松下幸之助<一日一話>
12月20日 日に十転す
”君子は日に三転す”と同じような意味の言葉に、”朝令暮改”というのがある。
朝令暮改(ちょうれいぼかい)
〔鼂錯「説文帝令民入粟受爵文」による。朝出された命令が夕方には改められる意〕
法令などがすぐに変更されて一定せず、あてにならぬこと。
朝改暮変。三省堂提供「大辞林 第二版」より Powered by 三省堂
このように、朝令暮改は良くない意味合いで使われていますね。
『日に十転す』あなたは、どう考えますか?
変っていく時勢の進展に刻々と処していく。このことは、大事でしょう。でも、そのおおもとには、いつでもぶれない幹が必要。
変わることに対して、今までと異なる事に「不安」「おそれ」を持つことでしょう。それは、人間として当たり前なこと。
しかし、変化に怯えずに向かっていかねば・・・
変化がなければ、成長もない。