先のブログ記事の続編。今回は今年2月分の生活保護・被保護者調査だが、過去最高は更新しなかった。受給世帯は159万8818世帯で、過去最高だった前月に比して368世帯減った。
生活保護受給者・受給世帯数の増減の理由は様々だろうが、先のブログ記事などでも書いたように、これまでの経済対策も含めた歳出規模の伸びにかかわらず、生活保護に関連する指標は改善の兆しがあるとはとても言えない。
アベノミクスが始まったとされる昨年初め頃からの推移を見ても、ゆっくりとした悪化傾向を示してきている。過去の数々の景気対策が生活保護に係るデータ面での改善効果を示せなかったのと同様、アベノミクスも生活保護分野に効いているとは言えない。生活保護分野の改善は、景気・経済対策ではなく、全く別の政策を採る必要があるのだろう。
<資料>
(出所:厚生労働省資料)
生活保護受給者・受給世帯数の増減の理由は様々だろうが、先のブログ記事などでも書いたように、これまでの経済対策も含めた歳出規模の伸びにかかわらず、生活保護に関連する指標は改善の兆しがあるとはとても言えない。
アベノミクスが始まったとされる昨年初め頃からの推移を見ても、ゆっくりとした悪化傾向を示してきている。過去の数々の景気対策が生活保護に係るデータ面での改善効果を示せなかったのと同様、アベノミクスも生活保護分野に効いているとは言えない。生活保護分野の改善は、景気・経済対策ではなく、全く別の政策を採る必要があるのだろう。
<資料>
(出所:厚生労働省資料)
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