- 今日の歌
今朝は霜が白く降りていました。 雲の奥に隠れてのぼってくる朝日の日筋に、反対側の空の大
きな雲がうっすらと染まって明るんでいました。
===昇る陽に染まり明るむ雲見上げ行く路息を白く吐きつつ===
霜も息も白さに
- 2月支社歌会の投稿歌一首
===声澄まし鳴くや鶯に気も晴れて冬日温みに春思ふなり===
- 四月号の歌・30首投稿
今朝は霜が白く降りていました。 雲の奥に隠れてのぼってくる朝日の日筋に、反対側の空の大
きな雲がうっすらと染まって明るんでいました。
===昇る陽に染まり明るむ雲見上げ行く路息を白く吐きつつ===
霜も息も白さに
===声澄まし鳴くや鶯に気も晴れて冬日温みに春思ふなり===
今日は、3.6キロしかあるきませんでしたが歌が出来ました。
24・1・30(月) 1 冬ひと日訪ひもなく温みつつ畑仕事に満ち足りてゐぬ
これは昨日の事です。誰に邪魔されることもなく暖かい冬の日、気になっていた畑
仕事(と言ってもプランター菜園なんですが)をする事が出来て良かった!!
2 穏やかに鴉鳴く声耳にしつ温む冬日の心平らに
3 家並みの遠き近きを見晴らせる丘の立ち樹々鴉群れ翔つ
丘に立って家並みを見晴らすのは気持ちの良いものです。この丘の樹を翔って行く
鴉も広々と見晴らしているんでしょうか。
4 声澄みて鳴くや鶯に気も晴れて冬日温みに春思ふなり
ほんとに久しぶりに鶯の声を聞きました。それほど今日の朝は暖かかったと言いう
事でしょうか。これからが本当の冬と言うときに、つい春を思いました。ほんとうに澄
んだ綺麗な声でした。
今日の歩き・3.6キロ。
何故か歌は出来ず。作ろうとも思わず。
昨日の歌会での先生の言葉。==いい歌を作ろうなんて思わないで、長く続けてください。いい歌のよめている月もある、悪いときもあるそれの繰り返しです。
私は、何故かいい歌は出来ません。昨日の準大会でも一票も入っていませんでした。
昨年の秋の全国大会は直方でありましたが、その時確か12票入っていて、ある方が同人賞に選歌されていました。(こんなことは、まったくもって珍しいのです。)歌評のときに漂っている雰囲気が良くて頂きました、と発言されて、自分の表現したかったこと・言いたかったことをわかっていただけた。と思いとても嬉しくて、私の歌を取っていただいてありがとうございました。とお礼を言ってしまいました。
しかし、あとになって考えるとお礼の言い方を間違ったなと思っています。わかって頂いて、と言うべきだった......。
という事で、今日は、春の全国大会の歌を投稿し終わりました。
===冠毛となりしタンポポの花群れて冬深む野に霜の溶けゆく===(歌題・花)
風かわくさむさ厳しき夜の明けに冬を存分に鴉も鳴けり
寒さの中を気持ちよく感じながら出かけると、何時もの様に鴉がよく鳴いています。
鴉も自分もこの冬の寒さを存分に満喫しているように感じました。
冬日々を三寒四温に散りし葉の彩あせ増しつ朽ちてゆきつつ
枝について、綺麗な色をして揺れもしていたいろんな葉っぱたちが散っていきました。
乾いてだんだん彩もなくなりました。量も少なくなり、砕けても行きます。
毎日見ている落ち葉。とても興味があります。
今朝は、わりと歌が出来ました。
私の場合、歌を詠むと言いう高尚な感じではなくて、何となく歌ができる。と言う感じ。
24年1月27日 首すじに今日鮮しき風寒く明くるに間もある冬の朝なり
鴉なく慣れ親しみしその声に真冬今日また明けて来るなり
大学の構内広く冬さびて散りしもみぢのみな彩もなく