レトロ

忘れてはいけない物は レトロな色合いで僕たちをみつめている

お墓参りと花

2015年08月17日 | ひとり言
お盆より少し前に行き 墓掃除をする
猛暑で花が持たないせいか 造花がたくさんあげてある
お墓の花はまるで言い訳合戦に見える 枯れない花は見た目はいいが
「これで我慢してください」とか「枯れた花をそのままに上げていてはみっともない」そんなところである
お墓の花は亡き人たちに贈るものだけではなく 自分の心を癒すために上げるものであります
枯れた花を見るたびに ちゃんとできない自分を反省してまた新しい花を飾ればいいのです
あの世には世間体はないはずです あるのは此岸の見栄だけであります
遠くて行けない人もいるし お墓のない人もいるし 全く考えていない人も沢山いるでしょう
それはそのまま死んだとき自分に帰ってくるだけです
子供や家族が遠くて行けないとかお墓がないからとか自分たちだけ海外旅行に行って楽しむばかりです
また 花も人と同じ自然の生き物です
その命を貰ってお墓に上げる時 花にも手を合わせなくてはなりません
その花の魂もまた ご先祖と一緒に祀られる事になるのですから
お墓参りをするとなぜか胸がすっきりします
それは生まれ変わった自分の魂が 前世の記憶の中で蘇るからかもしれません
どんなに世の中が変わろうと 生き物である限りその輪廻から解脱することはできないのですから
いつか旅立つ自分のために お墓参りくらいはしっかりとやっておきましょう