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上越市家族会 ~ひとりで悩まずみんなで支え合って~

この会は、こころの病を持つ人を身内に抱える家族の集まりです。みんなで支え合って精神障害者の福祉向上を目指します。

交通運賃割引きについての記事 No356

2022-01-29 11:27:21 | 日記
東京新聞1月23日付けトップに「精神障害者向け運賃割引き半ば」という記事が掲載されました。みんなねっとツイートからの情報ですが、先日は、参議院予算委員会、そして衆議院本会議の代表質問でも取り上げられたようで、この流れは精神障害者交通運賃実現へ向けて着実に前進していると考えられます。
◯新聞記事を要約すると、全国の鉄道会社175社のうち、精神障害者向け運賃割引を実施しているのは97社と半数に留まっていて、身体、知的障害者はほぼ全社が実施しており障害の違いによって対応に差が生じていると指摘しています。
実施しているのは、公営鉄道が11社、西日本鉄道など大手私鉄が2社、地方を中心とする中小私鉄が84社で、一定の条件で運賃を半額にするケースが多いとのことです。
一方で、JR各社などは、身体、知的障害者の運賃割引はあるが、精神障害者はありません。
国交省鉄道局では「運賃は鉄道法に基づいて鉄道会社が決めており、割引への協力と理解を求めている」と説明していて、JR東日本では「身体障害者らの割引を含めて本来は、社会福祉政策として取り組む必要がある」と現在は行われていない公的な財政負担の必要性を主張し、精神障害者割引についていまのところ予定はないとの回答だそうです。
記事では、障害者手帳の交付開始時期も影響しているということも指摘されていて、身体が1950年(S25年)、知的1973年(S48年)、精神1995年(H7年)だったことも影響しているとしています。***********************************
■上越圏域では、私鉄2社は割引が適用されていますが、JRは上記のとおりです。
一刻も早く導入すべく国の主導を望むものです。

医療費の負担度に関する調査アンケート報告書 No355

2022-01-22 09:30:15 | 日記
◆しんかれん(NPO新潟県精神障害者家族会連合会)が、昨年9月~11月の間に行った精神障害者の医療費の負担に関するアンケート調査の結果が、しんかれんHPにこの程掲載されました。ご覧ください。(しんかれんで検索https://shinkaren.org)
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「新潟県で暮らす精神障害者・家族の医療費負担度に関するアンケー調査報告書」
先ず、この調査報告書は、家族会を中心とした家族及び当事者の皆さんの声を集約したもので、私達が目指す県障医療の拡充(2級及び3級まで)の為の運動を行う上で貴重な資料となり、この資料を基に取組みの前進を目指していきたいと思います。
この調査の牽引者である、しんかれん江口理事長に改めて感謝を申し上げます。
◯実施の背景と目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・1993(平成5)年に「障害者基本法」が改正施行され、精神障害者が障害者として明確に定めら
 れました。
 その後24年が経過した2017年(平成29年)新潟県はようやく重度心身障害者医療費助成制度
 を精神障害者保健福祉手帳1級所持者に適用しました。
 1級手帳所持者は全体の1割に満たず、私たちは医療費助成拡充の陳情を続けてきています。
・しかし、拡充実現への展望は開けていないことから、精神障害者・家族の厳しい生活実態を明らかに
 することが必要であるとの判断から、このアンケート調査を実施しました。
・この調査結果が新潟県を始め各自治体など関係するすべての皆さんに医療費助成拡充へのご理解をい
 ただける一助になれば幸いです。
◯実施施期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・2021年9月~同年11月まで
◯調査対象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・特定非営利活動法人新潟県精神障害者家族会連合会加盟の地域家族会
・病院家族会の会員
・新潟県精神障害者社会福祉施設協議会加盟の事業所に通所している本人と支援者
・新潟市精神障害者自助グループココカラ
・長岡市精神障害者自助グループいっぽの会
◯回収状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・314票(アンケート用紙による回答数 295票、ウェブからの回答数19票)
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■上越市家族会としては、数年前より上越市に対し「重度心身障害者医療費(県障医療)助成の拡充」を要望しております。上越圏域三市の状況は、一定の理解は示しつつも県の判断が必要であると言うものでした。(詳細は関連も含め、当ブログNo250~251(2020年8月)、284(2021年2月13日)をご覧ください)
この調査報告書をこれからの運動に生かすべく更なる取組みを進めていきたいと思います。(吉原)


PCR検査センター上越会場が開設されました。 No354

2022-01-18 11:55:55 | 日記
◆新型コロナウイルスが猛威を振るっています。新潟県でも「まん延防止等重点措置」適用申請の検討がされているようですが、上越地域三市でも毎日十数名の感染者が報道されています。そんな中、PCR検査センター上越会場が新潟県の委託を受けて1月16日、上越観光物産センター2階に開設されました。
検査は、「唾液採取によるPCR検査」及び「鼻腔ぬぐい液による抗原定性検査」の2種類による検査方法があり、感染不安を感じる無症状の県民に対して、無料で実施するとしています。
予約が必要で上越市のホームページから予約が可能です。
今の段階では、期限は令和4年1月31日までとされています。何れにしても上越市のホームページで確認をして下さい。

皆さん、感染予防の徹底をお願いします!

会員の皆さんへ文書を発送しました。 No353

2022-01-13 10:41:05 | 日記
◆新年初めての文書「会員の皆様へご案内」を1月11日全会員に郵送いたしました。
今回の内容は下記のとおりです。

1.研修会「家族の為の講座」
・日時:2月26日(土)10時~12時30分
・会場:福祉交流プラザ2階第1会議室
2.同封資料
(1)COOP共済たすけあい ゆるやかコース」ご案内チラシ・・・お気軽に下記にご相談ください!
  ◯家族会携帯;080-7822-9700、事務局:526-2205
(2)しんかれん136号
3.その他 

COOP共済たすけあい ゆるやかコース」ご案内チラシ

「精神疾患」の記述が高校教科書に2022年度から復活! No352

2022-01-08 16:12:25 | 日記
◆2022年度から使われる高校:保健体育の教科書に、精神疾患の記述が40年ぶりに復活します。
当ブログNo125号(2018年11月)で紹介しましたが、五大疾病のひとつである精神疾患の患者の増加を受け、学習指導要領の改訂に伴い、2022年度から高校の保健体育の授業で教科書の記述が約40年ぶりに「精神疾患」が取り上げられます。
詳細は125号をご覧ください。

【五大疾病】 厚生労働省が指定し、地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病。かつてはがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の四大疾病とされたが、うつ病などの患者増を受け、2013年度から精神疾患が加えられた。厚労省の患者調査(17年)では、糖尿病約328万人、がん約178万人に対し、アルツハイマー型認知症なども含めた「精神疾患」は約419万人で最多となっている。
1月2日晴れ:火打山と焼山が少し!