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1月27日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
過当競争は罪悪
お互いに適正な競争はやりつつも、過当競争はいわば罪悪として、これを排除しなくてはなりません。特に資本力の大きな大企業、業界のリーダー的な企業ほど、そのことを自戒しなくてはいけない。小さな企業が少々過当競争的なことをしても、リーダー的な企業が毅然として正しい競争に徹したならば、業界はそう混乱しないでしょう。しかし、もしリーダー的な企業が率先して過当競争を始めたのでは、あたかも世界大戦のごとき大混乱をもたらして業界をいちじるしく疲弊させ、その信用を大きく失墜させることにもなります。企業が大きければ大きいほど、業界の健全な発展に対する責任もまた大きいと言えましょう。
【コラム】筆洗
2014年1月26日 東京新聞TOKYOWeb
▼百六十一億円。驚くより先に怖くなる。田中将大投手が米大リーグのヤンキースと結んだ契約総額である
▼これだけ巨額になるとうらやましいとさえ思わない。想像もつかぬ数字で実感できないのである。むしろ米紙が報じている契約の一部の「引っ越し費用は約三百万円」「住宅手当は年間約一千万円」の方に驚いたりするものだ
▼「二十四勝無敗」。米国報道を見ると、これが田中投手の枕詞(まくらことば)になっている。「二十四勝無敗の田中」「直球はまあまあだが二十四勝無敗で…」
▼どんな小説や劇画にも「二十四勝無敗」の投手はまず登場しない。非現実的だし、面白くないからだ。『巨人の星』の星飛雄馬でさえ、公式戦通算成績は「四十七勝五敗三セーブ」という。漫画データ研究の豊福きこうさんの本にある
▼「夢の数字」と巨額投資への期待はそのまま田中投手には重圧になる。「本拠地でビジターを応援すれば言葉の暴力を受ける。ヤンキースタジアムなら本物の暴力を受ける」。こんな言い方があるそうだ。それほど熱狂的な声援の一方、期待外れだと容赦ないファンを思えば尻込みしたくもなるが、田中投手は逃げなかった
▼「(契約した田中投手の)覚悟と自信に敬意が払われるべきだ」。こう言ったのはイチロー外野手。ヤンキースの怖さと「神の子」の心の強さを「天才」はさすがに分かっているようだ。
☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日でありますように ☆
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