ギンヤンマのオスは交尾の際、メスの性器に残った別のオスの精子を掻き出すという。
自分の子孫のみを残したいというオスの本能なのだろう。
一方、メスはどうであろうか。
メスは精子さえ獲得できれば、生まれてきた子は必ず自分の子である。
つまり、オスはそこら中に撒き散らかしたいし、メスはできるだけ長くキープしたいということになる。
このようなオスとメスの究極の形が、アリやハチ、人間の夜這い社会なのかもしれない。
一夫一妻制というのは、キリスト教の人工的建前社会だと思う。
オスはさっさと済まして、次の標的を探さなければならない。ごゆるりとなさってると、敵に襲われてしまう。早飯、早糞、早漏が基本である。あの、コトが済んでからの覚め方はそういうことらしい。
一方、メスはいつまでも受け入れていたいわけだから、快感の持続時間が長いわけである。
しかも、受け入れ態勢が整ったって、戦闘態勢に入ってるとは限らない。
発情期のなくなった人間(とボノボ)はなかなか大変である。
男はみさかいなくやりまくりたいわけだし、生理と排卵期のある女はいつでもどこでもというわけではない。(でも、そういう時もあるからややこしい)
また、決定権は常に女にある。女は「うん」と言えばできるのである。
女の貞操観念みたいなものを妄想している男はなかなかそのことを認めたがらない。
すぐヤラせる女とそうでない女がいると信じている。
そんなことはないのであ~る。
すぐヤラせる時と相手があるだけだ。
だから、同じ相手でも「イヤッ」という時がある。
これが、レイプやストーカーの原因である。
(もちろん、女性に責任があるというわけではない)
男には、絶対にわからないのである。
「なぜオレじゃダメなんだ」「この前はヤラせたのに、なぜ今はダメなんだ」
男性諸君よ、まあ修行を積むしかないね。永遠に女は理解できないんだから。
そこで「黒髪の白拍子」こと壇蜜ネーサンの登場であります。
前に書いたように、彼女の「あしらい」方は美学の域まで達している。
以前はああいう女性が多かった。
「セクハラ」なんてことが言われ始めてから、女のあしらい方が下手になり、男の往生際が悪くなった。
ちょうどオウム=共通一次=微変態世代の頃からかな。
セックス=レイプなんだから(説明は後日)、これじゃあ結婚しなくなるよね。
男は「脳」で考えるから、世の中を歴史的にとらえる。だから、女の昔の男を気にするし、前の女はまたヤラせてくれるんではないかと思ってしまう。
女は「体」で感じるから、「今」を生きている。子育てと自分が生きるために、今できる最善のことを行う。(だから、車に乗ってて前方の信号が赤でも全力で突っ込んでくる)
前にある女性から、なぜ男はヌード写真とかでできるの?と言われた。ごもっともである。男は脳の妄想で発情している。(紙とやってるということ。それにしても、全裸で過ごしている人達は、いつスイッチが入るのだろう)
女はたぶん、雰囲気とか相手とのふれあいとかが大切なのだろう。(これも妄想か)
女は「普遍」だから、自分が宇宙=世界そのもの。
男は「個性」を磨いて、一生懸命女にアピールしなければならない。
今の時代の話をすれば、男は社会を作り、国を築き、戦争をする。
また、子育てと生きるため以外の仕事に精を出す。(穴ぼこに出せばいいのに)
女は「男ってバカでカワイイわねー」とタネをもらう。
この、男の作った社会=システムが問題なのである。
神様は土からアダムを作り、アダムのあばら骨からイヴを作った。そして、禁断の実を最初に食べたのはイヴ。また、神様はたいてい男の姿で描かれる。かようにユダヤ=キリスト教は、男が女に嫉妬して作った人工の匂いがプンプン。他の宗教の始まりの神は、だいたい地母神なのに。だからといって、陰謀の正体はユダヤ人であるなんて言う気はさらさらないからね。
明日また一服。