たゆとう小舟の・・・☆

近所の美しい場所、日本の美しい場所をいっぱい見て歩きたい♪

早く落ち着いてほしいと願いながら読む『春望』

2011年07月08日 | 日々!
今日、中学1年生の男の子と話していたんだが
この漢詩って、東の地に思いを馳せて読むと
時代を超えて・・・読める詩だよね・・・と。
形は変わっているけれど、時代は変わっているけれど
人の気持ちは変わらない・・・。
山・川の姿はそないに変わらず、
避難区域とか避難警戒区域とか・・・・
人がいようといまいと、汚染されてようがされてまいが
・・・きっと・・・あのあたりも・・・・草木深し・・に
なっているんだろう。

    春望   杜甫

  国破れて山河在り
  城春にして草木深し
  時に感じては花にも涙を濺ぎ
  別れを恨んで鳥にも心を驚かす
  烽火 三月に連なり
  家書 万金に抵る
  白頭掻けば更に短く
  渾て簪に勝えざらんと欲す


なんとか、早く落ち着かないものですかね・・・・。
こんな凄い詩を、学生時代に習ってるんだよね・・・。
忘れてたけど・・・。
政治家の皆さんも・・・・習ったこと忘れちゃってんじゃないの?!
一通のメールが万金に値する・・・そんな気持ち。