レトロ

忘れてはいけない物は レトロな色合いで僕たちをみつめている

君を愛した訳

2015年03月04日 | ひとり言
きみを愛した訳は ぼくを愛してくれたからじゃない
きみを愛した訳は 一緒に居たいからじゃない
きみを愛するという意味も 正しい表現なのかわからないけれど
なにも求めないこころが 美しくてずっと見ていたいと思ったから・・
まるで世界の絶景を見尽くすかのように 呆然と見ていたい
きみの美しい心 素朴な仕草を感じていたい
自然がぼくを愛しているかなんてわからない
自然がいつもそばにいてくれる筈もない

きみを撮るといつも 風が見えたし
きみと話すといつも 風の声が聴こえた
君に触れるといつも 水を感じて
君に触れるといつも こころが潤った

たとえば きみのこころがいつか旅立っても
それを捕まえようとは思わない
花びらに溜まった水の雫が落ちていくことさえ
妨げないことが 人を愛することだと ぼくは信じているから

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