泉を聴く

徹底的に、個性にこだわります。銘々の個が、普遍に至ることを信じて。

アスリートビブスって?

2022-04-23 19:15:03 | マラソン
 本当に仙台に行けるのだろうか?
 未だ半信半疑です。50%という感じ。
 これが来週になると半減され、二週間後にはさらに半減され、スタートが近づくにつれてゼロに近づいていくのかな。
 5月8日の仙台国際ハーフマラソン大会まであと二週間となりました。
 今日は土曜ですが、珍しく休みで、21キロ走りました。1時間44分でしたのでまあまあ。
 1時間40分を切ることを目標としています。
 これが切れれば、次も「A」で登録できるはず。
 ハーフマラソンで1時間40分を切るのはなかなか大変です。素人と玄人の境界線というか。
 仙台ハーフでも、だからそこが目安になっています。
 リアルマラソン大会自体、実に2年と3ヶ月ぶり。2020年2月の青梅(30キロ)以来。
 仙台に行くのは3年半ぶり。2018年10月の復興マラソン以来。
 仙台ハーフは、4回走っていますが、2018年5月以来だから4年ぶり。
 久々なので、少しハーフマラソンの参加履歴をおさらいしました。

1 2012年1月15日 第49回新春東京喜多 2時間9分21秒
2 2012年2月12日 第3回東京赤羽ハーフ 2時間15分15秒
3 2012年10月21日 第41回タートルマラソン国際 2時間5分48秒
4 2013年4月21日 第30回気仙沼つばき 1時間56分9秒
5 2013年10月20日 第1回東京調布ロードレース 1時間50分47秒
6 2014年5月11日 第24回仙台国際 1時間53分40秒
7 2015年4月19日 第32回気仙沼つばき 1時間47分47秒
8 2015年6月28日 第1回いしのまき復興 1時間46分21秒
9 2016年5月8日 第26回仙台国際 1時間41分55秒
10 2016年11月27日 2016小江戸川越 1時間38分11秒
11 2017年4月16日 第34回気仙沼つばき 1時間44分54秒
12 2017年5月14日 第27回仙台国際 1時間42分48秒
13 2018年4月15日 第35回気仙沼つばき 1時間44分31秒
14 2018年5月13日 第28回仙台国際 1時間40分28秒

 タイムは、その日の体調や気候条件、またコースによっても変わります。
 どんな状態でも、ベストを尽くし、参加者それぞれの目標を達成できるのがマラソンの良いところ。
 以上の結果を眺めると、実にマラソンは着実にしか進歩しないことがわかる。
 逆に、きちんと準備さえすれば、自ずと良い結果ももたらされます。それもまたマラソンの大きな魅力。
 で、1時間40分を切ったのは、14回の中で一度しかありません。ハーフの壁とでもいうものがあるのでしょうか。
 それでも、今回の仙台は、初めて「A」。といってもAの2で、Aの中の一番下です。
 が、Aになると、待機場所が野っ原ではなく、競技場の中になります。
 さらに、スタート地点がかなり前になる。
 というか、招待選手たちのすぐ後ろ。
 ここに入るには、陸連の登録が必要で、さらにフルマラソンで3時間40分か、ハーフで1時間40分を上回る必要があります。
 2019年の東京マラソンで、3時間38分30秒を出したので、初のA入りをゲットしたわけです。
 しかし、そこから2年続けて延期。
 なので、やっと、やっとという感慨が深いのです。
 コロナを経て、軍事侵攻の最中でもあり、このブランクは、より走ることへの喜びを増してくれました。
 最近は走った後、とにかく全身を思いっきり使うことのできた喜びと感謝にあふれます。
 頭もスッキリさせてくれるし、強くさせてもらってもきた。悪魔を寄せつけない効果も。
 喜びと感謝を忘れず、ランナーたちと楽しむこと。
 そして決して自分の力量も忘れず、トップランナーについていけると錯覚しないこと。
 今日も、本番を見据えて追い込んだのはいいのですが、自動販売機で水を買ったとき、お釣りの40円を置いてきてしまった(くそー)。
 行動に失敗はつきもので、その失敗があるから成長できる。
「違うことをしないこと」がどういうことなのか、一つずつ身についていく。
 そうそう、写真に撮ったのは、「ゼッケン」ではもうないのです。
 ついにゼッケン来たか、と思いつつ、参加のご案内を読んでも、ゼッケンという言葉は一つも出てこない。
「?」で、ゼッケンの代わりになっているらしい言葉を見ると「アスリートビブス」。
 初耳でした。
 2020年から陸連の規約が改定され、ゼッケンやナンバーカードだったものをアスリートビブスで統一することにしたそうです。
 海外ではそれが普通のようで、ゼッケンは、日本だけの呼び名だそうで。ドイツ語由来のようで。
 新たな気持ちで、にふさわしい。たった一つ、言葉が変わっただけなのに、新鮮な気持ちになります。
 しっかり準備して、コロナにも気をつけて、楽しもう。
 仙台では行きたいところもあります。食べたいものも飲みたいものも。会いたい人も。
 一つずつ、大事に味わい、体験し、言葉を交わし、その空気を吸い、その土地に自分の足で立ち、次の作品へつなげたいと思います。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 失われたものたちの本 | トップ | 「違うこと」をしないこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マラソン」カテゴリの最新記事