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3月19日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
日本の資源は人
日本の資源は人そのものです。いま日本から人を五千万人も取ったら、日本はまいってしまいます。人が多いのは資源の多い姿です。しかも、普通の資源であったらじっとしていますが、人間は働きます。一方で費やすという点もありますけれど、やはりそれ以上のものをつくり出すものを持っています。われわれは、この人間が資源であるということをはっきりと認織することが大事だと思います。また人間という無限の資源を持っているのだということをもっと教えなければいけないと思います。
もちろん人が多いというだけではダメで、その質をよくすることが必要なのは言うまでもありません。
【コラム】筆洗
2014年3月18日東京新聞TOKYOWeb
▼遠くの親戚よりも近くの他人とはよくいったもので、いざというとき、頼りになるのはいつも顔を合わせ、言葉を交わす隣近所である
▼付き合っていればどんな人かだいたいは分かる。その人が信用できるか、できないかも見当は付く
▼埼玉県富士見市の部屋で二歳の男児が亡くなった。横浜市の母親がインターネットを通じてベビーシッターを探し、ある男に子どもの世話を依頼したという。子どもを預かる場所が不足している今の時代、ネットでベビーシッターを探すということもあるのだろう
▼母親は男の名字とメールアドレスしか知らなかったという。住所どころか、顔も知らない。素性も分からぬ人間に子どもをなぜ預けたのかというのはたやすいが、ネットに依存しやすい風潮を考えた場合、何となく想像もつく
▼ネットに慣れた世代は、時に煩わしさを伴う近所付き合いのような生身の人間の関係よりも、ネット上の関係の方が気楽に思えることが確かにある。付き合いの浅い分、言いたいことが言える。面倒になれば、回線を切ればいい
▼遠くの親戚よりも近くの他人よりも、楽で簡単で顔の見えないネットのサービス。逆にいえば、これほど人間味に欠け、危険な世界はないが、人間はそのことを忘れつつある。目を背けている。まっとうな生身の人間関係をどう取り戻すか。それこそが、最大の問題であろう。
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