本格的な夏が来て日本各地で連日三十二、三度を越す猛暑が訪れ、皆々様には如何にお過ごしでしょうか。
夏のある日の午後久しぶりに七里が浜を訪れ、ラッキーにも江ノ島と富士の姿を撮る事が出来ました。
「知らざあ言ってきかせやしょう。浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里が浜、---。」歌舞伎十八番、弁天小僧菊之助の有名なる台詞にも出てくる七里が浜の風景です。
現代の七里が浜は若者達のサーフィンのメッカで、多くのサーファーで賑わいます。何処からともなく、一羽のトンビが飛んできて富士をバックに回転し始めました。
一羽のトンビの舞う姿を見たのか、やがて更に一羽のトンビが加わり、ペアーと成って楽しそうに、富士をバックに戯れ舞って居ました。此の二羽のトンビは雄と雌のペアーではないのでしょうか?正に楽しく長閑な光景を見ました。