船と飛行機と電車(きままに)

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海上自衛隊の第2種支援船 油槽船 YOT-02 海峡航行

2023年09月26日 09時13分48秒 | 海上自衛隊
oil tanker 民間のタンカーでいう内航白油タンカー 
海上自衛隊の補給艦と異なり船の上に「補給ステーション」(ホースなど)を装備しない
Y(支援船・・ヤード)O(オイル・・燃料)T(タンカー)
Y航海速力は12.6ノット 全長104.93m 幅16m 深さ8メートル 乗員14人
4,900トン(6,000トンとの報道もあり)の軽油や船舶燃料 航空機燃料を搭載 (12個のタンク)固定武装はなし
船尾にはおなじみの 自衛艦旗は掲揚されず日本の国旗(自衛艦でないため)
防衛省としては初めて 新来島どっく で建造された油槽船 2隻で建造費はざっくりですが57億円と言われています。
船長は三等海佐 1番船のYOT-01の乗員は多くは海上自衛隊を定年退職した元自衛官 (自衛官の定年は50代前半の人がほとんど)
oil tanker 油槽(ゆそう)・・タンカー

補給艦は自衛艦に対する 洋上給油。洋上補給を任務とし
油槽船は製油所(基地)から各基地への燃料輸送を任務とする
一番の理由は有事の際には民間へ委託した業者の船に運行を頼めないから。(民間人を戦渦に巻き込むことはできないため)
遠くは東京都硫黄島基地や南鳥島まで油槽船は赴きます
2023年3月には平良港下崎ふ頭(宮古)で特別公開が実施されています。
2023年7月の報道によると鹿児島県鹿屋港を整備して油槽船係留施設を計画し
海上自衛隊鹿屋基地への燃料の安定補給が出来るよう検討が開始されました。(現在は水深が浅く小型タンカーしか接岸できず輸送量が少ないため)
現在2隻が建造されて海上自衛隊呉地方隊に配属 
最後の写真は別の日の撮影です。 これだけみると普通に内航タンカーです。
海上自衛隊の船舶と気づかない感じです。


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