映画鑑賞報告

４月に書いた観るのが待ち遠しい映画たちの中から２本を観てきましたＹＯ！

先月は今までにないくらい、意欲的に映画館に足を運んでいたなぁ～。昔から映画は好きなんだけど、ビデオ、ＤＶＤってものが普及してからは、ロードショウ期間中に絶対に映画館で観なきゃ！って意識は希薄になって、家でゴロゴロ、お菓子ボリボリしながら観るのが定番となりつつある今日この頃なんですわ。それでも観るのが待ち遠しい...なんて自ら書いた以上は、やっぱ映画館に観にいくべ！ってことで、行ってきましたので軽く感想を。


【ドッジボール】
やっぱね、最高でしたよベン・スティラー！いやぁ～いいねぇ～　ああいうくだらなさの底の底までを公の場で、しかもでっかいスクリーンにのっけて見せようっていうその考えがステキ　頭で考える必要はなく、目に見えてくるものが笑える映画なので、肩の力を抜いて大口開けて笑っていられます。そして何故だかドッジボールのチームを作って試合をしたくなってしまう(笑)　簡単に影響されてます。次の日にこの映画の感想を言えなくたっていいんです！観てる間に大いに笑って、終わった時に爽快な気分を味わえるのがコメディの醍醐味で、語り合う必要はありません。でも、思いっきり笑うってことはすごく必要。眉間の皺を伸ばして、目尻の皺を増やしましょ。

【エターナルサンシャイン】
これは久々に後からジワジワと考えさせられた映画でしたね。観終わった時、思わずポロッと涙がこぼれました。なぜ私は涙をこぼしたのか？そんなことまですごく考えちゃった。”人を好きになる”ってなんなんだろうって。好きになる度合いって人それぞれで、その気持ちを量ることなんてできないんだろうけれど、考えずにはいられなくさせる映画です。ストーリーとしては突拍子もないアイデアだけど、映像自体はすごくシンプル。なので、寝ちゃってた人もチラホラ。抑揚がない映画だっただけに仕方ないっちゃー仕方ないか。でも、心にすごく残る映画だから、見逃しちゃった人はビデオでもＤＶＤでもいいから、見てほしいと思う。私が初めて”ケイト・ウィンスレットってスゴイいい女じゃん！”って思えた記念すべき作品でもある。ジム・キャリーはさすがの名演技で、さらに脇をガッチリ固めたのがキルスティン・ダンスト。彼女の存在がこの映画の鍵となってます。

【クローサー】
ミサオちゃんの言うとおり『カップルで行くことはオススメできない映画』であることは間違いないですな　こういう経験に身に覚えがある人なら尚更。意見が真っ向から対立すると思います。でもって、ジュード・ロウ ファンの人にとっては納得できないストーリーらしいよ(苦笑)　アタシ的にはすごく楽しめた映画でしたけどね。ラストは私の予想を裏切る形ではあったけれど、それはそれでいい裏切りだったかな。この映画に出てくる４人の人間模様ってのが興味深い。４人全員をセットで見ようとすると、そんな話しあるかよぉーって思っちゃうんだけど、個々の人物像だけ見ると、”こーゆー人っているいる””これってアタシのこと？”なーんてすごく身近に感じられるんだよね。単なる恋愛映画じゃないところがこの映画の見所。非現実的に見えるんだけど、実はすごく現実的。人間誰しもが持ってる性ってものを、目の前に突きつけられてる感じでした。



これから観てみようかなーって人がいるかもしれないので、ネタバレにならない程度に、、、なんて考えて打ってたら、もどかしいだけの中途半端な説明に終ってしまってかえって申し訳ない　何れにせよ、映画ってものは観る人によって感想は違ってくるわけで、だからこそ面白いわけで。（すごい逃げ方...）

これでミサオちゃんと語り合えるぜ！って思ったんだけど、どうしたの？一体アタシに何があったの？なんでよりによってまだコンスタンティンを観てないの？？？？