労働力の国際比較 ~ 『労働力人口比率』はやや下位、『失業率』は好成績

2014-06-01 12:49:30 | 日記
先のブログ記事の続編。総務省統計局が一昨日発表した「平成25年 労働力調査年報」では、労働力に関する直近の国際比較も添付されている。

日本のマスコミ報道だけしか見ていないとなると、日本人は日本の雇用・労働問題に悲観的になってしまいがちになるだろう。しかし、国際機関による統計を以て世界各国と比較してみると、日本だけが悲惨な状況にあるわけでは決してない。むしろ、日本人は世界的に見れば恵まれている方であろうとも思えてくる。

下の資料1と資料2はそれぞれ、主要国の労働力人口比率の推移と失業率の直近までの推移である。各国ごとに統計手法が異なる部分があるので、完全な比較とはいかないが、大方の比較をする上では参考になるであろう。

日本は、労働力人口比率の点では平均よりもやや下に位置するが、失業率の点ではかなり好成績である。だが、これはあくまでも国際比較の一つに過ぎない。日本は、日本の国情に即した雇用労働環境の維持・向上を目指していくべきである。



<資料1>

(出所:総務省統計局資料


<資料2>

(出所:総務省統計局資料

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