上越市家族会 ~ひとりで悩まずみんなで支え合って~

この会は、こころの病を持つ人を身内に抱える家族の集まりです。みんなで支え合って精神障害者の福祉向上を目指します。

「家族会新蕎麦交流会」でそばを堪能!          No126

2018-11-30 11:35:53 | 日記
◆板倉区旧筒方小学校において11月24日(土)、上越・頸南両支部の「新蕎麦交流会」を17名の参加のもと開催しました。
市村元会長ご夫妻からご協力をいただき、毎年開催しているもので、今回で4回目を数えます。市村さんは蕎麦打ち名人で地域の指導者としても活躍されております。
いただく蕎麦は「二八蕎麦」でそば粉と強力粉で作ります。
天ぷらも用意をして、ワイワイガヤガヤといただく蕎麦は格別です。最後に蕎麦湯もいただき、女性陣の後片付けも終了し、市村ご夫婦にお礼を申し上げそれぞれが帰路に着きました。ヤ~食べました!お腹がいっぱいです!!
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「精神疾患」の記述が高校教科書に40年ぶりに復活!       No125

2018-11-26 09:02:06 | 日記
◆2022年度から使われる高校:保健体育の教科書に、精神疾患の記述が40年ぶりに復活することとなりました。 朝日新聞:教育(10月29日付)より転載します。
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高校の保健体育に「精神疾患の予防と回復」の項目ができ、「精神疾患の予防と回復には、運動、食事、休養及び睡眠の調和のとれた生活を実践すると共に、心身の不調に気付くことが重要であること。また疾病の早期発見及び社会的な対策が必要であること」と盛り込まれた。1978年まで高校・中学校の教科書に精神疾患の記述があったが、以降、記述がなくなり40年ぶりに高校の教科書に復活することとなった。
記述が消えた背景には、教科書改訂運動や授業時間数の減少などがあるとみられる。
教科書への記載については、スポーツ庁は「精神疾患に罹患する若者は多く、現代の健康課題のひとつで、理解を進める必要がある」と説明をしている。
大学の社会精神医学の教授によると、躁うつ病や統合失調症などは思春期で発症する人が多い。生涯に精神疾患にかかる人は6~7人に1人おり、75%は25歳未満で発病するとの報告もある。「例えば統合失調症は発症して5年間の治療がその後を決める。早く気づき、専門機関を受診することが大事で、自分自身や周囲の健康の為にも、精神疾患の知識は欠かせない」と話す。
学校現場でも保健体育を教える教諭は自分達も学ばなければと話す。
長年、教科書への記載復活を求めてきた、全国精神保健福祉連合会(みんなねっと)の小幡事務局長は「今はまず、知ってもらうことが大事。発症の第1ピークは14歳。中学生への教育も求めたい、こちらからも授業や教材を提案していきたい」と話す。(以上)
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19日の上越市議会厚生常任委員会の皆さんとの懇談会(本ブログNo124)でも障害者と子ども達との交流が教育機関でなされることが、差別に対する教育につながる。との話も出ていました。
上越市身体障害者福祉協会(川澄陽子会長)では、東本町小学校3年生の皆さんと教室内及び戸外授業など、交流をして10年の歴史があるそうです。
精神疾患の教育は海外では10年も前から取組みが成されているとの事で日本の遅れを痛感しました。精神疾患はいろんな面で後発ですね。子供の頃からの教育が偏見をなくしたり、早期の受診のきっかけになったり、対応・支援の方法を学んだりすることにつながると思います。
何れにしても、精神疾患は我が国の大きな健康課題であることを教えられた記事でした。

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上越市議会厚生常任委員会と懇談会が開催されました。      No124

2018-11-21 20:49:01 | 日記
◆上越市心身障害者福祉団体連合会(以下、連合会)は11月19日、上越市役所において上越市議会厚生常任委員会の皆さんと懇談会を開催致しました。厚生常任委員会から全委員、武藤議長、厚生常任委員会以外の議員の皆さんも数名出席されました。
連合会傘下の上越市家族会からは吉原会長が出席しました。
それぞれの自己紹介の後、連合会より提出されている8項目の陳情内容について、各団体の代表が説明を行いました。この陳情は、11月2日に市長、9日に議長・副議長に提出したものです。詳細は省略します。ブログNo118・119号をご覧ください。
次いで、「上越市における障害者福祉施策に関する意見交換」の場があり、吉原会長は上越市家族会としての意見と要望の2点について発言を行いました。内容は以下です。
1.「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」に関する事であります。
今年度改訂された「上越市の福祉計画」にも記載されておりますとおり、新規の事業であります。2025年を見据えた、高齢者の介護地域包括システムの構築と同様、高齢者も精神障害者も病院から地域への流れを創り上げると言う事であります。
昨年、この席で「さいがた医療センター」の医師不足の問題でお話をさせていただきました。お陰様で医師確保もされ、新患も受入れも再開され、再建に向けて努力されていることが目に見えて参りました。
 今年赴任された、院長代行の村上先生が「さいがただより」の19号・20号で先生の想いを語られております。詳細は省略しますが、20号の中で、
「我が国の精神医療は既に方向づけられており、在宅中心のケアに向けられています。在宅医療では対応できない精神救急及び精神科専門医療は入院を含めて専門性を担保したうえで構築するというものです。」
と、在宅医療についてのお考えを発信されております。地域医療を見据えた病院・診療所が医療の世界でも見えて参りました。医療の世界と福祉の世界そして社会が連携して行こうと言うのが厚労省の考えでありますが、縦の社会、法の世界、報酬等お金の世界など非常に難しい事とは思いますが是非、良いシステムを上越で構築して頂きたいと思います。

2.「精神障害者の交通運賃割引きに関する請願書」を、各会派の議員の皆様にご賛同をいただき9日に議長に提出させていただきました。是非とも12月議会で採択いただきますよう切にお願い申し上げます。(以上)

2時間の懇談会でしたが、他の団体からも発言もなされ、議員の皆様からも質問やご意見などもあり、市議会の皆様に理解をいただく為にも有意義な懇談会でありました。大変有難うございました。

上越市家族会の吉原です。と少し緊張気味!
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精神障害者の交通運賃割引きに関する請願書提出    No123

2018-11-19 21:35:51 | 日記
◆「精神障害者の交通運賃割引きに関する請願書」を11月9日、上越市議会議長あて提出いたしました。
交通運賃割引きについての取組みは、一昨年、家族会が全国署名を行い国会請願など家族会の重要運動と位置づけて取り組んでおります。しんかれん(新潟県連)でも全国の各県連と共同して精神障害者の交通運賃の割引き制度を実現するよう運動を進め、本年6月の新潟県議会においても意見書が採択され、国に提出をしております。それを踏まえ、私達上越市家族会も、上越市議会から意見書の採択をいただくべく、各会派の皆様からご理解をいただき、上越市議会議長あてに請願書を提出ました。議長からはその場で内容について私どもの主旨等説明をお聞きいただきました。
この意見書が12月議会で採択されることを切にせつに願っているところです。
尚、交通運賃割引き関連の情報はブログNo120をご覧ください。
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言葉は生きるちから (6)       No122

2018-11-17 08:33:08 | 日記
◆言葉は凄い、言い方、捉え方で随分と違います。
言葉は人間に優しさと勇気を与えてくれます。こんな人とその言葉を紹介します。

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~朝日新聞「折々のことば 1279」から~
「物事がうまくいっているときには、家族はどうでもいいのです。」佐々木正美
子どもが不始末をしでかした時、それを親(あるいはそれに代わる人)が「ちゃんとあやまって、始末してあげる」。親の出番はその時だと、児童精神科医は言う。
子どもが困っているときはもう十分制裁を受けている。親にみじめな思いをさせたこともこたえている。だから子を叱るのでなく、やり直しのできる環境を作ってあげるのが家族なのだと。『子どもへのまなざし』から。
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ウーン!そうか!家族の絆、親と子の何とも言えない繋がりですね!
◆「言葉は生きるちから」・・・過去の記事
(1)No/7月14日、(2)NO39 /9月17日、(3)No45/10月16日、(4)No62/1月13日
(5)No83/5月15日
福祉交流プラザの受付のテーブルの上に置いてありました。
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