歌を詠む・読むの家。防災も考える。

歌を詠んだり、歌を読みながら日常の様々を呟きたい。語りたい。囀りたい。
これは、と思うことは発信もしてみたい。

震災直後のある状況 (3)

2013-05-17 21:52:26 | 防災

チューリップ紫チューリップピンクチューリップ黄こんにちわ!!!チューリップ黄チューリップピンクチューリップ紫



クローバーもみじもみじ防災対策研究室ですもみじもみじクローバー






地震対策エキスパートの肘井と共に考える防災・万が一の準備VS行動マニュアル 
目に青葉の昨今、

明るい、元気のいいお花を頂きました。




先日の続きで、

「子連れ防災手帖」の中のある記載を。

今日も、皆様とシェアしたいと考えます。

 


地震の後は、どういう事になるのか???

と云うことに焦点を当ててお知らせしたい。




経験しなければわからないことを、少しでも頭に入れて置けたら......。

いざという時、人によっては役に立つことがあるかも??? 



==27才の妊婦の方=====


出産のため里帰り中の石巻で被災。
3月21日に無事出産。


ーーー≪3月11日≫ーーーーーーー

ーーー≪3月12日≫ーーーーーーー

ーーー≪3月13日≫ーーーーーーー

            ここまでは前回でした。



ーーー≪3月14日≫------ー


6:00 起床で、

気温17度でとても暖かかったようです。 

御両親が朝から給水場へ

昨日給水が始まってから、これで何度目か??と云ういぐらい給水場に通われる。

“我が家は給水場まで近いが、多くの人は自転車の後ろにポリタンクを積んで向かっている。

老若男女、すごい数の自転車が走っている。

車で来ている人もいたが、何時ガソリンが調達できるか分からない。”



震災から3日たったこの日、

隣のお宅の前ごみを放置していった人があり、マナー違反の第一号か???

向かいのお宅では自転車を盗まれたとか......。


“16:00 家の掃除に疲れたので、両親と隣の地区へ散歩に行く。

父と私は2日前にも見た光景だったが、母は初めて見る光景に愕然としていた。”


“これまでの不規則な生活から、暗くなれば寝て、明るくなれば起きるという生活にも、懐中電灯の灯りで談笑する生活にも慣れてきた。”



【食事】 朝・・・コンビニパン半分     

      昼・・・・なし

      夜・・・・御飯(ガスで炊く)・そうめん汁

         野菜炒め(キャベツ、もやし、ベーコン)

      サラダ(ゆで卵、魚肉ソーセージ、水菜)

           漬物、しゅうまい、ウィンナー



この方の場合食材が結構、あったようですね。

冷蔵庫の中にあったのかな......?

店で売っていたんでしょうか......?



ガスでご飯を炊いた。とありますが都市ガスの復旧は4月下旬(震災発生から約1ヶ月半)と云うことですから、カセットガス、プロパンガスどちらかでしょうね。


暗くなれば寝て、明るくなれば起きる生活。

一つの灯りに家族が集まって、会話もする事ができ家族のきずなが深まった。

と、別のある方もおっしゃっていました。

いつまでも暗くならない世界の中で、今私たちは生きていますから、なんか考えさせられてしまいますね。



と云うことで、
今日のところは、失礼します。

次回は、

「パンクしない自転車」

「阪神大震災時に大活躍した五十CCのミニバイク」

の話をしたいと思います。




被災ママ812人が作った子連れ防災手帖/メディアファクトリー
    

¥1,050
Amazon.co.jp