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1月14日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
不景気またよし
好景気は結構だが、不景気は感心しないという。たしかに、その時点時点で見るとそうであろう。
けれども、そういう一コマ一コマであっても全体について見たら、不景気の過程もまた偉大なる生成発展の一つであるとも考えられる。
不景気のときには苦しく困難ではあるが、不景気なるがゆえにはじめて得られるものがある。不景気になったために知らなかったことを知った、ある悟りを開いたということがある。それによって次の手が打てる。だから不景気のときには、伸びているところも少なくない。そういう見方をするならば、不景気もまた結構ということになると思うのである。
松下幸之助 「見方・考え方」クイズ(WEBコラム)
◇◆限りない向上心◆◇ (毎週金曜日更新)
問題1 : この幸之助の言葉の〇〇に当てはまるのは?
「最善の上にさらに〇〇というものがある」
1 完全 2 理想 3 最善
解答&解説コラム
3 が正解です。幸之助ファンはすぐにわかる問題でしょう。
昭和50年代、幸之助が松下電器(現パナソニック)の相談役だったころのこと。会議に列席した社員に語りかけるなかでこう言ったのです。このとき、幸之助は自分宛に送られてきた販売店主からの手紙を社員に代読させています。あわせて手紙で指摘されている会社の問題点を、社員それぞれが、会社の代表として聞き、その是非を自ら考え、解釈してほしいと要望します。
そして、自身の見解を語りはじめました。当社はいまも最善を尽くしているつもりである。けれども最善の上にさらに最善がある、限りなく上には上があると考えるべきではないか。なにか訴えがあるたびに、素直に耳を傾け、考え直し、改めるべきは改めて、永遠に最善を目指していくことが必要なのではないか、と述べたのです。
ともに働き、ともに栄え、ともに社会の繁栄に尽くしていこう――そうした心根と限りない向上心が、幸之助にこの言葉を言わせたのでしょう。
【コラム】筆洗
2014年1月13日 東京新聞TOKYOWeb
▼さすが、超一流のスポーツ選手は、プレーだけでなく、言葉でもしびれさせてくれる。イタリアの名門チーム入りを果たしたサッカー日本代表、本田圭佑選手が先日、移籍会見で口にしたひと言には、舌を巻いた
▼移籍の理由を聞かれて、ひと言。「簡単なことだ。心の中のリトル本田に聞いた。おまえはどのクラブでプレーしたいのか、と。リトル本田が、ミランでプレーしたいと答えた」
▼「ぼくは大人になったら世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる」と小学校の卒業文集に書いた夢を、愚直なまでに大切にするその心。スーパーゴールのような鮮やかな答えを聞き、思い出したのが、谷川俊太郎さんの言葉だ。「大人」になるということは、どういうことなのか、大人と子どもの違いは何かと聞かれ、詩人は答えた
▼「自分のうちにひそんでいる子どもを怖(おそ)れずに自覚して、いつでもそこからエネルギーを汲(く)み取れるようになれば 大人になれるんじゃないかな」
▼どんな大人も百パーセント大人ではなく、必ず何パーセントかの子どもが含まれている。自分のなかの子どもをきちんと見つめ、大切につきあえる。それが大人だと、詩人は言う(『谷川俊太郎質問箱』東京糸井重里事務所)
▼きょうは、成人の日。百二十一万人が大人の仲間入りをするという。自分の中の子どもとじっくり話すには、いい日だ。
☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日でありますように。☆
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