◆上越あたご地域包括支援センター三和主催による「地域ケア推進会議」が5月24日(火)13時30分から、三和地区公民館で開催されました。民生委員・児童委員、内科医院、総合事務所福祉G、社協三和支所、居宅介護支援事業所、デイサービス、グループホーム、特別養護老人ホーム、相談支援センターやまびこ、すこやかなくらし包括支援センター、そして障害者団体として上越市家族会など関係機関約30名でした。
◯地域包括支援センターは上越市からの委託事業として、令和2年度から「障害者等の相談窓口及び生活困窮者への支援業務」を行っています。そこで、障害者やその家族が地域で安心して暮らし続けるための支援について、区内の地域課題を抽出するための会議が今回開催されました。家族会には障害団体として出席依頼があり参加をしました。障害関係での開催は初めてとの事でした。
概要を以下に紹介します。
(1)第1番目の議題は、事業紹介ということで、地域包括支援センターの障害・生活困窮相談専門担当者より自立、ひきこもり、生活苦など実例を含め報告されました。とりわけ、ひきこもりの相談が多いのと偏見について難しい問題があるとのお話しでした。
(2)2番目の議題は、「相談支援センターやまびこ」の施設長さんから「障害当事者に関わる支援者の心得について」をテーマにお話しがありました。
自分が今まで関わった中での失敗談で、当事者をさておいて家族主導の相談となっていて、ある時に当事者から本音を聞きその事に気が付いた。
また、当事者を囲んで相談することの大事さと難題にはチームで考えるなど相談専門員同士の顔の繋がりが大事で、みんなで考えて寄り添い支援を行うことが当事者にも自分達にも克服するエネルギーが湧くなど、経験豊かな元気のでるお話しでした。
(3)3番目は「障害当事者と家族の関係について」ということで、上越市家族会を代表してお話しをさせて頂きました。
私は、家族会との関わりについて長男が発症した時のこと、続いて、精神障害者の多様な状況について説明し、家族支援(当事者は勿論です)と、医療と福祉関係機関などが連携した支援体制、そして、ひきこもり、偏見などへの継続的支援と啓発活動を挙げ、最後に上越市における障害者団体の紹介をして終えました。
(4)最後は5グループに分かれてのグループワークでしたが、私のグループでは「偏見」についての話が中心でした。参加者のお一人が障害を持つ甥っ子を例に、「母親が子供の時から障害者も健常者も分け隔てなく育ててきた。結果、生活もまともにできるようになっているし将来の心配も無い。自分のきょうだいながら頭が下がる・・」とお話しされたのが印象的でした。
また、長くなりました!もう一言、三和区における実態などもっとお聞かせいただきたいと思いました。初めての参加でしたが、「地域ケア推進会議」がこれを皮切りにいい方向につながることを期待し終わります!(吉原)
◯地域包括支援センターは上越市からの委託事業として、令和2年度から「障害者等の相談窓口及び生活困窮者への支援業務」を行っています。そこで、障害者やその家族が地域で安心して暮らし続けるための支援について、区内の地域課題を抽出するための会議が今回開催されました。家族会には障害団体として出席依頼があり参加をしました。障害関係での開催は初めてとの事でした。
概要を以下に紹介します。
(1)第1番目の議題は、事業紹介ということで、地域包括支援センターの障害・生活困窮相談専門担当者より自立、ひきこもり、生活苦など実例を含め報告されました。とりわけ、ひきこもりの相談が多いのと偏見について難しい問題があるとのお話しでした。
(2)2番目の議題は、「相談支援センターやまびこ」の施設長さんから「障害当事者に関わる支援者の心得について」をテーマにお話しがありました。
自分が今まで関わった中での失敗談で、当事者をさておいて家族主導の相談となっていて、ある時に当事者から本音を聞きその事に気が付いた。
また、当事者を囲んで相談することの大事さと難題にはチームで考えるなど相談専門員同士の顔の繋がりが大事で、みんなで考えて寄り添い支援を行うことが当事者にも自分達にも克服するエネルギーが湧くなど、経験豊かな元気のでるお話しでした。
(3)3番目は「障害当事者と家族の関係について」ということで、上越市家族会を代表してお話しをさせて頂きました。
私は、家族会との関わりについて長男が発症した時のこと、続いて、精神障害者の多様な状況について説明し、家族支援(当事者は勿論です)と、医療と福祉関係機関などが連携した支援体制、そして、ひきこもり、偏見などへの継続的支援と啓発活動を挙げ、最後に上越市における障害者団体の紹介をして終えました。
(4)最後は5グループに分かれてのグループワークでしたが、私のグループでは「偏見」についての話が中心でした。参加者のお一人が障害を持つ甥っ子を例に、「母親が子供の時から障害者も健常者も分け隔てなく育ててきた。結果、生活もまともにできるようになっているし将来の心配も無い。自分のきょうだいながら頭が下がる・・」とお話しされたのが印象的でした。
また、長くなりました!もう一言、三和区における実態などもっとお聞かせいただきたいと思いました。初めての参加でしたが、「地域ケア推進会議」がこれを皮切りにいい方向につながることを期待し終わります!(吉原)