かわず菜々

たべものと土いじり

大きくなったよ

2006-11-27 | 土いじり
先日の鉢植えほだ木のヒラタケの赤ちゃん、4日後にはこんなに大きくなってました。



一番大きいのは傘の直径5~6cmほどもあった。お味噌汁に入れたら美味しかったー。
外に植えたのがナメクジにやられてしまったのが返す返す悔しい・・・
でもナメクジが好むほど味がいいという証拠だったというわけで。

ヒラタケというのは、シメジという名で市販されているキノコのことである。
こんな大きなシメジ、あんまり見たことなかったけどね。
でも市販のシメジはじつは本物のシメジとは種類が違う。
本物の本シメジは、「香り松茸、味しめじ」と言われるくらい味のよいものらしいけど、
松茸同様、栽培が難しく、まず一般に出回ることはないようだ。
もちろん私も食べたことなんてない。
本しめじって、どんなキノコだろう?と検索してみると、
なんと、あの雪国まいたけが栽培に成功して通信販売しているページを発見。
こちら

なかなかのお値段だけど、そんなに美味しいものなのだろうか?
しかし形がかわいい。作りもののようなコロコロキノコ。
このままキーホルダーとかにぶら下げてみたい。
ヒラタケとは似てもにつかない風貌だけど、
どうしてヒラタケがにせシメジとして売られるようになったんだろうな。
にせものなんて言わなくても美味しいのに・・・



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辛子れんこん

2006-11-23 | ごはん
熊本名物、辛子れんこん。
家族が好物なのでときどき生協のを買ったりするが、あんがい値段が高い。
自分で作ったことが過去に一度あったが、そのときはいまひとつの出来で、
けっこう手間もかかるし、買った方がマシという結論にいたっていた。
今回『檀流クッキング』に載っていた方法を参考に、もう一度挑戦してみた。

旬の岩国れんこんはとても美味。火を通すとほっこりお芋のようにデンプン質で味が濃い。
皮をむいて圧力鍋で一瞬蒸して固めに火を通した。
これに冷凍豆腐の水気をしぼったもの(檀さんはおからを使用)、
味噌、粉からし、砂糖、自家製だし醤油を擂り鉢ですって穴に詰め、
そして(ここがポイント)数時間置いて水気を切ってから、小麦粉の衣をつけて揚げる。
中身と皮それぞれにターメリックを入れて、それっぽい美味しそうな黄色になった。
適当な配合で作った辛子味噌の辛さもほどよく、お味の方も上々。
材料費といったられんこん代くらいのものだから、やっぱり作った方が安上がりだ。
まとめて作って冷凍しておけばいいかも。またれんこん買ってこよう。


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野菜がいっぱい

2006-11-22 | 土いじり
ピーマンを引く。5月から延々まる半年もお努めご苦労さまでした。また来年お願いします。
ジャガイモも収穫する。春植えほどの量はとれなかったが、そこそこ美味しい新じゃがが楽しめる。
品種はデジマとアンデスレッド。アンデスは6月にとれたのを種芋にしたが、案外成績がよかった。
ただうっかりトマトを作ったあとに植えたので、連作障害で途中で何本か枯れたのがあったのが残念。
その畝をならして施肥し、エンドウ豆を植え付ける準備をする。ほうれん草とチンゲンサイの種も蒔く。
落花生は夏ぐらいに去年のこぼれ種で畝の脇の方から一本出てきたのをそのままにしておいたのが、
案外いい成績だった。しかも春に植えたのより味もよかった。
案外種まきも遅めの方がいいものができるのかもしれないな。

今日の収穫は盛りだくさん。
ジャガイモ、ピーマン、落花生、大根、金時人参、蕪、ビーツ、
スティックセニョール、カリフラワー、春菊、コスレタス、香菜
この他に市民農園で:白菜、小松菜、小ネギ

白菜は虫食いだらけ~。だけど嬉しい初物。やっと白菜漬けが食べられるぞ!
キムチ白菜も虫に食われつつも無事結球しつつある。


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キノコが出た!

2006-11-21 | 土いじり
先月の初めに、なめこと舞茸とひらたけのホダ木を通販で取り寄せて家の裏に植えたのだった。
本来、夏までに土に植え込まないとその年は収穫できないらしいらしく、
植え付けが遅かったので、今年は無理かなぁと思っていた。
でも今日、被せておいたすだれを何気なくめくってみて見てみたら、
なんとひらたけが出ているではありませんか~!



ナメクジにかじられて、かなり哀れな状態ではあるものの・・・
先日からの雨で、キノコの生育にいい条件が整ったのかな。
ひょっとして・・・と思って、これとは別に一部ベランダの植木鉢に
植えておいておいたのを見てみたら、こっちにも可愛いひらたけの赤ちゃんが!



なめこや舞茸も早く出ないかなぁ。
あこがれの原木きのこでキノコ鍋ができる日を夢見ています。




ちなみに森のきのこ倶楽部さんで購入。値上がりする直前に買ったのでお得でした。
6個セットは各種キノコの種類の取り合わせが可能です。

原木なめこホダ木6箱セット



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ほうれん草と小松菜入りプチパン

2006-11-19 | ごはん


マフィンのリベンジはまた後日に譲るとして、今日はパンを焼いてみた。
今日の青菜は小松菜とほうれん草。粉500gの生地にこのくらいは入れたい。
計ったら280gほどあった。市販のほうれん草なら束にもよるけど2束分くらいかな?



ざくざく切って蓋つき鍋(電子レンジでも)で蒸し煮する。しんなりして火が通ればOK。
水100ccにとプレーンヨーグルト大さじ3くらいと一緒にミキサーにかける。
小麦粉に砂糖、塩、ドライイースト各小さじ2程度を混ぜ、生地の固さを見ながら
青菜ペーストを加えて捏ねる。オリーブ油も少し入れる。
ペーストはわずかに残ったくらいでわりとちょうどよい量だった。
できあがった生地はまるでよもぎ餅のよう。



ミキサーにわずかに残ったペーストには牛乳と砂糖少々を加えて攪拌し、
青菜ミルクドリンクとして飲む。
これは意外に美味しいです。ホットがおすすめ。



昨日のマフィンのような鮮やかな色に焼き上がるのかと思って、
小麦粉でお化粧などさせてみたが、焼き上がりは渋い草木染めの色。
そういえば、外で買うよもぎあんパンもこんな色だっけ。
食べてみると、しっかり小松菜とほうれん草が味を主張しています。
一個あたり17.5gの緑黄色野菜の摂取が可能・・・これってどうなのかな?



・・・・・・・・・・・・
どういう風の吹き回しか、ここ数日は毎日ブログを更新しています。
ブログランキングに登録してみたところ、すこしずつ順位が上がっていくのが嬉しく、
(ランキングは週計なので、登録後1週間は徐々に上がるのが当たり前なんですけどね)
コメントくださる方以外にも読んでくださる方がいらっしゃるんだなぁと励みになっています。
でも何事も長続きしない性分ですので、きっとこの気分の波が去ったら
また例ののんびり更新になると思いますが、よろしくお付き合いお願いいたします。


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蕪の葉とほうれん草入りマフィン

2006-11-18 | おやつ
sakkoさんの小松菜入りホットケーキの色に魅せられて、どんな味になのかも興味津々で作ってみた。
小松菜でもよかったが、捨てようかどうか迷っていた蕪の葉っぱと、
例によってだぶついているほうれん草を使ってみた。
先日のほうれん草カレーの要領で、青菜をざく切りにして、塩少しふって蓋付き鍋で蒸し煮にする。
それを卵、牛乳、ヨーグルト、砂糖、サラダ油と一緒にミキサーにかけ、
薄力粉とベーキングパウダーをふるったものをさっくり混ぜて型に入れて焼く。
中には4月に実家の金柑で作った金柑ジャムを入れてみた。

出来上がりは、ベーキングパウダーが古くなっていたか、はたまた水分が多かったか、
今ひとつ膨らみが足りなかったけれど、お味の方は上々。
色は抹茶入りのように鮮やか。味にも少し抹茶っぽいコクがあり、かなり気に入ってしまった。
青菜を入れると言ってもそんなに大量消費はできないが、
捨てられるかもしれなかった蕪の葉も、有効利用できて嬉しい。
sakkoさんに感謝です。

分量覚え書き(改良の予知あり)
青菜120g
牛乳、ヨーグルト各50g
卵1個
砂糖、サラダ油各大さじ4
塩少々
薄力粉180g
ベーキングパウダー小さじ2


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ちしゃもみ

2006-11-17 | ごはん
ふるさとは ちしゃもみがうまい ふるさとにゐる

漂泊の俳人種田山頭火がふるさと山口に戻ったときにしみじみ詠んでいる句です。
ちしゃもみは、ちしゃなますとも言い、かきチシャを酢みそなどで揉んで和えた和え物のこと。
ドレッシングで和えるサラダよりは、たくさんの量のチシャが食べられる。
(作り方は雪虫さんのレシピ集に載ってます。こちら
現在はサニーレタスなどで作るのが一般的だが、水分が多くて柔らかいサニーレタスと違って、
山頭火が食べていたであろう昔ながらのかきチシャはもっと風味が強く、歯ごたえがある。
(最近、伝統野菜として見直され、一部で栽培して市販されていたりもします。こちら

今回は畑のコスレタスを使って作ってみた。
胡麻を摺り、味噌、砂糖、醤油、酢、鰹節を混ぜて和え味噌にする。
気分によってには鰹節ではなく炒ったイリコやジャコを摺って使ったり、胡麻油をたらしたりもする。
コスレタスもチシャ(レタス)の一種だが、葉っぱは韓国のサンチュをもう少しごわっとさせた感じ。
半結球性のはずであるが、うちの畑ではぜんぜん結球する気配がない。
サニーレタスでちしゃもみを作ると、時間が経つとへにゃっとして水っぽくなってしまいがちだが、
コスレタスだとまだ歯ごたえが残った。ただ、葉っぱの凸凹が少ないので、味噌の絡みはいまひとつ。
それにサニーレタス同様、コスレタスにも苦みがほとんどないので、何か物足りない。
次回はトレビスを入れてみようかな。

コスレタス。なんだかぎゅうぎゅう。


トレビス。けっこう苦い。これから結球するのかな?



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ほうれん草と里芋のカレー

2006-11-16 | ごはん
昨夜の食卓から。

ミラ・メータさんの本に、ほうれん草とチキンのカレーというのが載っている。
畑のほうれん草が冷蔵庫の中でだぶつき気味なので作ろうと思った。
ただ、いつもだったら冷凍庫に1個くらい転がっているはずの鶏肉が、昨日はなかった。
鶏肉のほかに、カッテージチーズやじゃがいもでも美味しいと書いてある。
じゃがいもはとれたての新じゃがが少しあるのはあるが、
それよりたくさんいただき物の里芋があったので、こっちを使って作ることにする。
もっちりとした里芋に、ねっとりとほうれん草ソースが絡まった、一風変わったカレーができた。
素材の味がそのまま生きて美味しいけれど、材料が野菜だけなのでメインにはならないかもしれない。
次回は鶏肉とジャガイモを使って作ってみよう。

今回の作り方。
里芋は皮ごと圧力鍋などで蒸して皮をむき(つるっと取れる)、一口大に切っておく。
ほうれん草はざく切りにして、塩少々をふって鍋で火が通るまで蒸し煮にし、
フードプロセッサー(ミキサーや擂り鉢でも)でピュレにしておく。
鍋に油を熱してクミンシードを炒める。続いて、先の里芋、クミン、コリアンダー、
ターメリック、唐辛子などのカレースパイス(カレー粉でも)を加えて炒めたところに、
ほうれん草ピュレと水少々、塩を加え、一煮立ちさせてできあがり。
普通のカレーと違って煮込み時間が少なく手軽にできるのもいい。

ほうれん草は茹でたりせずに、そのまま蒸し煮にして使うところがポイントのようだ。
自家製の露地栽培なので、そこそこアクがあるのだが、
カレーにするとそのアクがコクに変わるようなとこが不思議。
何よりほうれん草を大量消費できるのが嬉しい。消化も良さそうだし。

インド料理の参考書。
はじめてのインド料理―HEALTHY WAY TO INDIAN COOKINGミラ メータ Mira Mehta 4579205367


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