歌を詠む・読むの家。防災も考える。

歌を詠んだり、歌を読みながら日常の様々を呟きたい。語りたい。囀りたい。
これは、と思うことは発信もしてみたい。

今日は、11月の定例歌会

2011-11-26 08:40:15 | 日記
23・11・24(木)

     街路樹の薄らもみぢを散らしつつ
          ざはめきすぎる風冷えてをり

     42キロ完歩いく度の先輩と
          気のおとろえを言いて秋なり

     銀杏樹のもみぢ未だに風強く
          残り実今ぞと散れる朝なり 

     路の端は夜風に散れる葉溜まりと
          なりてもみぢ葉青葉枯れ葉か


昨日、11月25日(金) 歌は詠まず。
今日、11月26日(土) 歌は詠めず。

そして、今日は、月の定例歌会。
私たち支部の当番日。
会場つくり、お茶とお茶菓子、司会の世話をする。

支社の歌会は、全国大会のような熱気がない。
歌に情熱をかける人がすくないような......。
ただ何となく歌をやっている人が多いんではないのか......。
なんか足りないもんねえ......。  

昨日の続き、考える。

2011-11-23 16:06:17 | 日記
23・11・22(火)  残月の尖りきりりと寒くして
                霜踏みゆける朝となりたり


23・11・22(火) 連山の峰も染むるや朝あかね
                霜踏む鴉のよく鳴きにけり



 =====《昨日の続きをまた考える。どうもよくない。》=====

  23・10・13(木)  もみぢする南京はぜの枝垂るる路
                  樹の上今朝も鴉鳴くなり
             
            秋ふかき南京はぜの枝垂るる路
                 樹の上今朝も鴉鳴くなり

            秋ふかき南京はぜの枝垂るる路
                 木の葉揺らして鴉鳴くなり   
          

いろいろ考える......。

2011-11-21 15:55:40 | 日記
 23・10・13(木)  踏みゆける南京はぜの枝垂るる路
                 上では今朝も鴉鳴くなり


① リズムが悪い。語調が良くない。
  唯の説明に過ぎないのでは......?

            枝を垂らす街路樹かげを踏みゆくに
                 頭上に今朝も鴉鳴くなり

            枝を垂らす街路樹かげの揺る路に
                 声高だかと鴉鳴くなり 
                 声高々と鳴く鴉あり

            枝を揺らす南京はぜのもみぢ葉を
                 踏み高々と鳴く鴉あり

            秋深き南京はぜのもみぢ葉を
                 踏み高々と鳴く鴉あり

② 高々と...説明が要りそう。  声が高々なのか。
                  場所が高々なのか。

            秋深き南京はぜのもみぢ葉を
                 踏み声高く鳴く鴉あり
                
            秋深き南京はぜのもみじ葉を
                 踏み声高く鴉鳴きをり

            秋深き南京はぜのもみじ葉に
                 混ざるや鴉の声高々と  

            もみぢする南京はぜの枝垂るる路 
                 樹の上今朝も鴉鳴くなり    
       

③ いろいろ扱うと益々わからなくなってくる。
  歌のできたときの感動を見失うと、説明を繰り返してぐるぐる回っているようなことになるんでは......?

          

三首推敲中

2011-11-20 10:54:56 | 日記
                     音のなか   
23・11・20(日)  彩あはきもみぢさやげる音のして
                南京はぜの風に散りくる


23・11・20(日)  丘上は雨も降らむか連山の
                峰重たげな雲を見てをり


                      部屋
23・11・19(土)  雨の降る音に包まれ冬の夜
                燃ゆる火赤く明りの灯る
                        灯れり
                        灯して

心は同じに

2011-11-18 09:16:15 | 日記
西日本新聞・筑豊版・火曜日の読者文芸を時々見る。
俳句人口が、圧倒的に多くて短歌は載ってないことも時々ある。

俳句もいい俳句があるなあと思いながら読みます。
5・7・5を詠む人も、5・7・5・7・7を詠む人も、心は同じだなあと思いなす。

秋草を活けて心を野に置けり    花元とし子

草紅葉してゐる小径ゆっくりと   秋山ゆみ子

厨までひびく太鼓や村祭      芳野 純子

月仰ぎ心素直になりにけり     秋山ゆみ子

踏みゆきて聞く古里の秋の声    吉田  弘

枯落葉ひっそり住ふ森の家     倉石嘉代子

秋の蚊に悩まされつつ菜の手入れ  長尾 冴子

爪染めし頃なつかしき鳳仙花    秋本せつ子


子を連れて里の畑をまた荒らす
     猪猿みな生きねばならず   住野 澄子


私の朝の散歩道も、イノシシが掘り返して荒らしています。
ほんと、生きねばならず、という事大変なことです。