kebaneco日記

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バリ島出張記 II

2011年07月18日 | 仕事&いろんなお道具
二日目は朝から夕方まで会議。活発な議論が交わされ、予定された式次第に沿って物事が流れない(笑)。珈琲ブレイクが短縮されたり、昼食がちょっと短くなったり、議事以外のバッファーで遅れた分を取り戻しつつ一日が終了。そのあたりの議長のワザはなかなかのもの。

会議が終了して解散の宣言の前に、事務連絡ということで参加者全員に民族衣装のサロンが手渡される。男子も女子も2メートルくらいの布を腰に巻くのである。男子の巻き方は体にぐるりと巻いて余った部分にタックをとって纏めて体の前で留めて、それを上着ともどもベルトで落ちないように留める、というもの。女子はシンプルにぐるぐる巻きにするだけ。事務局の男女がモデルとして着用方法のデモンストレーションをしてくれた。あたしが「ん~、簡単なようで難しいわ」と口走ったら、「サリーは正装だと9メートル、簡素バージョンでも5メートル半の布を自分で形にしていくので、こんな2メートルなんて朝飯前だわよ、うふ」って、インドから参加している女性が楽しそうに笑った。

一旦部屋に戻り民族衣装を着用し、みんなで車に乗って夕食を食べに出かけた。プログラムではケチャックダンスを見て宮廷料理を食べる、とあった。

浜辺で繰り広げられるケチャックダンス
 

家来の美しい妻に横恋慕した悪い王様が、家来に金色の鹿を見つけて来いと命じて、その間に妻を誘拐。金色の鹿の精の協力で妻が夫のもとに帰り、悪い王様は征伐される、という物語らしかった。が、そもそも逆光だったし、物語が進むにつれ日が落ちて真っ暗になり、だれがどの装束を着ているのかすら見えなくなり、ついぞどの人がどの役だったのか判別できず(苦笑)。まぁ、そんなもんさね(笑)。

翌日は最終日で会議は午前中だけ。昼食を食べてからタンパクシリングにある大統領の宮殿を見学。今回の会議の主催者のパワーの象徴のような見学コースだ。バリのパワースポットの一つの湧水の地ディルタ・ウンプル寺院を見下ろす土地に、大統領が宮殿をたてた。ビデオ撮影禁止、警備官随行、で見学を許された。

大統領宮殿、駐車場に面した入り口の門
  

手入れの行き届いた敷地内には、鹿やクジャクなどがいたり、国賓を泊めるエリアなどがあった
日本のODAも使ってるに違いない(苦笑)

敷地からはディルタ・ウンプル寺院が見下ろせる
 

下りて行って寺院も見学
  

その後モンキーフォレスト内にあるレストランでお別れ夕食会、ダンス付き
   

ソロを踊った子(小学生くらいでは?)の緊張感あふれるダンスに、目が釘付け、圧倒された。会食の途中、フライトがあるからと退席する出席者も現れ始め、だんだん終わりが近づいている感が漂い始めた。最後は主催者の短いあいさつがあり、仲良くなって親切にしてもらった事務局のメンバーとも、お別れを惜しみながらあいさつを交わし、ホテルに戻った。

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