道をひらく

自分の歩んでいる、この道。その道すがらに感じたことを、そのまま綴ってみることに・・・

先生と呼ばれて(毎日新聞2007.12.24の記事より)

2007-12-25 12:40:43 | 新聞・Web

学科長になった際に教員の皆さんにお願いしたこと。
情報学部の教員同士で「○○先生」と呼ぶのはやめましょう・・・ でした。

9年前に、専門学校の教員になって一番違和感を覚えたこと・・・
すべての教職員に、「先生」と呼ばれたこと・・・
あなたに先生と呼ばれるようなことをした記憶はないなぁ~

そう思っている人、私だけではないのですね・・・・

先生と呼ばれて

「先生」と呼ばれる職業の代表は、学校の教師だと思う。だが、友人の中学校教師は、目上はともかく、同年配や年下の同僚を「先生」とは呼ばない。
 「教師は世間が狭い。教室では権力者でもある。若いうちから『先生』と呼ばれたり、呼び合っているうち、世間の常識からどんどんずれていく気がする」。だから、「さん」付けにするようにしているという。
 随分前、大学を出て間もない頃、高校の非常勤講師をしたことがある。何の経験もない素人なのに、同僚のベテラン教師からも「先生」と呼ばれた。面はゆかった。わずか1カ月。最後はその呼ばれ方に違和感を感じなくなっていた。
 世間には「先生」と呼ばれて尊大になる人もいなくはない。結局は自覚と人格の問題だろうが、若者がそう呼ばれ続けて、得るものが多いとは思えない。
 教師の「指導力不足」が指摘され、様々な対策が進められている。小さな試みかもしれないが、学校職場に「さん」付けを導入したらどうだろう、と考えた。

引用:毎日新聞 2007年12月24日(月) 記者ノート 池田亨

私の場合、「先生」と呼ぶのがイヤで何でもなんでも、内でも外でも関係なしに「さん」にしようとしていた。自分でも矛盾を感じながら・・・

このように考えれば、いいのね。

実は学生さんにも、「先生」と呼ばないでとお願いしている。学校内で、先生という総称は良くないと。通常は、「○○先生」でしょうと。でも、私は、「かずさん」「かずくん」と呼んで欲しいと。学生さんたちの、親と代わらない年齢の私を・・・「かずさん」「かずくん」はちょっと・・・ならば、「さん」づけ。それもダメなら、「○○先生」と呼んでと。
うれしいことに、面と向かって「かずさん」「かずくん」と呼んでくれる学生さんが結構いる。
(学生さんに、どう呼んでもらうか?それは、それで議論のあるところですが・・・)

私にとっては、バランスを保つ方策の一つなのです。


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経営者次第

2007-12-25 11:01:46 | 松下幸之助

松下幸之助<一日一話>
12月25日 経営者次第

「頭がまわらなければ尾もまわらない」このこと言葉が、生まれた背景などご存知の方、いらっしゃいましたらお教えください。

言葉だけではなく、自分の姿勢を見せる。大事なことだと思います。

ちょっとたちえは違うのですが・・・

家が商売をしているために、父や祖父また家族が働く姿を常に見て育ちました。お客さんがやってくる。配達に行く。荷受に行く。営業マンが、家にやってきて仕事の話。銀行マンが毎日やってくる。働くことを身近に感じてきた。

このごろの若者が、仕事に対しての具体的なイメージがつかめないのは当然ではないでしょうか?父親がまたは母親が、働いている姿を見せていますか?朝早く出勤して夜遅く帰ってくる。大変そう・・・。わかるのはこれくらい・・・。

専門学校に勤務するようになり、土曜日も日曜日も働くことが多い。時々、職場に小僧と小娘を連れて行きました。迷惑とかんじる人もいただろうけど、意味のあることだと思っていたのです。説明をしたことはない、聞かれれば答えたけど・・・。小僧が、祖父母に言ったこと「かずくんの机と椅子は、他の先生のもと違う。えらいみたいだよ」と・・・。偉いと言うのは、違うけど彼は彼なりに観察して感じていた。

自ら感じさせること、教えてもらったことと違い忘れない・・・


成果を挙げるためにどうしたら良いか。
  自分の思いを伝えること。
  自らの姿勢を見せること。

忘年会であった仲間達から・・・
  「思いっきりやっている、期待しているから・・・」
  「変えていこうよ、協力するから・・・」

との声をもらった。学科長になったときもそうだった。4年でどう変わったのだろう・・・
まだまだ、だね・・・。

「ワーカホリック=仕事に一生懸命」そして「ちょっと汗をかいて」、その結果を認めてもらわないといけない。


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