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ミクロメガスはそもそも人間ではなくシリウス系の惑星人である

2015-01-03 23:20:50 | 森羅万象

 

 

 

『パラドックスの科学論』  科学的推論と発見はいかになされるか

井山弘幸  新曜社   2013/3/15

 

 

 

<ミクロメガスのパラドックス――サイズの問題>

・「ミクロメガスのパラドックス」とは聞き慣れない名だと思われるだろう。これまでに編まれたパラドックス集成に一度として収録されたことがないので、少々気が引けるのだが、科学の歴史に手を変え品を変え、たびたび顔をだす難問である。ミクロメガスは18世紀のヴォルテールが書いた哲学的小説の主人公の名前である。第一にこのギリシア風の名前からして矛盾を含んでいる。「小さくて大きい奴(ミクロメガス)」という面倒な名前だ。

 

・長寿という点ではミクロメガスと共通するが、それでも桁外れに違っている。ミクロメガスはそもそも人間ではなく、シリウス系の惑星人である。身長は約40キロメートルで約1千万年近くも生きるという。M78星雲からやってきたウルトラマンの数百倍の大きさで、しかも想像を絶するほど長生きである。この点からすればマクロ(メガス)ではあっても、ミクロではない。何故にヴォルテールは「ミクロ」メガスとしたのか?ミクロメガスは罪を犯し、やむなく宇宙を遍歴することになる。旅の途次、身の丈2000メートル程度の「矮人」である土星の賢者と話し込む。ミクロメガスから見ると小人にすぎないその賢者と、寿命、感覚の数(シリウス星人の1000感以上に対して土星人は72感、片や人間は五感をもつだけだ)、色彩などの固有性(物質の特質)をめぐって異星間の比較論議をする。その折に身長も寿命も程度の問題であって、大きいとか小さいとか語ることに絶対的な意味などないことが分かる。登場人物中もっとも長寿のミクロメガスでさえ「シリウス星の1000倍も長生きする人々」がいると嘆き、そして1000倍の長寿をもってしても当人たちは短いと不平を鳴らしている。

 

・ミクロメガスと土星人の賢者のコンビはさらに宇宙旅行を続け、ふとしたことから地球にやってくる。すくい上げた海水を即製の顕微鏡で観察すると、そこにモーペルテュイ率いる観測船団がいることに気づく。ミクロメガスは、肉眼では確認できない極微小物である人間との対話を楽しむ。ミクロメガスによる人間の発見は「レーウェンフックとハルトスケルが初めて人間の素となる種を見つけた時」の驚きをはるかに上回っていた、とヴォルテールは書く。レーウェンフックが微生物を発見したときの報告は『王立協会哲学紀要』に掲載されていて、神の祝福を受けずに分裂によって子孫をもうける「気の毒な生物」は小動物と呼ばれていた。ミクロメガスは観測船団の科学者に対して、レーウェンフックと同じことをしているのだ。微生物を極微のものとして眺める人間、そして掌の上でその人間をレンズで観察するミクロメガス。彼とてさらに極大な存在にとっては卑小な存在にしかすぎない。この物語を一読するとわれわれのサイズの感覚は麻痺してしまう。

 

<万物の尺度をもとめて>

・してみると「ほどよい加減」とか「中庸の徳」とか、適度の量について語ることさえ意味を失うだろうし、われわれ人間が棲息する地球の天文学的特性にもとづく「地球的基準」は数ある基準の一つにすぎなくなるだろう。ミクロメガスによれば土星人は寿命を土星の公転周期によって算定する。土星人の1歳は換算すると地球人の30歳に相当する。だとしても土星人にとってこの換算は意味をなさない。地球のことは知らないのだから。

 

・地球を中心として秩序づけられた万古不易の世界空間、最高天に神が住まう唯一無二であるはずの宇宙がブルーノによって相対化され、「諸世界」の一つに降格されたわけだ。地球の他にも似たような生物が棲息する惑星が無数にあって、そこにはおそらく「その生物にとっての神がいる」とまでは言わなかったにしても、そう感じさせる過激な主張であった。地球を中心とする旧体系が二千年の長きにわたって君臨できたのも、キリスト教神学が被造物である人間と人間の居住する地球に対して特権的地位を与えたからである。ブルーノのように世界の複数性をミクロメガスの観点から訴えることは、無神論につながる不敬虔な行ないであり、それゆえ彼は1600年に火刑に処せられた。

 

・だが世界の複数化への思想的趨勢はとどまるところを知らず、フォントネルを経て、やがてヴォルテールの時代になると天文学は世俗化し、神や天使が住まう永久世界の殿堂はいつしか天体図に書き込まれぬようになってゆく。そのような時代にヴォルテールは海峡を隔てた隣国のスウィフトの書いた『ガリヴァー旅行記』を知り、「小人の国」と「巨人の国」へ相次いで渡航した旅行物語から着想を得て、地球基準、人間的基準を無化するシリウス系惑星人の宇宙旅行譚を書いたのである。さて、ミクロメガスの言うように宇宙の大きさについて厳然たる基準は存在しないのだろうか。

 

 

 

 

 

『私はアセンションした惑星から来た』

(金星人オムネク・オネクのメッセージ)
(オムネク・オネク) (徳間書店)  2008/3

 



<金星人、火星人、土星人、木星人の特徴>
・現在、アーリア人という呼び名で多くの人々が知っている白色人種は、金星から来ました。私たちはしばしば背の高い“天使のような存在”として、あなた方の世界のUFOコンタクティたちに語られています。私たちの身長は通常2メートル15センチから2メートル40センチほどで、長いブロンドの髪と、青また緑色の瞳をしていることでよく知られています。

・黄色人種は火星から来ました。彼らは、細身で背が低く、髪は金色または濃い茶色をしていて、肌はオリーブ色から黄色がかった感じの人たちです。目は大きく、つりあがっていて、瞳の色は灰色から濃い茶色の間で人それぞれです。火星人は秘密主義の傾向があり、SFのイラストに描かれるような、幾重にも重なった精巧な未来都市を築いていることで知られています(火星人の生命波動も地球人の物理的な密度のものではありません)。火星人は東洋や太古のスペイン民族の歴史と関係しています。

・地球を訪れた赤色人種は土星系の人たちでした。彼らは、最初は水星で進化を遂げていました。ところが水星の軌道が変わり、太陽により近くなってしまったために生存環境が厳しいものになり、彼らは、土星へ移住したのです。土星人の髪は赤色から茶色で、肌は赤らんでいて、瞳は黄色から緑色をしていることで知られています。体格は背が高く、がっしりとしていて、太陽系内では、筋骨たくましい人たちとして知られています。アトランティス人やネイティブアメリカンはそれぞれ土星人を祖先にもつ民族のひとつです。中でもエジプト人とアステカ族は、とりわけ土星人の影響を強く受けています。

・黒色人種は木星系で進化を遂げた人たちです。彼らは、背が高く、堂々たる風貌をしていて、顔のサイズは大きく、角張った顎をしています。髪の色はつややかな深い黒で、瞳は茶色から青紫です。木星人はその声の美しさと、隠し事をしない開放的な性格でも知られています。彼らの子孫はアフリカやその他の地域に分布しています。

 


『ガンディード』(他5編) 

 (ボルテール)(岩波文庫)2005/2/16
“ミクロメガス”(哲学的物語) ボルテール(1694-1778)の代表作

 

 

<シリウス星団の一住民、土星と言う名の惑星を旅する>
<シリウス星の住人と土星の住人との間に交わされた会話>
・ミクロメガスは、この種の質問をいくつもした後、土星には本質的に異なる実体がいくつあるのかを尋ね、その数はおよそ30しかないことを知った。それは、たとえば、神、空間、物質、感覚で感じる広がりのある存在感、感じかつ思考する広がりのある存在、広がりを持たない思考する存在などなどだった。シリウス星の天体には300の実体があり、しかも彼は旅行中に他の3000もの実体を発見していたのだ。これには、土星の哲学者も肝をつぶした。

<シリウス星人と土星人が二人で試みた旅行。地球と言う天体で彼らに持ち上がったこと>


 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・『ミクロメガス』は、18世紀のフランスのヴォルテールの哲学的小説ですが、当時としては「シリウス星人」とか「土星人」とかの概念がでてくるので、特異な小説です。「宇宙人」が存在するということは、当時の人々の知識ではなかったようです。1952年のアダムスキーの『空飛ぶ円盤同乗記』によって、金星や火星や土星などの太陽系の惑星に宇宙人が住んでいるという話が最初にでたようです。アダムスキーも謎の面も多くて、当時からFBIや一部のメディアでは「詐欺師扱い」だったともいわれています。現在でも「ペテン師」扱いをする一部のメディアもいるそうです。アダムスキーも「金星の異次元」という表現をしなかったからのようです。宇宙人の物理学では「極大を極めれば極小になる」また「極小を極めれば極大になる」というのがあるそうです。現代の科学者でも「進化した異星人の超科学の世界」は理解できないようです。

 

・ボルテールの『ミクロメガス』は、シリウス星人を描いた300年前のフィクションの奇書です。300年前にシリウス星人とか土星人とかを話題にしたボルテールは、驚異に値すると思われます。「歴史のシナリオ」を作るともいわれるシリウス星人は太古から地球に飛来していたといわれ、コンタクティ(宇宙人から伝達接触されたという人)もいたのかもしれません。しかし、『ミクロメガス』は、単なる創作話のようです。

 

・しかし、金星や火星にアメリカの探査衛星が向かい、その表面の砂漠のような写真を送ってきますと、「火星や金星の異次元に宇宙人が存在する」という話になりました。濃密な肉体を離れて、異次元のアストラル界やエーテル界に「アストラル体」という「幽体」で住んでいるということらしいのです。現代では前世が金星人だったというオムネク・オネクも同様な話をしているようです。つまり、アストラル体や幽体で異次元で壮大な都市文明を創っているようなのです。アダムスキー以後には、さまざまなコンタクティが現れて、多くの書籍が出ていますので、「宇宙人は存在しない」と真正面から否定する人は、少数説になりつつあるようです。というのもアメリカ国民のほとんどが「宇宙人の存在」を信じているそうです。

 

・日本でも昔から異次元に住む宇宙人が存在したようです。異界に住むという鞍馬山の天狗は羽が生えており、異星人だったようです。天狗は霊格も低く、ランクとしても異界では最下層であるともいわれております。天狗も色々な種類があるようで、有翼の烏天狗や、鼻の高い顔の赤い良く知られているイメージの天狗もいるようです。天狗の杉山僧正は神に近いともいわれます。『遠野物語』の赤い顔の異人は、オリオン星人の系列だったようです。天狗も異次元に住む異星人と考えれば、理解がすすむものと思われます。

 

・アメリカ合衆国のダルシィ秘密基地の異星人については以下のような情報があります。「なお、ダルシィ地下基地に居住する異星人は1種族ではなく、次の4種族で構成されている。

  標準的グレイ族=身長1メートル20センチ前後。レティクル座ゼータ星出身。

  長身グレイ族=身長2メートル10センチ前後。オリオン座リゲル系出身。

  ドラコ族=レプティリアン(爬虫類人)で身長2メートル前後。肌の色は白くて有翼。オリオン座ドラコ星系出身。基地全体を統括する支配階級。

  レプトイド族=身長2メートル前後。恐竜から進化した地球の先住民らしい。最下層の労働階級で、掃除や炊事、運搬など日常的な雑用を担当」とのことですが、ドラコ族のように「有翼の異星人」もいるようです。

 

・これらの生体実験をしている異星人は、アブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)をしている宇宙人種族として知られています。これらのオリオン星人の系列の異人が、『遠野物語』に登場する異人なのかもしれません。「遠野郷の民家の子女にして、「異人」にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」といわれますが、詳細は不明だそうです。「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」ともいわれています。

 

「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」ということですが、「神隠し」も「異人」やオリオン星人の仕業だったのかもしれません。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。ゲイの不思議な現象の原因を創っているのかもしれません。

 

・「長身のグレイ族」は、オリオン座リゲル系出身と言われますが、かなり進化しており宇宙で最も過激な宇宙人種族なのかもしれません。有翼のドラコ族が、有翼の天狗として日本史に現れたようです。オリオン星人にも色々な種族があるそうです。アヌンナキは、爬虫類的異星人(レプティリアン)系列の神のようですが、オリオン・グループのリーダー的存在のようです。ラージノーズグレイもオリオン星人で、米国と秘密協定を結んだともいわれます。

 

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれ、昔からネットワークがあったようです。宇宙人もウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)やさまざまな形態で人間社会に溶け込んでいったようです。宇宙人は目に見えない人間の精神体やアストラル体に憑依するともいわれ、誰もわからないようです。また「実験室で人間を創った」というリラ星人が3万年、人類に進化しているといわれます。そして、オリオン星人は5万年、人類に進化しているそうです。そして米国に戦後、登場したメン・イン・ブラック(黒衣の男たち)、MIBはオリオン星人であるそうです。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうです。

 

・火星人の秘密主義のため情報は混沌としたものになっています。秘密主義に走るのは異類混血を進めているからでしょうか。太古では「火星霊人と金星蛇人」の戦争があったともいわれていますが、現在は異次元に壮大な文明を築いているようです。また、アメリカにも少数の火星人が棲んでいるともいわれております。「火星人は幾重にも重なった精巧な未来都市を築いていることで知られています」ということで、火星人はむしろシリウス星人やオリオン星人系列なのかもしれません。リラ星人系列と理論的には混乱があるのかもしれません。

 

・「火星人の生命波動も地球人の物理的な密度のものではありません」ということも理解が難しい原因なのかもしれません。異次元の目に見えない夢のような波動の、細かい粒子の世界のようです。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」といわれ、誰も認識ができないようです。

・昔は地球に係る異次元の「火星霊人と金星蛇人」という対立の構図でしたが、火星人が秘密主義であるということは、コンタクティのほとんどが「金髪碧眼の白人種の金星人」とコンタクトしているという事実が物語るようです。金星人というと「美男美女の宇宙人」ということで現在は知られています。しかし、金髪碧眼のアルデバラン星人は、爬虫類的異星人(レプティリアン)の血統も混じっているともいわれます。「火星霊人」というのは、神々クラスなのかもしれませんが、不明です。

・火星人が秘密主義で正体がはっきりしないため、宇宙人理解の大きな障害になっているようです。火星人の系統から日本の神々の系列が分かるのかもしれません。日本民族はプレアデス星座のとある惑星に原郷があるという説もあるのですが、はっきりとは分かりません。

・地球は波動レベルが低いか、または文明のレベルが低くて、未来数世紀経っても宇宙連合に入れないそうですので、確認しようのないことのようです。が、米国は宇宙連合とコンタクトしており、宇宙人が社会に溶け込んでいるともいわれています。宇宙連合とのコンタクトについても色々な説があるそうです。濃密な肉体になったり、アストラル・トリップできる「アストラル体」になったり自由に肉体の濃度を変えれるのは、「進化している異星人」のようです。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。

 

 

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「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

 


1月2日(金)のつぶやき

2015-01-03 05:39:45 | 森羅万象

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恵比寿はイザナギ・イザナミの大神の第三子・蛭子尊である。あるいは大国主命の子・事代主命、そしてあるいは少彦名命のことである、ともいわれています。少彦名命説も面白いものです。体が小さくて:yaplog.jp/karasu0102/arc… #yaplog