドエイドのお世話になるような怪我って最近したことなかったので、注目もしていなかった。

これって全体が不思議な物体（ハイドロコロイド素材っていうらしい）でできていて、それをキズ全体を覆うように貼ると傷口から出る体液などを吸収してそこで保持してくれ（でもって白く膨らむんだって）一方でばい菌や水から傷口を守ってくれるらしい。それでキズが治りやすい環境ができるんだって。

今朝足を見たら、出血していたキズに沿ってバンドエイドがうっすらと白く膨れていた。貼ったままで最大５日間までOKなんだそうだ。貼った感じも違和感がなくて意識しないでいられるし、なかなかよい。

まぁ、ジェネリックでお安く上げたといっても差額でこれが買えるほどは安くなってないと思うので（もともとマキロンって安い薬だし・・・）マロさんほど偉くはないかも知れないけどkeba夫もすてたもんじゃないかもしれない、ひょっとしたら(笑)