風の散歩道

-Ryoの季節の写真と独り言-

No.568  春の独り言

2016年03月27日 06時08分38秒 | 日記

3月27日

 

今日は小学校の同級会

朝から い~い気持

雲一つない 青空

風も無くて・・・

こんな朝は 何日ぶりだべ

 

もう、そろそろ 桜の季節のはず・・・

とばかり 昨年の写真をめくっていたら

なんと4月2日 ありましたよ!

戸津辺の種まき桜

2015.4.2  一番列車

こんな構図で撮る人居ないんだけど

おじさんは ほら変人だから・・・ない

限りなく大きな明日への夢を乗せて踏み出す

一番列車! を撮りたくて、撮りたくて

こうなってしまった・・・のです

3月の別れの後に来る 旅たちを桜と一番列車に

託したい気持ち わかるかなぁ~

この時も 雲一つない青空の下に

桜が満開で その下を

新社会人と新入学生等

俗に言う 新人が

新しい環境の中へ

大きな夢を弁当に詰めて

一番列車で旅たつ・・・

 

その昔、春が来るたびに

新しい仕事に夢を膨らませた

あの頃・・・

「ああ上野駅」とか

桜の季節になると 思い出しません?

高度成長期の中をガンガンと・・・

あれから50数年

 

今、放射能と言う見えないやつに

虐められながらも

どう生きればいいのか

分かりません

だから

桜を見たら

きれいに写すこと

ただそれだけ・・・

今年も 追いかけます

 

 

青い空と白い雲・・・

風の無い 穏やかな日

これが なによりだない

 

せっかくの いい日に

朝から愚痴ってます

それにしても

本当に いい朝 です !!!

我が心に 春 到来 !

 

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No.567 両陛下ご来県

2016年03月17日 05時52分56秒 | 日記

3月17日

 

天皇陛下皇后陛下 ご来県!

昨日(3月16日)午後

葛尾村役場の三春出張所(貝山仮設住宅内)を

両陛下がご訪問されるとのメールがあり

すわぁ! 行かなくちゃ! 

カメラを持って着の身着のままなので

前には出られません

後ろの方から 

日の丸の旗を振ってお迎えしてきました

旗の振り方、あるんですよ!

顔が隠れると見えなくなるんで

胸の高さで振るんです

 

ちょっと肌寒い風の中

分散している避難所からバスで

ぞくぞくと集まって来ました

 

2016.3.16 12:30ころ

 

 

 

来ましたよ!

 

 

 

仮設役場に入る前 手を振る 両陛下

2016.3.16  13:15頃

復興の状況や避難生活の現状など尋ねられた後

 郡山駅から仙台に向かわれたそうです

帰りのお見送りができませんでしたが

いい想い出になりそうです

 

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No.566  あの日あの時 -1-

2016年03月11日 05時29分49秒 | 日記

2016年3月11日

 

5年前の あの日の記憶を確かめるため

ブログを振り返ってみました

 

 

3月10日

大震災の前日は すごく寒い日で 

朝4時ころ起きだして 何故かアルバムの整理を始めました

青春時代のやんちゃな写真をおかんに冷やかされ

言い訳ついでに自画自賛など

笑顔で おかんと倅の出勤姿を見送って

その後もあれやこれや・・・

想い出を楽しんで一日が終わりました

 

翌日も同じように勤労者を送り出し

あの日あの時

東日本大地震に遭遇した訳です

今思うと ぞっとしますね

 

 

前日(10日)おかんが見つけてきた2枚の写真を

アルバムに収め 遅い昼食を済ませて

昼休みの最中でした

今までに感じた事のない あの身の毛もよだつ地鳴り!!!

何だこれは・・・?

と、立ち上がり外を見た瞬間 とてつもない揺れが来た

今までに体感した事の無い衝撃に

 とっさに左手で柱につかまり

右手でテレビを押さえました

仏壇の位牌が飛び上がり

花瓶は倒れ 本棚から本が飛び出し

神棚の達磨さんは転げまわって

どこから何が飛んで来るか わからない状態です

20mほど離れた隣家の瓦が 

雪崩のように落ちて行くのが見えます

この時、テレビは映っていたように覚えてますが

地震の報道は記憶にありません

やや揺れが収まって 一安心・・・ではなくて

もの凄い恐怖!!!

地鳴りが腸を押しつぶすように唸って

10秒いや30秒位して 第二波が来ました

家ごと上下左右、前後に飛び跳ね

こりゃ・・・潰れる

外に出た方がいいのか?

いや、柱の近くで壁に張り付いた方がいい!

と決めた

自分で作った たった一つのものだから 一蓮托生

と決めた頃 揺れが小さくなった

が、あの恐怖の地鳴りがまた鳴りだした

またかよ!

と思いつつ 柱につかまり直し テレビも押さえながら

いよいよ いよいよ だ・・・

おかんは・・・午後から会社のバス旅行だったな・・・

倅の会社はどうなんだべ・・・

思う間もなく 第三波が来て

この世の終わりって こんなものなのか・・・

ひとりで行くしかねぇのか・・・

とか、ほんにくだらない寂しいことが

頭の中をよぎったのを覚えています

 

それにしても 

天地がひっくり返る地震が 三度も続けて来たんです!

・・・後で震度6強と知りました・・・

しばらく柱から離れられませんでした

第三波の後

地鳴りが無い!と感じた時の あの安堵感

何と言えばいいかなぁ・・・

何度も確かめるように足の踏み場を変えて

足の裏から あの地鳴りが

無い!無い!無い!

助かった・・・と思った

しかし その後も

震度5程度の余震が頻繁にありました

でも、あの地鳴りが無ければ大丈夫!

と、身体がそう感じました

ようやく停電に気づき ただ呆然・・・

隣の奥様が安否を気遣って来てくれました

家に入れられないので

大丈夫だから家にもどって!中の方が安全だ!

言ったように記憶しています

 

・・・つづく・・・

 

 

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No.565 雛の家

2016年03月09日 16時41分02秒 | 日記

3月9日

 

朝から ぐんぐん気温が下がって真冬のような

冷たい雪が降ってます

 

凍り付いた桜の蕾 2016.3.9 16:10頃

 

昨日、4年ぶりに浜通りを見てきました

大きな重機が新しい道を作って

復興の地ならしが やっと始まったようです

久之浜地区 2016.3.8  11:50頃

 

次に見たかったのは豊間地区

豊間地区 2016.3.8  12:50頃

すっかり変わってしまって右往左往

この小高い丘は防波堤かも・・・?

・・・

車窓から見るだけの大型観光バス

停める所が無いですよ

・・・

 

あれから丸5年

 

家に戻り想いを巡らせていると

芭蕉の句が目に留まりました

 

草の戸も 住替わる代ぞ 雛の家・・・芭蕉

 

悲しいかな、正確な意味はわかりませんが

ただ何となく・・・です

 

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