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かつて銀昆で…

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七草粥

2023-01-07 15:36:43 | 日記

 

朝から白米半合を洗い今回は炊飯器で五分粥モードに。

炊き上がる5分前から七草を茹でる湯を沸かす。

すずな、すずしろを薄く刻み、

炊き上がり2分前に沸騰した湯中に入れ1分後に残り五種の野菜を入れる。

20秒茹でて七草を取り出し葉物は刻む。

炊き上がった五分粥を鍋に移し塩を加味して野菜を投げ込む。

美味しい春の七草粥が出来上がりました笑


切手はともだち

2022-10-21 22:13:22 | 日記

封書、葉書ともに比較的よく出す。

なのでいつも手帖の間に封筒と絵葉書と切手を挟んでいる。
旅先で手紙を書きたくなったら取り出せる。
メールやメッセンジャーやLINEがいい場合もある。
だけど、手書きの便箋で受け取るのが好きな人もいる。
 
郵便の受け取りで最も頻繁なのは「Monthly Takamitsu」発行者の、
岡町高弥さんからのレター評論だ。毎月、もう何年も頂戴している。
郵便受けに封書が入っているのが嬉しい。
さこ大介さんの関西ツアーの案内状も封書で届く。
フィライヤーと共に短い文章が手書きで書かれている。
大介さんはメールを殆ど使わないからこちらからも手紙を送る。
いつも長くなってしまい84円切手では料金不足になる。
 
仕事では、農業雑誌編集部に撮影した写真データのCDを送る。
総合農業誌と果実専門誌の二社。
ギガファイル便などで送ってもいいのだが、
100枚以上の写真なのでCDに焼いて送る方が楽なのだ。
こちらは140円の切手を貼る。
 
家の近所にはいくつもの郵便ポストがある。
郵便局も3軒あって、記念切手やレターパックなどを買いに行く。
レターパックはローソンでも販売されているが、
記念切手は郵便局かディスカウントショップでしか売っていない。
郵便局によって置いている記念切手の種類が異なるので、
3軒を回ったりすることもある。
 
シールになった切手は定着して、水で濡らして貼る切手は少なくなったな。
以前芝居で某社長が封書を出す場面があり、切手を貼る段になって秘書に、
「はい、ベロ出して」
秘書は、まるでローリングストーンズのベロみたいにニュウと舌を出す。
社長はそこに切手をすべらせて封筒に貼る……というのがあって、
ちょっとだけウケた。
今の若い子や子供たちにはわからない所作になっていくだろうね。
どうでもいいけど(笑)

身体変容論

2022-08-31 11:03:28 | 日記

高齢者だからという意識は全然ないのだが、

徐々に何かが変容してきている気がする。
 
まず、身体が冷えるようになっている。
それまでは感じることがなかった、身体の芯の部分がひんやりする。
ぬるいお湯に長く浸るといいとはいわれているし、
実際にそれをやっているにもかかわらず、冷える。
おそらく冷房のせいではないか。
 
体力の衰え、筋力がなくなってきていることは大いに自覚している。
ストレッチをしている同世代も多いのだが、
どうもおれの場合、続かない。
ドラッグストア作業をするとスクワットもどきを何度もくりかえす。
翌日は、いわゆる「ミが入っている」状態になる。
歩数も1万を超える。
だけど、これは決して筋トレにはなっていないんですよね。
 
フィジカルなことはほかにもいろいろあるが、
メンタルな部分での変化もある。
執着心がなくなった…といえばなんかエラソーな言い方だけど、
こだわりが若い頃より薄くなっている気がする。
たとえば、縁がなくなったものを思い出して考えることがない。
去って行った者の名前くらいは憶えているが、
別にそれが残念とかいうことはなく、
縁がないことを選択した自分は正しかったんだという自負、
それが自信になる。縁とはそういうものだと。
愛着はあるけど、執着はなかなか厄介なものだ。
過ぎていったものを追うこともない。
ただ、亡くなったひとたちのことを追慕する気持ちは深くなってきた。
彼らの電話番号がどうしても携帯から消せないでいる。
縁がなくなった人の名前は削除してしまうのにね。
 
 
久しぶりにfatfat氏から近況報告があった。
庭の雑草を刈る草刈り機を購入して、使ったという。
草刈りは、やってみるとわかるが結構な運動量が要る。
しかも暑いこの時期だ。
さわやかな汗を流したことだろう。
 
そろそろ一献いってもいいかな…という感じなので、
9月になったらおっさんの軽い飲み会をやろうと計画した。
外食、外飲みはここのところやっていない。
立ち飲み屋がある界隈を通り過ぎると、呑んでいる連中がいる。
うまそうにグラスや盃を傾けている情景はいいなぁと思う。
だけど、どうしてもそこに自分の姿を置くのがイヤだ。
ひとりで日本酒のグラスを手にしている姿は似合わない…と思うのだ。
似合う人もいる。
だけどおれはアカン。
こころの奥の方から「やめとけ」という声がする。
 
でも、もうそろそろいいかな、というのが今である。
「呑むんかい!」
ってことだけど、久々に友人たちと集うのは嬉しいものである。
 
 
友だちの父上は御年96歳で、お寺の和尚さん。
今は僧籍を後継者に譲って、ご隠居暮らしをされている。
能面を作ったり、能楽堂に鑑賞に出かけたりされている。
 
時に、お寺の本堂に人々を集め、講話というのだろうか、
スライドで写真を投影しながら話をされているという。
一度出かけてみたいと思いつつ、なかなか行けていない。
この父上殿は、中国の仏教遺跡「三大石窟」にも旅をされている。
特に「莫高窟」には詳しいというので、話を伺いたい。
写真もたくさん持っておられる。観たいみたい。
 
アフガニスタンのバーミヤン大仏を訪ねたのは2003年のことだ。
二体の大仏がタリバーンによって爆破された後すぐのことだった。
今はどういう形で保存されているのかわからないが、
おれが出かけた時は、大仏の真下まで行くことができたし、
爆破されてはいたけど、大仏の横の径を登ることもできた。
 
バーミヤンの町の通りで野菜を売っていた老爺がいた。
トマトを求めると、少年が飛び出してきて英語で話しかけてきた。
少し前までアメリカの兵隊がいたから英語を学んだという。
現地の通貨を持っていなかったおれは、1ドル紙幣を差し出した。
すると少年は「おじいちゃん、良かったな!1ドルだよ」。
老爺は紙幣を光にかざしたりして喜んでいた。
おれは実に複雑な気持ちで立ち尽くしていた。
ドル紙幣など使ってよかったのだろうか?問題は起こらないだろうか?
しかし、渡してしまったものは仕方がない。
 
その後、少年といろいろ話をした。
歩いて30分のところに母と弟、祖父母と住んでいるといった。
父親はいないと。
弟の面倒を見ながらバーミヤンの市場通りまで来て、
野菜販売の手伝いをしているという。
そんな他愛のない話をしているうちに夕暮れになってきた。
 
おれは彼に小さなハーモニカをプレゼントした。
「ありがとう。いろいろ話をしてくれたね」
少年は、おそらくハーモニカを初めて見ただろうし、手にした。
そして「吹いてみろ」というと恥ずかしそうにためらった。
アフガニスタンでは歌舞音曲が永らく禁止されていたから、
楽器を演奏することなど経験がなかったんだろう。
おれが去りかけようとした時、小さな音が出た。
少年は身をよじって喜んだ。いや、恥ずかしがった。
「じゃあな」
と別れると、歩きながら少年は少しずつ音を出していった。
 
それっきり少年とは会っていない。
 
今またタリバーンの支配によってアフガニスタンは混乱している。
少年の持っているハーモニカは大丈夫だろうか。
プレゼントしたことは正しかったのだろうか。
 
今でも気になるのだった。
 

大阪の世界的評価2つ

2022-06-23 21:57:25 | 日記

ネットニュースに、「世界で最も住みやすい都市」のランキングが出ていた。

ウィーンが「最も住みやすい都市」 首位に返り咲き (AFPBB News) https://u.lin.ee/4bbAj2d?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none

1位:オーストリア・ウィーン
2位:デンマーク・コペンハーゲン

3位:スイス・チューリヒ、カナダ・カルガリー
5位:カナダ・バンクーバー
6位:スイス・ジュネーブ
7位:ドイツ・フランクフルト
8位:カナダ・トロント
9位:オランダ・アムステルダム
10位:日本・大阪、豪州メルボルン

どこも有名な、先進国と呼ばれる国々で、「全部の街に出かけました」と自慢げ、したり顔に言う人もいるでしょうね(笑)

ここに大阪が入っている不思議。大阪という表記だから大阪市なのか大阪府なのか不明ながら、よう理由がわかりませんな。都市だから、やはり大阪市か。

東京や横浜はデカすぎるのだろうか。とりわけ横浜市は、人口では大阪市よりはるかに多い大都市だけど、以前クルマで走っていて、「ええ〜❣️」と驚くような中山間地に入り込んだことがあった。農村地帯も多いね。またそれが魅力なんかもしれないねえ。それにしても大阪の名があるのはオモシロ不可思議です。

ところが話はこれだけでは終わらない。同じネットニュースに「世界の生活費が高い都市ランキング」というリサーチ記事も掲載されている。これを見ると……あれま!また大阪が入っているじゃん。

1位:テルアビブ(イスラエル)
2位:パリ(フランス)
2位:シンガポール
4位:チューリヒ(スイス)
5位:香港(中国)
6位:ニューヨーク(米国)
7位:ジュネーブ(スイス)
8位:コペンハーゲン(デンマーク)
9位:ロサンゼルス(米国)
10位:大阪(日本)

https://www.afpbb.com/articles/-/3378542?act=all

生活費が高かったら住みづらいのではないのだろうか?

……ようわからん調査である笑

方言について

2022-05-31 15:26:34 | 日記

井上章一氏と本郷和人氏の対談本『日本史のミカタ』(祥伝社)で、井上氏がNHK大河ドラマ「平清盛」(2012年放送)の時代考証をした本郷氏にある質問をしている。それは、京都が舞台になっている際の平家の公達や摂関家、宮廷の女房たちもみな標準語を話しているのに、海賊や山賊が関西弁になっているのはなぜか?ということで、井上氏は憤りを感じている。本郷氏は、それは差別だと思っていなかったのでそのままスルーしたと答えている。すると井上氏は、盗賊たちが関西弁を喋ることは、NHKドラマ班の制作陣が関西圏視聴者へのサービスではないか?ということを言っている。そんなサービスに関西人が喜ぶとでも思っているのだろうか。

また井上氏は、オードリー・ヘップバーンの『ティファニーで朝食を』の字幕版で、パーティを開くホリーの部屋の階下に住む日本人が文句を言いに来た時、なぜか関西弁の字幕テロップになっていた(現在は修正されている)と指摘している。うるさいのは関西人だという先入観があるからだろう。また、アメリカ映画の日本語吹き替え版で、黒人が登場するとなぜか東北弁で喋ることが昔は多かった。明らかに差別的だ。今こんなことをすれば問題になる。

大河ドラマで豊臣秀吉が登場すると、周囲はみな標準語なのに秀吉だけ尾張言葉で喋っていることが多い。井上氏は、「秀吉を尾張言葉にするのなら、石田三成も関西弁にしろよと言いたい。」と言っている。関西弁、北近江の言葉が正確なんだろうな。

結局のところ、歴史上の人物がどんな言葉、どんな方言で喋っていたかという証拠は取れない。エビデンスがない。それなら今の時代は東京中心主義なのだから標準語に統一していればいいのだ。小賢しい雰囲気演出、「こんな感じでしょ?」というサービスと勘違いした共感強制は必要はない。

この対談本は、京都の井上氏と東京の本郷氏のその歴史観の差異が面白い。