和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

青森 北金ヶ沢の樹齢千年の大イチョウ

2022-12-20 06:12:49 | 日記

度々NHK の巨樹番組で報道された銀杏

















待合室で生演奏

五能線

五能線3号車でのライブは2人





各号車についているカメラで多くの人は見ている

居酒屋 釣𠮷さん  このお刺身¥800

白子の二杯酢

北寄貝の刺身  のどぐろのから揚げ

タイのカマ焼き



手前が鰰の田楽


11月26日は五能線の沿線にある北金ヶ沢の神様の木と言われているイチョウ黄葉を見に行きました。
2022年8月9月の大雨の影響により、鉄道も大きな被害を受けて3ヶ月近く経過した今でも五能線などの一部区間で運転を見合わせ ていることを知ったのは
現地で夕食をとっている時でした。その時の話は最後に書きますが。

イチョウのある北金ヶ沢の駅は電車が今は走っていないことを知って宿泊している五所川原から翌朝はタクシーで現地に向かいました。
空は今にも雨が落ちてきそうな真っ黒な雲行きとなり始めその雨雲に追い抜かれないようにタクシーを飛ばしてもらいました。
一時間はかからなかったと思いますが駐車場から見え始めた大イチョウはつかの間の太陽の光を受けて輝いていました。
NHKBSの「神様の木に会う」という番組で再放送され、今年は各旅行会社でツアーを組んでいたので朝の9時前でも観光バスが一台来ていました。
想像していた通りのビッグイエローの大イチョウは黄色いじゅうたんを敷き詰めながらまだまだ大小の葉をかなり残して大きくそびえていました。
大イチョウの周りを何度も回っていろいろな角度から眺めていました。30分位は過ぎたでしょうか、ぽつぽつと顔に当たりだした雨は雹に変わりやがて
大粒な雨となり雷なりまで連れてきたので急いで車に引き上げました。今度は車の中で大イチョウを眺めることになりました。
やや小雨になった頃大イチョウは先ほどとは違う鮮やかな色合いに変化していきました。いつまで待っても上がりそうもない雨に大イチョウに別れを告げて
戻る海岸線にはなんと虹が立ちました。あっという間に消えたので撮影はかないませんでしたが。
晴れ、曇り、小雨、雷、雹、大雨、 虹といろいろ揃えて大歓迎してくれた「神様の木」に短い時間の訪問ではありましたが十分満足させてもらいました。

帰りは鯵ヶ沢発の五能線リゾートしらかみの車中の3号車の車内イベントでは津軽三味線の生演奏も楽しむことが出来ました。
津軽三味線(つがるしゃみせん、つがるじゃみせん)とは、津軽地方(現在の青森県西部)で成立した三味線音楽で本来は津軽地方の民謡伴奏に用いられ
現代においては特に独奏を指して「津軽三味線」と呼ぶ場合が多いそうです。撥を叩きつけるように弾く奏法と、速いテンポには迫力がありました。

実はリゾートしらかみの3号車の車内で演奏を聞くとは知らなかった私たちは狭い待合室で乗車を待っている時に一人の津軽三味線の奏者に出会いお話を聞くことが
出来たのでした。楽器の手入れがちょうど終わったところでしたか、それを眺めていた私たちは「聞きたいなあ」と思わずつぶやいてしまったら3人だけに生演奏を
目の前でプレゼントしてくれたのでした。思わぬハップニングに大感激、友人はスマホに演奏を録画し保存しました。

今回の旅ではもう一つ忘れられない思い出ができました。鶴の舞橋を見に行った時に紹介してもらった「釣𠮷」とい居酒屋さんでの食事です。
お料理はお任せとお願いしたら、店主自ら釣ってきたというお魚が次々と登場。10種以上のせた刺身から始まって今が旬のハタハタの田楽、のどぐろのから揚げ、白子の
二杯酢、北寄貝の刺身、タイのカマ焼き、はたという魚の鍋物、すじこの入った大きなおにぎり、白菜と赤カブのお漬物を3人で分け合って食べました。
ビール、ウーロン茶つきで3人での支払いは¥7500.一人¥2500とは大サービスの驚きのお値段でした。
カウンター席でお料理の手順を見ながら店主と地元の話も聞きながらいただく新鮮なお魚に嬉しくなって時間を忘れていました。居心地がよく二時間半があっという間に過ぎ
ました。帰り際に白い袋が配られ玄関にあるリンゴを好きなだけお持ちくださいと。見ると大きくて新鮮な甘い香りがするリンゴなので嬉しくなってで4個も袋に入れて
頂いて宿に戻りました。自宅に帰ってから剥いてみるとシャリシャリした美味しいリンゴでした。五所川原に行く人の皆にお勧めしたい居酒屋「釣𠮷」さんは駅から歩いて
7~8分の所にあります。

神宿る銀杏落葉の七変化    鰰の田楽滋味とまず一杯