和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

梅の香漂う水戸弘道館   Ⅰ

2022-03-11 08:45:03 | 日記

臥龍梅

臥龍梅

















弘道館








3月8日小雨降る寒い日に茨城県水戸市にある弘道館へ行ってきました。水戸駅からゆっくりと坂を上ること10分で目的地に着きました。
趣味として活動している巨木探訪グループのメンバーのお一人が水戸出身の方でしたので短時間で効率よくあちらこちらを案内してもらいました。
例年なら梅が満開になるはずでしたが今年は10日以上は開花が遅くやっと満開になった木、開花しはじめた梅の木、まだまだ蕾が固い木も沢山ありました。
様々な品種があるため、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたり観梅を楽しむことができるのも魅力になっているとか。
弘道館では、約60品種、800本の梅園があり「水戸の梅まつり」が毎年2月中旬~3月下旬に開催されますが今年は3月1日から始まったところでした。
まず目を引いたのは臥龍梅でした。 臥竜梅とは、竜が横に臥したような形のウメという意味で名付けられたもので幹や枝が地を這いそこから根を生じる梅です。
園内の多くの古木には名札がつけられていましたのであと10日も過ぎたらさぞ見事に咲き誇ることを想像しながら眺めてきました。
弘道館は水戸藩の藩校として、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により天保12(1841)年8月に創設されました。当時の藩校としては日本最大規模を誇っていたそうです。
藩士に文武両道の修練を積ませようと、武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学など幅広い学問を採り入れた総合大学のようでした。建物の中に入って見学もしてきました。

咲き満ちて和らぎ与ふ梅の色

観音寺の梅

2022-03-07 14:21:37 | 日記








柏市逆井にある真言宗豊山派寺院の安楽山観音寺に行ってきました。2月末に行った時はまだ咲いていませんでしたが今日3月7日には紅梅、白梅が6部咲きぐらいにはなったでしょうか。
こちらのお寺は梅から始まり椿 ,桜、枝垂れ桜、木蓮, 牡丹,芍薬、躑躅、藤、ナンジャモンジャの木などなど多くのお花が植えられています。
秋の紅葉もまた見ごたえがありいつ訪ねても楽しいところです。今日も多くの花見客が来ていました。

野草の観察 松戸21世紀の森と広場の講座 Ⅰ

2022-03-04 09:10:18 | 日記

ヒメオドリコソウとホトケノザ

セイタカアワダチソウ

シロイヌナズナ

ウラジロチチコグサ

ヘラオオバコ

ハルジオン

ヒメウズ

ヘビイチゴ

ヒメジオン

コハコベ ウシハコベ

植物と仲良くなる近道と題して1月19日の午前中は座学で10時から12時まで ①中国本草学の系譜 ⑨日本の国家プロジェクト 最先端技術が日本を救う までをざっと学びました。少し難しかったのですが中で私が一番興味を持ったのはシーボルトの登場でした。
1823年に来日したシーボルトは最先端の西洋医学を学ぼうとする日本人のため、出島の外に医学教育を行う「鳴滝塾」を開き、塾生たちの指導にあたりましたが同時に日本の文化や自然科学を研究し 日本古来の植物の収集をしたことでも知られています。
鳴滝塾の庭には薬草園や植物園も作り日本中の塾生から送られた珍しい植物の採集をしたそうです。禁制の日本地図を持ち出そうとした「シーボルト事件」で永久国外追放処分をうけ1829年帰国しました。シーボルトの日本の植物採集については後日図書館から本を借りてきて勉強するきっかけになりました。
午後の13時から15時までは15種類の植物の発芽から開葉の成長過程を観察するのに赤い目印をつけました。その日にも写真で記録しましたが私は後日2回ほど自主観察をして成長過程を見守りました。
2月23日は講座の第二回観察日でした。1月の時より若干成長している程度ですが15種類の野草のほかに今度はさらに8種類が加わりました。タデ科のアレチノギシギシ、エゾノギシギシ、スイバなどであちこちでみかけます。
普段は雑草という認識しか持っていなかったので名前も知らないものが多いです。広場の片隅にはびこっている野草なのでやがて成長して花が咲くとよくわかると思います。多くは道端に繁茂していますので暖かくなってからの成長が楽しみになりました。

手にうつり香の蕗の薹仏壇に

吊るしびな

2022-03-01 10:05:24 | 日記






ひな祭りの飾りは関東と関西では飾り始める時期が違うようですが我が家では木目込み人形の内裏雛を一昨日からだしました。
加えて数年間趣味として作った吊るしびなも飾っています。
一年に一度の登場ですが今はそれを作る根気が薄れつつあり自分でもまあよく作ったものだと眺めて感心しています。
その頃はあちこちに作っては送り貰ってもらいましたが今は懐かしい思い出として残りました。
伊豆稲取では吊るし飾り・福岡県柳川ではさげもん・山形県酒田では傘福といい三大吊るし飾りと言われています。
私は伊豆稲取で見てから趣味として作り始めましたが酒田にも見に行きその豪華さにはびっくりしました。
最近では一年中あちらこちらで吊るしてあるのを見かけるようになりました。
関西では3月3日からお雛様を飾ると聞いたことがありました。
ひな祭りに食べる和菓子も関東と関西では違いますよね。関東では皮を薄焼きにして餡をまいたものですが関西は道明寺ですから。どちらも好きですが。

ふるさとの異なる二人桜餅