東京マラソンの写真と公式記録、届きましたので載せておきます。
大会の後、自分のビブス(ゼッケン)の番号で検索をすると写真が見られるサービスがあります(オールスポーツ)。私はずっと楽しみに使わせていただいています。年賀状に使う写真も、いつの間にかほぼここから。
1枚目は東京タワーを背景に。35キロくらいでしょうか。直線が長く感じるところです。でも、前のランナーにくっついて風よけをしつつ休みました(走ってますが! そんなこともできるようになります)。そのときの写真。我ながらフォームがきれいになりましたね。すっかりランナーという体型にもなっている。いつも一人で走っているのでなかなかわからないものです。自分がどう見えていて、どう走っているのかということは。
とにかく力を入れないことが長く走るコツでしょうか。特に上半身。
それに大会では他のランナーをうまく使うことも大事です。引っ張ってもらう感覚というのは実際に経験しないとわからないかもしれませんが、あります。ついていけばいい、というのは楽なものです。自分と同じペースの人というのはいないので、しばらくすれば自分から離れるのですが。それに、苦しんでいるのは私だけではないというのも粘るための力になります。
東京マラソンでは10分刻みでペースメーカーもいました。私は折り返しのとき、すれ違う3時間30分のペースメーカーを確認しては「ついていくぞ」という気持ちを奮い立たせてもいました。ペースメーカーも、やはり長く走る上では大きな助けになってくれます。

2枚目はもうラスト1キロ付近でしょうか。周りを見る余裕はなくなり、目の前の足元しか見えなかった。一歩ずつ着実に前へ。その言葉を体感できるのがマラソンの素晴らしいところ。
本当にきつかったですが。だからこそ完走した後の充実感・達成感と、じわじわと湧いてくる自信は何物にも変え難いものがあります。

3枚目はドヤ顔。ゴールしてメダルをかけてもらって。ホッとしている感じも出ているかもしれません。

そしてこれが公式な記録証。
自己ベスト更新おめでとう、ですが、次からはここが基準となります。
ここを超えていくことが目標。3時間30分を切ることも視界に入ってきました。
ですが今日はもう25度越え。花粉に黄砂もまじってかなりの視界不良でした。風もあり、桜の開花状況チェックも兼ねて、マスクをしてのウォーキングのみ。
先日の土曜日に、東京マラソン以来のランニング(20キロ弱)をしたのですが、あちこち筋肉痛になりました。まだ回復しきっていませんでした。
東京マラソンで「出し切った」という感覚。それはレースの後半で沿道から聞こえてきた言葉でした。「出し切れー」と。それは今も耳に残っています。
小説の投稿を今日済ませました。やはり緊張はしますが、今までで一番平常心に近いかもしれません。
小説においても「出し切った」。だからスッキリしています。
出し切れば、自ずと結果はついてくる。
そして回復は、それまで以上にやってくる(「超回復」と言います)。
走ることの種はここにあり、書くことの種もまたここにある。
収穫を終えて、まずはホッと一息ですが、もちろん次の準備もここから始まる。
また次、どこを走れるのか、またどんな物語を書けるのか、楽しみでしかありません。大地を休ませ、耕し、また植えて、愛を注いで大きく育てる。そのサイクルを生きがいとする自分がいる。だから大丈夫と言える。
フルマラソンはまた来年。今思っているのは「いわきサンシャインマラソン」。
5月11日は仙台ハーフマラソンを予定しています。
久々の仙台。楽しみです。