◆家族会第3回研修会が2月25日(土)10時から福祉交流プラザにて開催されました。当日は雪混じりで少し寒い日でしたが、会場いっぱいの30名の参加で親亡き後について学びました。今回も妙高市家族会の皆さんからも参加いただきました。
宮下副会長の進行の下研修は進められました。以下、紹介します。
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◯先ず、親の立場から・・吉原会長
①前回の研修会の際のグループワークで寄せられた感想・・・・・
「お金のこと」、「家族のこと」、「地域での生活のこと」、「支援者のこと」
②私達が今、家族の中で検討しておくこと・・・
「住まいの見通し」、「生活資金の見通し」、「生活支援と医療支援」、「地域との繋がり」、「親亡き後の権利擁護」、「親の代わりとなる支援者・相談者」、「私達自身の老後の対応」の7点について資料に基づき想いが述べられました。
そして、それぞれ生活環境が違う中で、全ての皆さんに該当するのか、或はまだ他に課題があるのか分かりませんが、ここは押さえていくことが大事かな・・と思う所の概略だけですが列記してみました。障害をもつ我が子やきょうだいが地域で安心して暮らしていく為に、できることを親の代わりになる相談者そして支援者(福祉・医療)の皆さんの力をお借りしながら、更に、近所や町内会の理解なども含め、今から心がけて行くことが大切ではないかと思います。と締めくくり終わりました。
◯次に、支援者から:地域活動支援センター つくしセンタ-長・・・高橋典子さん
高橋さんが今、支援者として関わっている事例についてお話しがありました。障害をお持ちのA子さんとご両親そして、お姉さんについてのお話しでした。詳細は省きますが、障害者を抱える家庭のこと、そして母親の認知症が始まった事、家庭を支える父親の入院そして退院後の家族の状況、そこにお姉さんや支援者が関わることで、A子さんが少しずつ自信を取り戻して家族の一員として生活に関わっていく様子についてお話しされました。当然、母親の介護の支援者もあるわけで、支援者同士の連携も欠かせません。
そして、話をお聞きし印象に残ったことは、お父さんがA子さんの今をみて、「ここ迄、できたことに驚く、私達が今まで押さえていたのかも?」と言われていたそうです。
A子さんは将来はグループホームでの生活を希望されているとのことです。
◯最後に、支援者から:上越社会福祉協議会 地域福祉課参事・・・大山真鶴佳さん
社協が行っている「日常生活自立支援事業」について、プロジェクターを使ってお話しがありました。この事業は
・「認知高齢者や精神障害者、知的障害などある方が日常の生活をして行く上で、必要な福祉サービスの利用などについて自分一人の判断で行うことに不安のある方が、地域で安心して生活できるように支援する。そして、本人の利用意思に基づき、本人との契約によって利用可開始となる」
・支援内容は・・・
①福祉サービスの利用援助・・手続き、利用料支払など
②日常的金銭管理・・・お金の管理についての助言、預金の払い戻し・預け入れ
③書類の預かり・・・・通帳や印鑑、契約書など
上記の支援を行うと同時に、生活状況の把握等も行う中で相談や助言、そして支援者など関係者への情報提供なども行われているということでした。
詳細は、社協等に案内パンフがありますのでご覧いただければと思います。
◯質問と講評
質問等は省きますが、最後に、上越メンタルネットの青木美代子さんから全体について感想をお話しいただき12時20分終了いたしました。
青木さんは、押し付けることなく、話し合うことの大事さ、できることは任せて評価するなど良い関係を作りましょう。最近、地活利用者の中でも親の介護の話しを聞くことが多くなったなど、親子関係の大事さについて話がありました。
**以上です!*************************************
□自分が施設に入ったり或は亡くなったりした時、「誰が我が子(きょうだい)の生活を支えてくれるのか」、これは誰でもが思うことです。11月の研修会では、「親亡き後、当事者の体験から」というテーマで、親を亡くされ地域で生活をされている当事者の方から、親とのこと、今の生活のこと、地域でのこと、生活資金のことなどお話しいただきました。今回の研修会は、親の立場で、我が子(きょうだい)が、親亡き後も地域で平穏に暮らしていくこと(自立)ができるようにするために、私達はどう向き合えばいいのかを考えるとして開催しました。皆さん如何だったでしょうか?

宮下副会長の進行の下研修は進められました。以下、紹介します。
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◯先ず、親の立場から・・吉原会長
①前回の研修会の際のグループワークで寄せられた感想・・・・・
「お金のこと」、「家族のこと」、「地域での生活のこと」、「支援者のこと」
②私達が今、家族の中で検討しておくこと・・・
「住まいの見通し」、「生活資金の見通し」、「生活支援と医療支援」、「地域との繋がり」、「親亡き後の権利擁護」、「親の代わりとなる支援者・相談者」、「私達自身の老後の対応」の7点について資料に基づき想いが述べられました。
そして、それぞれ生活環境が違う中で、全ての皆さんに該当するのか、或はまだ他に課題があるのか分かりませんが、ここは押さえていくことが大事かな・・と思う所の概略だけですが列記してみました。障害をもつ我が子やきょうだいが地域で安心して暮らしていく為に、できることを親の代わりになる相談者そして支援者(福祉・医療)の皆さんの力をお借りしながら、更に、近所や町内会の理解なども含め、今から心がけて行くことが大切ではないかと思います。と締めくくり終わりました。
◯次に、支援者から:地域活動支援センター つくしセンタ-長・・・高橋典子さん
高橋さんが今、支援者として関わっている事例についてお話しがありました。障害をお持ちのA子さんとご両親そして、お姉さんについてのお話しでした。詳細は省きますが、障害者を抱える家庭のこと、そして母親の認知症が始まった事、家庭を支える父親の入院そして退院後の家族の状況、そこにお姉さんや支援者が関わることで、A子さんが少しずつ自信を取り戻して家族の一員として生活に関わっていく様子についてお話しされました。当然、母親の介護の支援者もあるわけで、支援者同士の連携も欠かせません。
そして、話をお聞きし印象に残ったことは、お父さんがA子さんの今をみて、「ここ迄、できたことに驚く、私達が今まで押さえていたのかも?」と言われていたそうです。
A子さんは将来はグループホームでの生活を希望されているとのことです。
◯最後に、支援者から:上越社会福祉協議会 地域福祉課参事・・・大山真鶴佳さん
社協が行っている「日常生活自立支援事業」について、プロジェクターを使ってお話しがありました。この事業は
・「認知高齢者や精神障害者、知的障害などある方が日常の生活をして行く上で、必要な福祉サービスの利用などについて自分一人の判断で行うことに不安のある方が、地域で安心して生活できるように支援する。そして、本人の利用意思に基づき、本人との契約によって利用可開始となる」
・支援内容は・・・
①福祉サービスの利用援助・・手続き、利用料支払など
②日常的金銭管理・・・お金の管理についての助言、預金の払い戻し・預け入れ
③書類の預かり・・・・通帳や印鑑、契約書など
上記の支援を行うと同時に、生活状況の把握等も行う中で相談や助言、そして支援者など関係者への情報提供なども行われているということでした。
詳細は、社協等に案内パンフがありますのでご覧いただければと思います。
◯質問と講評
質問等は省きますが、最後に、上越メンタルネットの青木美代子さんから全体について感想をお話しいただき12時20分終了いたしました。
青木さんは、押し付けることなく、話し合うことの大事さ、できることは任せて評価するなど良い関係を作りましょう。最近、地活利用者の中でも親の介護の話しを聞くことが多くなったなど、親子関係の大事さについて話がありました。
**以上です!*************************************
□自分が施設に入ったり或は亡くなったりした時、「誰が我が子(きょうだい)の生活を支えてくれるのか」、これは誰でもが思うことです。11月の研修会では、「親亡き後、当事者の体験から」というテーマで、親を亡くされ地域で生活をされている当事者の方から、親とのこと、今の生活のこと、地域でのこと、生活資金のことなどお話しいただきました。今回の研修会は、親の立場で、我が子(きょうだい)が、親亡き後も地域で平穏に暮らしていくこと(自立)ができるようにするために、私達はどう向き合えばいいのかを考えるとして開催しました。皆さん如何だったでしょうか?
