歌を詠む・読むの家。防災も考える。

歌を詠んだり、歌を読みながら日常の様々を呟きたい。語りたい。囀りたい。
これは、と思うことは発信もしてみたい。

震災直後のある状況 (2)

2013-05-15 17:51:41 | 防災

チューリップ紫チューリップピンクチューリップ黄こんにちわ!!!チューリップ黄チューリップピンクチューリップ紫



クローバーもみじもみじ防災対策研究室ですもみじもみじクローバー






地震対策エキスパートの肘井と共に考える防災・万が一の準備VS行動マニュアル 
目に青葉の昨今、

明るい、元気のいいお花を頂きました。




先日の続きで、

「子連れ防災手帖」の中のある記載を。

今日も、皆様とシェアしたいと考えます。

 


地震の後は、どういう事になるのか???

と云うことに焦点を当ててお知らせしたい。




経験しなければわからないことを、少しでも頭に入れて置けたら......。

いざという時、人によっては役に立つことがあるかも??? 



==27才の妊婦の方=====


出産のため里帰り中の石巻で被災。
3月21日に無事出産。


ーーー≪3月11日≫ーーーーーーー


ーーー≪3月12日≫ーーーーーーー

              ここまでは前回でした。



ーーー≪3月13日≫ーーーーーーー


6:30 起床。寒い朝。

近くで水を配給しているという情報が入る。

お父様が汲みに行かれ、

飲んでみるとかなりおいしい。



8:30 スーパーが開いているという情報を、昨日得ていたので、家族4人で出かける。

すごい列。

数百人、いや数千人は......。

来るのが遅すぎた。



15:00 ようやく店に入れる。

店内は電気がついておらず、薄暗かったが、商品は量、品数ともたくさんあった

粉ミルクはなかったが、おむつは買える。 



16:00 分娩依頼に病院へ。

院内は人でごった返し、スタッフが大声をあげながら走り回って、

床には隙間なく患者が横たわっている。

こんな光景、テレビでしか見たことがない。

殺伐とした空気に泣きそうになる。




診察室の中で、医師の話。

ここ以外の市内の分娩施設は、被害が大きく受け入れが困難になっている模様。

「市外で出産しようとしていたあなたのような患者は迷惑だ」言われてしまう。

必死でお願いして、受け入れの承諾を得られたようです。



病院では従妹に会う。

彼女は職場に取り残され、ヘリコプターで吊り上げられ避難所へ。

お父さんも避難所。

自宅の1階が浸水し、お母さんはまだ2階にいるとのこと。



母の知り合いにも会う。

車で山へ逃げたが、途中で車を降りて走った。

後ろの車は津波に流されたみたいだ。



こんな話をこれから何度も聞くことになる。



21:00 就寝。

生きていることに感謝。

家がある事に感謝。

“生まれてくる我が子は絶対に大事にするんだ”




【食事】 朝・・・・カボチャご飯

      昼・・・・なし

      夜・・・・そうめん汁

          (魚、キャベツ、ニンジン、大根)

            漬物、しゅうまい、ウィンナー





と云うことで、
今日のところは、失礼します。




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