上越市家族会 ~ひとりで悩まずみんなで支え合って~

この会は、こころの病を持つ人を身内に抱える家族の集まりです。みんなで支え合って精神障害者の福祉向上を目指します。

2020年も終わります。良いお年を!   No277

2020-12-31 08:52:45 | 日記
◆上越市家族会のブログを立上げたのが2017年2月15日、今日で1,417日目を数え、発行号数は本号で277号となりました。
今年に入って間もなく新型コロナウイルスによる脅威が世界中を恐怖に陥れ、今また日々感染者が増加しております。都市部は医療崩壊に近い状態と言われ、私達新潟県など地方においても感染者数の数がジワジワ増えてきています。寒さが増すこれからの季節大いに注意が必要です。皆さんお互いに感染予防を徹底していきましょう!

家族会の事業も総会をはじめ中止をせざるを得ない状況でしたが、9月頃より感染予防を徹底して研修会を開催し、多くの皆さんから参加いただきました。
当ブログも事業の内容やその時々の情報を中心に発信して参りましたが、これからも上越市家族会の事業などを中心に、精神保健福祉の向上に少しでも貢献すべくコツコツと地道に発信をして行きたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します!
大雪警報が発令されております。雪の除雪事故なども伝えられています。ご注意をお願い致します。
皆さん、一年間有難うございました。良いお年をおむかえください!!!

12月合同交流会です。
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「12月:家族の茶の間」合同交流会を開催  No276

2020-12-20 09:04:49 | 日記
◆12月17日(木)、家族と「地活あぽあん」利用者による合同交流会が福祉交流プラザ第7会議室で13時~15時まで開催されました。
家族7名、利用者6名の13名の皆さんより参加いただきました。
この交流会は、「地活あぽあん」を運営している上越メンタルネット管理者の青木美代子さんから「地活利用者と家族の合同交流会」の提案が家族会にあり、家族会が開催している「家族の茶の間」の第3木曜日を開催日としたもので、今回で8回目の交流会となりました。

◯今回の交流会は、家族会より「重度心身障害者医療費助成制度の拡充」の取組みについて、制度の概要と家族会の一連の取組みを説明しました。
当事者の皆さんからは、精神科の他に歯科或は内科にかかる機会が多く出費が嵩んでいるのが実状、年金のみの収入であり医療費の助成に期待をする声が多くありました。
また、家族の皆さんからも、重度という表現で括られることは障害の違いもあって公平性に欠ける。働けず収入が少なく在宅で生活をしているなど生活面を考慮した助成を考えていただきたい。との声もありました。
また、障害年金の受給要件に該当せず、精神科以外に受診することも多く、全て、親の支援を受けているので申し訳なく思ってしまう・・・。などの声もありました。
※「重度心身障害者医療費助成制度」関係情報は当ブログNo250~251をご覧ください!
◯後半は、精神障害者の就労について話題提供がありました。
Aさん・Bさんは、就労していた時は、与えられた中での仕事であり、やりがいとか職場の一員であるとかの意識がもたれなく、現場ではいつも一人の状態で、相談もできなく、障害への理解も得られず、人間関係に苦心をした。
Cさんは、心が安定していれば仕事も可能と思うが、安定せず仕事はとても無理・・。
Dさんは、自分も大変だけれど自立しなければならないと思い、やるしかないと決めて仕事に就いている。職場の仲間との関係も良くこのまま頑張りたい。
など話し合われました。このようにそれぞれ状況は違います。「何故?もっとこうすれば!」という話もお互いに交されました。お互いの状況を理解した上でのやりとりです。
今年最後の交流会となりました。また来年を楽しみに散会いたしました。
■就労については、やはり環境が一番ではないでしょうか。障害者に対する姿勢によってかなり違ってくると思います。仕事に対する正社員とパートの違い、更に障害者は、またこの場合とは違うと思います。思い出しました・・・・・。
ある障害者が言った言葉「社会は障害のある自分達に変われというが、変わるのは自分達だけで会社は変わらないんですか?」と言われてハットした。
※当ブログNo237「こうすれば働けるわが社のとりくみ」より・・・・。
何れにしても参加者が上記のように自分の思いや疑問を話し合うことは次につながると思います。
そんなことを再認識しました。皆さんありがとうございました!(吉原)
パンジーです。冬の期間にも耐え、来春まで楽しませてくれます!

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「上越市のふくし2020年版」概要(2)   No275

2020-12-17 08:37:59 | 日記
◆「上越市のふくし2020年版」が10月に発行されました。「障害福祉関係」について見てみましょう。尚、上越市のホームページでもご覧いただけます。
前号からの続きです。
+++++++++++++++++++++++++
3.医療給付利用状況(精神障害関係)
 (1)重度心身障害者医療費助成事業(県障)(令和元年度)
  ・心身に重度の障害のある人に対して、医療費自己負担額の助成をしている。
  精神障害者は平成29年度9月より手帳1級所持者に拡充された。
  ・令和元年度:受給者数5,097人
  ・助成件数118,462件 / 助成額449,808千円(H25:445,265千円)
(2)自立支援医療(精神通院)(令和元年度)
  ・継続的に精神科等へ通院している人の医療費の負担を低率1割へと軽減する制度
  ・受給者数・・・・・2,963人(H27年度は2,644人)※金額は?
(3)精神障害者入院医療費助成事業(令和元年度)
  ・精神に障害のある人及びその家族の経済的負担を軽くすると共に、その精神心的負担も和らげる
   ことを目的として入院医療費の一部を助成する。(月額5,000円)
  ・受給者数・・・・・187人/助成件数2,024件/助成額10,120千円
4.タクシー・燃料費助成事業利用状況(令和元年度)
  ・対象者:身体障害者手帳1~3級、療育手帳A、精神障害者手帳1級~2級
  ・申請対象者数6,937人、利用者数:タクシー券2,047人・燃料費3,537人
  ・助成額98,942千円
5.障害者相談支援事業利用状況(令和元年度)
  ・上越基幹相談支援センター相談利用者実数:394人
  (参考:精神・・170人・発達54、知的・・109人、身体他・・61人)
6.障害者支援施設(主に精神障害者)(令和2年4月1日現在)
 (1)社会福祉法人上越頸城福祉会・・・上越市大潟区犀潟410-5
  ①こころ場:生活介護・自立訓練・宿泊型自立訓練・・入所者数 男10・女3(定員30)
  ②夕映え耕房:就労移行支援・就労継続支援B型・・通所者数 男24・女6(定員26)
  ③つながり支援センター木もれBe:地域活動支援センター・通所者数 男50・女24(定員-)
  ④グループホーム:犀浜荘・コーポあおぞら・Reゆうばえ・コーポスワロー
   ・以上、大潟区:男18・女5(定員25)
   ・コーポとわのもり(妙高市)
 (2)社会福祉法人上越つくしの里医療福祉協会・・・上越市北新保55-1
  ①つくし工房:就労移行支援・就労継続支援B型・・通所者数 男29・女23(定員39) 
  ②つくしワークショップスペース:自立訓練・就労継続支援A型・B型
   通所者数 男11・女12 (定員20)
  ③つくしセンター:地域活動支援センター・通所者数 男63・女37 (定員-)
  ④グループホーム:つくしの里・・・入所者数 男6・女0 (定員6)
 (3)医療法人三交会・・・上越市新光町3-18-6
  ①さんさん工房:就労移行支援・就労継続支援B型・・通所者数 男12・女5(定員20)
  ②いちょうの木の家:自立訓練・宿泊型自立訓練・・入所者数 男23・女13(定員38)
  ③グループホーム:三交・・・入所者数 男2・女0 (定員5)
 (4)医療福祉法人高田西城会・・・上越市西城待ち1-10-3
  ①ハウス道芝:自立訓練・宿泊型自立訓練・・入所者数 男20・女10 (定員40)
  ②グループホーム:洗心荘(女性)・道芝荘(男性)・・・入所者数 男4・女0 (定員8)
 (5)医療福祉法人常心会
  ①グループホーム:常心寮(女性)・つくし荘(男性)・・・入所者数 男5・女3 (定員13)
 (6)株式会社つばさ・・・上越市本町3-2-28
  ①self-A・つばさ上越:就労継続支援A型・・・通所者数 男23・女9 (定員20)
 (7)NPO法人さいがたぬくもり会・・・上越市大潟区犀潟468-1
  ①グループホーム:さいがたぬくもりの家・・・入所者数 男10・女7 (定員25)
 (8) NPO法人上越メンタルネット・・上越市寺町2-20-1上越福祉交流プラザ内 H30.4.1開所
  ①地活あ ぽあん:地域活動支援センター・通所者数 男26・女12 (定員-)
 (9) さふたか・・・上越市寺町3-18-6
  ①就労継続支援B型・・・・・・通所者数 男14・女14 (定員20)
7.障害者相談支援事業所(令和2年4月1日現在)
 (1)相談支援・・・上越市寺町2-20-1上越福祉交流プラザ内
  ①すこやかなくらし包括支援センター:相談支援及び計画相談支援 
(2)計画相談支援
  ①上越障害者相談支援事業所(社協内)・・上越市木田新田1-1-3
  ②障害児(者)相談支援センターかなや・・上越市下馬場576-78
  ③地域活動支援センターつくしセンター・上越市高土町3-2-12
④夕映えの郷・・・・・・・・・・・・・上越市大潟区犀潟410-5
⑤相談センターさくら・・・・・・・・・上越市寺町2-20-1上越福祉交流プラザ内
⑥みんなでいきる相談センター・・・・・上越市大貫2-16-23サンクスレルヒの森内
  ⑦相談支援事業所スキップ・・・・・・・上越市大町2-2-30ピアハイム高田702
  ⑧上越メンタルネット相談支援事業所・・上越市寺町2-20-1上越福祉交流プラザ内
  ⑨相談支援センターWITH・・・・・ ・・上越市五智2-526-3
  ⑩上越相談支援ネットワーク・・・・・・上越市寺町2-20-1上越福祉交流プラザ内
⑪センター病院相談支援事業所・・・・・上越市南高田町6-9
  ⑫相談事業所 また明日・・・・・・・・上越市本町5-5-9ラウンドビル1階
  ⑬上越市子供発達支援センター・・・・・上越市寺町2-20-1 福祉交流プラザ内
  ⑭相談支援事業所やまびこ・・・・・・・・上越市三和区井ノ口806-1
⑮相談支援事業所サポートおおすぎ・・・上越市浦川原区虫川818
******** 以上「2020上越市のふくし」終わりです!!!!******  
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「上越市のふくし2020年版」概要(1) No274 

2020-12-12 08:46:19 | 日記
◆「上越市のふくし2020年版」が10月に発行されました。「障害福祉関係」について見てみましょう。尚、上越市のホームページでもご覧いただけます。
1.身体・知的・精神障害者保健福祉手帳交付状況です。(R2.4.1現在)
◯身体障害者手帳:7,254人(H28:7,425人)△171人
◯療 育 手 帳:1,736人(H28:1,679人)+ 57人
◯精神障害者手帳:1,964人(H28:1,824人)+140人
・等級別1級:191人(前年比▲75人)、2級:1,669人(+105)、3級:104(▲2人)
2.福祉サービス利用状況(R1年度)+++++++++++++++++++++++++
 (1)訪問系サービス
 ①居宅介護(ホームヘルプサービス)・・・利用者実数269人(支給決定人数344人)
  (自宅での入浴、排泄、食事などの介護や家事支援、通院の為の介助など)
 ②同行援護・・・・・・・・・・・・・・利用者実数   23人
  (重度の視覚障害者の移動支援に、外出時に同行する)
 ③行動援護・・・・・・・・・・・・・・利用者実数   34人
  (知的障害又は精神障害のある人で判断能力が制限されている人の外出時の支援)
 ④重度訪問介護・・・・・・・・・・・・利用者実数    4人
(重度の肢体不自由により常に介護が必要とする人への支援)
(2)日中活動系サービス
  ①生活介護・・・・・・・・・・・・・利用者実数  478人(支給決定者人数511人)
  (常に介護を必要とする人に昼間、施設で入浴、排泄、食事の介護や創作活動又は生産活動の機会
   を提供する)
  ②療養介護・・・・・・・・・・・・・・利用者実数   46人
  (医療と常時の介護を必要とする人に、医療機関で機能訓練、療養上の管理、看護、介護及び日常
   生活の支援を提供)
  ③就労移行支援・・・・・・・・・・・・利用者実数   77人(支給決定者人数88人)
  (一般企業等への就労を希望する人に、一定期間必要な知識及び能力向上の為に必要な訓練を行う
  ④就労継続支援A型・・・・・・・・・・利用者実数   57人(支給決定者人数63人)
  (一般企業等への就労が困難な人に雇用契約等に基づく働く場を提供すると共に、知識及び能力向上の為に必要な訓練を行う)
  ⑤就労継続支援B型・・・・・・・利用者実数  468人(支給決定人数505人)
  (一般企業等への就労が困難な人に働く場を提供すると共に、知識及び能力向上の為に必要な訓練を行う)
  ⑥短期入所・・・・・・・・・・・・利用者実数  188人(支給決定人数341人)
  (自宅で介護する人が病気の場合などに短期間、施設で入浴、排せつ、食事などの介護を行う)
  ⑦自立訓練(機能訓練)・・・・・・・・・・・・・利用者実数   3人
  (自立した日常生活又は社会生活が出来るよう、一定期間、身体機能や生活能力の向上の為に必要な訓練を行う)
  ⑧自立訓練(生活訓練)・・・・・・・・・・・利用者実数 55名(支給決定人数61人)
  (自立した日常生活又は社会生活が出来るよう、一定期間、身体機能や生活能力の向上の為に必要な訓練を行う)
  ⑨宿泊型自立訓練・・・・・・・・・・・・・利用者実数 30人(支給決定人数33人)
  (居室その他の設備を提供し、家事等の日常生活能力を向上するための訓練を行う)
  ⑩就労定着支援(H30.4~)・・・・・・・・・ 利用者実数 10人(支給決定人数13人)
  (障害福祉サービスを利用し一般就労した人に、就労に伴う生活上の支援(体調管理、企業や関係機関との連絡調整など)を行う)
 (3)居住系サービス
  ①共同生活援助(グループホーム)・・・・・利用者実数215人(支給決定人数222人)
  (夜間や休日、共同生活を行う住居で、相談、入浴、排せつ、または諸受持の介護その他の日常生活の援助を行う)
  ②施設入所支援・・・・・・・・・・・・・利用者実数211人(支給決定人数212人)
  (施設に入所する人に、入浴、排せつ、食事等の介護を行う)
 (4)放課後等デイサービス・・・・・・・・・利用者実数186人(支給決定人数241人)
 (就学している障害のある児童に対し、授業終了後又は休業日に、生活能力の向上の為に必要な訓練、社会との交流の促進を図る為の支援を行う)
次号に続きます!!!
「2020年版上越市のふくし」と「障害福祉ハンドブック」です。
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役員会、定例交流会を開催しました。       No273

2020-12-06 08:21:11 | 日記
◆令和2年度第5回役員会及び21回定例交流会を、12月3日(木)福祉交流プラザにて開催しました。
◯役員会は13時から3階の障害者団体事務室で開催しました。
1.10月~11月の事業報告
・今年度2回目の研修会を11月16日(月)30名の参加をいただきました。
 詳細は当ブログNo270をご覧ください。
・「島原そうめん(冬季)」の販売について取組み、会員はじめ支援者の皆さんより
ご協力をいただきました。大変有難うございました。
2.12月~1月の事業計画について
・12月12日(土);糸魚川市地域精神保健福祉フォーラム 13時開場
          「ひきこもりの正しい理解と対応」及びシンポジウム
           講師;長岡崇徳大学教授 斎藤まさ子氏
・12月17日(木);家族の茶の間(地活あぽあん利用者との合同交流会):13時~
         「家族のための講座」研修会振返りと次回(2/26)打合せ:15時~
・ 1月 7日(木);家族の茶の間 13時~ 上越メンタルネット打合せ室
・ 1月21日(木);家族の茶の間(地活あぽあん利用者との合同交流会)13時~
・ 2月 4日(木);第6回役員会 13時~14時 福祉交流プラザ3階
          第22回定例交流会 14時~16時 上越メンタルネット打合せ室
3.上越市、糸魚川市、妙高市へ要望書を提出します。
・県障医療費助成は現在、精神障害者手帳1級所持者が該当となっていますが、2級
 及び3級所持者までの拡充を要望します。(制度の概要はブログNo250)
・12月21日(月)は妙高市へ要望書を提出します。
 上越市、糸魚川市は日程調整中です。
4.「家族による家族相談」お気軽にご相談ください!
  連絡電番は080-7822-9700(家族会)・・です!
*******************************
■第21回定例交流会は14時~16時まで1階の上越メンタルネット打合せ室で開催しました。
1.勉強会は下記の内容について話し合いを行いました。
・「重度心身障害者医療費助成について」当ブログNo250~251
・「精神科医療の現状と改革の展望」ブログNo268
特に、医療費の問題では、参加者の殆どの皆さんの家族では、障害年金のみの収入であり精神科以外にも受診があり、制度の拡充に期待を寄せる声が多くありました。
障害年金の受給については、現制度の中では年金も受給できないケースがあります。
年金収入が無い訳ですから、医療費の負担も大きいものがあります。
障害年金についての学習も今後考えたいと思っています。
その他については省略します。
皆さんも定例交流会、家族の茶の間にどうぞお気軽に参加ください。
ゼラニュウムです。一年中咲いています!

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