kebaneco日記

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サンクトペテルブルクと把瑠都2カ国旅行記 7日目リガ 旅の終わり

2017年08月20日 | 旅行記&その他
歩き疲れたので、朝チケットを購入しておいた運河クルーズへ。自由記念碑の近くに桟橋があり、ピルセータス運河からダウガワ川に出て、また戻って来るという1時間ちょっとの遊覧船の旅。今回の訪問地はカウナスを除いて川や運河でクルーズができた。夏ならではの楽しい視点。


川とはいえこんな大きなクルーズ船が入れる大きく深い川



船から見る旧市街は違った顔を見せる



再び陸に上がり、火薬塔を外から眺めて



リガで一番「長い」建物の旧ヤコブ兵舎、カフェやレストランになっている



近代は兵器の登場で役立たずとなり撤去された。残った城壁の一部を修復した場所


城壁に沿って歩いていたら、猫に餌をあげるおばあさん発見


んまんま




その先にはスウェーデン門。城壁と塁壁の間になった建物の一部を改築して、壁外のスウェーデン軍の兵舎との出入りを便利にするため城門にした。今では門をくぐると幸せになるといわれ、新婚さんのフォトスポットになっていた。


こんな感じの建物とオープンカフェがあって、いい雰囲気



リガ最後の観光スポットは3人兄弟と呼ばれる、三連をなすリガの典型的な建物。右側が最古で15世紀、真中が17世紀、左端は17世紀末、にそれぞれ建てられた。階段式の切り妻とゴシックの壁がん装飾、オランダのマニエリスム様式、バロック様式の破壁、とそれぞれ建築様式も異なる。今はラトビア建築博物館となっているけど、この日は残念ながら休館。外から写真に収めておしまい。


同じように建物の写真を撮っていたラテン系のカップルがいた。その男性に「写真を撮ってください」とお願いしたら「いいよ、あっちだろ?」とこの建物と真逆の方向を指さす。「そ〜じゃなくて〜」とヘラヘラ笑いつつポジションについて、撮ってもらったのがこれ。お礼に「お二人の写真も撮りましょうか」と申し出たら「いいよ、彼女は俺を嫌っていて、俺も彼女が嫌いだからさ」と二人で笑って断られた。ラテンのノリで把瑠都の旅が終わるというのも、なんだか面白い。ポルトでの面白い経験を思い出した(ここ)。

このあと、ホテルに帰って、Muusuという、聖ペテロ教会の近くのちょっとおしゃれなレストランで最後の晩餐。聖ペテロ教会はピョートル大帝も愛したリガのランドマーク、また振り出しに戻った感じ。このレストランは料理の味だけじゃなく、スタッフの対応も優秀だった。軽いポルトガルのヴィーノ・ヴェルデのボトルを頼んだら「残念ながらストック切れ、もしもヴィーノ・ヴェルデがお好きだったらほぼ同じ価格帯の別のワインをお勧めしたい」とヴィーノ・ヴェルデよりちょっとだけ高いけど味は格段に深みがあるワインを提案された。格式が高そうなので料理は写真には収めなかったけれど、美しい盛り付けの美味しい料理が出て、どうしようかなぁ〜と迷ったけど、結局デザートまで食べちゃった。

終わりよければ全て佳し、な旅であった。猫の高齢化や父の病気のことなど不確定要素はあるけど、でも一生懸命働いて、また楽しい旅行がしたいね~、と長ぁい帰路についた一族でした。

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2 コメント

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 (ようちゃんばあば)
2017-08-20 15:03:39
日頃頑張って働いたご褒美に 約一週間のお休みで 夫婦で旅に出る。
自分の足で歩いて 触って 接してこそ 得るものが 大きいですね。
うらやましいです。
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ようちゃんばあばさま (keba)
2017-08-20 15:28:48
忙しい時の我が家は、別々の種目の選手の合宿所みたいになるんです。
ご飯は一緒に食べるけど、またそれぞれの練習と試合が待ってる、みたいな(苦笑)。
なので一年に何度か、ちゃぁ〜んと一緒に居るっていう時間が必要。
そのためには旅に出るのが一番てっとりばやいかなぁ。
そうすると「あの時、笑っちゃったね〜」っていうような話題が一挙に貯められるのです。
50歳過ぎてから、バカンスのために働くといわれるフランス人が
単にバカンスが好きなんじゃなくて
夫婦生活を大切にしてるからじゃないだろうか、と
思うようになりました。
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