和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

サマーサイドからビデフォード博物館へ

2016-09-27 08:00:01 | 日記

サマーサイドの市庁舎

柳風荘 物語「アンの幸福」の中でギルバートと婚約していた頃にアンが住んでいた下宿先

ビデフォード博物館

一階客間

二階モンゴメリーの下宿部屋

青い湖水が見える下宿部屋

旅行四日目は島の西部サマーサイドにある市庁舎や柳風荘のあたりを歩きました。アンの物語「アンの幸福」の中ではギルバートと婚約したアンは柳風荘に下宿して高校の校長先生として仕事をしていました。この家が柳の木に囲まれていることからアンは「風にそよぐヤナギ荘」と呼んでいました。家の屋根にひときわ突き出している塔をつけているのは財力を誇示する一種の飾りのようなものだそうです。

1894年にシャーロットタウンのカレッジを卒業して一級教員免許を取得したモンゴメリーもここビデフォードで三年間教鞭をとり三か所の学校で教えました。その最初の赴任地がビデフォードでした。年齢の違う生徒が八年間勉強する小さなワンルームスクールです。ビデフォード博物館の建物はその頃は牧師館で19歳の時にモンゴメリーはここへ下宿していました。昔の道具等も展示されていてその時代の様子が良くわかりました。ここでの教員生活で資金をためたモンゴメリーはその後ハリファックスのダルハウジー大学で一年間聴講生として文学の勉強をしました。
アンの物語の中で痛め止めの薬を香料と間違えてケーキを作った話が出てきますが、実際はここにいた牧師夫人がしたことをメモ書きしておきそれがヒントになって物語に登場させたようです。


島人の島を愛する薄暑光

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6 コメント

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サマーサイドから、、、 (しんしん)
2016-09-27 11:43:45
和子さん、作者の住む環境を見れば物語を良く理解出来るでしょうね、
風景も環境も異なる日本人が、物語を良く理解するには、、作者の住む環境を見ることが、、一番の近道でしょうね、、
是で和子さんは、赤毛のアンの、、大ファンになりましたね、、
珍しい景色をありがとう御座いました、、
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本を読み直して (和子)
2016-09-27 19:37:27
しんしんさん

赤毛のアンの本は読んでいても作者のモンゴメリーの事はよく知らずにいました。観光で色々回り、またブログを書くために調べて色々解りました。アンとモンゴメリーがダブって見えています。
コメント有り難うございました。
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和子さんは勉強家 (千代子)
2016-09-28 16:35:45
次から次へと物語の内容を手繰り寄せては物語ができるまでの経緯を辿っている様子がわかります。何事においても好奇心と探究心で頭の中があふれている和子さん。エールを送ります。私もおこぼれを頂戴しています。ありがとう。
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旅行から帰って本を読みなおしました (和子)
2016-09-28 20:27:56
千代子さん

旅行前にもっと興味を持っていれば写真の撮り方も違っていたと思います。あそこも写真にしておけばよかったと今反省しているところです。実はこんなに長く赤毛のアンシリーズを続けて自分でも驚いているのですがまだありますので今しばらくおつきあいください。
コメントありがとうございました。
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Unknown (カズノコ)
2016-09-28 21:30:51
とっても楽しいお話を、聞かせて頂いているようです。見事な写真とお話し、ありがとう!
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写真でたどる赤毛のアン (和子)
2016-09-29 08:53:44
カズノコさん

ブログを見てくれている友達から写真と説明書きで昔読んだ「赤毛のアン」を今ではすっかり忘れているけれど断片的に思い出してますよと言われました。お役に立てているようでうれしいです。私も旅行を二倍楽しませてもらっています。
コメントありがとうございました。
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