柏市議会議員 日本共産党 渡部和子のひとりごと

日々感じたことを毎日発信しています。

「農業委員研修」に参加。日本の農業政策が大きく変わり、農業破壊が加速するのではないかと感じました。

2015-10-15 17:05:04 | 日記
今日は八千代市で「千葉・東葛飾農業委員研修会」が開催され、農地法、農業委員会改正、農地中間管理事業などについて学びました。
今年8月の国会で「農協改革法案」が可決。日本共産党は「1、家族農業と地域を支えてきた農協に、企業の論理を持ち込む 2、農業委員会の公選制を廃止し市町村長が任命することは、農民の代表機関としての権限を奪い行政の下請け機関に変質させられる 3、農地法の規制緩和で企業による農業・農地支配を一層進めることになる」として、反対しました。今後は農業委員会の委員も半分になるとのこと、農民の利益を代表する機関としての役割を発揮できるのか、農業の担い手不足の根本問題にふれず、農地を集約化していくことで日本の農業を守れるのか。農業の抱える課題の一端に触れた気がしました。まだまだわからないことだらけですが、せっかく与えていただいた農業委員ですからしっかり学んでいきたいと思います。
質疑のなかで「農業の担い手がいないのは儲からないからだ」「TPPで今後どうなるのか」「遊休農地の課税」などの質問が出されました。