前回の安芸の宮島に續いて、岩国錦帯橋を訪れました。語るに相応しく、観るも優美なる景観を成し、訪れる人々を楽しませて呉れます。此の橋は木造の五連の橋で、地元の人々を中心に世界遺産登録を目指して居ます。岩国は城下町で、画面右上の山の上に岩国城が見えます。
島根県の津和野です。津和野も城下町で、旧い町並みが残されて居ます。画面は武家屋敷の通りです。津和野は又、大きい鯉で有名な様です。又明治の文豪森鴎外の生誕地でもあり生家が現在迄残され、保存されています。
山口、萩にやって来ました、萩は旧くは毛利藩、江戸時代には長州藩として栄えた城下町です、又萩焼きでも有名ですね。下の絵は幕末、安政の大獄で処刑された吉田松陰を祭った松陰神社です。
萩は四百年前に毛利輝元によって作られた三十六万九千石の城下町です。下の絵は旧武家屋敷に残されて居る白壁の連なる街並です。此の地区には木戸孝允(旧姓桂小五郎)の旧宅、高杉晋作の生誕地等が残されています。遥か歴史が感じられる地区です。
萩の城下町、白壁の屋敷を船に乗り水上から眺めました。又違った景観を成し在りし日の面影が偲ばれます。
旅も愈々終はりに近ずき、最後に訪れたのは、秋芳洞です。長い時間に渡って此の洞窟のなかを歩き大変疲れました。下の絵は入り口の光景です。此れから先は真の暗闇の世界に突入です。我々はもう一方の入り口から入り、茲から出ました。長い暗闇の異次元の世界でした。