アメリカは、小さい頃から好きじゃなかった。
たぶん、その頃見た戦争映画で、アメリカ軍の軍服や戦車がカッコ悪かったから。
コーラ飲まない。
ハンバーガー食べない。
ジーパンはかない。
ディズニーランド行かない。
別に反米を意識したわけではないけれど、昔からそうだった。
それぞれに訳はある。
コーラ … おいしくない。そもそも炭酸苦手。ビールも。
ハンバーガー … マクドナルドのオネエチャンとしゃべれない。
ジーパン … これは自慢になるからな。なぜはいてて痛くないんだろ。
ディズニーランド … 何がおもしろいのかわからない。たぶん、行ってきたという事実と、そのことを人に話すことが大事なのだろう。
再度確認しておくが、国も個人と同じで、いい国(人)と悪い国(人)があるわけではない。
どの国(人)もいい部分もあれば、悪い部分もある。
アメリカは現在、世界一の力を持っている国だから、あえて好き勝手言わせてもらう。
アメリカと中国は、どちらが日本に対してひどいことをしているだろうか。
例えば、「円高」と「尖閣諸島」。
アメリカの仕掛けた「円高」によって、日本の多くの中小企業が潰された。工業国ニッポンを支えていた中小企業を、である。「円高」は、仕掛けたりできるものではないと思ってしまったり、「円高」と聞くと日本経済がアメリカ経済を上まっていると思い違いをしてしまう。
一方、「尖閣諸島」が中国に取られたら、何か困ることはあるのだろうか。排他的経済水域の縮小により、地下資源や漁業資源が奪われる。領土が取られたことにより、面子が潰され、他国が図に乗る可能性がある。
我々の生活に直接影響を与えるのはどっちだろう。
アメリカが日本に対して行ってきたことは、「円高」に留まらないから恐ろしい。
中国は欧米ほど、他国への侵略や略奪はしていない。
小さな家に、遠くの暴れん坊がいい人のふりをして居座ろうとしている。庭の一部は、すでに好き勝手に使われている。
小さな家の隣の、口の悪い大きな家の隣人とは、柿の木の枝が敷地内に伸びている、いないで対立している。しかも、小さな家の住人は、かつて大きな家に泥棒に入り、住人を殺している。
国際関係は、友人関係ではない。損得だけで成り立っている関係である。
(「日米同盟」なんて言い始めたのは、小泉政権から)
西部開拓を終えたアメリカが、アラスカ、ハワイを手に入れ、次に狙うところは一つである。
ペリー以降、アメリカ(を支配しているモノ)は、実に巧妙に日本を支配してきた。
講和条約締結後の歴史を見てみても、アメリカが日本にしてきたことはひどい。
(原爆やGHQによる占領政策を除いても。よく「主権回復」の日なんて祝えたね。何らかの意図はあるんだろうけど)
沖縄の「植民地化」。
日本を、石油だけでなく軍事力と食料で支配する。
映画や食生活、スポーツなどによる日本文化の破壊。(性生活も)
そして、1985年のプラザ合意によるバブル創出 → 崩壊。ポチ小泉による「構造改革」 → 格差社会。TPPによる「日本植民地化」の総仕上げ。
ってとこかな。51番目の州にならないのは、アメリカの1/4の下院議員は日本人になるから。
勉強不足で、足りない点も多いのだが、とりあえず反米派(経世会)と親米派(清和会)の歴代首相はこちら。反米派(経世会)は潰されている。
アメリカも建国の頃はまともだったみたい。http://unkoiro.web.fc2.com/capitalism/amerikakinyuusi.html
命を懸けて闘った歴代大統領もいた。
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2007/11/000536.html
今はちょっとひどいね。
前に書いたように、9.11 → アフガン → イラク。もうちとうまくやらんと。
うまくやらなくても、誰も気づかんか。
橋下徹氏や小泉進次郎氏が、人気があんだから。
自分の国のこととなると客観的にみれないか。
前日の記事、2番目のサムネイルたまらんね。拡大しん方がいい。