感覚的な音楽、映像的な音楽、幻想的な音楽

New Wave progressive Gothic Femail Vocal 耽美派音楽 幻想音楽紀行

幻想的音空間への誘い CLANNAD & MOYA BRENNAN Vol.9

2011年01月22日 | 音楽
こんにちは。
引き続きモイヤのソロをいくよー。



MOYA BRENNAN / Two Horizons

前回の「Maire」から3枚のソロをはさんで2003年に発表した「Two Horizons」です。
ファースト・ソロのあと、似たような傾向の音楽が続いたけど、2000年を超えて出したこのソロは傑作となりました。
ポチはこんな音楽を待ってたんだよ。
モイヤの持つイメージはそのままで、妖しさと暗さが加わり、しかも一曲一曲が丁寧に作られているのが感じられるんだよね。
モイヤの声が自身のコーラスの上から淡々と流れていく様はため息がでてしまう。
リズムにも工夫があるし、なんといっても音質がすげーいいんだよ。
録音技術がよくなってこそ、モイヤの声はより凄味を増すと思う。
もともとの曲がいいのは絶対なんだけど、アレンジも素晴らしい。
裏ジャケのイメージで曲は進んで行きます。

(裏ジャケです。)

ソロだから仕方がないけど、表ジャケットの顔のアップはあまりイメージじゃないんだよ。
ちょっと遠目から風景か建物をバックに雰囲気重視で作って欲しかった。
ポチ的ジャケットの法則をいい意味で裏切っている例になってしまった。
前作のウィスパー・トゥ・ザ・ワイルド・ウォーターのときに見られたエンヤ路線は完全に姿を消した事が良かった。
(ポチはウィスパー・トゥ・ザ・ワイルド・ウォーターも大好きなアルバムです。)
このまま、エンヤ路線で行っていたらつまらなくなっていたし、モイヤの良さも伝わらなかったろうね。
クラナドが活動停止した事がプラスに働いたのかなぁ。
この辺が売る側とアーティストとの意見の違いなんだろうね。
なにはともあれ、本来のモイヤが帰ってきたのはうれしいなぁー。
全曲お勧めだけどポチが特に好きなのは
①②⑫⑮です。
出だしの①②でまずやられます。
そして気がつけば15曲がいつのまにか終わっています。(ボーナストラックを入れると16曲だよー)
イメージ的にはどうしても冬なんだよねー。
目を閉じると、霧にむせぶモノクロの風景がうかんでくるような・・・
そんなアルバムです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿