レトロ

忘れてはいけない物は レトロな色合いで僕たちをみつめている

ある日

2014年06月29日 | ひとり言
時間が止まって 気が付いたら何か月か過ぎていた
僕以外の時間はきっといつも通り動いていたのだろうけど
止まっていた時間の中でも 僕は僕らしく生きていたのだろうか
自分で凍らせた時の氷は 自分から出てくる熱い涙でしか溶かせはしない事は
誰よりわかっていたけど ダメな自分を許せなくて 心の時を凍らせた
その氷を自分の涙で 溶かしもしないのに僕はまた 解き放たれた
降り続く雨のせいでもなく その隙間を縫って見せるお日様のせいでもないのだろうと思っていた
気づいてふと空を見上げたら たくさんの人の涙が僕に降り注いでいた

ある日また時を止める時がきたら
今度は君の涙で こころの氷を溶かしてください