一晩だけ付き合えよとあいつは言った・・・話もせずふたりではしご酒した夜
世間にはよくある話を背負って二人で泣いた・・・お前は今頃なにしているんだろ~つけっぱなしのテレビでやってる昔の同級生を探す番組の音を聴きながらそう思った・・・「すまん、一晩だけ面倒見てくれ」と言って小さな赤ん坊をおいて夜勤の仕事を引き受けた俺・・・結局鳴き声がうるさくてこっちが夜勤状態だったのを覚えているだろうか・・まあいいけど・・・それが1年続いたのは忘れていないはず・・まあそれもいいが・・・その内俺にパパと呼び出したのは 流石にショックだっただろうな~~(⌒▽⌒)アハハ!
生きていればきっと俺と同じくらいの年だよな~アタリマエ・・・。娘はもう嫁に行ったのかな~孫もいるのかな~などと勝手に想像してしまった・・
お互いに家が無くなって必死で働かなくちゃならなかったから 友情とか甘っちょろい事言ってられなかったよな・・・ いつか自分の仕事が全部終わったらまた一緒に飲もう!とだけ言って別れた日の事・・・少しだけ思い出したわ・・
逢わなくていい 会えなくていいから どうか幸せでいてくれよな・・・
昨日までドロドロな心だったけど、なんだか変われそうです。