和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

越後村上へ日帰りの旅

2018-07-10 08:42:32 | 日記

芭蕉が泊まったという宿 今はカフェに 一日一組だけ宿泊可

ここで芭蕉は2泊している

黑塀通り



若林家住宅 曲がりや造りの茅葺平屋

ガラス越しに見るが大きすぎてカメラに入らず

おしゃぎりとは祭りに曳きまわされる山車の事を言うそうです

数えきれないほど鮭が吊るしてありました。鮭のお土産はここで買った

村上は堆朱で有名

きっかわの店の前でのコマーシャル 吉永小百合

6月の終わりに大人の休日4日間¥15000の切符を購入しました。まず一日目は朝7時に家を出て上越新幹線で大宮から新潟へさらに特急いなほ号に乗り継ぎ村上に着いたのは昼の12時少し前でした。生憎と小雨降る中ではありましたが日本海の新鮮な魚を提供している駅前から歩いて5分の所にある匠 居酒屋一心を探しあて特選握りずしと特選海鮮丼を注文しました。船盛の大きな器に盛られた地元の魚のなんと美味しかったことでしょう。
食後は歩いて駅に戻って今度は街歩きガイドブックを見ながら散策しました。約25分ぐらいで古い街並みの残る市街地へ。先ずは元禄2年俳人松尾芭蕉が奥の細道の途中村上へ2泊した宿の井筒屋に行ってみました。そこから黒塀通りを歩いて芭蕉も参拝したという常念寺や安善寺を見て廻ったあと次は山車を常時3台展示してあるおしゃぎり会館を見ました。静かなたたずまいの城下町村上は大祭前か訪れる観光客もまばらでしたが伝統を大事にしている雰囲気を十分に感じさせてくれました。
なお村上大祭は2日間雨の中今年も7月6日7日盛大に行われたそうです。

梅雨最中古へしのぶ数時間

隠岐の島への旅 Ⅳ 隠岐の島町に戻って

2018-07-06 08:00:55 | 日記

観客はまばら

15分ぐらい戦って引き分け

モーモードームの建物

神社正面にある八百杉

神社はここでも隠岐造り

岩倉の乳房杉

三脚が欲しかった

屋根に石が置いてあるのが特徴

玄関は3カ所あり室内に入って

外部から見ると

今日は旅の最終日です。 西ノ島町の別府港から高速船レインボーに乗り隠岐の島町の西郷港へ向かいました。
最初に訪ねたところはモーモードームという牛突きの見学でした。承久の乱で隠岐に配流となった後鳥羽上皇をお慰めするために始まったと伝えられ、800年近くの伝統を誇り日本最古の歴史を持つ闘牛だそうです。年に数回本場所大会もあるとのことでした。
次に行ったのは国指定天然記念物の八百杉のある玉若酢命神社でした。隠岐造りの本殿、随神門、旧拝殿が国指定重要文化財だそうで厳かそのものでしたね。
八百杉は推定樹齢1000年以上、国指定天然記念物になっています。樹高30メートル、幹周り11メートルの巨樹ですが若干弱りかかっているように見えました。
次は今日のハイライト岩倉の乳房杉を見るためにバスは狭い山道を50分かけて登って行きました。その途中では根元から6本の幹に分かれているかぶらす杉(600年の樹齢)を車中から眺めました。狭い道で対向車と出会いながら大満寺山の深い森に入っていきました。樹齢約800年と言われて樹高が30メートル、幹周り約11メートル、主幹は途中から15本に分岐しそこから大小24個の乳房状の根が垂れ下がっていると案内板にありました。迫力ある奇形の杉の木を見たのは初めてかもしれません。公孫樹では乳房状の気根を良く目にしますが。地元ではご神木として崇拝されているとのことでした。巨樹探索が趣味の私には今日は大満足の3本の杉巡りの旅でした。
最後に訪ねたのは佐々木家住宅で天保7年(1836年)に建てられた杉皮葺き石置き屋根の木造住宅でした。3カ所ある玄関など隠岐独特の特徴ある建物は国指定重要文化財です。ここでは地元の方が用意してくれた隠岐の珍しい田舎料理が昼食でした。古民家で味わう素朴な寿司や煮物などを楽しませて貰いました。

上皇の身罷る隠岐に卯波立つ

隠岐の島への旅 Ⅲ 島前 ( 西ノ島町 知夫村)

2018-07-02 07:20:02 | 日記

写真一番右の絵が隠岐の島町、左の絵の中で右の島が海士町、左が西ノ島町、下が知夫村

知夫村の赤壁

知夫村の島津島に上陸して

赤尾展望所より国賀海岸を見る 一帯は放牧地

摩天崖 垂直に切り立った絶壁は海抜257m 放牧地なので牛馬糞を踏まないように歩き見に行った

長閑そのものです

通天橋 元々洞窟であった所が海蝕作用により周辺部が崩落してアーチ状になった

由良比女神社

イカが来るのを見張る小屋

村をあげてのイカ漁?

詳しく読むと面白いことが書いてあります

2日目の午後は海士町の菱浦港から貸し切り船で島めぐりをしました。激しく揺れる船上から知夫村の赤壁を見に行きました。知夫村は全島が玄武岩に覆われて1キロメートル続く赤壁は時刻とともにいろんな表情を見せ夕日に染まる時が絶景だそうです。国の名勝天然記念物になっていますが残念ながら午後一番に船上から見たので普通の色合いでした。途中で島津島に上陸したり来居港にもより土産物を見た後、西ノ島町にある浦郷という港で船を降りました。その後は赤尾展望台、国賀海岸、摩天崖などはその都度バスを折りて散策しました。最後に行った由良比女神社は海上守護神として信仰を集めている神社だそうです。神社には「イカ寄せ伝説」が残っていて現在でも秋から冬にかけて時たまイカの大群が押し寄せてくることで知られているとか。
この日の夕方は地元の魚三昧の豪華な夕食、今岩ガキが美味しい季節で追加注文をしたほどです。