日本は津波による大きな被害を受けるだろう UFOアガルタのシャンバラ

エーテル界の人類の源郷か?神の国か?天上のエルサレムか?
チャネラーとコンタクティの情報を集めています。森羅万象も!

9月29日(木)のつぶやき その2

2016-09-30 04:55:45 | 森羅万象

9月29日(木)のつぶやき その1

2016-09-30 04:55:44 | 森羅万象

この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。(6)

2016-09-29 18:19:10 | 森羅万象

 

・「宇宙人情報は米軍から始まり米軍で終わる」と言われますが、宇宙人情報は「核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』」扱いのため、マスコミでもリスクをとる人が少ないそうです。メディアも政府に協力して、自主規制しているかのようです。

 

・肉体的な要素の強いプレアデス星人は人類に6千年進化しているそうですが、アルクトゥルス星人は、次元的にもっと進化しているようです。イギリスがアルクトゥルス星人と昔からコンタクトがあるのかもしれません。どのくらい進化しているのでしょうか。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。ラージノーズグレイは中世の鉤鼻の魔法使いのお婆さんのイメージのようです。1954年には、「ラージノーズ・グレイ」という種族が、ホロマン空軍基地に舞い降りた、と主張されています。

 

・アリゾナ州のセドナは、UFO目撃多発地帯で、それを目的の観光客も多いそうです。が、周辺地域には米軍基地もあり米軍も動いていますので、「UFO異星人」が核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』扱いのため、事件も起こっているようです。何事も『君子は危うきに近寄らず』でしょうか。セドナはパワースポットで多くの異星人に関する逸話があるようです。日本からの観光客も多く、日本人で住んでいる人々も増えているといわれます。

 

・米国ではUFOや宇宙人に関するペイパーブックやブログが豊富に出されていますが、量が膨大で個人的には整理ができないようです。「UFOの洋書を読めばかなりのことが分かる」ともいわれます。

 

・「死後のトンネルはアルクトゥルスの次元の扉の通過」なのでしょうか。臨死体験は、古今東西共通した事項が記録されています。死後、光のトネンルに向かって飛行すると言うのも共通しています。このトンネルこそ、5次元のアルクトゥルス星の次元の扉と言うのです。アルクトゥルスには、高次元の天使が住んでいて、私たちの死後の世界を案内するようです。アルクトゥルス星人も地球に飛来しているらしく、米国人のチャネリングによく登場します。それによると、次元が一層高いところに存在しているようです。死後の世界も徐々に、明らかになってきているようです。死後の世界との交信は、イタコとよばれる日本人の巫女もやっていましたが、欧米でも、真剣に研究所で研究されているようです。

 

・火星や金星と違った意味で、天王星は、謎の多い星のようです。アルクトゥルス星人も人類の進化に関して、重要な役割を果たしているといわれます。天王星人に憑依されたコンタクティもいるようです。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれませんが、いろいろとその他にも伝説があるようです。

 

・「アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種」ということですが、クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」と語られています。「アセンディド・マスター(高級教師)がガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いているといわれますが、「上には上の次元の異星人が存在する」ようです。「そしてガーディアン(守護神)――昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている」と語られています。

 

・ロシアにも多くの異人や神人、異星人の伝説が昔からあるそうです。第2次世界大戦後の動きは、つかめなかったようですが、ソ連が多くの国に分割されてから次第に情報が流れてきだしたようです。

 

・ロシアのUFOやシベリアにおける謎の宇宙人の話などは、日本のマスコミやUFOマニアによって紹介されてきています。宇宙連合にコンタクトしている人々が各国にいるらしいのです。適切な表現はありませんが、いわゆる『闇の勢力』といいましょうか、表の政府に対して裏の政府が宇宙人とコンタクトしているらしいのです。裏の政府が本当の実権を持っているようなのです。

 

・ロシアにもフリーメーソンがありましたし、様々な政治勢力がうごめいていたようです。米国に限らず、ロシアも当然、エイリアンの超テクノロジーを利用して超兵器を開発したいと考えていることでしょう。各国とも宇宙連合とのコンタクトを最重要に考えており、超テクノロジーを入手した国が世界の覇権をとることができるといわれます。宇宙人の歴史も4次元の下層亜空間では、宇宙人同士の殺し合い・戦争の歴史が長かったのかもしれません。

 

・現在、アメリカでは大統領選挙が行われています。過去の大統領の多くがフリーメイソンリーのメンバーであったことはよく言及されています。「アメリカはフリーメーソンの国だ」ともいわれています。「日本の知識人が欧米人を理解できないのはフリーメイソンを知らないからだ」ともいわれています。アメリカについても、学者にも分からないことが多すぎるそうです。現在では秘密結社というよりも福祉団体として知られています。表の組織と裏の高位の組織は違うのでしょうか。フリーメイソンリーもさまざまな種類があるそうです。なかなか書物では、実体が分からないようです。よく「陰謀論」と絡めて話題になりますが、ある意味では利益集団でもあるので、外部の人々には分からないようです。現在、アメリカにはさまざまな異星人や異人が社会に同化しているともいわれます。「はるかに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」そうです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だともいわれます。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」とも語られています。

 

・「選民思想とは、自分たちが神によって選ばれた特別な民族・人種である、という信仰、確信であり、この最も代表的なものがユダヤ教におけるものである」そうです。

 

・古代ヘブライ人は、「神に選ばれた種属」ともいわれていたそうですが、その末裔のユダヤ人が、第2次世界大戦時に6百万人もの虐殺をナチス・ドイツから受けたのは、歴史上の謎のようです。

 

・「近年、イスラエルがシリウス星人と交易協定を結んだ」そうですが、これもアメリカ合衆国に深くくいこんでいるといわれるユダヤ勢力とのつながりや、秘密諜報機関モサドの暗躍が背景にあるようです。

 

・昔言われた「金星蛇人と火星人の対立・戦争」の構図がありましたが、現代ではリラ星人やシリウス星人とのコンタクト、宇宙連合とのコンタクトがアメリカ合衆国以外にも増えだしたということでしょうか。特にロシアは米国への対抗からか、諜報機関の総力をあげてエイリアンの超テクノロジーの入手に躍起になっているそうです。

 

・戦後、米国に小柄なバイオ・ロボット、グレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックといわれる宇宙人の真の正体とはいろいろと説があったそうです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させたともいわれます。ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。また金髪碧眼のアルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。

 

・聖書の「ヨハネ黙示録」のなかの“反キリスト”“獣”の正体とは、どのようなものでしょうか。50年前に米国に飛来した小人族のグレイ、金髪碧眼のノルディック、メン・イン・ブラック(黒服の男たち)などは、いわゆる昔の人が“悪魔”と呼んでいた宇宙人たちなのでしょうか。メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)の超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。ハリウッド映画のMIB(メン・イン・ブラック(黒衣の男たち))では、宇宙警察のイメージでした。

 

・小人族のグレイは中世ヨーロッパにおいても、生体実験を行っていたという記録があり、“悪魔”と呼ばれていたようです。 宇宙人「グレイ」の故郷もベテルギウス(オリオン座の恒星)なのだという説もあるようです。

 

・グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕の種族」等が存在しているといわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

 

・フリーメイスンは秘密結社であるのですが、米国内では大きな力を持ち、表に出ている建物、組織は一般社会に定着しているそうです。アメリカはフリーメーソン王国ともいわれていますが、メディアに載ることが少なく、秘密結社というものに馴染みのない私たち一般人には、その影響力の強大さがほとんど知られていないようです。

 

・「フリーメーソンは秘密結社ではあるが、秘密なことはほとんどなくなっており、フリーメーソン研究家は10万冊を超えるフリーメーソン関係の出版物から豊富な資料を得ることができる」ということだそうです。が、謀略論などででてくる程度で、非結社員には実体が分からないそうです。私たち一般人には、把握できる知識ではありません。

 

・アメリカ社会におけるフリーメーソンの存在感は、日本人には分からないそうです。結社員は自己利益のために秘密を守りますし、非結社員は何も分からないからのようです。

 

・米軍幹部にもフリーメーソンは多いそうで、影響力の強力さが窺われるそうです。「イルミナティなどのフリーメーソンに入ると神に会える」という与太話があるそうですが、不思議な話です。「イルミナティは宇宙人の集団なので強力なのだ」ともいわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理している」ともいわれます。

 

・フリーメーソンに関しては10万冊以上の書籍が出版されたそうですが、秘密結社なるがゆえに、非結社員が書いたものがほとんどではないのでしょうか。「フリーメーソン結社員でなければビジネスがうまくいかない」ということは、友愛・慈善団体のイメージよりも相互利益団体のイメージが強いようです。

 

・「日本人が欧米人を理解できないのはフリーメーソンを知らないからだ」とよく言われますが、「秘密結社」という概念は日本人には馴染みのないもののようです。また、日本の授業料の10倍以上もするイェール大学が「国家権力の中枢」と呼ばれるのは、CIA(米中央情報局)の要員にイェール大卒が多いからだそうです。

 

・WASP(ワスプ)は、ホワイト、アングロサクソン、プロテスタントの頭文字をとった略語で、アメリカ合衆国の白人のエリート支配層をさします。フリーメーソンはWASPの支配階層の貫徹を意味するようです。「メーソンでなければ出世できない」とはWASPの支配を象徴しているようです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるそうですが、アメリカにはコンタクティも多いのでしょうか。そして「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。シリウスA人はイスラエル政府と契約の宇宙の商人ともいわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです

 

・インターネット情報をみてみると、「アメリカのメーソンは現在でも400万人いるからこれを2百年にわたってみると著名人でもきりがなくなる『メーソンでなければ出世できない』といわれている。閣僚および副大統領、これらを含めていわゆる政府高官は、104名、上院・下院議員が816名、州知事が464名、フリーメーソンの高級軍人は、将官以上が437名、また司法界も多い」とのことだそうです。

 

・フリーメイソンの秘密のシンボリズムも古代からの人智を超えた高等知性体の存在が窺われるそうです。フリーメイソンの象徴「万物を見通す目(摂理の眼)」が描かれている謎は、現代では分からないようです。リラ星人も人類の源流ともいわれ謎の多い宇宙人種族のようです。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。

 

・フリ-メイソン組織は、現代では慈善団体のイメージが強いそうですが、会員数は全世界で約300万人。日本での会員数は約2000人で、多くは在日米軍関係者。日本人は300人程度だそうですが、日本人には理解不能の組織だといわれる所以でしょうか。日本にも昔から秘密結社が全くなかったわけではありませんが、フリーメイソンのような大規模な秘密結社の組織は、日本人には馴染みがないそうです。

 

・アストラル界にある惑星マルドゥクが、人間の死後の世界であり、宇宙人の壮大な文明の中に入れるようです。アヌンナキ(アベンナキ)がある種の神のようです。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、詳しくはありません。死後の世界からの霊界通信を実証しようとする研究機関があるそうです。死後の世界と高次元の宇宙人が存在する世界は相似しています。そして、アストラル界とエーテル界には都市文明があるそうです。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」といわれます。

 

・amazonに「プレアデス」と入力しますと450件の書籍が分かります。

『プレアデス星訪問記』(上平剛史)という本もあり、昔から日本人とはなじみの星座です。日本民族の原郷となった異星がプレアデス星団にあり、現在でもそこから異星人が来ているというスイスの有名なプレアデス星人のコンタクティのビリー・マイヤーの話もあるようです。プレアデス星人は、人間と非常に近い種族で、似ているそうです。耳たぶが長いという話もあり、仏様の耳たぶを連想させます。ただプレアデス星人は若く見えても非常に高齢で、人間と比較して寿命がとてつもなく長いそうです。宇宙人は、一般的に、そのように若く見えるが非常に長寿の話が多いようです。プレアデス星人にもネガティブな存在がいるようで驚きます。

 

・ヨーロッパは妖精や異人伝説の多い地域です。「中世のドイツの領主はほとんどが異人か異人の末裔だった」ともいわれます。そして昔から異人の人間社会への溶け込みはすすんでいたそうです。また、コンタクティになる人物の背景を生まれた時から知っている異星人が多く、何らかの方法でコンタクティのデータを知り、子どもの頃から観察しているようです。ですから偶然に宇宙人と出会う場合もありますが、コンタクティを選んで異星人がやってくる場合が少なくないのかもしれません。空飛ぶ円盤を見て、それから地上に異星人が現れるというパターンです。

 

・ビリー・マイヤーの膨大なメモは日本でも「翻訳をすすめる会」ができて、10冊以上出版されました。アメリカを始め世界中で、ビリー・マイヤーのプレアデス星人とのコンタクト話が注目され、テレビ番組に取り上げられたり、写真集や書籍になって世間一般に知られたようです。ビリー・マイヤーの研究者も多いようです。アダムスキーのように「詐欺師」扱いをうけたこともありますが、膨大なメモの内容が認められているようです。しかし、「写真」によく「ニセモノ」が紛れ込むようです。巨大な空飛ぶ円盤が地上に接近し、たちまち消えるということも昔からあったそうです。

 

・「プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある」ということで、近年は色々と事態が非常に動いているようです。プレアデス星人は、人類に6000年進化しており、天使クラスの異星人ではないのですが、プレアデス星には地球から6時間で行けるそうです。

 

・米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったともいわれます。

 

・シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)の争い、戦争があったようです。牛神は、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)だったようです。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよいようです。龍神も牛神も人間化して、アストラル界やエーテル界で「神々の世界」を構築しているようです。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類的異星人(レプティリアン)」などがエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。

 

・プレアデス星人も「宇宙連合」としてまとまって動いているようです。したがって、神々のクラスの異星人ともコンタクトしているようです。オリオンはピラミッド組織の階級意識の強い種族ですが、プレアデスは、階級意識の強くないフラットな組織のようです。昔は「オリオン大戦」のような大規模なスター・ウォーズにでも参戦したのでしょうか。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

 

・「1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている」とのことですが、ナチスの政策に関与したのでしょうか。好戦的で残酷なプレアデス星人というイメージはないようですが。プレアデス星人にもネガティブ・グループとポジティブ・グループがあるようで驚きです。

 

・ナチスのユダヤ人大量虐殺の背景は歴史上の大きな謎ですが、異星人情報は国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのため分かりません。またこの種の話には私たち一般人は、当然詳しくはありませんし、荒唐無稽な話が多いようです。

 

・サタン(悪魔)といわれる琴座のリラ星人系列と天使的なシリウス星人系列が、宇宙を2分して大戦争をしたというスター・ウォーズの物語。シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)のスター・ウォーズ。堕天使ルシファーが、天使団の3分の1を率いて神に反乱を起こした「天の戦争」の物語。プレアデス星人もどちらかの陣営に加わって戦闘に参加したのでしょうか。「プレアデス星人は、こと座からの避難民、長身金髪のノルディック」ということだそうですが、詳細は不明です。

 

・「アルデバラン人が強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である」とのことです。が、アルデバラン星人とプレアデス星人が混同されているそうです。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれていますが、「ナチのようだった」というコンタクティの報告もあるようです。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置したのが爬虫類人だそうです。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理しているともいわれます。

 

・「実験室で人間を創った」というリラ星人(こと座人)と「思念で人間を創った」といわれるシリウス星人の対立の構図は、複雑な様相を示しているそうです。が、現在では、大規模なスター・ウォーズは、互いに起こさないようにしているらしいのですが、小規模な小競り合いはあるのでしょうか。どちらもネガティブ・グループとポジティブ・グループがあるようで、複雑怪奇な宇宙人の様相を呈しているようです。

 

・天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人は、「世界中で奇跡を演出している」ともいわれていましたが、詳しいことは分からないようです。プレアデス星人はシリウス星人とも宇宙連合で当然、コンタクトがあるようです。「進化の格差」も克服していることでしょうか。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれています。

 

・「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という話は、プレアデス人のイメージを悪魔的なものにします。「プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある」そうですが、この評議会と各国政府、国際連合とのコンタクトがあるのかもしれません。準マスター(大師)クラスが、人間の姿を装い、地上に出てきているともいわれているそうですが分かりません。マスター(大師)・クラスや日本に関係する神々も超能力を隠して、3次元の人間に憑依しているのかもしれません。はるかに進化した異星人は人間の精神体に憑依するそうで、天使クラスは通常は認識できないようです。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ともいわれます。

 

・「理論的には神々は『不死』で、時空を超えており、何でもできる」そうですので、現代の神話も多いはずですが、アバブ・トップシークレットのため、私たち一般人には分からないようです。サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうです。アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだそうです。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。

 

・人間は当初は完全なもので長寿だったといわれます。しかし、スター・ウォーズもめぐりめぐって、「異類混血」などの結果、元来、「人間の子供に障害児が生まれる原因」になっているという話もあり、事は重大です。「魔神が子供を障害児にする」ともいわれます。人間が困ることを何でもする堕天使グループもおり、「病原菌をばら蒔く堕天使もいる」そうです。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれますが、今も中東での戦闘も激化しているようです。また「ヨーロッパの人口が激減した中世の黒死病の流行は異星人の細菌兵器だった」という説もあるといわれます。

 

・米国やイスラエルのようにエイリアンの超テクノロジーなどの異星文明を国家戦略として、国家機関の総力をあげて導入すべき時だと思いますが日本的な対応が限界のようです。「日本はUFO後進国だ」そうです。ロシアやその他の国々もアバブ・トップシークレットとして、異星人とコンタクトしているのかもしれません。また「日本はヘルメスが統治する国だ」と言われますが、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。

 

・異星人情報を国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにしているアメリカ合衆国も、コンタクティやチャネラー(霊的交流者)やUFOマニアが多いために「UFO関連書」を読めば、かなりのことが分かるそうです。

アメリカの洋書の数も多く、とうてい私たち一般人は、時間もなく把握できず、当然詳しくはありません。

 

・『遠野物語』の顔の赤い「異人」はオリオン星人だったようです。日本でも「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。しかし、「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないといわれます。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうです。大本教の出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っているそうです。

 

・過去60年間、米軍は当然のように宇宙連合とコンタクトして、エイリアンの超テクノロジーを入手して、超兵器を完成しているそうです。また、莫大な宇宙人情報も蓄積していることでしょう。

 

・30年ほど前には、米国のマスコミも大騒ぎしたエイリアンのアブダクション(誘拐)やキャトルミューテーション(動物虐殺)事件もありました。現代では、メディアも国策に協力して、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』に関わる宇宙人情報の機密は、官民一体で、今後とも守られるようです。

 

・「“間(はざま)”の次元から、たくさんのグレイが開放され、人類に実験を施す技術者として、あなた方の物質的な次元を自由に歩きまわれるようになりました」という奇妙な話もあるようです。

 

・昔から「米軍の中に異星人が混じっていた」とも言われ、「異星人情報は米軍から始まって米軍で終わる」と結論できるそうです。が、恐らく米軍は、『異星航路』に向かい、プレアデスやリラ、シリウスの領域へと進出していることでしょうか。「それにしても"一杯食わされている"人々の多いことでしょうか」ともいわれています。ネガティブな異星人に騙されている人々が多くいるということでしょうか。

 

・異次元にあるというアガルタ・ネットワークの地下都市とは、アストラル界のような異次元の世界のようです。アガルタの存在は、宇宙人とのコンタクティ(宇宙人から伝達・接触されたという人)から知られるようになったようです。ドイツのヒトラーがアガルタの超科学による超兵器の獲得を目指して、何度か洞窟の探検隊を世界中に送りだしたそうです。当時ナチスはゲルマンの神々(宇宙人)とコンタクトしていたのでしょうか。昔の人々は異次元と洞窟を混同したようです。ちなみに宇宙人は科学の進んだ国に現れるそうです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。

 

・昔の人は「宇宙の異次元」という概念がなく、真面目に洞窟探検をしていたようです。また、私たち一般人も「異次元」という概念がないので、分からないそうです。地上を歩いて洞窟(異次元)から別世界に行った伝承は世界中にあるようです。「霊界」なら理解できるようですが、アストラル・トリップ(幽体離脱)でしか入れないそうです。宇宙にはアストラル界やエーテル界という霊界に似た世界があると考えれば理解しやすいことでしょうか。進化した異星人は自由にアストラルプロジェクションができるようです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」そうです。

 

・国家が宇宙人とコンタクトをしますと当然ながら、数千年から数万年進化している超科学の知識を入手しようとします。米軍も「エリア51」などで、総力をあげて超兵器を開発しているそうです。

 

・オリオン座は、エジプト文明時代から崇拝されてきた星座です。米国が秘密協定を結んだのは、ラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「世界中に広まっている不思議なゲイの現象は、宇宙人の人格転換である」という説もあるようです。

 

・アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバランの異星人が「霊媒のヒトラー」を人格転換したともいわれます。冴えない水彩画家だったヒトラーは、宇宙人の人格転換によってまた「霊界から来た男」ともいわれ、第3帝国の総統にまで登りつめました。また「不思議なゲイ(LGBT等)の現象は、高次元の宇宙人の人格転換である」ともいわれます。

 

・「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書、ヨブ記38章31節)という文もスター・ウォーズのオリオン対戦に関係しているのかもしれません。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。NASAの「オシリス・カルト」は、たびたび話に登場します。米国の宇宙飛行士は、ほとんどがフリーメイソンともいわれています。秘密結社フリーメイソンリーの強い繋がりが窺われます。「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会える」という与太話もあるそうです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。

 

・「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」といわれます。オリオン座に向かった日本人もいたそうです。ネガティブなオリオン・グループは“闇の勢力”を形成しているのでしょうか。星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよいそうです。

 

・牛神の宇宙人がテクノロジーで龍神の宇宙人を圧倒し「低層4次元」に追い払ったともいわれています。また、太古、地球には「龍神」と「牛神」の2種類の神が来て、人間を創ったそうです。旧約聖書の神が「龍神」で、新約聖書の神が「牛神」といわれます。現代では龍神も牛神も人間化して、アストラル界やエーテル界で「神々の世界」を構築しているのかもしれません。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類的異星人(レプティリアン)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。このようにオリオン星人は、異類異形の宇宙人も多いようです。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理しているともいわれます。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。

 

・太古から多くの異星人のDNAを日本人は、遺伝子として保有しているようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。異類異形の鬼や天狗もオリオン星人系列の宇宙人だったようです。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。

 

・「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。死後の世界からの霊界通信を実証しようとする研究機関があるそうです。死後の世界と高次元の宇宙人が存在する世界は似ています。異星人の存在するアストラル界とエーテル界と人間の死後世界、幽界や霊界は非常に細かい粒子でできている世界のようです。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

 


この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。(5)

2016-09-29 18:17:54 | 森羅万象

 

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・amazonの「洋書」に「Stewart A. Swerdlow」といれますと22件の書籍を知ることができます。「内部告発者がイルミナティ・レプタリアン連合の日本制圧計画を暴露する!!」ということで注目された著者のようです。内容が、とても斬新に思われました。フィクションかナンフィクションかもわかりませんが、ここ70年間にでた非常に重要な内容を持つ本だともいわれました。「1943年、フィラデルフィアにおいて巨大な艦船が突如、消滅するという事件が発生!それをきっかけに動きだしたアメリカの極秘研究がモントーク・プロジェクトだった。そこでは、エイリアンとの密約によって得られたテレポーテーション、リモート・ビューイング、マインドコントロール、タイムマシンなど数多くの未知の技術が研究、開発されていた」と語られています。

 

・アメリカの数万冊のUFO・エイリアン関係の洋書を読めばかなりのことが分かるといわれます。しかしながら、私たち一般人は、「時間がない」というのが実情で、出版社の情報検索の担当者に期待しています。

 

著者の本は以下のようです。

「Montauk: The Alien Connection1998/1」、「True World History: Humanity's Saga (English Edition)2014/1/11」、「The True Reality of Sexuality (English Edition)2012/11/10」、「The Hyperspace Helper (English Edition)」、「Blue Blood, True Blood: Conflict & Creation (English Edition)2012/4/3」等々です。

 

・理論的には、神々は不死で時空を超えているので、今も何らかの形で人類に関与しているのでしょう。が、異星人以上にマスコミには情報が登場せず、私たち一般人は、訳が分からない話のようです。

 

・スイス人の有名なコンタクティ(接触者)、ビリー・マイヤーのプレアデス星人の情報によると「プレアデス星座のとある惑星に日本民族の 原郷があり、日本に関係する異星人も地上に飛来している」と語られています。「日本民族の神話の原郷『 高天原』は、超巨大な都市型の母船である」という説もあるそうで、「宇宙連合」との関わりが窺われます。

 

・日本にもイルミナティがいるのでしょうか。欧米を支配するフリーメーソン組織の歴史と異星人とのつながりはあったようです。「異星人だと言われている人になんとかして会ってみると、まったく普通のオッサンと変わりがなかった」という話もあるといわれます。

 

・「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうですが、私たち一般人の実感としては、メディアに報道されない以上、異次元の高等知性体の正体は皆目分からないようです。

 

・神々の争いが、スター・ウォーズになったようで、現代においても小規模な戦闘は続いているともいわれます。

 

・「地球上と同じように宇宙でも戦争が普通の状態で、平和が異常な状態」なのかもしれません。

 

・「人類の歴史を見ると、戦争の時代の方が平和の時代よりも長かった」そうですが、スター・ウォーズも大規模なものだと宇宙の一部を壊してしまうようなものもあったようです。

 

・あの小柄なグレイもスター・ウォーズを繰り返し、核戦争の原子爆弾の放射能で体が退化したそうで、「人類の未来の姿だ」という話もあったようです。

 

・人間の戦争にも「おぞましい話」が多いのですが、エイリアンのスター・ウォーズでは人間の想像力をはるかに超えるような「おぞましい話」も非常に多かったといわれます。

 

・「神に選ばれた種属」ユダヤ人がナチス・ドイツによって6百万人も虐殺されたのは、「何か神に関係することが理由」で狙われたという説もあるそうです。エロヒムによると「ユダヤ人は神の選民だった」そうです。ユダヤ人はリラ星人の末裔といわれます。「古代リラ星人は、アセンション、つまり上位の次元、5次元以上の移行を待っている」といわれます。

近年、イスラエルがシリウス星人と交易協定を結んだ波及効果は私たち一般人は、わかりません。

 

・遺伝子操作か「思念で人間を創った(?)」といわれる天使的なシリウス星人と「実験室で人間を創った」サタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人の抗争は、現代にも続いているスター・ウォーズなのかもしれません。人類の記憶にある「天の戦争」というスター・ウォーズとは、時空を超えているのかもしれません。

 

・「選民思想とは、自分たちが神によって選ばれた特別な民族・人種である、という信仰、確信であり、この最も代表的なものがユダヤ教におけるものである」といわれます。。

 

・古代ヘブライ人は、「神に選ばれた種属」ともいわれていたそうですが、その末裔のユダヤ人が、第2次世界大戦時に6百万人もの虐殺をナチス・ドイツから受けたのは、歴史上の謎のようです。

「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。驚愕すべき異星人の歴史のようです。

 

・「近年、イスラエルがシリウス星人と交易協定を結んだ」そうですが、これもアメリカ合衆国に深くくいこんでいるといわれるユダヤ勢力とのつながりや、秘密諜報機関モサドの暗躍が背景にあるといわれます。

 

・昔語られた「金星蛇人と火星霊人の対立・戦争」の構図がありましたが、現代ではリラ星人やシリウス星人とのコンタクト、宇宙連合とのコンタクトがアメリカ合衆国以外にも増えだしたということでしょうか。特にロシアは米国への対抗からか、諜報機関の総力をあげてエイリアンの超テクノロジーの入手に躍起になっているといわれます。ロシアはタウ星人と当初コンタクトがあったそうです。「最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」ともいわれます。

 

・戦後、米国に小柄なバイオ・ロボット、グレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックといわれる宇宙人の真の正体は、プレアデス人のようです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるといわれます。

 

・「思念で人間を創った」という天使的なシリウス星人と「実験室で人間を創った」というサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人が宇宙を2分してスター・ウォーズを始め、宇宙の一部を壊したと言われています。

 

・スター・ウォーズの原因は、「異類混血」でモンスター・タイプと人間タイプが異常にその遺伝子操作による容姿の変化を憎んだからだともいわれます。異種交配実験が、密かに行われているとも述べられています。

 

・「ネガティブなシリウス星人が遺伝子操作でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたそうで、神が大洪水でそれらの生物を全滅させた」という神話もあるといわれます。

 

・地球は、プレアデス星人からシリウス(オリオン)星人の支配へと変わる天の予定・計画があるそうですが、実現が遅れているともいわれます。

  

・この「透明人」も近年、地球に来ていたそうで、宇宙連合の飛来が窺われます。「の生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来た」と語られています。

 

 

・以前は「地球はレベルが低すぎて宇宙連合に加入できない」と言われていたそうですが、近年、イスラエルが『シリウス星人と交易協定』を結んだともいわれます。モサドの優秀性のお陰でしょうか。

 

・「ユダヤ人の頭脳は良い」といわれていたのですが、イスラエルの知識階層の指導者レベルが高すぎて、『シリウス星人との交易協定』を結ぶことができたのでしょうか。どこかの国のように知識階層の指導者レベルがあまりにも低すぎて、向こう百年以上たっても、『シリウス星人との交易協定』すら結べない国もあると語られています。

 

・宇宙には2種類の宇宙人種族があり、太古から対立・抗争をしてスター・ウォーズをしてきたようなのです。楕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に挑んだ「天の戦争」の話も、現代風に言うと楕天使ルシファーやサタン(悪魔)という名前は遺伝子科学者の集団の名前だと語られています。ラグナロク「最終戦争」の話は、未来、現在、過去が混然一体となっている高等知性体のいる高次元で語られる、未来の地球の惨状かもしれません。北欧神話は、アルデバラン星人の神話で、ヴァン神族やアース神族はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。

 

・米国の未来透視家マクモニーグルによると「23世紀と24世紀に大戦があり、世界の人口が6分の1になる。細菌兵器も使われる」という不気味な未来透視話もあるようです。20世紀に非常に盛んだった「米ソ対立による第3次世界大戦の危機の話は、21世紀になりマスコミも沈黙しました。シリア内戦も激化し、またそろそろ「第3次世界大戦の危機」の本が出版されはじめております。現実にサイバー戦争・攻撃も行われていると述べられています。衝突する2大勢力の対立・抗争が「最終戦争」ラグナロクになるようです。人類の「最終戦争」の危険は、常に潜在的にあるそうです。

 

・ネガティブなシリウス星人は、人間がぞっとする生物を遺伝子操作などで作ったので神に嫌われたといわれます。そこで、神は大洪水を起こしてそれらの生物を全滅させたという神話もあるようです。「金星蛇人と火星霊人の戦争」とか大宇宙には常に対立する2種類の宇宙人がいて、その対立・抗争が超太古から未来へと続いているようなのです。しかし、低層4次元世界にモンスター・タイプが生きているともいわれます。

 

・実験室で人間を創ったというサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人と、思念で人間を創ったと(?)いわれている天使的な宇宙人のシリウス星人が対立して、神・天使と堕天使・悪魔の戦争、スター・ウォーズがあったようなのです。現代ではパラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の存在が知られるようになりました。シリウス星人はネガティブ・グループとポジティブ・グループが存在するといわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の特定の研究集団の名前だ」といわれます。特定の遺伝子実験をめぐって対立しているらしいのです。「彼はイルミナティの祖先をアヌナキだとする。アヌナキは古代シュメールの神々の種族であり、実は宇宙からやってきたエイリアンである」といわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だといわれます。

 

・「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれています。「“透明人”とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人」といわれますが、爬虫類的異星人(レプティリアン)がイルミナティを通じて人類を支配しているという説もあると語られています。

 

・昔は「金星蛇人と火星霊人の争い、戦争」の話がありました。とにかく宇宙では2種類の宇宙人種族が対立して戦争、スター・ウォーズを繰り返してきたようなのです。また遥かに進化して、天使的な宇宙人にも分からないような未知の宇宙人種族がいると語られています。地球では、現在、中東諸国での戦闘やイスラム国との戦争が、どのように展開するのか予断は許しません。

 

・日本神話に登場する神の分類として、国津神(くにつかみ)と天津神(あまつかみ)がありますし、スサノオ対アマテラスとか、2種類の対立する神々が闘争して宇宙は進化しているようなのです。国津神の素性も正確には分かりません。前の神々だったのかもしれません。

 

・天津神は高天原にいるか、または高天原から天降った神の総称です。それに対して国津神は地に現れた神々の総称とされています。しかし、高天原から天降ったスサノオや、その子孫である大国主などは国津神とされています。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれますが、現代になって国津神や天津神もシリウス星人やリラ星人、オリオン星人やプレアデス星人という具体的な名前が出てきそうです。平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏はセム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争いだったと語られています。

 

・北欧神話でもヴァン神族とアース神族が争い、戦争をして、混血がすすみ、ヴァン神族はアース神族から離れていき、謎の場所ヴァナヘイムへ去ったようなのです。ヴァナヘイムはパラレル・ユニバース(並行宇宙)なのかもしれません。感情の程度も宇宙人や神々は、人間以上に思われますし、想像を絶することで人間の良識や常識が通用しないようです。人間の記憶力と比較しても異星人は決して忘れるということはないのかもしれません。寿命にしても、あらゆることが「超人」ということでしょうか。それにしても神々の争いも凄まじいもののようです。

 

・『(ヴァナヘイム)-ヴァン神族の住む世界。もはやどのような世界であったかを類推することすら難しい。最終戦争ラグナロクの影響を受けない位置にある』ということですが、ヴァン神族はパラレル・ワールドかニルヴァーナ(涅槃・天国)に移ったのかもしれません。神々の世界は、未来と現在と過去が混然一体となっている異次元などで、未来を読んでいるのかもしれません。

 

・パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球ともいわれておりますが、“ヴァン神族”がシリウス星人なのかもしれません。そうすると“アース神族”がリラ星人系列なのかもしれません。またその逆なのかもしれません。“ヴァン神族”も“アース神族”も形を変えて今も存在しているということでしょう。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。太古、地球には「龍神」と「牛神」の2種類の神が来て、人間を創ったそうです。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったと語られています。

 

・4次元以上の高次元の世界、アストラル界やエーテル界には都市があるといわれています。また、高度に進化した宇宙人は数千キロメートルの都市型の宇宙母船を持っていると語られています。惑星規模の宇宙母船もあるようです。都市型の宇宙母船がアストラル界やエーテル界に突入したのがシャンバラであるともいわれています。

 

・アース神族はアストラル界やエーテル界の都市に住んでいるのかもしれません。またイタリアのクラリオン星人の有名なコンタクティであるマオリッツオ・カヴァーロによると「神々の都市」に意識の変性状態で行ってきたと述べられています。異次元の都市に棲む異星人というイメージは私たち一般人には、理解できないようです。

 

・「北欧神話の神々にはアース神族、ヴァン神族、ヨトゥンの3つの氏族がある」そうですが、霜の巨人ヨトゥンを含む巨人の世界があるようです。霜のような人間の姿に実体化できないような遥かに進化した高次元の宇宙人も地球に来ているという報告もあるそうです。「霜の巨人ヨトゥン」も前の神々だったのかもしれません。それだけはるかに高次元の異星人のようです。米軍は133種類の宇宙人を把握しているそうですが、その膨大な情報は軍規により守られているようです。アメリカ空軍の士官学校の教科書には宇宙人の種類が載っているそうです。

 

・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると、

霜の巨人(しものきょじん)は、北欧神話の巨人。超人的な強さをもつ、大自然の精霊の集団の一員である。古ノルド語ではjǫtunn(ヨツン、ヨトゥン、ヨートゥン)といわれ、時にはjotun(/ˈjoʊtən/と発音される)のように英語化される。

 

霜の巨人は アース神族とヴァン神族とは反する立場にあるといわれている。しかし彼らは頻繁に交流したり、あるいは彼らは結婚さえしたりした。彼らの祖国は、高い山または密林によって人間の世界ミズガルズから隔てられた、古代北欧の宇宙論における9つの世界の1つ、ヨトゥンヘイムである。ニヴルヘイム、ウートガルズ、ヤルンヴィドを含むその他の地名もまた、彼らに関係がある。いくつかの伝説や神話においては、彼らは人間と同様の背丈であると描写されている」と記録されてあります。

 

・高次元の異星人も地球人に憑依したり、人間の背後霊や守護霊になったり、あるいはテレポートして地上に出てきたり、コンタクティやチャネラーに憑依して高次元の状況を伝えたりしているといわれます。どうやら地球の人間社会は高次元の異星人にとって関心を引く場所、観察するのに面白い場所のようなのです。ほとんどの高次元の宇宙人種族が人間社会を観察しているという説もあるといわれます。人間の精神体に侵入してくる宇宙人の超能力が指摘されているようです。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」とも語られています。

 

・理論的には神々は不死ですので「神々」とよばれておりますし、時空を超えていますので、現代に神々のコンタクトがあっても不思議ではないようです。また、世界中の神々は、世界的に共通性があり、ランク付けもできるといわれます。1人の神が多くの神の名前を持っているともいわれ、神々の世界も不明です。神話や伝承だけが手がかりとなるようです。

 

・「源氏がオリオン星人の系列、平家がプレアデス星人系列だ」といわれます。オリオンの邪体霊と人間に最も近いプレアデス星人といえば、スター・ウォーズの「オリオン大戦」を想起させます。平家が現在の韓国の一部族と関係があったという説もあるそうです。またプレアデス星人が比較的よく人間と接触しているようですが、外見からは判断できないからでしょうか。

 

・プレアデス星人もネガティブ・グループとポジティブ・グループがあるようです。ネガティブ・グループがナチスのユダヤ人の虐殺に関与したという説もあるそうです。金髪碧眼のプレアデス星人、ノルディックとよばれる長身の宇宙人がグレイとともに、生体検査をしていたという米国のアブダクション(誘拐)の話もありました。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という話には驚愕します。

 

・一部のオリオン星人は、米国に現れたメン・イン・ブラック(黒衣の男たち)であったともいわれ、宇宙のトラブル・メーカーであり、スター・ウォーズの原因を作ったともいわれている非常に評判の悪い宇宙人種族のようです。しかし、オリオン星人は人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるともいわれます。オリオン星人とプレアデス星人も昔から地球にきており、世界中にその末裔が存在し、互いにネットワークを作り密かにコンタクトしているともいわれています。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」だそうですので、日本でもプレアデス星人とのコンタクティが多いともいわれております。政府筋とのコンタクト話もあるという与太話もあるといわれます。

 

・北欧神話はドイツのナチス・ヒトラーのゲルマンの神々の崇拝に関係してきます。当時ナチスは、アルデバランの宇宙人とコンタクトがあったといわれています。風采の上がらないユダヤ人の血を引くともいわれるヒトラーと金髪碧眼のゲルマンの神々・超人たちが、つながりがあったというのは、歴史の皮肉だそうです。ヒトラーは霊媒の多い地域で生まれており、第1次世界大戦中に宇宙人の人格転換にあったともいわれています。売れない水彩画家と、ドイツを支配した残酷な独裁者、第3帝国の総統のイメージが結びつかないようです。

 

・“霊界から来た男”といわれるヒトラーは、売れない画家だったころの人格とは別人格になったそうです。また、ヒトラーはホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)のメンバーだったともいわれているようです。ファンタジーの物語のように魔神と善神が同一で複雑怪奇なストーリーを展開しているようです。ちなみに、戦後に生きているヒトラーと出会ったという出鱈目な法螺話も少なくなかったようで、真剣に主張している人もおり不思議な話のようです。「幽霊ハンス」のように、ヒトラーの幽霊が出たのかもしれませんが。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。戦後、ヒトラーは南米を転々 とし最後はブラジル奥地のマットグロッソという場所に移り住み1984年に95歳でこの世 を去ったといわれています。

 

・シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。アルデバラン星人はナチスが崇拝するアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”はどのような国だったのでしょうか。今では「第4帝国の皇帝」の話もあるといわれます。

 

・シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるようです。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人が高度に進化したようです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。

 

・「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」だったようです。爬虫類的異星人(レプティリアン)やグレイも「人間化」がすすんでいるようです。

 

・米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いともいわれます。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるともいわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」といわれます。

 

・米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にある。「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」ともいわれます。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないといわれます。

 

・「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書、ヨブ記38章31節)という謎のフレーズがあります。何を意味しているのでしょうか。

 

・「一万年以上前のベテルギウス(オリオン座の恒星)星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであった」らしいのです。オリオン座は「神の星座」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。30年前にオリオンに行ってしまった日本人がいるそうで驚きです。

・『遠野物語』の「異人」はオリオン星人だったようです。当時の警察は異人をどの程度、把握していたのでしょうか。ネガティブなオリオン・グループは“闇の勢力”を形成しているのでしょうか。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。

 

・平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。しかし、人類はどれだけ進化しても「神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、神人(あるいは“人神”ともいう)と“小人に退化した人類”の2種類になるともいわれます。

 

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承がありますが、「異人」は、オリオン星人だったといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。「大本教の出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」といわれます。

 

・クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」と語られています。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」といわれます。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エササニ人は、地球人とゼータ・レチクル人の融合によって生まれる混血種属の一つといわれます。つまりグレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

 

・スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったといわれます。彼らは、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)のようです。

 

・シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)の対立、戦争があったようです。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよいようです。龍神も牛神も人間化して、アストラル界やエーテル界で「神々の世界」を構築しているようです。旧約聖書の神が「龍神」で、新約聖書の神が「牛神」といわれます。太古、地球には「龍神」と「牛神」の2種類の神が来て、人間を創ったといわれます。牛神がテクノロジーで龍神を圧倒し「低層4次元」に追い払ったともいわれていますが、スター・ウォーズがあったようです。

 

・火星霊人と金星蛇人の対立・戦争ともいわれています。「火星や金星の異次元に都市があり壮大な異星人の文明がある」といわれます。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。金髪碧眼のウンモ星人は、ヨーロッパで同化している異星人として知られています。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。惑星ウンモ(地球から約14.5光年離れた恒星イウンマの周りを公転)から来た地球外生命体ユミット(=ウンモ星人)か、その末裔がヨーロッパにいるといわれます。

 

・サタン(悪魔)といわれる琴座のリラ星人系列と天使的なシリウス星人系列が、宇宙を2分して大戦争をしたというスター・ウォーズの物語。堕天使ルシファーが、天使団の3分の1を率いて神に反乱を起こした「天の戦争」の物語のように対立する2種の宇宙人の対立・戦争が超太古から頻繁にあったようです。

 

・「実験室で人間を創った」というリラ星人と「思念で人間を創った(?)」といわれるシリウス星人の対立の構図は、複雑な様相を示しているそうですが、現在では、大規模なスター・ウォーズは、互いに起こさないようにしているといわれます。

 

・天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人は、「世界中で奇跡を演出している」ともいわれていましたが、詳しいことは分からないようです。

 

・「プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある」そうですが、この評議会と各国政府、国際連合とのコンタクトがあったようなのですが。準マスター(大師)クラスが、人間の姿を装い、地上に出てきているともいわれてます。マスター(大師)・クラスや日本に関係する神々も超能力を隠して密かに来ているのかもしれません。「理論的には神々は『不死』で、時空を超えており、何でもできる」そうですので、現代の神話も多いはずですが、メディアが認識できず、一般人には分からないようです。

 

・スター・ウォーズもめぐりめぐって、「異類混血」などの結果、元来、人間は完全なものだったのですが、「人間の子供に障害児が生まれる原因」になっているという話もあり、事は重大です。障害児は困りますね。子供を生みたくないという女性も増えているそうです。さすがに神々も障害児が生まれるのを防ぐことができないようです。

 

・『V(ビジター、来訪者)』という米国のSFテレビドラマが1983年から1984年に全5作が製作され、当時の日本でもテレビ放映されました。内容は、人間と変わらない容姿の宇宙人が、巨大なUFOの母船で地球に飛来したのですが、一皮むけば、爬虫類人(レプティリアン)のエイリアンの地球侵略であったというものです。2009年11月からリメイク版の新シリーズが米国で公開されたといわれます。

 

・爬虫類人(レプティリアン)については、過去にもイルミナティの謀略に関して、とりあげられたことがあります。宇宙人種の中でもかなり先に進化した種族らしいのですが、『異類混血』のためスター・ウォーズ(宇宙戦争)の原因となったようです。金髪碧眼のノルディックという宇宙人種に追放されたという話もあるようです。

 

・昔は『虹の国 アガルタ』の『金星蛇人 対 火星霊人』という構図で、取り上げられていたといわれます。爬虫類人(レプティリアン)は、高度に進化し、かなり表面が人間化したので普通には、誰も識別できないとも語られています。

 

・キャトルミューテーション(動物虐殺)やアブダクション(誘拐)についても、この種の問題に関して、「権利意識の強い米国人は、懲罰的な高額の損害賠償訴訟を米国政府に対して起こす」といわれていましたが、その後、どうなったのでしょうか。

 

・ロシアやイスラエル以外にも必死でエイリアンの超テクノロジーを追求しエイリアンとのコンタクトを求めている国が当然、あるようです。フランスも「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」を研究しているのかもしれません。異次元に爬虫類人(レプティリアン)が生息しているといわれても一般人には理解不能だそうです。

 

・ロシアは昔から異星人や河童に似た妖怪や、異人の豊富な伝説があります。現代でもロシアの諜報機関は、宇宙人とコンタクトがあるようです。「最近になってロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をりゅう座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」とのこと。やはり、オリオン星人系列のほうがより進化しているのかもしれません。タウ星人はその後、どうなっているのでしょうか。異星人同士の争い、殺し合いは続いているようです。アバブ・トップシークレットは、異星人側からも要求されているのかもしれません。米国も長身のグレイのリゲル人に騙されたとかの与太話もあり、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。ロシア軍も異星人の案内で異星に向かっていることでしょうか。「タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを殺そうとしている」といわれます。「くじら座タウ人は、イプシロンのエラダナス星系で大きなコロニーを保持している。祖国の大気と重力の関係で、密度の高い身体を持っている」と述べられています。ロシアもイスラエルも「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」を研究しているのでしょうか。

 

・「とある米軍基地に行けば神のような異星人に会える」とか「イルミナティなどのフリーメーソンに入れば神に会える」という与太話があるそうですが、「高次元の異星人=神々」と考えれば、神々とのコンタクティやチャネラーもいるのでしょうか。神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できないともいわれます。

 

・アヌンナキという宇宙人も神々に近いともいわれます。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人は、“天使的な宇宙人”ですが、天使や神々を創った造物主とか6次元以上の話になると普通の人では理解できないことが多いようです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。

 

・大本教のように神々が人間に憑依して、新興宗教ができて、大教団になる例も少なくなく、神々の現世界への顕現が窺われます。アセンションの時代ですから、多くのチャネラー(霊的交流者)やコンタクティ(宇宙人から伝達接触されたという人)の本が出版されてもよいと思いますが。「大本教の出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。

 

・「ケネディ大統領は宇宙人情報を公開しようとして謎の諜報機関に殺された」という与太話があるそうです。米軍基地内でのアイゼンハワー大統領と宇宙人とのコンタクトはよく知られているようです。アイゼンハワー大統領は、エイリアンの超テクノロジーのあまりの凄さに驚いて、異星人情報を国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにしたともいわれます。ケネディ大統領が会見したのは人間タイプの宇宙人で、情報が公開されることは大きな問題だったようです。

 

・韮澤潤一郎さんは、UFO問題でテレビによく出たりして有名人でしが、今後も活躍が期待されます。「たま出版」からの本には『UFOからの黙示録 ~稀有で劇的なUFOを目撃した著者が描く現代の神話~』(2015/6/9)、『日本沈没最終シナリオ  ~世界地図から日本の国名が消える日~』(2015/7/2)等があります。

 


この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。(4)

2016-09-29 18:16:46 | 森羅万象

 

 

『あの世の存在に活かされる生き方』(1) 

(パット・クビス&マーク・メイシー)(徳間書店)1999/7

 

 

<本当に生きているのは死んだ人たちなのだ>

・「プラトンは、生きている私たちが死者で、本当に生きているのは死んだ人たちなのだと主張しましたが、その考えは正しかったのかもしれません」。

 

・「アストラル界に住む人々のほとんどは、最も健康で美しかった年齢―人生の全盛期―の姿でいることを選びます」。

 

<別世界より、エルンストの霊界通信>

・「ぼくは今再び昔のエルンストの姿でいます。いや、新しいエルンストの姿でいます。いや新しいエルンストとでも言うべきでしょうか。頭上には、三つの太陽が輝いています。気温はとても温暖で、澄み切った朝の空気の中、色とりどりのハチドリが何羽もぼくのまわりをブンブンと飛び回っています。この世界の蝶々は信じがたいほど美しいです。羽をふるわせながら花や草木にとまっている蝶の中には、スープ皿ほど大きなものもいるんですよ!」

 

・「親切な人々のおかげで、ぼくはすぐに自分の精神的、肉体的な力を再びうまく使えるようになりました。その人たちの中には、ぼくの地球での父や、その他の知り合いもいました。(中略)傷や切断された手足などが、ここで癒えて再生するには、ある程度の時間がかります。年老いた人は若返ります。時間がたつにつれて、ここにきた人は長い間失っていた力が体に戻ってくるのを感じるようになります。精神的な障害を持った人たちにとっては、この回復はゆっくりと、段階を踏んで進んでいきます」。

 

・アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成し、地球で亡くなった人々のほとんどはここで目を覚ます。アストラルの惑星であるマルドゥクに住んでいる。

 

 

 

『あの世の存在に活かされる生き方』(2)

(パット・クビス&マーク・メイシー)(徳間書店)1999/7

 

 

 

<タイムストリームの地球との通信に従事>

・「タイムストリームによれば、彼らの施設はマルドゥクという名前の惑星にあり、アストラル世界の第三界に位置するということです。アストラルの惑星であるマルドゥクに住んでいる」。

 

<思考が現実を創る>

・「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成しています。地球で亡くなった人々のほとんどはここで目を覚ますのです」。

 

・「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっているといわれます」。

 

・「人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたります。そしてまだ学ぶことがあれば、彼らは肉体を持って地球や居住可能な他の惑星に再び(他の体を受け入れて)生まれるのです。必要なことを全て学び終えた場合は、ひとつ上の階層、またさらに高い意識の状態に移行します。実際、階層の違いは、意識の状態の違いと考えることができます」。

 

・「死者の世界には、摩天楼があり、家々は萱葺きの屋根からガラスの搭と黄金の屋根がついた壮大なお屋敷まで実にさまざまです。考えつく限りの住居がここに揃っています。なぜなら、このエネルギーの世界では、これら全てが心によって創り出されるものであり、つまり、私達が、住んでみたいと願う夢の住まいが実現されているからなのです。アストラル界は意識の世界です。多くの人々が自分たちの人生に対する一時的な報いをここに見出します。これは永続的なものではありません。先にはさらに高次の世界、さらに高い次元があります」。

 

・「『この新しい場所』とは、地球が所属する太陽系にはない、マルドゥクという星のことです」。

 

 

『あの世の存在に活かされる生き方』(3)

(パット・クビス&マーク・メイシー)(徳間書店)1999/7

 

 

<第三世界、アストラル界中層>

・「第三世界にあるものも、これは霧、夜、河川、湖、月、星、そして、極地方の氷、そしてそこには考えつく限りの住居があります。かやぶきの屋根の家々、ガラスの搭と黄金の屋根に飾られた屋敷・・・」

 

・「霊たちのほとんどは自分たちがこの新しい場所に渡ってきたことを理解しているのですが、ここにどうやって辿り着いたのかを思い出せるものはいませんでした」。

 

・「『この新しい場所』とは、地球が所属する太陽系にはない、マルドゥクという星のことです。この惑星は、ひとつの太陽系の周りを公転していて、そのほかにさらに二つの太陽に照らされています。ここは決して真っ暗になることはありません。マルドゥクの円周は、約12万7000キロメートルで、ここには、地球の月よりも大きな月があります。エターナティ川と言う名の最深1万7000キロメートル、一番広いところで、幅3700キロメートルになる大河が惑星全体をぐるりと囲んで流れていて、この川のほとりには、600億もの人々が暮らしています。この星の風景は絶えず変遷しているわけではなく、中には全く変わらない物もあります。また、街があり学校や大学もあります」。

 

・「アストラル界の目的のひとつは、人々から愛国主義や国粋主義といった垣根を取り払うことです。高次の世界には普遍的な理解があり、時代、空間、また次元などによる隔たりはありません。そこではひとつの魂が全体の一部なのです」。

 

・アストラル界の地形を表す主要な特徴として、エターナティ川がある。

 

 

『あの世の存在に活かされる生き方』(4)

(パット・クビス&マーク・メイシー)(徳間書店)1999/7

 

 

・「死亡したばかりの人を見つけ出すと言う主要作業のかたわらで、多くの人々が他の星に旅したり、惑星マルドゥク中を旅行したりします。彼らはまた、機械の力を借りたり思考の力だけを使ってエターナティ川に沿って旅をしたりします」。

 

・「サルターは、さらに続けて、自分は、第4界にはいることができるので、第3界にいながらにして自分を精神的に他の現実へ送り込み、他の次元の心的存在とコンタクトを取ることができると言っています。また、バートンは、異なる惑星の住民と知り合うために、しばしば他の星まで旅行すると述べています」。

 

・「アストラル界の地形を表す主要な特徴として、エターナティ川を挙げ、それはまるで、へびのように曲がりくねりながらマルドゥク全体を囲んで流れており、周りの山々からの水流が集まってできた川のようであると述べています」。

 

・「私たちにもあなた方のように体があります。でもあなた方のように密度が高くて、きめの粗い物理的な体ではなく、もっと細かい物質と振動でできている体です。ここには病気はなく、失われていた手足も再生します。地球で変形してしまった体もここでは完全な形に戻ります。私達は、家具の揃った快適な家に住んでいますし、田舎の風景はとても美しいものがあります。ここの人たちの平均年齢は25~30歳です。地球で老衰のために亡くなった人たちは、再生の眠りの後にここで目を覚まします。この眠りは、地球の時間で約6週間続きますが、それより短い場合もあります」。

 

 

 

『あなたからあふれ出すアセンションの超パワー』

銀河再生も可能   シリウスの超叡智1

パトリシア・コーサ      徳間書店    2011年5月31日

 

 

 

<私たちから見たら、あなた方は未来の宇宙人>

・どうして、最近は宇宙からの訪問者との遭遇についてあまり聞かなくなったのでしょうか?これが秘密になっている背景には、二つの理由があります。まず、すでに説明したように、あなた方はこの事実に対処できないとみなされています。二つ目の理由は、グレイと秘密政府の間で交わされた大々的な交換の取り決めの事実を隠匿することです。すなわち、秘密政府はエイリアンのテクノロジーと引き換えに人間をモルモットとして交換した、という極めて分かりやすい理由です。

 あなた方の政府は、かれこれ50年以上前から(執筆当時)宇宙人と交流しています。

 

・ほどなくして、“間(はざま)”の次元から、たくさんのグレイが開放され、人類に実験を施す技術者として、あなた方の物質的な次元を自由に歩きまわれるようになりました。代わりに秘密政府は無制限の宇宙飛行に関する基本的な知識、すなわち“回転ディスクの技術”を得て、重力をコントロールする技術を学びました。

 

・グレイによる個々の誘拐事件と人体実験に対する固定観念を超え、いったん恐怖の外側に歩み出て、彼らの行為を客観的に眺めてみるなら、彼らの宇宙での活動は地球に来る訪問者が実行するとされている行動と、全く同じパターンを描いていることに気づきませんか。

 

<月への侵入者という姿>

・あなた方が伝えられていないことーどんなことがあっても公にしてはいけないことーは、その宇宙プログラムで、秘密裏に月へも行っていることです。

 

<あなた方の新たな探検者は最初の有人月面基地を建設しています>

・宇宙からの爆撃と監視に対する防御のために、月面の自然な構造と、おそらくアヌンナキの遺跡の古代ドームの残骸を活用したようです。

 

<有人月面基地とテクノロジーによる創造>

・たとえば、回転の技術は重力同様に反重力を生むことを可能にし、この技術もまた、月面生活の基本的問題を解決しました。

 

<重力の制御に成功している>

・彼らは、『エリア51』という軍事施設で設計および製造された円盤型の宇宙船の船団を所有しています。あなた方が、その無邪気さゆえに地球外の宇宙人が乗っていると信じているUFOには、彼ら“人間・宇宙人”が乗って、定期的に宇宙飛行しています。

 それと同時に公的には今では完全に時代遅れになってしまった従来の宇宙旅行の方法論を追及しているのです。

 

・あなた方にとって不思議な存在でならない地球外訪問者に見える宇宙船は、ほとんどの場合、実際には人間が操縦していることは、まさに皮肉だとは思いませんか。あなた方の表現を借りるなら“一杯食わされている”のは、あなた方のようです。

 

<権力者たちはグレイゾーンに飛ばされるのに気づいていない>

・ガイアの初期の文明の時代から人類を操っていた存在も、母船である月から“間(はざま)”に飛ばされ、静寂の雲へと難破する運命にあります。そして、そこで宇宙の反逆者として彼らの変容した自己であるグレイとあなた方の表現する“永遠の間”とが容赦なく結ばれます。これがサイクルの終りです。

 結局、“一杯食わされている”のは、あなた方だけではないようです。

 

・アヌンナキ、グレイ、秘密政府、宇宙の陰謀、遺伝子組み換え、あなた方の現実と私たちが、みなしているものの中で、暗闇の要素のいくつかを私たちは、あえて暴露し、オープンに議論しました。これは、あなた方に必要な情報を提供するためと、何があなた方の内面に恐怖の感情を喚起するかをあなた方に気づかせるためでした。

 

 

 

『地球大変動の危機を救うアセンションの光』

シリウスの超叡智2  

パトリシア・コーリ    徳間書店   2011/7

 

 

 

<天からやってきた「神」になった二ビル星人>

・彼らは、地球時間にして何十万年の間、シリウスとラーを結ぶ宇宙のメッセンジャーの役割を果たし、私たちとあなた方の関係を強めてくれたのです。

 

<シリウス最高評議会の語り部は語る>

<地下に作られた美と光の楽園>

・ガイアの内部の奥深くに非常に進化した生命体の活気に満ち繁栄する文明が息づいています。最初のアトランティス人地下開拓者の子孫たちです。

 何千年もの間、地上を襲った地球の物理的エネルギーの混乱や変動から守られて、アトランティス人たちは最後の大氷河期を生き残ったばかりか、母なる地球の胎内に素晴らしい世界を作りだしたのです。それは「陰」の波動の国であり、「アガルタ」と呼ばれています。

 

・地下に一大文明があるという概念は気まぐれな憶測ではありません。アガルタ国とその文化の中心地であるシャンバラは、修行を積んだ仏教徒やチベットのラマ僧の間でよく知られていることです。

彼らの中には幽体離脱してその土地へ行き、「見てきた」ことのある神秘家や予言者たちが多くいるのです。

 

・あなた方の精神的指導者のうちの選ばれた幸運な者たちは、定期的に生身でその地を訪れています。彼らは、この地球内部で高度に進化した世界について、多くの知識を持っています。なぜなら、彼らは頻繁にシャンバラを訪れ、そこを統括しているホワイト・ブラザーフッド(聖白色同胞団)の僧たちから地上に持ちかえる助言や指示を受け取るからです。様々な時代の賢人たちが、地下で栄える美しい文明の叡智と輝きを持ちかえり、その知識はあなた方の集団意識の中で、正しく認識されるのを待っているのです。

 

・地球の歴史を通じ、様々な文明がこれらの地下世界におけるアトランティスの“超”生命体と交流を持ちました。地球上には現在もいろいろなところに地下通路がありますし、「地上時間」の重要な時期にはアガルタの住民もやってきました。地球の歴史の決定的瞬間には、レムリア、チベット、マヤ、古代エジプト、ドルイド(ケルト人社会の祭司)、エトルリアなどの選ばれた社会に、アガルタの精神的指導者が訪れて外界を旅する魂を助け、ガイアの至上の目的に役立たせるために彼らの叡智をもたらしたのです。

 

・すぐそこ、あなた方の真下には、まるまるひとつの世界“パラレル・ワールド”が存在しています。そして、シャンバラを訪れた精神指導者たちによって地上世界にもたらされるものの多くは、人類の状態に非常に重要な意味を持っているのです。

 

・その他の地下世界はたとえば、アガルタのように多数の人々が暮らす地表世界のパラレル・ワールドとして存在し(例外もありますが)通常はふたつの世界が接触することはありません。

 

 

 

『宇宙の古代遺跡』

「月・火星 他文明の痕跡」

 深沢久夫    Gakken  2008/10

 

 

 

<NASAは陰の集団に操られている!?>

<秘密の集団「オシリス・カルト」>

<古代エジプトの冥界の王であり、死と復活の神でもあるオシリス>

・実は、これまで「NASAの隠蔽体質の背景には、カルト集団の存在がある!」という説がささやかれてきている。NASAの中枢をあるカルト集団が支配しており、火星に関する「神聖知識」の公開を阻んでいるというのだ。

 

・科学の最先端をいくNASAとカルト集団とは、じつに奇妙な取り合わせのように感じられるかもしれない。しかし、NASAが「オシリス・カルト」と呼ばれる古代エジプト宗教の隠れた本拠地になっていることは、80年代初めごろから問題視されていたのだ。

 

・秘教研究家ジョージ・ダウナードの調査によると、NASAの管轄する天文台には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が設置されているという。その望遠鏡を通して、シリウス(古代エジプトの星辰信仰において主神となっていた星)」の光を浴びながら、NASAの「大司祭」が「オシリス復活の儀式」を執り行うというのだ。「オシリス・カルト」はアメリカを中心として、各国の政財界に多数の信者を擁しているが、ダウナードはNASAこそ「オシリス・カルト」の総本山であると指摘している。

 

・そもそも、アポロ計画の「アポロ」とはオシリス神の息子ホルスと同一の太陽神であり、アポロ計画の記章とされた「オリオン」は、古代エジプトにおいては「オシリス神の住まうところ」とされていたのである――。

 

 NASAの内部には、「公開派」と「非公開派」があり、情報開示をめぐって対立しているという。あるいは、「非公開派」というのは、古代エジプトの神官のごとく、星に関する知識が「神聖知識」であるがゆえに、開示を拒んでいるのかもしれない。

 

<やはり高等生物が実在した!? 動物の頭蓋骨>

・かつて火星にも、水と大気が潤沢に存在した時期があり、その期間は30億年続いたともいわれている。だとすれば、はるか昔、火星地表には知的生命体や動植物など、生命に満ち溢れる世界が存在していたのかもしれない。いや、事実存在したと思われる物体が見つかったという。

 

 写真は火星地表の画像で、マーズ・スピリットのローバーが撮影したものだ。不思議な形の岩のようだが、火星の異常地形を研究しているジョゼフ・スクッパーは「火星地表に動物の化石を発見した証拠」だと主張している。

 場所は火星のグセフ・クレーター付近。そこに特筆すべき大小3個の物体は存在する。それも見るからに化石化した地球上の動物の頭骨に酷似しているのだ。

 

 

 

『あなたはいまスターシードとして目覚める』

限りない愛を受ける存在    シリウスの超叡智3

パトリシア・コーり   徳間書店    2011/9/30

 

 

 

<四つのマスター種族とは>

・地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあります。テクノロジーが進化した彼らの文明は、銀河系間の移動といった難題を克服して遠方への宇宙旅行さえも可能にしました。

 

・オリオン星雲の中心星から数えて5番目にあたる彼らの星は、太陽光の量も少なく、比較的低温です。その厳しい物理的条件を考えると、彼らは、最もデリケートな遺伝物質を人類のマトリックスに組み込んだと言えるでしょう。色素が少ないために肌が抜けるように白いのでラ―の強い放射線からほぼ完全に身を守る必要があったのです。

 

<あなた方はもはや孤独な存在ではない>

・「エイリアン・ネイション(異星人国家)」つまり惑星間の提携、移動、文化交流、遺伝子混合のための連邦機関においては、地球人の知らない交流や取引が行われています。物質宇宙は生命であふれ驚異に満ちているのです。そして、地球と同様に光の存在と闇の勢力の間で、さまざまなレベルにおいての戦いが断続的に起こっています。

 

・考えてもみてください。異世界の生命体がこれほどまで、かたくなにあなた方の前に姿を現そうとしないのは実に不思議だと思いませんか?

 

 その一方で、地球のオーラ体のすぐ近くまで母船に乗って旅してきたグループもいます。この生物の原型は、タイム・トラベラーであるジーン・ロッデンベリー(訳注;SFシリーズ『スター・トレック』を生み出したテレビ・映画プロデューサー)によってあなた方に紹介されましたが、彼がSF物語という形で表現した銀河連邦の活動が決してフィクションなどではないのです。

 

<つまり彼らはあなた方の苦しみを理解しているのです>

・多次元宇宙の内のパラレル・ユニバース(並行宇宙)から異次元を旅して地球にやってきた意識を持った存在は、あなたと一緒にそして、あなたの内側で活動しています。物質領域では多次元宇宙とはまったく違った人生の展望としてドラマが繰り広げられているのですが、あなたが物質次元から上昇するにしたがって、物理的な現実が無時間性において結晶化された思考の投影のホログラムであり、魂のトレーニングの場であることを認識するようになるでしょう。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

<人類の4つの種族>

地球から遠く離れた銀河に「エンガン」という惑星があります。

 

重力を持つこの惑星の大気の条件は、さまざまな意味において地球の広大な砂漠地帯に似ています。暑くて乾燥したこの惑星には限られた水源しかなく、降雨量もわずかで水は非常に貴重な資源でした。しかしほとんどの住民にとってはそれほど重要ではない金や貴鉱石といった資源は豊富にありました。

 

 ガイア地球よりもずっと長い歴史を持つ「エンガン」は、幾度となく文明の盛衰を繰り返しており、地球人類の「スターシード・プロジェクト」が始まったころにも、何度目かの絶滅の危機を迎えていました。環境破壊の結果、海洋は干上がって大干ばつをもたらし、調和を失った惑星は持続不可能な状態になりました。その後当然の結果として大勢の死者が出て人口が激減し、「エンガン」は絶滅の危機に立たされました。

 

 ちょうどそのころ、(シリウス最高)評議会の長老たちから連絡を受けた「エンガン」星人は、スターシード・プロジェクトの「偉大なる実験」の最初の賛同者になったのでした。このようないきさつで、エンガン星人の「種」は絶滅を免れて、水源の豊富な地球というユートピアに移り住むことになりました。そしてエンガン星人の遺伝子物質の特徴である優れた体力や生殖能力、生命力といった要素が遺伝子プールに組み込まれ、ヒトDNAにおいても極めて重要で優性な遺伝物質となったのです。

 

 これが地球で言うところの黒人種であり、エンガン星人は「黒色」と関連づけられているのです。ホモサピエンスのエンガン星人的なマスター遺伝子は、地球の多様な生態系の中でも、彼らの故郷である乾燥した惑星を思い起こさせる高温の気候の地域に「播種」されました。主な地域としては、アフリカ大陸、オーストラリアとその周辺の島々を含むオセアニア全域が挙げられます。

 

 第二のマスター種族である「アトル」は、銀河系の中心に位置する星の集合であるプレアデス星団からやってきました。プレアデス星人は高度に進化した文明で知られており、彼らの子孫は地球では「レッドスキン」(アメリカ先住民を指す差別語)として知られています。偉大な地球における「播種」に彼らが参加することによって、人類の意識の原型に「無条件の愛」という贈り物がもたらされました。彼らが「偉大なる計画」に参加したことで、あなた方人類に「聖なる心」が根付いたのです。

 

 「アトル」の人々はすべての生命に対して思いやりを持ち、彼らとエネルギーの交換をすることができるという素晴らしい度量の大きさと能力を持っているのです。彼らの遺伝子は、後にアトランティス大陸へと進化することになる、見渡す限り巨大な山々が連なる土地に「播種」されました。彼らの子孫である人々は現在でも、チベット・ヒマラヤ地域、アンデス地方、ロッキー山脈など地球の高地に住んでいます。人種的には、イヌイット(以前はエスキモーと呼ばれた)、チベット人、ペルー人、マヤ人、そして北米先住民が「アトル」の子孫です。

 

 第三のマスター種族は、あなた方の世界では「エイジアン」(アジア人)として呼ばれている人々です。彼らのルーツは太陽系の遥か彼方の惑星で、現在のNASAの望遠鏡による調査範囲のずっと外側にあるために、地球人はその惑星の存在を知りません。「エイジアン」の起源であるその惑星は古い歴史を持ってはいますが、他の世界から遠く離れて孤立しているような存在でした。そしてスターシード・プロジェクトが計画されていた当時、エイジアンたちはいろいろな意味であなたがたの現代社会と同じような危機に瀕していたのです。

 

 人口過剰に悩みながら、一方で高度なテクノロジーを過信し神格化していた彼らは、自らの文明を破滅の淵にまで追いやっていたのでした。ロボット工学が加速度的に勢力を得る一方で、生き物の心がないがしろにされている現代の世界と同様に、生物的な集団無意識のせいでテクノロジーを過信した彼らは、進化の深い亀裂に足を取られてしまったのです。

 

 そうした理由から、彼らが外界と交友関係を結ぶ方法を模索していたとき、(ある意味それは現実逃避でもあったのですが)、彼らの属する銀河間通信ネットワークのスターシード・プロジェクトの参加呼びかけを受信したのです。エイジアンは論理的コミュニケーションとテクノロジーに関する達人であり、典型的左脳型人間の原型です。そして彼らの故郷である惑星と地球物理学的要素がもっともよく再現できる生態系を探し求めた結果、この種族は一年を通して比較的高温多湿の気候を保てる、温室のような気候を有する地域に「播種」されました。

 

 地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツは、オリオン星雲にあります。テクノロジーが進化した彼らの文明は、銀河系間における移動という難題を克服し、遠方へ宇宙旅行をすることを可能にしました。森羅万象(しんらばんしょう)を理解するために、常により遠くへ到達しようとするこの種族は、不屈の精神を持った探検者です。情熱的な性質が常に彼らを新天地へと駆り立て、まだ見ぬ世界に対する好奇心に突き動かされて、最終的にはその目的を達成します。

 

 彼らはあなた方の遺伝子構造に、極めて強い意志力と優性な「種」でありたいという願望を組み込みました。あなたがたの中にある、制限を拒み、逆境を糧(かて)としながら成長し永遠に前進し続ける部分は、この種族をルーツとしているのです。

 

 オリオン星雲の中心星から数えて5番目に当たる彼らの星は、太陽光線も少なく、比較的低温です。その厳しい物理的条件を考えると、彼らはもっともデリケートな遺伝物質を人類の原型に組み込んだと言えるでしょう。色素が少ないため肌が抜けるように白いので、太陽ラーの強い放射線からほぼ完全に身を守る必要があったのです。

 

 ホモサピエンスのエリエン星人のマスター遺伝子は、あなた方の惑星においてもっとも寒くて暗い環境を必要としました。そうしなければ彼らは、「播種」の初期の段階を生き残ることさえできなかったでしょう。彼らは地球の(北極・南極の)両極間にある温帯で「培養」されました。故郷の環境をもっともよく再現している斜めに差し込む太陽光と、生存本能を掻きたてるような過酷で地理的な隔離が彼らには必要だったのです。

 

 これが、あなた方地球人の銀河的遺伝子構造のマスター方程式です。

 

 エンガン(地の要素)は物理的領域を支えるマスターであり、あなた方に体力や身体持久力、生殖能力、生存本能を与えてくれました。そしてアトル(水の要素)は、あなた方の愛する能力や周囲の生き物との一体感を増大させてくれたのです。エイジアン(風の要素)は、物事を論理的に考え、卓越した知性とコミュニケートする能力を人類に授けてくれました。そしてエリエン(火の要素)の意識はこの「播種」に不屈の意志をもたらし、困難を克服して目標に到達する原動力をもたらしたのです。

 

 第五の要素である惑星間の魂のつながりは、地球最初の霊長類であるホモエレクタスのDNAの中に見ることができます。この要素はホモサピエンスに、原初形態と原基構造を提供したと同時に、あなた方にガイア地球の魂の本質を永遠に根付かせたのです。

 

 

 シリウスの超叡智③

「あなたはいまスターシードとして目覚める」 パトリシア・コーリ著

             徳間書店     抜粋したもの

 

 


この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。(3)

2016-09-29 18:14:49 | 森羅万象

 

 

『秘密結社の1ドル札』 アメリカ国璽に封印された数秘術

デイヴィッド・オーヴァソン  Gakken   2009/9

 

 

 

<$記号に隠された意味とアメリカ建国を導いた秘密結社の謎>

・「ドル」という名称自体はドイツの通貨単位である「ターレル」に由来している。

 

・以上の概略の中に、アメリカ合衆国の建国において特に重要な役割を果たした3人の名が登場した。トマス・ジェファーソン、ベンジャミン・フランクリン、そしてジョージ・ワシントンである。いずれもここで改めて紹介するまでもない、よく知られた偉人であるが、彼ら3人には、一般にあまり声高に語られることのない、ひとつの共通点があった。と言うのも、彼らはいずれも、いわゆる「秘密結社」フリーメイソンリーの指導的な結社員だったのである。否、彼ら3人だけではない。一説によれば、アメリカ独立宣言書に署名した56人の内、実に53人までがこの結社に属していたという。

 

・では、フリーメイソンリーとは何か。

本書を手に取られるほどの方なら、これまでにどこかでその名を耳にされたことがあるだろう。フリーメイソンリーとは現在、全世界に数百万の結社員を擁すると言われる「秘密結社」である。

 

・実際にはフリーメイソンリーはその存在どころか、集会所であるロッジの場所に至るまで、何ひとつ隠し立てはしていない。つまり、彼らはいわゆる「秘密結社」ではない。「自由、平等、博愛」という、誰もがよく知る近代社会のスローガンを掲げる友愛団である。なお、「フリーメイソンリー」または「メイソンリー」がこの結社の名称であり、「フリーメイソン/メイソン」はその結社員を指す言葉であるので、ご注意いただきたい。

 

・われわれの知るメイソンリーは「近代フリーメイソンリー」と呼ばれるもので、1717年にロンドンで発足し、その後30年ほどの間にヨーロッパへ、アメリカへと急速に拡大していった。その過程で、たとえばドイツでは文豪ゲーテや哲学者フィヒテ、啓蒙君主フリードリヒ2世から音楽家モーツァルトなど、錚々たる人々がこの結社に参入した。

 

 一方フランスでは、啓蒙思想家ディドロやダランベール、ヴォルテールなど、これまた錚々たるメイソンの面々が積極的に政治に参加し、後のフランス革命の原動力となっていく。そしてあのベンジャミン・フランクリンもまた、フランス滞在中にパリのロッジに参加していた。

 

・13州の各地を飛び回って各州の宥和を説き、統合への下地作りをしたのが、メイソンであるフランクリン。ワシントンがそのフランクリンと友誼を結んだのも、同じメイソン同士だったからである。そしてイギリスと13州の間に決定的な亀裂をもたらしたボストン茶会事件は、メイソンリーの手で惹き起こされたことが明らかとなっている。この事件の結果、険悪化したイギリスとの間に勃発した独立戦争は、天才軍略家ワシントンによって勝利に導かれ、1776年にはメイソンである先の3名らによる独立宣言が発せられるに至った。以上の経緯を見るに、アメリカ合衆国はまさにメイソンリーの戦略によって建国された国であると言えるだろう。

 そして彼らはその後、合衆国の国璽に、そして1ドル札に、自らの理念を刻みつけることになる。では、その概念とは一体どのようなものなのか、その謎を探ることこそ、本書の主要な目的である。

 

<合衆国国璽と1ドル札にある13個の星は、特定の星座を表すと言われてきた>

・1853年、アメリカの歴史家スカイラー・ハミルトンは合衆国国璽の記述に用いられた「星座」というフレーズは特定の星座を表すと唱えた。彼によれば、この星座とは鷲に掴まれた天の竪琴、琴座である。

 

・ハミルトンによれば、アメリカは琴座の一等星、ヴェガと同一視されるという。これは全天でも最も明るい星の一つである。

 図の竪琴の上には星座が描かれている。中でも最も明るいもの(鷲の頭と左翼の間)は八芒星で、これがヴェガであることを示している。ハミルトンは、この一等星――すなわち琴座を「率いる星」――こそ、全世界を率いるアメリカであると見なした。

 

<眼は万物を見通す全能なる神のシンボルである>

・メイソンリーもまた眼の図像を神のシンボルとして採用した。ゆえに1ドル札の眼は、メイソンリー的象徴であると同時に、また神を表す普遍的な象徴であるとも言える。国璽裏面の図像が、一度見れば二度と忘れられないほど強烈な印象を残すのも、その普遍性のゆえであろう。

 

・フリーメイソンリーの図像学に多大な影響を与えたと紹介されているヤーコブ・ベーメはドイツの神秘家で、靴職人として生計を立てるかたわら瞑想に打ち込み、数々の神秘体験によって啓明を得た。彼はまったくの無学でありながら、啓示によって数々の著述を成した。彼は言う、神秘体験の「その15分の間に、私は長年大学に通うよりも多くのことを見、かつ知った」。

 すなわちある意味で、彼の著作に収録された難解なシンボルの数々は、直接神に由来するものである。メイソンリーがとりわけそれを好み、自らの象徴体系の中に取り込んだとしても不思議はない。

 

<魔力を秘めた国名とその由来の謎>

・ヴェガは古代世界において殊更に重視された星であるという。それはひとつには、この星が全天で5番目に明るい星であるという理由もあろうが、もうひとつ、今から1万年以上前の天界においては、この星が北極星であったという事実とも関係しているだろう。著者によれば、かつての国務長官ジョン・クインシー・アダムズはこの星をアメリカと同一視しており、自らパスポートの図案に採用したという。これはおそらく、ヴェガがかつて「急降下する鷲」と呼ばれた星であったことと無関係ではない。鷲はアメリカの象徴であると同時に、その鋭い視力から、「眼」を司る鳥でもあった。このことは、先の「すべてを見通す眼」とも繋がってくるかもしれない。ちなみにヴェガは、遠い将来――およそ1万2000年後――に、再び北極星となる。すなわちアダムズの願いどおり、全天を従えて回転する宇宙の中心となるのである。

 

・そして著者オーヴァソンによれば、このヴェガと同一視されるアメリカは、その国名自体に魔力が封印されているという。詳細は本文に譲るが、<AMERICA>の最初と最後の文字であるAはすべてのアルファベットの中でも最も強力な魔力を持つ文字であるというのだ。Aは、{始まり、数字1、未完成の作業、神の眼、三位一体}等の観念を表すシンボルである。<AMERICA>はその文字で始まり、その文字で終わる。のみならず、この国名自体が、ある意味ではその文字Aそのものであるのだ。そして1ドル札においては、そのAの意味をさらに強化するために、文字Aが図案上の絶妙な位置に配置されているという。

 

<鷲は霊力を表す古代のシンボルである>

・太古の昔から、鷲は霊力を表すシンボルであった。古代ローマ人にとって鷲は主神ユピテルの鳥だった。

 天文学の黎明期から、鷲座は天なる鳥とされ、海豚座の西側で天の川を飛び駆けるとされた。この星座はユピテル自身を表すとされたり、古い星図では「ユピテルの鳥」と呼ばれた。

 

<魔術的シンボリズムにおいては、鷲は最高神のアトリビュート(持物)である>

<1ドル札の最高の秘密は、ピラミッドの円窓にある>

・すでに見たように、切頭ピラミッドの最も合理的な解釈は、アメリカの建国はいまだ進行中であるという観念だ。そこで、このピラミッドを「補完」しているかのような、輝く三角形の意味を探ることが急務となる。

 ピラミッドの建設は、キリスト教の聖書と結びついている。新約聖書では、キリストは自らを「石」に喩える。彼は「家を建てる者の捨てた石」であり、「隅の親石」である。

 

<ピラミッドの頂上に関する魔術>

・先に検討した聖書解釈のレベルを念頭に、未完成のピラミッドの背後にある意図を再検討してみよう。この図像の表現はまったく異教徒的であるが(大ピラミッドは現存する最大の異教建築のひとつである)、ここではキリスト教的な目的のために採用されている。だからこそ、ある教皇は、未完成のピラミッドを自らの表象としたのであり、またピラミッドはメイソンリーにおいてかくも重要なシンボルとして用いられたのだ。

 

・エジプトのヒエログリフでは、この三角形はソティスもしきはセプトの星の聖名の始まりを示す。

 ソティスは、ギリシアでは「セイリオス」と呼ばれた。これは「輝く」「煌めく」の意味である。これは現在、シリウスと呼ばれる連星で、大犬座にある。この星こそ、メイソンリーのシンボリズムにある五芒星、「輝く星」の起源であることは間違いない。これは、あたかも燃える炎のように煌めく星である。英国の詩人テニソン曰く………

 

そして炎の如きシリウスがその色を変える、

 赤に、エメラルドに。

 彼らのモーリオンは輝き、

 朝露に濡れた………

 こしこの輝くソティスが三角形で表されるなら、それこそ1ドル札の切頭ピラミッドを完成させる輝く3角形なのではないか?

 不完全なピラミッドの上の三角形、その背後の激しい輝きは、通常考えられているような太陽ではなく、この輝くシリウスではないか?

 

<聖化される時代の到来を言祝ぐ最高の秘儀>

・著者ディヴィッド・オーヴァソンは、かつての著書『風水都市ワシントンDC』(飛鳥新社)において、驚くべき真実を明らかにしてみせた――アメリカ合衆国の首都であり、特別行政区であるワシントンDCには、かつてこの都市を建立したフリーメイソンリーの手によって、さまざまな魔術的仕掛けが施されている、というのである。それは要所要所に安置された魔術的彫像や十二宮図に始まって、重要な建築物の配置と定礎における占星術の活用、さらには神聖幾何学と地霊学に基づく都市設計にまで及んでいる。

 

・かつてロバート・ボーヴァルは、世界的なベストセラーとなった著書『オリオン・ミステリー』において、ギザの3大ピラミッドの配置がオリオン座の三つ星に正確に対応しているという衝撃的な仮説を発表した。同書によれば、ギザの3大ピラミッドとナイル河の位置関係は、そのままオリオン座の三つ星と「天なるナイル」である天の川の関係の写し絵になっているという。そしてその目的は、ギザの地を天界の鏡像とし、天界を地上に照応させることで、地上を聖化することにあったというのである。

 

・オーヴァソンによれば、この古代エジプト人と同じことを、ワシントンDCを築いた人々は行ったのである。

 一方、本書でオーヴァソンが明らかにしてきたのは、首都設計の場合と同様の魔術的仕掛けが、都市を流れる経済の血液である通貨にも施されているということだ。この一枚の紙には、本書で検討してきた数多の魔術的シンボルが、文字どおり凝縮されているのである。

 

・そしてオーヴァソンによれば、1ドル札に秘められた最高の秘儀とはいえ、<光>にある。それは国璽の鷲の頭上に輝く13の星座の光であり、切頭ピラミッドの上に浮かぶ三角形の放つ光輝である。

 この三角形は三位一体の象徴であり、その中の眼はかつてのホルスの眼、現在では<摂理の眼>と「呼ばれる全能の神の象徴である。この三角形は、切頭ピラミッドを補完する。すなわちこの至高者の援助によって、アメリカ建国という<企て>はようやく完全なものとなるのである。

 そしてこの三角形の放つ光輝は、「天界における最も明るい星、古代世界で最も重視された星」――すなわちシリウスであると著者は言う。とある秘教伝承によれば、シリウスは宇宙の中心太陽であるという。つまりこの三角形こそ、万人の精神領域の中枢にある光であるということだ。

 

・誰もが手にすることのできる1ドル札に、あたかもそれを指し示すかのような図像が置かれたことの意味は、万人がそれぞれの霊的陶冶によって天界の写し絵となり、聖化される時代の到来の予言なのだろうか。

 

 

 

『悪魔の人類総背番号制666』 

 (鬼塚五十一)  (学研)  2003/12

 

 

 

<秘密結社フリーメイスンは堕天使ルシファーを神として崇めている>

<ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナル・メモリアル>

・ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナル・メモリアルの4階には、ソロモンの神殿のミニチュアがある。これは将来反キリストがエルサレムの聖地に建てることになる神の座である。

 

・中央に6段の階段があり、その上にソロモンの椅子がある。そこはいずれ世界を支配する支配者が座ることを暗示している。

つまり、獣が、自分こそが神であると宣言する世界の王の椅子だ。

 

・驚くべきことに、そのソロモンの椅子の背もたれに輝いているのは黄金の子牛アモンである。アモンとは古代エジプトの神と崇められた動物で、エジプト語で「隠れている者」という意味だ。

 

・メーソンの主張はキリスト、ブッダ、マホメットは神の遣いであり、そのすべての宗教の上に彼らのいうところの神がいる。ただし、メーソンの神は、三位一体の神ヤーヴェではない。堕天使ルシファーである。

 

・そして1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの紙幣が誇らしげに並び、1ドルのワシントンから100ドルのベンジャミン・フランクリンまでドル紙幣に印刷された人物は全員がメーソンだったことを証明している。

 

 

 

『秘密結社』

綾部恒雄  講談社   2015/12/25

 

 

 

<全世界に600万人の会員を持つフリーメーソン>

<フリーメーソンとの「出会」>

・1967年の夏、筆者は家族とともにフィラデルフィアの約100キロ西北にある町に住み込んだ。ペンシルベニア・ダッチ(オランダではない)と呼ばれるドイツ系移民の子孫たちの調査をしていた。

 

・この人口4000人ほどの田舎町に住み込んで、ほどなく、筆者は、町の中心部に「アウルズ・ホール」(梟の家)という奇妙な名の付いている 瀟洒な白塗りの三階建ての建物があるのに気が付いた。

 

・彼によると「アウルズ・ホール」は秘密結社のクラブで、その会員のみが食事もできるし、日曜日も酒が飲める所だという。

 

・筆者は、すぐにフリーメーソンのロッジ(集会所)があるという通りへ行ってみた。町のメ―ン・ストリートでは一番大きい、赤煉瓦のどっしりした4階建てのビルがそれだった。

 

・これだけのロッジを構えていることは、フリーメーソンがこの町でそれなりの力を持っていることだと筆者は考えた。

 

・アメリカ社会でこれだけ有名なフリーメーソンの存在が、日本ではあまりにも知られていないということに、二重の驚きを禁じえなかった。日本のアメリカ研究者が、アメリカ社会の実際を自ら調査せず、アメリカ人研究者の書いたものの紹介に終始している限り、こうした知米上の知識の欠落はなくなることがないだろう。

 

・この日から筆者は、この町でそれまでに結成されたあらゆるクラブや秘密結社を聞き込みと文献調査によって洗い出していった。6ヶ月後、筆者の手元には180種を超える結社の資料が集まった。そして、このうち秘密結社と考えられるものが21種あることが判明した。

 

・その結果はっきりしてきたことは、欧米社会の諸種の秘密結社の中におけるフリーメーソンのずば抜けた地位と、その広く厚い影響力であった。

 

・ファーグソンは、1930年代中頃のアメリカのロッジやクラブの会員数を約5000万人と踏んでいる。ウォーナーは、1万8000人の人口を持つヤンキー・シティには800余りの任意団体があり、これは人口割にすると20人に一つという計算になると述べている。

 

・アメリカの地方都市では、今なおメーソン会員でなければ名士になれないところが少なくない。

 

・アメリカの1ドル紙幣の裏には、フリーメーソンの象徴でもある「神の眼」(ヤーウェの眼)が刷られているのは面白い。

 

 

 

『あなたの隣の秘密結社』

秦野啓   メディアファクトリー    2010年6月

 

 

 

<アメリカはフリーメーソンに支配されている?>

・フリーメーソンは現在、世界中のあらゆる地域で活動しており、会員数は約300万人といわれている。会員は、すべて男性で占められ、人数だけをみればアメリカ軍(約140万人)の2倍以上だ。これらの男たちが一つの目的のために世界中で一斉に動き出せば、私たちの社会にとって大きな脅威となることは間違いない。

 

・一国の紙幣に、しかも世界経済を動かしているアメリカの1ドル紙幣に秘密結社を象徴する図案が印刷されているということ、これが先に紹介した「フリーメーソン・アメリカ支配」説の根拠の一つになっている。

 

・考えてみれば1ドル紙幣に描かれたジョージ・ワシントンは、アメリカ合衆国の初代大統領であり、独立戦争で活躍したフリーメーソンの一人だ。そこであらためて、他の紙幣を見てみると、10ドル紙幣のアレキサンダー・ハミルトン、20ドル紙幣のアンドリュー・ジャクソン、100ドル紙幣のベンジャミン・フランクリン、500ドル紙幣のウィリアム・マッキンリーと、フリーメーソンリーの会員が5人も描かれている。

 

 また、現在のバラク・オバマは第44代の大統領だが、これまでにアメリカ大統領になったフリーメーソンはジェイムズ・モンロー、セオドア・ルーズベルト、フランクリン・ルーズベルト、ハリー・トルーマン、ジェラルド・フォードなど14人も及ぶ。そのため「これは単なる偶然ではない」と、陰謀論者のあいだで囁かれているらしい。

 

<フリーメーソンリー>

・フリーメーソンリーには、確かに各界の名士たちがズラリと顔を揃えている。そのせいか、「彼らが、こっそりと裏で手を組んでこの世界を動かしているのだ」というある意味なロマンチックな幻想を抱く人もいる。また、これだけ会員数が増えると(最大時で世界に600万人)、それまで、西欧社会を抑えつけてきたカトリック教会は当然警戒する。そして教会に破門されたという事実が「フリーメーソンリー悪魔崇拝説」などを生みだした。

 

<スカル・アンド・ボーンズ>

・イェール大学は、アメリカ東部の名門私立大学8校で構成される「アイビー・リーグ」の1佼、いずれも校舎にツタ(=ivy アイビー)が這うほどの伝統校で、子どもを通わせるのに年間600万円以上かかるため、お金持ちの子女しか入学できないエリート大学群として有名。なかでもイェール大は、ハーバード大に次いで2番目に古く(1701年創立。アメリカ独立より早い)、全米で3本の指に入る名門中の名門、そして、イェール大が「国家権力の中枢」と呼ばれるのは学内にスカル・アンド・ボーンズという秘密結社を抱えているからだ。

 

 

 

『秘密結社の1ドル札』  アメリカの国璽に封印された数秘術

デイビィッド・オーバァソン   Gakken   2009/9

 

 

 

<1935年版の1ドル札は、フリーメイソンによって考案された>

・1935年版の1ドル札にかかわった最も有力な人々は、いずれもフリーメイソンだった。たとえば、合衆国大統領フランクリン・D・ルーズベルト、農務長官ヘンリー・A・ウェルス、財務長官ヘンリー・モーヘンソー。この3人はいずれもメイソンだった。

 

・フリーメイソンはシンボルというものに深い関心を寄せている。だからこそ、1ドル札には幅広い秘密のシンボリズムが入念に盛り込まれているのかもしれない。そのようなメイソンリー的シンボリズム、たとえば輝く眼(切頭ピラミッドの上にある)であり、五芒(ぼう)星なのだ。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類的異星人DNAの系譜』

スチュワート・・スワードロー 徳間書店  2010/6/18

 

 

 

 

<モントーク岬で行われた極秘実験「モントーク計画」>

・NY州ロングアイランドの東端、モントーク岬で行われた極秘実験「モントーク計画」(マインド・コントロールやタイム・トラベルの実験)の犠牲者となった著者が、エイリアンとの接触やハイパースペースとのコンタクトを通じて知り得た衝撃の情報を告白――。

 

<胎児の発達過程に秘められた銀河系の歴史>

・全人類には爬虫類的異星人(レプティリアン)の遺伝子が組み込まれていた!

 

・恐怖と闘争をプログラムされ創造された人類は、爬虫類脳(レプティリアン・ブレイン)を克服し、平和な地球社会を築くことができるのか?

 

・宇宙創成、銀河系の歴史、人類創造と地球入植、ブルーブラッド(支配人種)創造、次々に明かされていく秘史。

 

・聖書の創造神は、「我々(12種族のヒューマノイド+爬虫人)の姿形」で人間を作った。全ての人類には爬虫類人(レプティリアン)の遺伝子が組み込まれている。

 

・レプティリアンによる天の川銀河の征服とヒューマノイドの防衛戦。この銀河の戦いが、アトランティスとムーの戦いをはじめ、現在に至るまで地球上の闘争に反映されている。

 

・ムー大陸から地下空洞に退避したレプティリアンは、復活をかけて爬虫類:人間の遺伝子比率が50対50のブルーブラッド・シュメール人を作り、地球をコントロールすることにした。

 

・ブルーブラッドの末裔が、ロスチャイルド家などイルミナティ13家系となり、今日も地球を支配している。

 

・人間はレプティリアンのエサだった!爬虫類に変身(シェイプシフト)し、人間の血とホルモンを飲み、臓器を貪り食う世界の有力者たちの凄惨な儀式。

 

・いま我々は、もはや秘密支配ではなく、レプティリアンが公然と素性を明かす段階を迎えている。

 

・監獄惑星(プリズン・プラネット)の地球に引き寄せられるのは「抑圧者・支配者意識」と「被害者意識」の塊。だが、自己を救済し、地球を浄化する「思考パターン」はあるのだ!

 

・爬虫類人(レプティリアン)は交配人種のイルミナティを通じ、人類を操作・支配している。

 

・生命の真相を熟知すれば、自分で自分の運命を操縦できる。

 

<こと座人と爬虫類人(レプティリアン)――宇宙の創成と壮大なサバイバル・コンテスト>

<50億年前、天の川銀河に入って来た天使存在(半霊半物質のこと座人)>

<原初の「神の心」は全てが一体>

・創世のとき、神は、心の動きとして存在しただけだった。過去にも、現在にも、存在するのは心だけである、どこから現れたのかという概念はない。常に存在してきたし、これからも終わることがない。それ自体の中で、あらゆる思考が成就し、何でも生じうる。そうした行いを通じて、自らを認識している。その思考によって創造された個々の生命体に直接介入するようなことはしない。その根源には、予定も目的もない。

 

・一般に信じられているのとは異なり、神は、創造したものに対して、審判も介入も、変えることもしない。あらゆる創造物それぞれが持つ自由な意思に任せている。そうすることで、無限の可能性が展開する。どのようなものであっても、存在を否定されることはない。人間は、さまざまな出来事や事物を、良いとか悪いとか、ポジティブとかネガティブとか判断するが、「神の心」にとっては、全てはそれ自身の断面に過ぎない。有限の人間の心では創造の巨大さを把握することはできない。

 

・この全てを包括する知性には、いろいろな名前が付けられている。神、「神の心」、全存在、普遍精神、宇宙精神、宇宙的知性、「超空間」、至高の存在、全能者など。父、父なる神、父母、彼、聖なる彼などの、性別を思わせる名称は、実はあまり適切ではない。この知性には性別はないからだ。男女の区別は、分断された物質的な現実の中にのみ存在する。

 

・この原初の至高なるエネルギーは、超空間状態の中に存在して、知性を司っている。このことを私は「超空間の言葉」と呼んでおり、『ヒーラーのハンドブック――超空間への旅』という本で詳述している。超空間とは、純粋なエネルギーの状態であり、時間も空間も超越している。思考は瞬時に伝達される。伝達の手段は、色、音、根源型(元型、シンボル)の三つである。これが全ての創造物の基盤となっている。

 

・原初のレベルで「神の心」が自らについて思い、自らが何ものなのかと考えるにつれ、思考形態が生じ、それが創造的思考となり、限りなく連鎖していった。このエネルギーが自己に覚醒し、全ての形態、全ての次元が同時発生するようになった。それぞれの次元の意識は、さらにその下位の意識を生じさせた。同類が同類を生んでいった。それぞれの次元は、互いに支え合い、互いを維持している。これが存在の「呼吸」する様である。上が存在するごとくに、下も存在する。

 

・これらの思考形態は、他の思考形態を生じ、それが延々と続いた。そうするうちに、一般にキリストの意識とか、天使の階層とか言われるものが出現した。

 

・それぞれの現れ、もしくは次元は、互いに等しい。知性がどこに焦点を合わせているかで、意識に観点が与えられる。実際には、あらゆる思考も「霊格」も、全ての次元に同時存在している。理解不足と有限な視界のために、全てが一体であることに完全に目覚めることができないだけである。

 

・究極的には、原初の「神の心」へと回帰する同心円状の創造物が形成されるのであって、一般的に考えられているような直線的な創造ではない。これは環状形で表すことができる。これは、古代ヘブライ語の聖書を直接コンピュータに入力し、規則的に埋め込まれた暗号を解読して明らかになったことである。現代の世界を支配している者は、この情報のごく一部だけ公開を許している。古代のカバラ術者や、古代エジプトやアトランティスの秘密階級は、この情報を何千年も前から知っていた。

 

<半霊半物質のこと座人が物質次元に囚われ人間的存在に>

・およそ50億年前、天使のような存在が、この天の川銀河に入って来て、物質世界の生活を体験しようとした。この物質次元に入って来た天使的存在は、間もなく、物質的でもあり非物質的でもあるという二つの性質(半霊半物質)を持つようになった。秘密政府はこの状態にある存在のことを「ET(地球外生命体)」と呼んでいる。一方、秘密政府の用語で「エイリアン」とは、この物質次元の宇宙の別の物質世界からやって来た、あくまで純粋に物質的な存在のことである。本書でもこれに準じて言葉を使い分けることにする。

 

・モントークで我々が聞いた話では、並行存在する別の宇宙から物質的存在がこの現実界に入って来ていた。こと座人からすれば「客人」である。別の宇宙(モントークの科学者は「旧宇宙」と呼んでいた)から来た客人たちは、ET(半霊半物質)のこと座人に心を奪われ、徐々に長く物質次元に留まるよう誘惑した。最終的に旧宇宙からの客人たちは全員他界したが、物質次元に長く留まるようになっていたこと座人は、物質次元に囚われてしまった。これが多くの伝統宗教で「神の恩寵を失った」と記述されて伝えられていることである。

 

・こと座人たちは完全に物質的な存在ではなかったため、武器を開発することもなく、攻撃に晒されやすい状態だった。物質次元に拘束されていては、何でも必要なものを思い描くだけで生み出すこともできず、代わりに、身体を使って仕事をしなければならなかった。より高次元な自己精神に接続されていた彼らは、技術を生み出し、物質的に必要なものを得ることができた。しかし、戦争とか暴力という発想は、彼らの思考パターンにはなかった。

 

・物質状態となったこと座人たちの社会は、線状の時間経過とともに、分断されていく。思考パターンの似た者が集団を作り、その集団ごとに分かれていったのである。学校で趣味に応じてクラブ活動を選ぶのと似ている。それぞれの集団は服装も違い、「神の心」とのつながり方も異なり、さらに話し方やコミュニケーションの仕方までそれぞれ独自に発達させるようになった。こうした差異は、一致調和というよりも、分離をもたらすことになる。分離によって弱体化し、結束力が欠けるようになり、脆弱になってしまった。異なる材質で接続部が作られた鎖は、ちぎれやすいものである。

 

<爬虫類人を作ったのは「透明人」――それは人間をテストするため、敵対させるためだった!>

<「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座に配置した爬虫類人(レプティリアン)>

・モントークで働いていたとき、私は「爬虫類人」と言われる偶発的エイリアン種(ときどきエイリアン化する種類)に遭遇した。爬虫類人は、物質界にひょっこり現れては消えていくようだった。爬虫類人は主として低層アストラル領域を参照ポイント(入り口)として使用し、物質界に入り込んでくる。これがアストラル・デーモン伝説の起源になっている。モントークで私を管理していた人によると、これらの存在は、誰も知らない別のグループによって永劫の昔、りゅう座に連れて来られたそうである。そして彼らの本当の出自については誰にもまったく分からないという説明を受けた。

 

・10ヵ国語を話すスチュワートは、通常「使用されていない」と考えられている人間の脳の90%は、実際には「神の心」と常時通信しており、「超空間」の言語(次元や生物種に関係なく普遍的な言語で、色・音・根源型の3要素で構成される)で情報を受け取っていると言う。人々は、この普遍的な言語を理解する教育を受けていないため、表面の意識に現れるのはごく一部の情報であり、その多くは夢の中に現れる。「超空間」と「大霊」の技術を身に付ければ、この普遍言語を意識的に学ぶことができ、各人が存在を始めたときから組み込まれているDNA配列を解除することも可能である。この今までにない知識を実用面で生かせば、自分自身が誰であり何であるかを知り、自分自身が存在する理由を理解することにもつながる。

 

<爬虫類人(レプティリアン)の物理的遺伝子は金髪青眼(紅毛碧眼)のこと座人から調達>

・爬虫類人(レプティリアン)の意識は「全ての時空の征服支配は当然」と設定されている

 

<この惑星は征服されている?>

・今も残るりゅう座人のこと座襲撃の爆発痕

・こと座避難民の火星とマルデック星

・空洞惑星の地球、木星、火星の北緯19度結束点

 

<爬虫類人(レプティリアン)の地球入植>

・爬虫類人(レプティリアン)の兵器、巨大氷彗星爆撃で、火星・地球の大激変と金星誕生

 

・自転しない空洞天体「月」と「恐竜」を作った爬虫類人(レプティリアン)

 

・アトラン人(アトランティス)・爬虫類人(レムリア)マルデック星人・火星人四巴の大戦

 

<人類創造プロジェクトとブルーブラッド誕生>

<こうして地球に新造人種が作られる!>

・ハトナ和平会議(アンドロメダ銀河)で、りゅう座人と12種族人間で新人種創造を決定

 

・地球は被害者意識を持つ霊格者の監獄惑星

 

・レムリアからの爬虫類人生存者が巨大地下文明を築く

 

・アトランティス大陸崩壊後、蠢動する諸種族

 

<エイリアン集団紳士録>

・アベンナキ――人口惑星マルドゥーク(ニブル)に住む爬虫類人

・アルデバランーーゲルマン人とバイキングを創作・管理

・アンタレスーートルコ人、ギリシャ人、スぺイン人のDNAに

・アルクトゥルスーーローマ帝国建設を手伝った精神性高い種

・アトラン――アルクトゥルスにコロニーを作ったこと座人の一派

・熊――アベンナキが作った黒人種の元祖

・バタフライ――アベンナキが創作した非ヒューマノイド形態の知的生物体

・りゅう座人――この爬虫類人型生物の交配種がイルミナティ

・地球外生命体――太陽からエネルギーを直接吸収するエイリアン

・プレアデス――こと座からの避難民、長身金髪のノルディック

・ プレイングマンティス――慈悲深き2メートル級巨大カマキリ

・ プロキオン――自らのDNAを中南米で人種培養

・ リゲル――米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー

・ シリウスA――イスラエル政府と契約の宇宙の商人

・ シリウスB――老子、孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」

・ くじら座タウ――グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ

・ ビーガン――シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ

・ ゼータ・レティクリⅠ――地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ

・ ゼータ・レティクリⅡ――遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕

 

 


この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。(2)

2016-09-29 18:12:39 | 森羅万象

 

 

『世界の神話伝説図鑑』

フィリップ・ウィルキンソン    原書房   2013/3

 

 

 

<北ヨーロッパ>

<デンマーク、ノルウェー、スウェーデンのヴァイキングの侵略者>

・彼ら古代スカンジナヴィア人は、ルーン文字と呼ばれる角ばった記号を使う筆記システムを発展させたものの、当初は文書の形にした価値ある文学は作り上げなかった。しかし、彼らには豊かな口承の伝統があり、それが世界でもまれにみる魅力的な物語を作り上げた。

 

<北方の神々と英雄たち>

・偉大なる北欧神話は壮大なテーマを扱っている。宇宙の創造と神々の戦いと愛、そして世界の終焉だ。彼らは巨人からドワーフまで、さまざまな神話的存在を想像した。われわれの世界と並立する異世界、ミズカルズで暮らす者たちだ。神々の文化は好戦的かつ壮大で、主神オーディンの館ヴァルハラで現実世界と神話世界は交わり、死せる英雄の魂が天界での褒美をここで受け取る。

 

<大きな影響>

・北欧の神話と文化は何世紀もの間、その影響力の大きさを証明した。5世紀にヨーロッパ本土からイングランドに定住したアングロ=サクソン人は北欧に由来する物語を伝え、そのなかには舞台まで北欧という物語もあった。もっとも有名な例は、デネ族とゲーアト族の間に繰り広げられる英雄と怪物退治の空想的な物語である。ゲーアト族はおそらくスウェーデン人のことだ。中世になると北欧神話は南のドイツにまで広まり、北欧の英雄シグルドを下敷きにしたジークフリートのような英雄物語が、非常に多くの詩人や劇作家に影響を与えた。

 

<北欧の起源>

<創造神たち>

・北欧神話の創造神オーディン、ヴイリ、ヴェーは、最初のアース神族、つまり空の神々だった。彼らは宇宙のもっとも高い場所にあった。彼らは一丸となって、大地の神々もしくは豊穣の神々であるヴァン神族と長い戦いを続けた。彼らは海神ニョルズとそのふたりの子供フレイとフレイヤに率いられていた。戦いは膠着状態に陥り、両陣営は人質の交換で停戦に同意した。アース神族はふたりの神々、頭の鈍いヘーニルと賢いミーミルを人質として送った。不幸なことに、この交換でヴァン神族はミーミルの首を切り落とし、彼の首をアース神族に送り返した。常に知恵を追及するオーディンが首を保存して呪文をかけたところ、それ以後ミーミルの首は彼に助言を与えてくれるようになった。

 

<オーディンは誰よりも賢かった。他の者たちは皆、彼から学んだ。>

<アスクとエムブラ>

・ほとんどの創世神話は、人類の祖先となる最初の男女の起源について語っている。北欧神話によれば、オーディン、ヴイリ、ヴェーが海岸を歩いていると、2本の木に行き当たった。彼らはトネリコの木からアスクを、ニレの木からエムブラを作った。神々はそれぞれ彼らに贈り物をした。オーディンが命を吹き込み、ヴイリが思考力と感情を与え、ヴェーが視力と聴力を与えた。ふたりは全人類の祖先となった。彼らはミズカルズ(中央の大地)で暮らし、神々が彼らのために作った家は、ユミルの眉毛から作った砦に守られていた。

 

<最終戦争>

・北欧神話のなかで最終戦争の物語が特別なのは、それがまだ起こっていないできごとの予言だからである。ラグナロク、あるいは神々の黄昏とよばれるこの戦いは大規模で、すべてが破棄され、世界は終焉を迎える。ラグナロクが終わると、生き残ったわずかな生物が新世界を興し、創造のサイクルが再び始まる。

 

<伝説>

・最終戦争のもともとの原因は、ロキの悪意だった。彼はバルデルを死なせたあと、拘束された。蛇がロキの顔に毒を滴らせるので、とうとう彼を気の毒に思った妻のシギュンが蛇の口の下に皿を置き、毒液を受け止めた。一方、地上では何もかもが邪悪に変わり始めていた。世界の善と美の大いなる源であったバルデルが死んでしまったからだ。これが週末の始まりであり、ラグナロクの前触れであった。

 

<世界の破滅>

・ある日、ロキはとうとう鎖から抜け出す。他の多くの執念深い者たちとともに、彼は神々に挑戦し、戦う。ロキの怪物の子供たち、つまり狼のフェンリル、世界蛇のヨルムンガンド、冥界の女神ヘルらが彼の味方につく。ヘルは冥界から怪物の軍を率い、霜の巨人と炎の巨人も攻撃に加わる。まもなく巨人、ドワーフ、神々、人間、怪物と、事実上すべての生物が戦いに巻き込まれる。

 

・残忍な戦いが繰り広げられるが勝者はいない。善も悪も破壊される。最終的に全世界には累々たる死体の山が築かれる。どうにか生き残れるのは、炎の巨人スルトと、世界樹ユグドラシルの枝の間になんとか隠れたひと組の人間と数頭の動物だけである。スルトは死者の体で大きなかがり火を焚き、死者の間にほかに生き残ったものがないことを確かめ、宇宙から永久に怪物や悪魔や妖精を取り除く。破壊の炎は何年にもわたって燃え続け、大地は海に没する。

 

<新たな始まり>

・最終的に大地は再び姿を現し、もう一度緑豊かになる。リーヴ(ライフ)という男とリーフズラシルという女の人間のカップルが、ユグドラシルの枝の間から歩み出す。ふたりは新たな家族となり、大地に再び人々を増やす仕事に着手する。冥界で衰弱していた美の神バルデルは、盲目の兄弟ヘズとともに復活する。バルデルは新たな宇宙の支配者となる。生命は悪に汚染されることなく新たに始まる。

 

<ヴァルハラ>

・死者の館という意味のヴァルハラは、オーディンの宮殿である。オーディンは地上で戦死した北欧の戦士をここに集め、彼らに豪華な宝石や武器の褒美を与えた。甲冑が並ぶこの広間で、英雄たちは猪肉をふるまわれ、ヴァルキューリに給仕される蜂蜜酒を飲んだ。戦士たちはここで訓練を行い、ラグナロクに備えた。

 

<ラグナロクと黙示録>

・初期のアイスランドの作家たちは、ラグナロクを宇宙の終焉をもたらす戦いとして描いた。学者たちは、キリスト教の作家たちが描いた黙示録とラグナロクとの間に多くの類似点を見出している。ラグナロクの前には冬が3年続き、人は親類を殺し、狼は月を呑み込み、森は倒され、大嵐が猛威をふるい、創世記に存在したカオスが戻ってくる。ラグナロクのあとに生命が再び始まる。このようなテーマは聖書にしたものであり、それが北欧の作家たちに影響を与えたのかもしれない。

 

<黙示録の騎士>

・キリスト教の黙示録では善と悪が宇宙規模の戦いを繰り広げる。戦いに参じる四騎士は、疫病、戦争、飢饉、死の象徴だと信じられている。

 

 

 

『図解 北欧神話』

池上良太  新紀元社  2007/7/3

 

 

 

<北欧神話の宇宙観>

・北欧神話の宇宙は、それぞれの種族の住む九つの世界によって構成されていた。

 

<神々や巨人たちの住まう世界>

1、(ニヴルヘイム)―世界のうち最も北方に位置するのが極寒の世界。

 

2、(ニヴルヘル(ヘル))―ニブルヘイムの地下には死者の女王ヘルが支配する。

 

3、(ムスペッルスヘイム)―南方に位置しているのが灼熱の国。最終戦争ラグナロクの際に神々と争うムスペッルたちが住んでいる。

 

4、(アースガルズ)-アース神族の住む世界で、その外側にある人間の世界ミズガルズと虹の橋ビクレストで結ばれていた。

 

5、(ヨトウンヘイム)ー囲いの外の北側、もしくは東側の海岸線に巨人が住む世界。

 

6、(ヴァナヘイム)-ヴァン神族の住む世界。もはやどのような世界であったかを類推することすら難しい。最終戦争ラグナロクの影響を受けない位置にある。

 

7、(アールヴヘイム)―リョースアールブ(白妖精)の住む世界。

 

8、(スヴアルトアールヴヘイム)―デックアールヴ(黒妖精)が住む。

 

9、(ミズガルズ)―人間が住む場所に区分された土地。

 

<1世紀前後にゲルマン文化圏で信仰された神々>

・メルクリウス(オーディン)、マルス(デュール)、ヘルクレス(トール)

 

・イシス(ネルトウス?)。上記3神とは別系統

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18

 

 

 

<エイリアン集団紳士録>

 <アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理>

・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

 

 <アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種>

・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

 

 <りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ>

・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

 

・りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

 

 <プレアデス   こと座からの避難民、長身金髪のノルディック>

・ノルディック、背の高い金髪とも言われる。元々は、こと座(リ-ラ)文明からの避難民であるが、7つの恒星と15の入植済みの惑星からなるプレアデス星系の存在である。

 

・1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている。

 

・プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある。プレアデス人の一集団(アトランと言われる)が、アトランティスに入植した。小柄で青い肌をした集団がプレアデス人と一緒に行動している。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18

 

 

<爬虫類人(レプティリアン)の物理的遺伝子は金髪青眼(紅毛碧眼)のこと座(リーライアン)から調達>

・爬虫類人(レプティリアン)が物質世界で活動するためには、物理的な遺伝子が必要だった。透明人たちは、その頃すでに物質的になっていた、こと座人(リーライアン)から遺伝子を取り出した。

 

・こと座人は、金髪または赤毛で青色または緑色の目を持っていた。こと座人の遺伝子が、透明人の集合エネルギーと混ぜ合わされて、爬虫類人(レプティリアン)として、物質肉体化して出現した。このため、今日の爬虫類人(レプティリアン)も、物質次元で生き延びるためには「アーリア型」の人間からエネルギーを摂取しなければならない。

 

 ・アストラル次元で爬虫類人が創造されると。その使命を果たすための活動拠点を物質次元に築く必要が生じた。そのために爬虫類人たちは、さまざまな物質界に進出し、自らが支配的な種となることのできる場所を求めていた。

 

 <レムリアからの爬虫類人生存者が巨大地下文明を築く>

・爬虫類人の生存者は、インド北部、地球内部空洞、金星、中南米の一部へと移動した。レムリア大陸から生き残った爬虫類人の大半にとって、地球内部が「祖国」になった。そこで爬虫類人は、巨大な地下文明を築いた。これが、地獄の業火の中で生きる悪魔たちの伝承の由来である。

 

・地下鉄のような乗り物が高速で移動する通行管のようなものを建設し、地球上のどこにでも数時間で移動できるシステムを作った。今日でも探検家が追い求めているアルカディア、アガルタ、ハイパーポリア、シャンバラといった有名な地下都市を築いた。これらの都市は、地球の内部空洞を覆う地殻内部の内壁に沿って建設されている。地球が空洞であることは単なる説ではなく、科学的事実であることを忘れないでいただきたい。恒星(太陽)から飛び出した惑星が、回転しながら冷却することで、形成されたのである。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド  爬虫類人DNAの系譜』

スチュワート・A・スワードロー  徳間書店   2010/6/18

 

 

 

<リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー>

・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

 

・こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。

 

・彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。

 

・軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。

 

<シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人>

・背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。

 

<シリウスB  老子、孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」>

・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である。

 

<くじら座タウ>

<グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ>

・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。遥か昔にリゲル人がくじら座タウ星系の侵略準備を整えようとしていた。タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために、主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取り出した。タウ人は自らの種が滅ぼされる前に、グレイたちを追い出した。地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。彼らの目的は、ソ連が世界支配の座を占めるのを手伝い、(スラブ人にはタウの遺伝子がある)、グレイを滅ぼし、侵略勢力と取引することだった。

 

・最近になってロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をりゅう座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。くじら座タウ人は、イプシロンのエラダナス星系で大きなコロニーを保持している。祖国の大気と重力の関係で、密度の高い身体を持っている。身長は、およそ170センチである。

 

<ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ>

・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。

 

<ゼータ・レティクリ1  地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ>

・このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。

 

・遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。

 

<ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕>

 

・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する。

 

<アンタレス  トルコ人、ギリシャ人、スペイン人のDNAに>

・極めて知識が高く攻撃的である。

 

・彼らの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない。

 

・女がいるところが観測されたことはなく、彼らは、同性愛者で、生殖目的でのみ女を使用すると考えられている。ただ、実は、ある母系集団が彼らの背後で権力を握っているとも考えられている。

 

 

 

『[UFO宇宙人アセンション]真実への完全ガイド』

ぺトル・ホボット × 浅川嘉富   ヒカルランド   2010/7/21

 

 

 

<これが宇宙人基地「シャンバラ」だ!>

「シャンバラ」とは「違うセキュリティーアへのゲート」という意味で、UFOの基地

チベットの地下にある「シャンバラ」も同じようなもの

その基地には複数の星の連盟から宇宙人が来ていた

それぞれの文明の代表者たちは美しい人間の姿をしていた

疑似物質で作られた基地は、マインドによって自在に変化する

目的は土地の浄化や高波動化、人間の意識にポジティブな考えを投射

半物質の宇宙人のまわりには光が放射され、かげろうのよう

絶滅にそなえて地上の生物をほかの惑星に保存

 

・レプティリアンの多くの種族は、おおむね友好的です。怖いどころか、波動の高い知性的な存在です。また地球において固定された姿で現れる生命体は、宇宙からではなく、パラレル・ワールドから来ているのです。パラレル・ワールドは遠い世界ではなく、こちらの世界との行き来は難しいものではありません。

 

<UFOは波動を変更するテクノロジーで自在に姿を変えている!>

<UFOはパワースポットを利用して物質化し、われわれの前に出現する。>

・UFOに乗る宇宙人たちは私たちよりもかなり進んだ存在であり、人のエネルギーフィールドを介して、遠隔的にこちらの考えを知ることができます。

 

<アルクトゥルス星から来る宇宙人がミステリーサークルを作っている!>

・私の経験では、人間の姿であれ、ほかの姿であれ、その姿が固定されている場合には、その生命体はパラレルワールドから来ています。パラレルワールドは遠い世界ではないので、こちらの世界との行き来はそれほど難しくありません。一方、別の星から来ている生命体の場合、その本当の姿は形を超えた存在です。

 

<ホボット氏が訪れた3.5次元に存在する宇宙人の基地>

・私はUFOの基地へ行ったこともあります。

 先ほど触れた通り、私がサンクトペテルブルク大学でリモートヴューイングのプログラムに参加したとき、アフガニスタンとの国境に近いタジキスタンの寒村にUFOにコンタクトをとるために行ったことがあります。そのときはコンタクトに成功し、数週間後にUFO基地から招かれました。

 

・最初にUFOとコンタクトした後、その近くにいるスーフィー(イスラム教神秘主義者)のグループに招かれ、そこにしばらく滞在していました。そこで私は彼らから、いつどこへ行けば基地へ行けるのかを聞き出したのです。彼らはそこをパワースポットと見なしており、力のあるスーフィーはそこにいる生命体とコンタクトをとることができました。

 そして、3週間ほどした後、私は基地へ招かれたのです。それはUFOにコンタクトした地点から80キロほど離れた場所であり、ある山脈の谷のところにありました。基地の近くまではあるスーフィーに連れていってもらい、基地の内部には私1人で入りました。

 

・基地のあるエリアの中に入ると、ある程度まで拡張した意識状態に入ります。それはちょうど夢のような状態です。私のUFO関係の経験から、その体験は物質と精神の間の領域で起きているものだと考えられますが、現実的な体験であることは間違いありません。

 

<その宇宙人基地は神秘主義者スーフィーたちから「シャンバラ」と呼ばれていた!>

・一部が地上で一部が岩山の中でした。それは標高4000メートルのとても行きにくいところにあります。また、周辺の人々には神聖な土地と見なされているため、誰もそこへは行きません。ただし、その地方にいるスーフィーたちは、そこを「シャンバラ」と呼んでいました。彼らはそこを神聖な場所としてそう呼んでいたのです。

 シャンバラとは「違う世界へのゲート」という意味ですが、実はそれはUFOの基地でした。ちなみに、スーフィーは(一般にイスラム教神秘主義者とされているが)実際にはイスラム教徒ではありません。

 

・とても進んだ文明から来ており、それは1つの星ではなく、複数の星による連盟から来ているようです。その基地には少なくとも7つの文明からの7人の代表者がいました。その中の1つがアルクトゥルスです。あと、ネット(網)と呼ばれる文明の代表者もいました。

(浅川)私たちの知っている星はほかにありましたか?

(ホボット)シリウスBです。アルクトゥルスやシリウスBの人々とはそのときだけでなく、これまでに何度か会っています。

 

 

 

『エノクの鍵』

 宇宙の仕組みを解明し、本来の人間へと進化させるための光の書

 J・J・ハータック  ナチュラルスピリット  2010/9/25

 

 

 

<アルクトゥルスという中間ステーション>

・そして、アルクトゥルスから移動して、異なる光の密度に属すると思われる基盤目状のモザイク模様が連なる場所に案内されました。

 

・メタトロンは私を聖なる父のところへ連れて行きました。私は、純粋エネルギーの放射領域に私を連れて入ることのできる存在はメタトロンをおいて他にはいませんでした。そこで私は、たなびくような白髪をたたえ、愛と歓びにあふれた表情をうかべた古代よりの無限なる意識の姿を間近に見たのです。いかなる言葉をもってしても、永遠なる父、ならびにその父によって教えられたことの神聖さを言い表すことはできません。私たちの意識の時間帯の辺縁には、「神の右手」を讃えるために置かれた、星の真珠をつらねたロザリオがあります。その真珠のひとつであるこの惑星地球に奉仕するために、私が職服を脱ぎ捨てて脆くはかない束の間の肉体をまとった理由を知らせるために父は私を呼び寄せてくれたのです。そこで、私は、光である神の存在を前に、神をこう褒めたたえました。「おお主よ、栄光と名誉と力を受くるに値うYHWHよ。万物をつくり、歓びに応えて永劫の時がつくられた方よ」。

 

・すると、神の光の王座に臨席し、そのそばをぐるりと囲んでいた24人の光の長老たちが、「コドイシュ、コドイシュ、コドイシュ、アドナイ、ツェバヨト(聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、主なる神よ)」と神を讃えて歌う姿が見えたため、私は、頭を垂れました。私には父の右手にか、子なるイエス・キリストの姿も見えました。そして、メタトロンは、こうした光の主たちが父のそばにすわるに、ふさわしい存在で、あることを教えてくれました。なぜなら彼らは、定期的に父のもとを離れて外に向かい、エロヒムの世界として知られる別の光の世界をつくる職務をあえて選んでいるからです。

 

・私は、父の玉座の前でエノクの一部として楽園の子たちの宇宙に奉仕するという自分の務めを教えられました。楽園の子たちは、光の評議会を交替で組織し、新しい宇宙を創造するための光の戒律や炎の投影によって記される法令を、評議会において24人の光の長老たちから受け取っています。それから、私は、教導者であるエノクとメタトロンから、地上にいるときには、偽りの権力の差し出す食べ物を口にしないこと、自分の子孫を霊的に堕落した種子たちと結婚させないこと、堕落した思考とエネルギーに仕える者たちによる偽りの礼拝に加わらないことなどの注意を受けました。

 

・しかし、私の存在理由は、すべての人々が跪き、父の位階ある聖師団が出現する時が差し迫っていることを認められるようになるまで、父の地上における地位を高めるということです。そして、その結果、神の世界が天国に在るのと同様に地上にもたらされることになるのです。

 

・私は、それ以外にも幾多の領域へ連れて行かれ、父のあまたの館が、新しい天の領域と与えられて地上世界の誕生に向けて、どのように開かれつつあるのかについての教示を授かりました。

 

 

 

『宇宙人はなぜ地球に来たのか』

 韮澤潤一郎     たま出版   2011/2

 

 

 

<宇宙人の大半は人間型>

・米陸軍の一等下士官によると「私が1989年に退役した時に、すでに57種類の異星人が軍の目録に記載されていた。その大半は人間型で街を歩いていても誰も区別がつかないということです。これは生物学者を悩ませるでしょう。明らかに宇宙には二足歩行のヒューマノイド(人間型宇宙人)が多いということです。グレイタイプは三種類あり、私たちより背の高いのもあります」

 

<史上最大の事件が起きる>

・空軍基地でのケネディと宇宙人の会見を半年前にアレンジしたのがアダムスキーだった。そして、ケネディが乗り込んだ葉巻型UFOにはアダムスキーも同行していた。

 大統領は着陸していた船内で数時間の会談を終えて地上に出たが、アダムスキーはそのまま離陸し、土星に向かった。このときの宇宙旅行については、いわゆる『土星旅行記』として残されたが、その中には、ケネディの名はなく、「アメリカ政府の一高官」とだけ記されている。旅行記によれば、9時間で土星に到着し、それから4日間にわたって各惑星の代表者が出席した太陽系会議などが開かれたとなっている。

 

<なぜ宇宙人たちは協力しているのか>

・エリザベス女王の遠縁で、イギリス軍の最高司令長官だったマウントバッテン卿の私邸の庭に1950年代にUFOが着陸してコンタクトを試みたことがあった。

 UFOが着陸した時、私邸の侍従が外にいて、金髪で体にぴったりとした青いウェツトスーツのようなものを着た人間型宇宙人に会っている。しかも円盤型UFOの中に招かれた。しばらく離陸して飛行したという。

 

・しかし、このことを侍従から詳しく聞いていて、当時からUFO問題に精通していたマウントバッテン卿自身は特にUFOに関する政治的側面に関与し、マリリン・モンローやケネディ大統領の死に影響を与えたといわれ、1979年にアイルランドにあった自分の別邸近くで殺されている。

 

 

 

『2012年にパワーをもらう生き方』 セドナUFOコネクション

 リチャード・ダネリー  徳間書店   2009/9/17

 

 

 

 <導く者=アルクトゥルス星人との接触>

 <本書を書くインスピレーションとなったのはアルクトゥルス星人である>

・1992年の夏、私は、セドナのドライ・クリーク周辺でよくキャンプをするようになった。私のガイドが近くにいるときに感じるのとよく似たエネルギーを、よくその辺りで感じたのだ。何日もそこで過ごすうちに、その辺りをしばしば訪れている数人の人たちが、アルクトゥルス星人の一団が乗った高次元の光の船(宇宙船)がその谷の上空に浮かんでおり、彼らのことを知りたい人なら誰でも、テレパシーによる交信ができるような態勢を整えている、と主張するのを聞いたときも私は、少しも驚かなかった。

 

 

 

『アルクトゥルス・プローブ』

(銀河連盟と現在進行中の調査、及びその物語)

(ホゼ・アグエイアス著)(たま出版) 1996/5

 

 

 

<天王星の謎>

・「『アルクトゥルス統制』として私達に知られる時代のあいだ、私の心の中の純粋さを通して、アルクトゥルス・プローブはいくつかの影響力を維持することができた。牛飼い座の変則者と定則者に対して、私はちょうど鍵穴のようなものだった。その鍵穴を通して、さまざまな実験、知のパターン、肉体化が、受容的でそれを望む3次元体に与えられた。テレパシー的な信号という手段を使っていた天王星人もまた、天上の砦である天王星そのものを『シャンバラ』、『ユートピア』、『新しいエルサレム』といった名前で呼んで、私の存在を通してそれら天王星の回想を生き生きと保ち続けた」。

 

 


この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。(1)

2016-09-29 18:11:04 | 森羅万象

 

 

『ムー 2015年10月号』No.419

「異星人との謀略「モントーク・プロジェクト」の真相」

 

 

 

<プロジェクト体験者からの緊急提言>

・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対にわすれないでほしい……」

 

・彼の名前はスチュワート・アウワードロウ、“検体”のひとりとして、あのモントーク・プロジェクト」に13年も関わった経験をもつ。

 

<カイパーベルト・エイリアンと世界政府>

・「カイパーベルト」をご存じだろうか。太陽系外縁部に広がる、天体が密集する一帯のことだ。

 1950年代、オランダ生まれのアメリカ人天文学者ジェラルド・ピーター・カイパーが、海王星と冥王星の軌道の外側に小さな天体が集まった帯状の領域があるという説を発表した。

 実は10年にわたりそのカイパーベルト内で、惑星級サイズの「物体」が相次いで発見されている。しかも奇妙なことに、物理法則に逆らう動きを見せている。

 スワードロウ氏がいうには、この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。

 

・1990年代にすでに70種類以上の異なる種族のエイリアンが地球を訪れていると告げた。しかもこれらは地球人種と敵対する性質のエイリアンばかりで、2002年から2003年にかけての最終報告では、その種類も217に跳ねあがっている。

 

・「インセクトイド(昆虫型エイリアン)」「ライオンピープル」「シリアン(シリウスA)」「キーロット」といったグループに分けることができる多様なエイリアンが、カイパーベルトに集結しはじめているというのだ。これをスワードロウ氏は「カイパーベルト・エイリアン」と呼ぶ。

 

・しかもカイパーベルト・エイリアンは、南極の地下に拠点を置くナチス第4帝国ともつながっている可能性が高いらしい。

「1938~1944年にかけ、ナチスは南極大陸の地下に巨大基地を造って、研究プロジェクトを展開していた。一帯はベース211、あるいはニューベルリンと呼ばれていた。

この基地で、時間旅行や次元間移動の研究が行われていた。ナチスが共同作業のパートナーとして選んだのが、カイパーベルト・エイリアンなのだ」

 

<実行に移される、やらせ侵略計画(ステージド・インヴェイジョン)>

・「第4帝国と提携関係にあるカイパーベルト・エイリアンに対しては、イルミナティの目的は、世界統一にほかならない。世界をひとつの政府――世界政府――にまとめてしまえば、人民の管理がしやすくなるからだ。

 きわめて近い将来、カイパーベルト・エイリアンと第4帝国、イルミナティがひとつになって、全地球規模の管理システムの構築が試みられることは間違いない

 

<大衆を自在に操る悪魔のテクニック>

・しかし、多数の人間を同時に騙すには、想像を絶するレベルの仕掛けが必要になる。そのための決定的かつ効果的なテクニックが、ブルービーム・プロジェクトおよびHAARPプロジェクトである。

 

2015320日、NASAは火星と木星の間にある小惑星帯最大の天体セレスの地表で何かが光っている画像を公開した。

 

・「計画は周到に進められてきた。銀河系だけで地球にそっくりな惑星は4億個あるという話も、今では半ば事実化している。全宇宙という規模で考えれば、地球のような惑星が何十億個も存在するというマインドセットもできあがっている」

 

<異星人も同じ兄弟だと語った教皇>

・「宗教がマインドコントロールの手段として使われやすいことは否定できない。現時点で、世界政府樹立への準備は着々と進んでいる。世界宗教もしかりだ。不幸なことに、メディアも完全にコントロールされているので、自由なニュースメディアなどこの世に存在しない。メディアに洗脳された大衆は、伝えられた情報を鵜呑みにし、何の疑いもなく現実として受け容れてしまう。誤解を恐れずにいえば、悲しいかな、大衆は愚かなのだ」

 

<被験者が語るモントーク・プロジェクト>

<秘密裏に行われていた非人道的な実験>

・「私は数多く存在する検体のひとりにすぎなかったので、プロジェクト全体にどのくらいの数の人間が関わっていたのかはわからない。施設内には軍服を着た人もいれば、民間人も白衣を着た研究者風の人もいた。私のような検体に関していえば、20万~30万人くらいはいたと思う。ただ、大多数は生き残れなかった。生存率は1パーセントもなかったはずだ。

 

・「モントーク・プロジェクトの基盤部分はマインドコントロールの研究だ。世界中の人々をひとつにまとめ、ひとつの方向に導いて行くテクニックを開発するためのものだった。電磁波を使った装置も開発されていたが、これはエイリアン・テクノロジーが移植されたものだった。これらは時間旅行、電磁波兵器、遺伝子操作など広い範囲を総合的に研究するためのプロジェクトで、1983年に集結したときには、実に多くのジャンルをカバーしていた」

 

<完成していたテレポーテーション技術>

・「リモートビューイングは、いわゆる超能力ではないのだ。DNAのポテンシャルを97パーセントまで活性化し、脳を90パーセントまで働かせればだれにでもできる」

「フィラデルフィア実験を通じて開発が続いていたテレポーテーション技術も、すでに実用化されている」

 

<協力しあうレプタリアンとイルミナティ>

・「モントーク・プロジェクトにより、全地球規模でマインドコントロール装置の設営が完了した。人工衛星はいうにおよばず、携帯電話の中継アンテナからも特殊電波が特定の人たちに向けて発信されている。全地球規模のグリッドを構築し、どんな場所へでも思いのままの効果をもたす電波を送ることができる」

 スワードロウ氏は、こうした大規模かつ時間がかかるプロジェクトの裏側にあって、すべてを取り仕切っているのがイルミナティであると語る。

 

・レプタリアンは「マスターレイス(支配種族)」と形容されることも多く、ニューメキシコ州ダルシーの地下基地に関する話にもしばしば登場する。

 

・スワードロウ氏が語るには、ヨーロッパにおけるイルミナティの起源は、それまで敵対していたハザール人とメロヴィング家の結婚によって和平協定が結ばれたことだった。イルミナティの源泉はメロヴィング家に辿ることができる。その後、イルミナティは13支族に分かれることになるが、13は神の全体性を意味するシンボリックな数字だ。

 

・レプタリアンは創造主が喜ぶであろうことを計画し、それを実行するのが自分たちの義務であると考えている。

 

・地球人類のほとんどが10~15パーセントのレプタリアンDNAを宿しているのだ。

 

<日本内部にも協力者は存在する!>

・「ヨーロッパのイルミナティは、日本を潰したがっている。ハドロン加速器の建設は日本制圧計画の一環と考えて間違いない。日本政府も騙されている。だから、これから日本に起きようとしていることが世界政府の一部であることはいうまでもない」

 日本政府内部にも、イルミナティ・レプタリアン連合の意向通り行動するグループが存在するというのだ。

 

・主体がイルミナティであれ、第4帝国であれ、レプタリアンであれ、そしてこれらすべての共同体であれ、彼らの究極の目的は、地球規模のロボット社会の構築であるはずだ。

 

・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対に忘れないでほしいということだけだ」

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド爬虫類人DNAの系譜』

スチュワート・A・スワードロー  徳間書店   2010/6/30

 

 

 

 <リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であり、これは西洋の親類とは無関係に発展した。>  

 <宗教は爬虫類人のマインド・コントロールの道具>

 <最初の宗教はレムリア大陸の爬虫類人のカースト制信仰体系>

・狡猾にも、爬虫類人は、男と女、男神と女神というコントロールの仕組みに基づいた宗教を編み出したのである。男神はニムロデ、女神はセミラミスと名付けられた。この二神は、半分爬虫類人で半分人間であるように描かれた。その容姿は人間を怖がらせて服従させるようにデザインされた。

 

・ニムロデとセミラミスは、やがてエジプトのオシリスとイシスとなり、ギリシャのアポロとアテナとなり、他のさまざまな神々となっていった。いずれも男女、男神女神のテーマは共通していた。もともと両性的であった爬虫類人を人間の原型として男女(アダムとイブ)に分離したことの表現に他ならないからである。

 

 <シリウスA星系の中心的な世界クーム>

・シリウスAの周りを回る軌道を持つ惑星でキルロチという世界がある。そこで、シリウス人は、高度な知性を持つ猫のような生物を創作した。この猫のような存在は、ライオン人間と呼ばれた。

 

・高次アストラル界には、エーテル体のライオン種がおり、金色で翼を持ち、紫の目をしている。その種の名前をアリという。アリは、古代ヘブライ語でもライオンを意味する。シリウスA星系を統治するオハル評議会で作ったのがアリである。

 

 <爬虫類人・ハザール・バビロニア・シュメール派はこぞってユダヤ教に>

・バビロニア文明では、シュメール文明が中央アジアに拡大してハザールとなる過程で発展したものである。実際に何千年もの歴史を通じて発展してきたものである。ブルーブラッドの数々の組織は「バビロニアの盟友」(ブラザーフッド)と自称している。このバビロニアン・ブラザーフッドが、ヨーロッパのアトランティス系エジプト秘教組織と合体して、フリーメーソンとなった。この人々の一部がバウアーを名乗るようになり、現在ロスチャイルドとして知られている。この一族は、ヨーロッパの金融と商業の基盤を速やかに支配下におさめた。

 

 <欧米イルミナティは、日本のイルミナティは竜座人階層の下等な種の末裔であると主張している>

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド爬虫類人DNAの系譜』

スチュワート・A・スワードロー  徳間書店   2010/6/30

 

 

 

 <50億年前、天の川銀河に入って来た天使的存在(半霊半物質のこと座人(リーライアン))>

 <半霊半物質のこと座人が物質次元に囚われて人間的存在に>

・彼らは、直線的な時間で40億年の間、この銀河に存在し、こと座と呼ばれる星団を占拠するようになった。この場所こそが、この銀河系の全ての人間たる存在の生まれた故郷であると考えてよい。この時点ではまだ、こと座人は、完全に肉体としての生命を経験していなかった。普段はエネルギー体であり、物質的な感覚を経験するためにどうしても必要なときだけ物質的な姿をとった。

 

 <琴座避難民の火星とマルデック星>

・火星人は、爬虫類人からの攻撃だけでなく、近隣や親類になる人間的存在の攻撃からも惑星を守るため、惑星クーム出身のシリウスA星人に火星を保護する技術を依頼した。

 

・シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いている。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった。しかし、シリウス人と爬虫類人は互いに取引しており、シリウスAの生命体はドラコに武器を売っている。本当に複雑な政治状況だ。

 

 <地表奪回の交配計画が変身可能な爬虫類人にさせられたシュメール人(出自は火星人)>

・爬虫類人は、この交配の技術を保有していたシリウス人に協力を求めた。シリウス人は、遺伝子改変や思考プログラミングに広範な知識を持っており、それを惜しみなく爬虫類人に与えた。

 

・変身能力を持った爬虫類人ブルーブラッドは、日常的に人間の姿を維持する技術を得るため、シリウス星人に助けを依頼した。シリウス星人は、改変した動物の形態を通じて、ブルーブラッドに人間のホルモンと血を食べさせることができれば、それが人々に気付かれることもなく、一番簡単に人間の姿を維持する方法だと発見した。

 

 <爬虫類人交配人種はあらゆるエリアに増殖、青い血の血統へ支配を固める>

・ブルーブラッド指導者たちは、聖書のカナン人類、マラカイト人、キッタイト人など中東の人々にも浸透していた。

  同時にエジプトでは、シリウス人がアトランティス人の子孫を作り直していた。これがフェニキア人になる。フェニキア人は金髪で青い目をしており、一部だけ赤毛で緑の目が混じっていた。

 

・シリウス人は、古代ヘブライ人も遺伝子組み換えを作り出していた。ユダヤ人とは、実際には、こうした遺伝子操作されたヘブライ人とシュメール人の混合物である。

 

<古代ヘブライ人とシリウス人DNA>

<古代ヘブライ人は、こと座人(リーライアン)を使ったシリウス人の遺伝子工作物>

・古代ヘブライ人は、現代ユダヤ人と何の関係もない。前の章で述べたようにヘブライ人は、シリウス人が自らとこと座人(リーライアン)の遺伝子を組み合わせてエジプトで作り出した人種である。ヘブライ人は、身長が高くて力は強く、古代ヘブライ語に相当するシリウス語を話していた。学者たちも、ヘブライ語が唐突に出現したことを認めている。

 

 <本来ヘブライ語は高位聖職者やエジプトの秘密結社だけで排他的に使用されていた言語である>

・ヘブライ人は、血の儀式と人間の生贄を習慣としていたシュメール人交配人種の子孫である現地の民族と混合した。こうした習慣が全て古代のエジプト人・アトランティス人・シリウス人の信仰を基盤とする宗教の集合体へ組み込まれていった。これがユダヤ教誕生の経緯である。

 

 <「アメリカ」はL(こと座(リーラ))・アトランティス)、S(シリウス)、D(りゅう座・レムリア)の合体>

・「アメリカ」を象徴的に解読すると、レムリアとアトランティスの結合、こと座人間とりゅう座系爬虫類人の混合という意味になる。恐らくイルミナティが作った薬物LSDのアナグラム(綴り換え)にも隠された意味があるに違いない。

 

・L(こと座)、S(シリウス)、D(りゅう座)だ!この三つの文明を結合させれば、前代未聞の最強・最先端技術の帝国ができるに違いない。

 

<爬虫類人(レプティリアン)支援のシリウスB星人が作った仏教思想>

・こうした宗教の蔓延は、地下の爬虫類人たち(主にチベットの地下に集まっている)が、意図的にコントロールしていた。

 

・この爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させようと企むこと座人(リーライアン)の裏切り者集団もいた。奇妙な相棒だ。

 

・エジプトは、爬虫類人の神々は、オシリスとイシスとして知られていた。エジプトの万能薬的な効力を持つ神々には、極めて多様な合成物(半人半獣)が含まれていた。

 

・これはアトランティスの交配実験を懐古する気持ちがエジプトの文化になって表われたといえるが、爬虫類人の乗っ取りに向けてエジプトの文化を準備していたシリウス星人普及させたものである。

 

・アトランティス人は、昔からのこと座の信仰体系に揺るぎない愛着があったため、爬虫類人が文化的な拠点を築くまでに数千年の時間が必要だった。

 

 <「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人>

・その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来たこと、そして、その生物種は、この現実界に由来するものではないことを伝えた。さらに、その生物種は、遠い過去に旅をして戻り、ある品種を作り(これは爬虫類人のことだ)、人間をテストするために敵対させたと伝えた。

 

・また、シリウスA星のシリウス人の協力を得て爬虫類人を作り、りゅう座(ドラコ)に配置したとも語った。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である。シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともない。

 

 

 

『知っておきたい伝説の魔族・妖族・神族』

健部伸明  監修   西東社    2008/12

 

 

 

<分類のテーマは“種族”です>

・そんな風にいくつかの種族を比べながら読んでみると、少しの相違点よりも、驚くほど似ている部分が多いことに気づかされます。たとえばドイツのコボルト、ブリテンのブラウニーやパック、ロシアのドモヴォーイ、そして日本の座敷童は、その性質も姿も(あるいは名前の意味も)酷似していて、ほぼ同一の存在と言っていいでしょう。これがユングの提唱する、全人類共通の“集合無意識”のせいなのか、それとも他に理由があるのかは、ここで結論を述べるような無粋なマネはいたしません。

 

<ヴァン神族 愛と豊穣の神族 光の神々 (北欧神話) >

<停戦の証としてアースガルズに>

・北欧神話にアース神族とともに登場する別種の神族がヴァン神族(複数形はヴァニール)だ。北欧神話に登場する主要なヴァン神族はニョルズと、その息子フレイと、フレイの双子の妹フレイヤの三柱である。

 エッダ詩の『巫女の予言』によると、ヴァン神族のグッルヴェイグという女がオーディンの館に侵入した。魔法を使うグッルヴェイグに対して、アース神族は槍で突き、火で焼く。しかし何度殺そうとしてもグッルヴェイグは生き返ってしまう。この事件をきっかけにヴァンとアースは争いを始める。侵入したグッルヴェイグの正体はフレイヤであるという説が一般的だ。アースとヴァンの戦争は激しいもので、勝ち負けを繰り返し決着はつかなかった。互いの損害が大きくなったため、和平を結ぶことになった。その条件として人質が交換されることになり、ヴァン神族の中で最も優れた神であった豊穣の神ニョルズとフレイが、アース神族の土地アースガルズに送られる。

 

<愛と豊穣を司る>

・アースガルズにおいてニョルズたちは祭祀の長に任じられ、平和に共存していた。もっとも習慣の違いがあった。ヴァン神族は性的に奔放であったせいか血族間の結婚は合法だった。ニョルズも実の妹と結婚し、フレイとフレイヤを生んでいる。一方アース神族では近親結婚は禁止されていた。

 

・こうしたヴァン神族の性格を最も体現しているのはフレイヤかもしれない。例えばロキはフレイヤを「この館に集まっているアース神族や妖精は、すべておまえの愛人だったではないか」とからかう。実際フレイヤは非常に美しく、愛の神として有名だった。オーズという夫がいたにも関わらず、首飾りブリーシンガメンを得るために、その造り手であった小人族ドヴェルグと体の関係を結んだという話も残されているし、フレイやオーディンとも性的な関係があったといわれる。恋に勤しんだのは兄であるフレイも同様で、巨人の娘ゲルズとの大恋愛の話が残されている。

 

・愛の神は同時に豊穣の神でもあった。ニョルズは『ギュルブィの惑わし』によると、とても裕福で領地にも恵まれていたため、求める者すべてに土地や金を思うままに与えることができた。フレイの別名であるフロージは、北欧では平和と豊穣をもたらした王への称号とされている。

 

・そんなヴァン神族だが、残されている資料は少ない。ラグナロクの時に、フレイはアース神族とともに戦い、炎の巨人スルトに切り殺されてしまう。ニョルズは戦いに参加せずヴァン神族のもとに帰ったと伝えられている。フレイヤがどうなったのか、その他のヴァン神族はどこにいったのかということは定かでない。

 

<アース神族 北欧神話を代表する神族 光の神々(北欧神話)>

<アース神族の起源>

・アース神族は北欧神話に登場する代表的な神々の集団で、複数形はエーシルとよばれる。北欧だけでなく、他の地域のゲルマン民族からも広く崇拝されていた。

 北欧神話を伝える詩『エッダ』によれば、太古、世界には大地も海もなく真中にギンヌンガガプという巨大な空隙があるのみだった。ギンヌンガガブで北からの寒気と、南からの熱気が衝突し、寒気の中の霜が溶け、しずくが落ちた。そこから生まれたのが、最初の「霜の巨人」ユミルと、牝牛アウズフムラである。

 

・アウズフムラが氷の塊の中の塩を含んだ岩を舐めていた時に、その中からブーリという神が生まれた。最初の神ブーリと巨人との間で生まれた種族がアース神族で、ブーリの孫であるオーディンを王とし、アースガルズという国に住んでいる。

 

<代表的な神々>

・アース神族の王オーディンは様々な姿を持つ複雑な神だ。自らの片目を代償として、知恵の泉の水を飲んだことで多くの知識を手にいれた。また世界樹ユグドラシルに9日間首を吊ることで、ルーン文字をつかみとった。さらに戦闘を司る神として、ヴァルキュリャを使い、勇敢な戦士の魂エインヘリャルを集めさせた。オーディン自身も、投げると誰もかわすことができない魔法の槍グングニルを持っている。

 

・オーディンの息子トールも有名だ。神々の中で最強の巨漢の一人に数えられ、歩くだけで大地が震えたという。雷を神格化した存在であり、結婚と豊作の守護神でもある。万能のハンマー、ミョルニルを武器にしたトールは、対立する巨人族にとって恐怖の対象であった。

 トールの友人にしてトリックスターのロキも忘れてはならない。ロキはしばしば邪悪ないたずらをし、オーディンの息子で光の神バルドルもそれが原因で命を落とす。ただ同時に役立つ存在でもある。変身したロキが生んだのがオーディンの愛馬で八本脚のスレイプニルであるし、グングニルやミョルニルなどを小人を使って作ったのもロキである。

 

・以上の三柱の神からもアース神族の戦を好む性格が見えてくる。北欧神話はその戦闘物語に最大の特徴がある。バイキングに代表される古代ゲルマン民族の「不名誉な生より戦場での死を望む」という荒々しい感性、それがアース神族の性格にも表れているのだ。

 

<終末の日ラグナロク>

・北欧神話のクライマックスは、神々の世界の終末の日であるラグナロクだ。ロキによるバルドルの殺害がきっかけとなり、ラグナロクは起きる。日の光がかげり、寒波が世界を覆う冬の時代が到来。この世の悪を束縛していた鎖もちぎれ、魔狼フェンリルなどの怪物が跋扈し始め、アース神族に恨みを持つ霜の巨人達も続々とアースガルズに押し寄せる。

 

・アース神族側も応戦するも、オーディンがフェンリルに飲み込まれてしまったり、トールが海の大蛇ヨルムンガンドと相打ちになるなど、戦況は劣勢。そんな中、炎の巨人スルトが剣をアースガルズのある世界樹ユグドラシルに投げつける。灼熱の炎は世界樹を燃やし、世界は燃えあがり海に沈んでしまった。こうしてアース神族は滅びの時を迎える。ただ破滅の後には再生がある。ラグナロクの後には、以前よりも美しい楽園のような世界が表れ、そこで一度死んだバルドルが復活したという。

 

<ディーヴァ神族  ヴェーダ神話の主役 光の神々(インド神話)>

<ディーヴァ神族の変遷>

・一口にインド神話といっても時代により変遷がある。神話の一部は紀元前25世紀のインダス文明まで遡り、その後インド・ヨーロッパ語族のアーリア人の侵入を経て、バラモン教のヴェーダ神話の時代を迎え、さらに『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』で知られるヒンドゥー神話が主流となる。そこに仏教や、イスラム教等も複雑に交わり、神々の地位や名前等も次々と変化する。その中でもディーヴァ神族が最大の活躍を見せるのは、ヴェーダ神話においてである。

 バラモン教の聖典『リグ・ヴェーダ』が成立したのは紀元前10世紀頃。それによると、神々は天・空・地の三界に配置され、輝く者ディーヴァと呼ばれた。語源はインド・ヨーロッパ語の「Dyeus」という、多神教における最高神を表す言葉であり、ギリシア語のゼウスにも対応している。

 

・ディーヴァ神族は、不死身で人間を助ける大いなる力を持つ存在とされており、インドラ(雷神)、ディヤウス(天界)、ルドラ(暴風神)、アグニ(火の神)など自然を司る神が多い。しかし、時代を下ったヒンドゥー神話においては、ディーヴァ神族は人間より次元の高い世界に住むものの、ブィシュヌやシヴァといった大神の下に位置する下級神で、死を免れない存在とされた。仏教においては「天」と訳され、天界に住む神的存在であるが、やはり死と再生の果てしない循環から免れないとされてしまう。

 

<ディーヴァ神族の王インドラ>

・『リグ・ヴェーダ』の約4分の1がディーヴァ神族の王とされるインドラへの賛歌で占められている。体も髪も茶褐色、手には強力な武器ヴァジュラを持った姿で描かれ、雨と雷を思いのままに操るディーヴァ神族最強の戦士でもある。

 

・『リグ・ヴェーダ』で語られるのが、敵対していたアスラ神族の、悪龍ヴリトラ退治の逸話だ。インドラが生まれた時、人々は神々に向かって「干ばつを引き起こすヴリトラを退治してほしい」と祈っていた。これを聞き届けたインドラは人間が捧げたソーマ酒を飲みほし、強力な力を得る。さらに父である神プリティヴィーから雷の力を取り上げ、ヴリトラ退治に乗り出す。

嵐をヴリトラの99の城に叩きつけ、ヴリトラ自身との対決に持ち込んだインドラが、雷で腹を引き裂きヴリトラを破ると、人々が求めた大雨が地上に降り注いだ。これによりインドラは、ディーヴァ神族のリーダーとしての地位を築いたのだ。

 

<仏教におけるインドラ>

・ヴェーダ神話では神々の王として君臨するインドラだが、仏教では「仏陀の優位を認めて仏教に改宗する」とされている。改宗後の名が日本でもお馴染の帝釈天だ。須弥山の頂上に住み、仏法護法十二天の主神として東方を護る。仏教の帝釈天もまた、アスラ神族が転じた阿修羅と戦う運命にある。ディーヴァ神族とアスラ神族の争いは、永遠に続くのだろうか。

 

<アスラ神族 善神か悪神か 光の神々(インド神話)>

<アスラ神族の由来>

・アーリア人が信仰していたディーヴァ神族とアスラ神族の両方の神のうち、アスラ神族は炎と光明を司る神だった。ところがいつのまにかインドにおいてディーヴァ神族は善神であり、アスラ神族は敵対する悪神とされることが多くなってしまった。本来「asu」が生命で「ra」が与えるという意味であったのが、「sura」が神で「a」がそれを否定する接頭語とされ、「神にあらざるもの」と解釈されるようになってしまったのだ。

 

・一方別のアーリア人国家であるペルシアにおいては、アスラ神族はゾロアスター教の主神アフラ・マズダーとしての善の最高神とされ、ディーヴァ神族に対応するダエーワは悪神とみなされた。地域により扱いが逆になったのだ。また北欧のアース神族やアッシリアのアッシュールも、アスラと語源を同じくする可能性がある。実際ヴェーダ神話の初期においてアスラ神族は必ずしも悪い意味では使われてはおらず、単にディーヴァ神族とは異なる神族を指していた。アスラに含まれる代表的な神として、ヴァルナ、パーリー、ジャランダラ、ラーフなどがいるとされるが、これも時代により変化する。

 

<ヴェーダ神話ならヒンドゥー神話の中で>

・アスラ神族とされることが多い、ヴァルナの変遷を見ていこう。初期のヴェーダ神話において、ヴァルナは宇宙の法の守護者であり、君主とみなされていた。マーヤー(幻力)という不思議な力を使って、太陽を道具に天と地、その間の空を創った創造主だった。ところが時代が下がると最高神の地位をブラフマーに奪われ、単なる海や河の神とみなされるようになる。ここにもアスラ神族の没落の姿を垣間見ることができる。

 

・後代のヒンドゥー教の文献では、「悪」としての姿が強調されるようになる。ディーヴァ神族が真実を追求するのに対し、アスラ神族は虚偽の道を選んだ。ディーヴァ神族とアスラ神族の争いは延々と続くが、どちらかが完全な勝利を収めるということもないのだ。描かれる姿も神から離れてくる。複数の頭に、千の目、数百本の腕があることもあれば、強大な蛇の姿で描かれることもある。またアスラ神族は不死ではないとされる。ヒンドゥー教の最高神ヴィシュヌが不老不死の霊薬アムリタを生みだした時、ディーヴァ神族はアムリタを飲むことを許されたが、アスラ神族は許されなかった。そんな中、アスラ神族のラーフが一滴盗みだしたが、不死を奪われたくなかったヴィシュヌは、ラーフの首を切断したのだ。

 

<アスラの変遷>

・アスラ神族は仏教にも取り入れられ、阿修羅とされた。最初は仏教に反対する悪神とされたが、後に仏教護法者となる。日本仏教でも八部衆の一人であり、戦いの神として三面六臂の姿で描かれることが多い。密教の大日如来もまた、アスラの王だった。


9月28日(水)のつぶやき

2016-09-29 04:49:03 | 森羅万象

理由は、簡単。各国の政治家の多くが、黄金の拘束衣を身にまとっているためだ。(5)

2016-09-28 05:33:32 | 森羅万象

 

・「抑止力のない高価な通常兵器を少数揃える」よりも、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等の「抑止力のある高価な通常兵器を少数揃える」ほうが、費用対効果があるといわれます。核シェルターもありませんし、この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるのでしょうか。有名な予言者の「日本沈没」説もありましたが、その辺のことを予言したのでしょうか。荒唐無稽で支離滅裂な話といわれますが、米国のマクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。

 

・「次の戦争では必ず新兵器が使われる。将軍たちは前の兵器で軍事演習をしている」そうですので、通常兵器が陳腐化する時代に備えておく必要があるのでしょうか。「核には核で」という一般常識がゆきわたるのはいつのことでしょうか。もちろん、日本の核装備には言うまでもなく、多くの反対論があります。法律や条約の問題もあります。しかし、憲法改正をしなくても核兵器は持てると語られています。

 

・オバマ大統領の広島訪問は議論を呼びました。が、オバマ大統領の行動と共に「核兵器の発射命令を出す通信機」いわゆるコードネーム「核のフットボール」の「黒いカバン」をもつ軍人の姿が100メートル後に見られたといわれます。「核兵器のないユートピア世界」のオバマ大統領とは裏腹な、現実は「核戦争を想定している」厳しいアメリカ軍が見られました。

 

・太平洋戦争も米軍の新兵器と原爆によって、日本軍が圧倒されたように、新兵器の登場によって旧兵器が全く陳腐化するのだそうです。旧軍は、レーダーなどの新兵器で完敗しました。それも現代では新兵器の開発のスピードが速くなっているそうです。旧軍のほとんどの将官や将校も「戦争に勝てる」とは思っていなかったと語られています。そして「戦争に負ける」ということは、どのようなことを意味しているのかもよく認識していなかったそうです。ひどい目にあったのは、国民すべてで特に庶民でした。

 

・サイバー戦争では米中戦争がすでに始まっているとも言われています。深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし、対外戦争に打って出るという懸念が国際社会、チャイナ・ウオッチャー間では言われているそうです。餓死者が大量に出たら対外戦争を仕掛け、関心を外国に向けるという共産党の常套手段が鉄則なのでしょうか。Amazonに「サイバー戦争」といれますと152件の書籍が出てきます。『サイバー戦争~すべてのコンピューターは攻撃兵器である』、『日本サイバー軍創設提案:すでに日本はサイバー戦争に巻き込まれた』という具合に刺激的です。どうもサイバー戦争はいまも熾烈に継続中だそうです。メディアに人民解放軍の将校の名前が出たりして米中サイバー戦争は奇妙な問題です。メディアもどの程度把握しているのでしょうか。

 

・中国の社会が不安定化することにより世界中に深刻な影響を与える懸念があるようです。学校にいけない子供たちが増えており、社会問題がいろいろと深刻化していると語られています。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」といわれます。米国の学者も2016年に中国は昏睡状態に陥ると予測しているようです。また「中国人は国を捨てた人でないと信用ができない」という中国社会特有の国内事情があるといわれます。

 

・中国の経済学者によると「影の銀行(シャドーバンキング)に対する規制が強化されるなら、中国の不動産価格が最大50%下落する可能性がある」という見方を以前は示していました。不動産市場も株式市場もバブルが崩壊しましたが、再び、投機資金が動いているともいわれます。「チャイナ・リスク」を誰もが認識できる時代になりました。中国の経済の減速、混乱が大減速と大混乱になるのでしょうか。中国では「上に政策あれば、下に対策あり」といわれていますが、限界がきているといわれます。

 識者によると、中国共産党の「みっともなさ」が世界中のメディアに露呈されている時代だそうです。世界中のメディアへの頻繁な露出こそが中国共産党が最も恐れていることではないのでしょうか。

 

・「今年は2015年よりも悪くなる」ともいわれました。アベノミクスも限界を示し始めているようです。マイナス金利も当初予定されたほどの効果がでないといわれます。インターネット情報によるとリフレ派の理論的支柱でノーベル経済学者のポール・クルーグマン氏は自身のブログで「日本の量的緩和、リフレ策は失敗した」と述べているそうです。またロイターによると「世界経済は弱さが蔓延している」と指摘して、「各国が財政出動で協調すべきと強調している」といわれます。日本に対しては「長期的には財政状況が心配」としつつ「2─3年は収支を気にせず財政出動すべき」と指摘。事実上日本に対して消費税引き上げの延期を進言した格好だといわれます。

 

・クルーグマン教授は、先進国の経済がいずれも弱い内需などの問題に直面しており「日本化している」うえ、世界経済の相互依存が高まっていると指摘。伝統的な政策手段が効かなくなっており、物価目標など各種政策目標の達成が難しくなっていると説明した。

 

原油価格の下落について、米国では消費にはプラスだがシェール関連企業の設備投資にマイナスだったと指摘。商品価格一般の急落は、地政学リスク要因にはなるが先進国経済に大きな問題ではないとの見解を示した。

 

 中国の資本流出について触れ「人民元安は大問題」との懸念を示したという。マイナス金利政策については「さらに進めるとしても問題があり、効果も限定されている」と論評した。(ロイター)

 

・消費税の増税の延期がスケジュールに載り、自民党は消費税の増税延期を掲げて衆参議院を同時解散するかもしれないと語られていました。

「安倍一強」といわれた自民党の政治状況も変化していくのかもしれません。アベノミクスも当初の目標が達成されず、隣の国から「経済の減速」「元安」という津波がくることが懸念されているそうです。米国のヘッジファンドのファンドマネジャーの「ドバイショックの1千倍、リーマンショックの2倍以上の衝撃がまもなく中国からやってくる」といわれてから数年たちました。

また著名投資家のジョージ・ソロスは「中国経済のハードランディングは不可避である」と述べていました。

 

・年金基金GPIFの株式運用も多くの有識者から懸念が持たれていたようです。やはりアメリカの株式市場や金融市場と日本のそれの大きな違いが認識されていないからだといわれます。市場経済のままですと日本でも米国でも大手の証券会社や銀行が破綻する事態も起こりました。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。失政を厳しく追及する国民の関心が欠けているのかもしれません。「失政」を詳しく調べていくと恐るべきことが分かるのかもしれません。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。政治家や官僚の「改革」も大きな抵抗勢力に会い、改革の速度が遅いようです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。フランスの「男女2記名投票方式」等の大胆な改革は日本では無理のようです。新しい経済政策が採用される必要があります。

 

・amazonに「高橋洋一」といれますと243件の本が分かります。

『戦後経済史は嘘ばかり』、『中国GDPの大嘘』、『「借金1000兆円」に騙されるな』、『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』、『バカな外交論』等です。元財務官僚でも基本的な事柄について見解が大きく違うのは興味深い話のようです。経済学者やエコノミストでも基本的な経済認識が大きく違うのには、私たち一般人は、驚きます。高橋洋一氏は元官僚ですが、多くの問題点を指摘しているようです。

 

・アベノミクスで金融緩和をして円安誘導政策をとりましたが、インフレターゲット2%の達成は原油価格が半分となり、難しい状況になりました。意外なことに帝国データバンクの10583社の円安の評価もネガティブなものになりました。著者(古川元久)は、「円安は進んでも輸出が伸びていない」と問題点を指摘していますが、インフレターゲットも現実的ではないようです。国民の生活実感を考えた場合、やはり「強い円」のほうが国や国民にとっても望ましいようです。財政ファイナンスは、政府の紙幣発行権の問題になるようです。国債がほとんど国内消費されていますので、ギリシャと同列に懸念する必要はないようです。財政破綻の極論をするエコノミストは少数説のようです。しかし、リスクを全く否定することもないようです。

 

・amazonの「本」に「アベノミクス」といれますと、871件の書が分かります。2年も経ちますので最近ではアベノミクスを否定する本が増えているようです。つまり「アベノミクスの終焉」ということだそうです。円安誘導政策の限界が見えだして、円高誘導政策に転換すべきだというエコノミストも増えているようです。

 

・消費税や財政問題、社会保障制度の改革は、これからもおおいに議論されていくと思えます。安全保障法制も国論を2分したままのようです。今後、具体化する過程で違憲訴訟が出てくるかもしれません。「消滅自治体」の問題も深刻で、都市との繋がりで地方創生の政策が重要になるようです。この本によると「元国家戦略担当大臣、民主党きっての政策通による国民への警鐘と呼びかけ」ということのようです。異次元の金融緩和でも、アベノミクスでも経済成長も回復しない、困難な日本経済のようです。このようなときこそ国家経営の実務に精通したテクノクラートのドリームチームの「国家改造計画」が求められています。安倍首相は、「1億総活躍社会」を目指すと表明し、1、国内総生産(GDP)600兆円の達成。2、子育て支援拡充。3、社会保障改革に重点的に取り組むと訴えましたが、道のりは険しいようです。

 

・政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、司法・立法・行政の大胆なリストラを断行すべきだ」そうです。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。「決められない政治」と言われた時代から「仕事をする。結果を出す」という基本的なことがもとめられているといわれます。

 

・「年金積立金“ギャンブル化” GPIF、世界同時株安で損失一時「8兆円」」ということが経済各誌にとりあげられました。年金積立金の運用における株式の比率を上げたための結果でした。多くの有識者が懸念を示しているようです。リーマン・ショックや世界同時株安など経済的な変動が起こりますと、急激な株安になります。そのような経済変動を誰も予測できないからのようです。2003年でも「特殊法人「年金資金運用基金」(旧年金福祉事業団)は、運用で利益を出し積立金をプラスするどころか、昨年度まで累積で6兆717億円もの“大穴”をあけてしまったのだ。3年連続して赤字、しかも昨年度の損失は過去最悪の3兆608億円に上った」という運用の失敗がありました。バブル崩壊などのように、国全体が経済的な打撃を受けることは、将来もありましょうか。「株式運用で国家資金を毀損している」ともいわれています。私たち一般人は、年金の運用に関して懸念を持っているようです。「想定外の事態」では説明できないようです。責任の取り方も日本的なようで国民に対して説明責任があるようです。

 

・政府の「失政」も増えているそうで驚きます。失政を厳しく追及する国民の関心が欠けているのかもしれません。さまざまな面で大きく国益を損ねているといわれます。政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが?!国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、国民の監視の目が必要です。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されてこなかったからだそうです。

 

・「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねるそうです。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、諜報機関の設立運営の財源にあてるべきだ」ともいわれます。本当に税金の無駄遣いをやめて、行政・立法・司法に大胆なリストラの断行が必要のようです。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないと語られています。

 

・amazonに「三橋貴明」といれますと223件がわかります。韓国に対する評論で注目された人のようです。『本当はヤバい!韓国経済』(彩図社)がベストセラーになったようです。最近では『日本「新」社会主義宣言』(2016/2/27)、『亡国の農協改革』(2015/9/8)、『超・技術革命で世界最強となる日本』(2015/5/29)があります。「財務省は「国の借金、1000兆円突破。国民1人あたり800万円の借金!」といった「ウソ」を振りまき、国民を騙し続けています」ということで、この点についてもエコノミストや学者の見解が大きく分かれますので驚きです。このような専門家の重大な認識が大きく違うのも、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。通貨の「円」が、評価されているので、それなりに経済は評価してもよいのでしょうか。

 

・著者(三橋貴明)は、国家にまつわるさまざまな概念や理論に「勘違い」や「非常識」があると指摘しています。政府の政策に批判的で参考になるようです。「ものの見方」や「切り口」が参考になるそうです。とにかく、いまこそ国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。当然ながら、企業と同じように政府には「中期計画」「長期計画」という計画があると思いますが。

 

・米国のマクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。未来戦では核兵器のほかに細菌化学兵器が大量に使われるというものです。日本も、その時までに大量の生物化学兵器や核兵器を保有準備する必要があるそうです。憲法を改正して「普通の国」にする動きがあります。「普通の国」になれば、米軍と共同作戦をして「歩兵の大量出血が強要される」事態にもなりましょうか。

 

・抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、拉致事件にも抑止力がなかったそうです。国会により爆撃装置と給油装置を外してライセンス生産された航空自衛隊のファントム戦闘機は、北朝鮮の拉致事件に効果的な抑止力を発揮しませんでした。「抑止力のない高価な通常兵器を少数揃える」よりも、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等の「抑止力のある高価な通常兵器を少数揃える」ほうが、費用対効果があるそうです。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。核兵器を持っていなかったので拉致事件も数十年も長引くそうです。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺えるそうです。

 

・振りこめ詐欺事件にしても警察に非難が殺到しない日本的な状況のようです。また振り込め詐欺にしても被害者が高齢者で被害額も多額ですが、犯人グループを一網打尽にできない警察捜査の劣化が窺えるといわれます。第3次世界大戦は、いつおこるか分かりませんが、そこにある危機なのかもしれません。独裁国家が核兵器を持つと、核戦争の危険が高まります。そこでは「人類の叡智」というのも働かないようです。「イルミナティ・エージェントが第3次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。

 

・「日本はスイスのようになれ」とか「日本はスイスの国防政策の核シェルターや小火器や小銃備蓄を見習え」という意見がよく見受けられます。日本では核シェルターもありませんが、23世紀までには長期計画で核シェルターを整備しておく必要があると述べられています。核兵器については、タブー視されているようで、憲法改正や国際法の問題がでてきます。しかし、憲法を改正しなくても核兵器が持てるそうですが、核兵器周りの兵器、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦などの抑止力の高い通常兵器の装備を急ぐべきだといわれます。「海外派兵の前に原潜部隊を持つべきだ」ともいわれます。防衛問題も肝心な議論がタブー視されているようです。しかも5兆円の限られた防衛予算です。限られた予算、限られた処遇、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字ということで、ネガティブな経済・財政状況が続くようです。オリンピック準備も必要ですが、防災も優先されるべき事項です。首都直下大地震津波と南海トラフ巨大地震津波も恐ろしい予測です。

 

・「ちょっと長い目で真剣に考えておかなければならないのは、中国の経済的リスクよりも、むしろ難民リスクかもしれない」ということですが、このような「難民リスク」の可能性はどうなのでしょうか。ヨーロッパのようなシリア難民の移動が、大きな問題になりました。はたして海を越えて日本に難民が大量に押し寄せてくるリスクは、あるのでしょうか。「難民リスク」が起こるかどうか、想定内か想定外か予測は難しいようです。日本では中国人観光客の「爆買い」が頻繁にメディアに報道されますが、「暴動」事件は、協定のためか報道されません。「群盲象を評す」といわれますが、13億人の中国の実態は、日本人には分からないようです。中国問題は、ネガティブな方向に向かっており、ポジティブなことは少ないようです。単に「中国経済の大減速」ということだけで片付けられない、深刻な影響を世界に与えそうです。

 

・中国崩壊に関する本も多いようです。『中国バブル崩壊の真実』、『戦争へ突入する世界 大激変する日本経済:中国暴走と欧州解体から始まる金融危機』、『余命半年の中国経済 これから中国はどうなるのか』、『中国崩壊後の世界』、『2016年中国・ユーロ同時破綻で瓦解する世界経済 勝ち抜ける日本』、『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ』、『「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界』、『結局どうなる中国経済』、『中国経済「1100兆円破綻」の衝撃』、『中国バブル崩壊』、『暴走を始めた中国2億6000万人の現代流民』等です。「ナショナル・ミニマムというセーフティーネットがないという欠陥が致命的だ」そうです。

 

・そしてamazonに「中国経済」といれますと、さまざまな書籍が分かります。『中国経済はどこまで崩壊するのか』、『中国経済「1100兆円破綻」の衝撃』、『中国4.0暴発する中華帝国』『中国壊滅』、『上海大恐慌』、『ロシア転覆、中国破綻、隆盛日本』、『中国経済まっさかさま』、『ついに中国で始まった大崩壊の真実』、『中国「新常態」の経済』、『中国大減速の末路』、『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』等々、相変わらずネガティブなものが多いようです。「中国は人類の難題となっていく」そうです。

 

・ギリシャ危機がユーロに大きな影響を与えました。シリア難民の問題も複雑化、長期化していくようです。また中国経済の変調は、多くの数字になって表れてきているそうです。中国の経済統計の数字が信用できないという話も昔からありました。そもそも「国を捨てた人でしか信用できない」という中国特有の話もあるそうです。従来は「元高」がエコノミストの多数説で、「元安」が経済評論家の少数説でしたが、今はどうなのでしょうか。「元安」問題が深刻化すると、世界経済に衝撃をあたえることでしょうか。中国共産党も体制の維持のためにさまざまな政策を打っていくことでしょう。「上に政策あれば、下に対策あり」ということで、どのような展開が図られるのでしょうか。チャイナ・ウオッチャーは緊張して注目しているようです。それにしてもさまざまな統計数字に矛盾が現れているそうです。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」ともいわれます。米国の学者も2016年に中国は昏睡状態に陥ると懸念していると語られています。

 

・ギリシャ危機で、世界の株式市場は下げましたが、ギリシャの混迷は続くようです。ヨーロッパもシリア難民やテロで揺れています。株式市場は半値八掛け二割引きで底が入るという説もあるそうですが、そこは相場のこと、世界の株式市場が予想される経済の変動にどのように反応するのか誰も正確には予測できないといわれます。為替相場もどのように動くのか誰もわからないと語られています。

 

・日本で豊かな中国人観光客を見慣れていると、中国の実態は掴めなくなるそうです。「群盲象を評す」と言われますが、膨大な人口の中国は、あるところではゆっくりとゆっくりと、またあるところでは想像を絶するほど急激に動いているといわれます。私たち一般人には、中国の国内の動きは理解不能なことが多いようです。はたして『中国はもう終わっている』のでしょうか。

 

・中国経済の崩壊については、さまざまな書籍が出ています。上海株式市場の暴落のときは、多くの雑誌が特集を組みました。メディアでは現実に起こった事件の内容しか報道しないようです。知識人の崩壊のシナリオも数が多くて私たち一般人は、すべてを把握できません。例えば、米国と小規模な軍事衝突をして、それからの対応から10通りのシナリオを考えてみるというものもあるといわれます。10年前のシナリオでは、中国の国民経済が豊かになると欧米型の「民主主義」が採用されていくであろうというポジティブな楽観的なものもあったようです。ソ連の崩壊のように、「民主化」が進むだろうというシナリオでした。

 

・しかし、中国共産党の独裁政治は、中国の歴史から、容易に転換できないという見解が多くなっているようです。「民主化」というシナリオの確率は、非常に低いものになっていくようです。農民工の流民の問題には、社会保障政策がなく、深刻化すれば、大きな暴動に発展するかもしれないという見解は多いようです。中国では欧米型の民主主義と資本主義が受け入れなくなり、中国共産党の独裁の継続と統制経済に移行するシナリオのようです。今後どのようなシナリオが展開されるのでしょうか。また米中関係がどのように推移して行くのかもチャイナ・ウオッチャーの大きな関心事のようです。人民武装警察部隊の力が大きいため、流血の惨事や武装闘争の内乱は起こらないと考えられているといわれます。

 

・インターネット情報によると、中国の輸出品目は、例えば、機械・輸送設備47%、縫製品・ゴム製品・鉱物性生産品16.3%で、輸出相手国は香港17.4%、アメリカ16.7%、日本6.8%となっているようです。私たち一般人には、中国の貿易や経済の実際の詳細は分かりません。日本が敗退した最近のインドネシアへの高速鉄道の輸出のように、先端技術を必要とする国産の工業製品(航空機、自動車、船、兵器、機械)の輸出を目指して努力しているようです。また外資が多くの工場を建てていますので、その統計も混じっているようです。しかし、『中国は今も昔も「パンツ製造所」』という表題は、刺激的です。

 

・中国ブランドの自動車が、世界で売れるのはいつになるのでしょうか。船や飛行機の先端技術の重工業にも力を入れているようです。昔のソ連のように民生品よりも兵器の開発に資金と技術者を集中していたようです。中国も経済減速で「失われる停滞の20年」に突入していくのでしょうか。

 

・「パンツ製造所」といえば、インターネット情報によると、「1963年(中国の最初の原爆実験を行う前年)、中国スポークスマンは、『たとえ百年かかっても、中国は原爆をつくる努力をする。中国はソ連指導者に向かって頭を下げることはしない。アメリカ帝国主義の核恫喝の前で土下座することもない』と述べた。同時期、中国政府・外交部長の陳毅は、『中国人はたとえズボンをはかなくても、核兵器をつくってみせる』と断言した」という話があるようです。常に恫喝外交、瀬戸際政策をとる国のようで、過激で刺激的なメッセージが多かったようです。

 

・「当時、極貧状態にあった中国人は、米ソの覇権主義に対抗して中国の独立を守り、真の発言力を確保するためには、『たとえ百年かかっても、ズボンをはかなくても』、中国は自主的な核抑止力を構築する必要がある、と決意していたのである」ということですから大変です。また中国は、生物化学兵器という「貧者の核兵器」を熱心に開発しているともいわれています。過去の戦争や周辺諸国との紛争に、いまだに非常にこだわって戦争シナリオを作っているともいわれます。

 

・最近では米中間のサイバー戦争が懸念されております。中国は認めていないようですが。深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし自滅していくという「中国崩壊論」が具体化してくるのかもしれません。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」そうです。社会問題に起因する国民の不満の爆発を対外戦争で抑え込もうとする遅れた国の古典的な手法が、以前から繰り返し懸念されてきたそうです。戦争を一党独裁の共産党の政権維持の手段に使う危険な国ともいわれます。米国の学者も「2016年に経済問題から中国は昏睡状態に陥る」と予測しているようです。「中国人は国を捨てた人でないと信用ができない」という中国社会特有の国内事情があるそうです。チャイナ・ウオッチャーのさまざまな見解が、今、多くの雑誌に頻繁に載っています。今後、中国からはどのようなニュースが流れてくるのでしょうか。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

 


理由は、簡単。各国の政治家の多くが、黄金の拘束衣を身にまとっているためだ。(4)

2016-09-28 05:32:28 | 森羅万象

 

 

『「死に体」中国の宿命』  歴史が示す習政権の末路

石平   宝島社    2015/8/20

 

 

 

<汚職の一掃に乗り出した習近平体制>

・もちろん、摘発・立件された汚職者は氷山の一角にすぎない。

 

・つまり、20数年を経て、汚職はすでに「数千万元時代」から「数億元、あるいは数十憶元の時代」へと大躍進しているというわけだ。

 

<取り締まる側の政権幹部も腐敗まみれ>

・これほど腐敗が深刻化すれば、当然人民から大きな反発を買うことになる。それは中国で近年、流行っている新造語の一つを見ればわかる。「仇富仇官」という言葉であるが、日本語に直訳すれば「お金持ちを仇敵にして官を目の仇にする」ということになる。つまり、中国の一般国民の目から見れば、お金持ちになるのはみな共産党の幹部(官)とその一族であり、彼らこそが人民の仇敵というわけだ。

 

<民衆が暴徒化するきっかけとは?>

・以上が中国全土を震撼させた「広州暴動」の一部始終である。暴動のきっかけとなった被害者の露天商夫婦と、暴動参加の主力はみな、農村部からの出稼ぎ労働者であることが特徴的である。中国では農村からの出稼ぎ労働者のことを「農民工」と呼ぶが、この暴動はまさしく「農民工暴動」なのである。

 

<暴動多発の温床となる「農民工」の存在>

・都市部に大量に集まってきている農民工たちは今や暴動発生の温床となっており、彼らこそが暴動などを起こして社会の秩序を一気に引っくり返す「危険な存在」となっているのだ。

 

・2013年9月に発表された統計によれば、流動人口の数字がさらに増えて、2億6000万人に膨らんだ。中国の「流動人口」とは、要するに安定した生活基盤を持たず、職場や住居が転々と変わる人々のことを指す。日本の総人口より1億人以上も多い人々がこのような不安的な生活をしている。その人々の大半が内陸部の農村から流れてきた「農民工」であり、前述の「8割が農村戸籍」という数字でも示されている。

 

・つまり、今の中国では、いつでも暴動を起こしそうな「暴動予備軍」としての農民工が2億人以上もいる、という驚くべき現状があるのだ。ここに本書が王朝崩壊史の中で論じてきた、流民の大量発生という条件が揃ったことになる。

 

<農民の生活基盤を破壊した経済成長>

・ここからわかるように、中国経済は民間消費、つまり内需ではなく、政府による公共事業や民間の不動産投資が牽引してきたのである。とにかく中国ではこの数十年間、全土で公共投資や不動産投資が盛んに行われ、道路や鉄道や不動産などの開発が進み、それが経済の急成長を後押ししたのである。

 

<公共投資で経済成長の数字を稼ぐ地方官僚>

・つまり、各地方政府主導の土地転売と不動産開発により農民たちの生活基盤を潰すことで、中国経済は土地と労働力という二つの資源を手に入れたのである。実はそれこそが「流動人口2億6000万人」が生まれた最大の理由である。

 しかし、農民の生活基盤を奪うことで創出してきた経済成長は今、破綻と崩壊の重大危機を迎えようとしている。その1つは、2014年4月に始まった中国の不動産バブル崩壊である。

 

<「カンフル剤頼り」の経済政策が破綻する>

・この一件から露呈したのは深刻な資金不足を抱える中国の金融システムの脆さである。問題は貯金率のひじょうに高い中国で13億の人民から膨大な貯金を預けられている中国の各銀行が一斉に「金欠」となったのはなぜか、である。

 その理由は、実に簡単だ。中国の各銀行が、預金者から預かっているお金を無責任な放漫融資や悪質な流用などで放出しすぎたからである。

 

<過剰な投資が生んだ数々の副作用>

・無計画な投資拡大が莫大な不動産在庫と企業の生産過剰を生み出した結果、これらは回収不可能な不良債権と化していった。貸し出した資金が回収できなくなると、各銀行は当然、大変な資金不足に陥ってしまうのである。

 

・このようなことは今までにもよくあったが、温家宝首相の時代は一般の銀行が「金欠」となると、中央銀行はすぐさま彼らに救済の手を差し伸べて無制限に資金を供給した。しかしその結果、中央銀行から放出される貨幣の量が洪水のように溢れてきて、深刻な過剰流動性を生み出したのである。

 

<流通貨幣量が100兆元を突破した!>

・2014年4月10日、中国の各メディアが中国人民銀行(中央銀行)の公表した一つの経済数値を大きく報道した。2014年3月末の時点で、中国国内で中央銀行から発行され、市場に流通している人民元の総量(M2)が初めて100兆元の大台に乗って103兆元に上ったという。

 ドルに換算してみると、それは米国国内で流通している貨幣総量の1.5倍にもなる。経済規模が米国よりも小さい中国国内では今、「札の氾濫」ともいうべき深刻な過剰流動性が生じてきていることがよくわかる。

 

・2002年初頭、中国国内で流通している人民元の量は16兆元程度だった。流動性が11年間で6倍超に増えたことは、世界経済史上最大の金融バブルと言える、

 

<2014年以降、目立つ不動産バブル崩壊の兆し>

・こう書いているだけでも、中国における不動産バブルの崩壊は決定的な趨勢となっている観がある。問題は、バブルがついに崩壊したとき、それが中国の経済・社会情勢にどのような影響を与えてくるのかである。実はそこからはまさに、本書の論ずる「共産党政権の崩壊」における最大の正念場となってくるのである。

 

<不動産バブル崩壊で生まれる大量の流民>

・かつて日本の経験したことからしても、バブル崩壊がもたらす経済的悪影響の1つは、金融機関が大量の不良債権を抱え込んで全体の金融活動が急速に委縮して停滞することであろう。

 そして金融活動の停滞は結果的に生産活動の停滞を招き、経済の冷え込みを誘うことになる。しかも、不動産バブルが崩壊すれば、不動産投資が大幅に減少することとなり、それまでに不動産業の繁栄にぶら下がって膨張してきた鉄鋼産業やセメント産業など多くの基幹産業にも深刻な影響を及ぼす。

 

・そして中国の場合、不況となると、まず起きるのは製造業での人員整理、つまりリストラの嵐が吹き荒れることだ。真っ先にリストラの対象となるのは「農民工」たちだ。都市部で市民権を持たない彼らのほとんどは正規雇用ではない。さらに特別な技術も持っていないから、首も一番切りやすい。

 

・今後数年間、輸出産業からも鉄鋼などの基幹産業からも、そして彼らの最大の就職口の不動産投資の建築現場からも、まるで使い捨ての「不用品」のように農民工たちが大量に吐き出される事態が生じてくるだろう。

 しかし、問題はこうした農民工が都市部から「余剰労働力」として吐き出されても、農村にはもう戻れないということだ。今の農村地域には、彼らが耕す土地も生計を立てる職もない。中国の耕地面積では、今いる7億人の農民すら食わせることができない。数十年間の不動産開発で大量の耕地を奪ったツケがきているのだ。

 

・そうなると、2億人以上いる農民工の多くは行き場を失い、正真正銘の「現代流民」になるしかないのだ。平素より社会の底辺で生きていてこの国の現状に大変な不平不満を募らせている彼らが「現代流民」となれば、いつ大爆発を起こしてもおかしくない危険性を孕むことになる。

 これをもって、数千年の歴史の中で数多くの動乱と崩壊を経験してきた中国において、崩壊をもたらす大動乱発生の条件はいよいよ整ってきているようである。

 

<「赤い王朝」が崩壊する二つのシナリオ>

<共産党政権も認識する「大革命前夜」の危機的状況>

・ここまで現在の中国を支配している共産党政権という「赤い王朝」の歴史と現状をさまざまな角度から見てきて、崩壊と民衆反乱の発生条件が整ったことがよくわかっていただけただろう。

 

 中国の歴代王朝の崩壊史から見つけ出した「王朝崩壊の要素」は、何度も繰り返すが、次の三つである。

 

1.権力者による国家の私物化と人民からの収奪

2.反乱勢力の主力をなす流民の大量発生

3.知識人の王朝からの離反

 

この三つは、現在の中国で見事に揃ってきている。中国の長い歴史から見れば、現在の中華人民共和国はまさに、王朝崩壊の前夜にさしかかっているのである。

実は、現在の共産党政権自身も、このような危機的状況を認識している。

 

<権力を使って規制を強める習近平政権>

<知識人と農民工が手を組んで始まる真の革命>

<社会に不満を持った「大卒未就業者」の存在>

・たとえば2013年には、中国全国の大学から699万人の大学生が卒業したが、政府当局の発表した水増しの数字でも、彼らの約3割が就職できなかったという。3割が就職できていないということは、200万人程度の「大卒未就業者」の誕生を意味する。今から7年前の2007年から「就職前線超氷河期」はずっと続いているから、全体数は1000万人を優に超えている計算となる。

 

・そのとき、国内で何らかの突発的事件、たとえば農民工や蟻族の誰かが官憲によって迫害されたり殺されたりするような衝撃的な事件が起きれば、それをきっかけに知識人と蟻族と農民工がどこかの地方で立ち上がる。さらにインターネットを通じて全国に伝われば、大反乱があっという間に全国へ広がることは十分にあり得る。

 

・その際、彼らは武器を取って蜂起する必要はまったくない。長年の独裁政権を一気に潰してしまったかつてのエジプト革命のように、知識人と蟻族と農民工からなる数百万人、あるいは数千万人の人々が北京、上海などの各大都市に集結してその中心部を占領して抗議集会やデモを行えば、それが大革命の発生となるのである。

 

・もちろんそれで中国共産党政権が一夜にして潰れることはないだろう。しかし、数千万人参加の大革命が現実に起きてしまえば、それは間違いなく、内乱勃発と政権崩壊の第一歩となる。共産党政権下での「天下泰平」はもう二度と戻ってこなくなる。新しい政治体制と政権が革命の嵐の中で誕生するまでは、中国という大国は天下大乱の時代から逃れられないのである。

 

 

 

『Will 2015年11月号』

総力大特集 中国の自壊が始まった!

『中国は今も昔も「パンツ製造所」  石平』

 

 

 

<経済失速の連鎖>

・私が本誌で「中国経済はいずれ崩壊する」と主張し始めたのは、いまからおよそ5、6年前のことである。そしていま、それは目の前の現実となりつつある。

 今年8月と9月に公表された中国経済関連のさまざまな統計数字を一度に並べてみれば、この国の実態経済が一体どこまで沈没しているかがわかる。

 たとえば中国自動車工業協会が8月11日に発表した数字によると、7月における全国の自動車生産台数は151.8万台で、前年同期比では、11.76%の減少となり、前月比では何と17.99%も減った。僅か1月で自動車の生産台数が約18%も激減したとは、自動車産業にとってまさに地滑り的な凋落であろう。

 

・そして今年4月から7月まで、中国の自動車生産台数と販売台数の両方はすでに連続4ヵ月間、減り続けていたから、消費の激減が生産の激減をもたらすという、典型的な経済失速の連鎖がすでに始まっている。

 

<経済の「支柱」が崩れる>

・このように、ビールの消費量からスマートフォンや自動車の販売台数まで、中国の消費市場は急速に縮まっている。そして、自動車販売台数の激減が直ちに生産台数の激減に繋がったのと同じように、消費の冷え込みは当然、製造業全体の不況をもたらしている。

 

・英調査会社マークイットが、8月21日に発表した今年8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は47.1。PMIというのは好不況の分かれ目の数値で、50以下であれば不況となる。中国のPMIはこれで6カ月連続で50を割り、8月の47.1はリーマン・ショック後の2009年3月以来、約6年半ぶりの低水準、まさに大不況の到来を示す数値である。

 

・中国国家統計局が9月10日に発表した産業界の取引動向を示す8月の卸売物価指数も、前年同月比5.9%の下落となった。同指数の下落はすでに42カ月(3年6カ月)連続しており、8月の下落幅は7月の5.4%からさらに広がった。中国の産業全体は沈没している最中であることがよく分かる。

 

・産業が沈没すれば、それと一連托生の金融業も大変な苦境に立たされる。

 

・こうしたなかで、いままでは「中国経済の支柱」の一つとして高度成長を支えてきた不動産開発業も深刻な不況に陥っている。今年上半期、中国全国の「不動産開発用地」の供給面積が同期比で38.2%も激減したことは、現在の「不動産不況」の深刻さを如実に示している。

 

・また、詳しいことは後述するが、今年6月中旬からこの原稿を書いている9月まで、上海株が連続的な大暴落を続けていることは周知のとおりである。

 

・以上のように、いまの中国では消費・生産・金融、あるいは不動産や株市場、経済のありとあらゆる領域で大不況の冷たい風が吹き荒れ、中国経済を支えてきた「支柱」の一つひとつが傾いたり崩れかけたりするような無惨な光景が見られている。中国経済は現在ただいま、壮大なる崩壊へ向かっている。

 

<「李克強指数」の誕生>

・実はいまの中国で、政府が発表したこの7%の成長率を額面どおりに信じている者はほとんどいない。

 

<生産自体も落ち込んでいる>

・以上のように、いわゆる「李克強指数」から見ると、2015年上半期の成長率は、0%かあるいはマイナス成長に陥っている可能性すらある。

 もう一つ、衝撃的な数字がある。中国税関総署が発表した2015年1~7月の貿易統計によれば、輸入が前年同期比の14.6%減だった。中国の場合、輸入は消費財よりも生産財のほうが多い。要するに、海外から部品などを調達してそれで生産活動を行っているわけである。

 

・つまり、輸入がそれほど減ったということは消費が落ち込んでいるだけではなく、生産自体も大幅に落ち込んでいることを意味している。

 このように、電力消費量と鉄道貨物運送量と輸入の大幅減とをあわせてみれば、今年上半期の中国経済は0%成長、あるいはマイナス成長であったことは明々白々である。鳴り物入りの「中国高度成長」の神話は、これで完全に崩れているのである。

 

<「パンツ」で経済成長>

・たとえば日本の場合、高度成長の最初の段階では、輸出品はせいぜいおもちゃぐらいであった。しかしその後、あっという間に日本の自動車が世界中を席巻し、1970年代には日本車の輸出台数は世界一となった。こうしたなかで、日本は継続的な高度成長を成し遂げることができたのである。

 

・一方、中国はどうか。一応は輸出大国である。だからこそ、世界一の外貨準備高を持っている。しかし、この20~30年間で中国の輸出品が大きく変わったかというと、ほとんど変わっていないのである。

 

・1980年代、中国の主要輸出品は安物の靴下やパンツであったが、現在でも我々は中国製の靴下やパンツを履いている。数十年間で中国の輸出がパンツから自動車に変わったかといえば、全く変わっていない。外国では、誰も中国製の自動車などを買おうとはしない。要するに、中国は今も昔も世界一の「パンツ製造所」というわけである。

 

<経済成長における悪循環>

・しかし、労働者に安い賃金しか与えず、儲けは経営者に集中するという貧富の格差が拡大することで、長期的には国内消費が落ち込む。

 結果的に、中国自身が安価な製品を作りながらも、国内の慢性的な内需不足に悩まされるようになった。

 

・それではどうやって経済成長させてきたかといえば、結局、輸出頼りとなるが、輸出を伸ばすためにはさらに賃金を安く抑える必要がある。それがまた国内の消費不足を招くという悪循環となる。

 

・もう一つ、中国が高度成長を支えてきたやり方とは、要するに過剰投資である。国民が消費しないなら政府が投資すればいいとばかり、公共投資によって道路や橋をつくって需要を創出してきた。それに伴い、セメントや鉄鋼など、いろいろな需要も増えてくる。

 そこで、中国は全土で投資中毒になってしまった。中央政府も地方政府も、公共投資や土地開発をバンバン行った。その資金のためにお礼を刷り、さらに投資を増やして経済成長を加速させていった。

 

・そんな政策を長くやってきたことで、過剰生産が深刻化してしまった。人の住まないゴーストタウン「鬼城」が大量にできあがり、生産設備も全部が余るようになった。

 健全な経済なら、民間の給料が上がって国内消費が拡大することで、そうした過剰生産も吸収されていくわけだが、前述のように国内消費の割合はむしろ落ち込む一方である。また、中国では高付加価値を生む産業も育成されていないから、相変わらずパンツしか作れない。だから給料も低水準のままになる。その点も、国内消費が伸びない一因である。

 しかも、大量にお札を刷ったために流動性過剰が発生して、インフレになってしまった。

 

<過剰投資が持続できない>

・2010年までは中国の対外輸出の毎年の伸び率は驚異的な25%前後であったが、2015年に入って1~7月で0.8%減と、ついにマイナス成長へと転落した。

 

・しかしはっきりいって、中国という人口13億人の国が輸出で経済を支えるというのは、最初から無理である。

 

・同時に、いまの中国経済は「不動産バブル崩壊」と「シャドーバンキングの破綻」、そして「地方財政の破綻」などのいくつかの「時限爆弾」を抱えているが、0%成長かマイナス成長の状況下でそれらの「爆弾」が一つでも爆発すれば、あるいは同時に爆発すれば、中国経済は確実に死期を迎える。

 

<株価バブルは花火>

・最後に、上海株暴落の経緯とその理由について触れておこう。

 上海総合株価指数が5166ポイントという7年ぶりの高値をつけたのは今年6月12日のことだが、その直後から暴落が始まり、7月3日までの3営業日で約30%近い暴落が起こった。

 

・6月末から7月初旬の暴落時に異常だったのは、過半数の1千4百銘柄が売買停止となったことである。要するに、1千4百社もの上場企業が、自社株の暴落を防ぐために自ら売買停止にしたわけで、世界の経済史上では、前代未聞の話である。

 その時点で、上海の株式市場は半ば死んだのも同然である。

 

<延命策が命取りに>

・しかも政府が株式投資を煽ったせいで、この半年で株式市場に新規参入者がどっと増えた。2014年末に1億8千万だった個人の口座数は、2015年6月には2億2千5百万と実に半年で4千5百万件、割合にして20%も増加している。

 

・こういった新規参入者が信用取引に手を染めると、どうせ借金して買ったものだから、儲かったところで一斉に売る動きに出るようになる。

そして、ひとたび株価が下がるとそれを見てさらに売りが加速するという、パニック売りが起こりやすくなる。

 

・しかし、外国投資家は中国経済の実態をよくわかっているから、利益を確保したところで売る。

 そうなると、中国国内の信用取引をしている投資家も慌てて一斉に持ち株を処分し、恐慌売りが始まる。そうした仕組みによって、大暴落が起こりやすくなっていたわけである。

 

・このように見てくると、習近平政権は株バブルを煽って中国経済の延命を図ったが、結果的にそれが中国経済の命を縮めることになった。

 そして、実体経済がすでに沈没しているなかで、「株バブル」という最後の延命策が失敗に終われば、今後の中国経済を待っているのは崩壊という結末しかない。われわれはいま、今世紀最大の経済崩壊劇を目撃している最中である。

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・アベノミクスには、賛否両論がありました。私たち一般人は、エコノミストではありませんので、詳しくは分析できません。アベノミクスの評価は難しいようです。政府には優秀な政策マンが集まっており、それに期待するしかないのでしょうか。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。『黄金の拘束衣を着た首相』という本は、刺激的な題名です。グローバル化の流れが強くて、グローバルスタンダードで経済運営がなされているといわれます。日本独自の経済政策というよりも、外国人の経済学者の理論が優先されているように思えます。また、現在、地方議会では、政務活動費の不正問題が大きくクローズアップされています。地方議会や政治も劣化がひどいのかもしれません。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」といわれます。

 

・「政治は税金なり」といわれます。ここ数年、消費税の問題が大きな政治問題になっています。所得税や法人税に今後期待できず、いきおい消費税の増税を目指せばいという議論が当然のように語られています。しかし、法人税も所得税も累進税率が大きく引き下げられていると語られています。国際比較が重要視されているようです。消費税の税率を上げますと、一般の消費が極端に落ちるようです。税制も劣化しているのではないかともいわれます。法人税と所得税に税源を求める方向に転換するべきだという説も述べられています。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、「私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化をすすめていく必要がある」と述べられています。

 

・アベノミクスも立場が違えば評価が2つに分かれています。従来型の経済政策の延長にアベノミクスがあるようです。著者の見解が日本政府の政策になるのには時間がかかるようです。「アベノミクスは失敗したのではない。最初から間違っていただけだ」という見解も痛烈です。アベノミクスの円安・インフレ誘導政策から、円高・デフレ誘導政策の転換には、多くのエコノミストたちの発想の転換が必要のようです。自国の通貨を安くする政策は、プラスとマイナスがあり、従来から批判もありました。これ以上の円高は日本の輸出、特に自動車業界の輸出に打撃が大きいということで、アベノミクスによる異次元の金融緩和政策がとられたようです。円安による輸出の増大にも名目的なカラクリがあるそうです。その結果「円安誘導政策は問題だった」ということを学習することになるのでしょうか。

 

・「円高・デフレが日本を救う」という見解もエコノミスト間では議論をよびこみそうです。自動車業界も円高に対する対策として工場の海外移転などすすめてきていますので、どこまで耐えられるのでしょうか。確かに円安誘導政策と異次元の金融緩和で大企業の企業業績は上向いたようです。しかし、「国富の3分の1を吹き飛ばした異次元緩和」といわれるように、経済的損失もあったようです。以前から「円高は国益だ」という見解もありました。これからは世界的な通貨安競争で、当然ながら日本が円高に向かうという見解もあるようです。

 

・「円安の企業利益≦他部門の損失」という結果になるのかもしれません。やはり「円安誘導政策はオカシイ」という話になるのかもしれません。一般国民にとっては、円高で自国通貨が強いということは、安い輸入食料や、安い海外旅行を意味することになり、歓迎されます。はたして「円高は日本を救う」のでしょうか。またデフレの定義も再検討する必要があるようです。「デフレは不況でも不況の原因でもない」という認識に一般のエコノミストたちが到達するのはいつのことでしょうか。

 

・消費税の増税の再延期が決まりましたが、アベノミクスも結果が出ましたので、日銀の出口戦略はどのようになるのでしょうか。はたして著者のいうように「円高・デフレ戦略の王道」に戻れるのでしょうか。日銀の政策の失敗は有識者が昔からよく指摘してきましたが、どうなのでしょうか。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのドリームチームのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。しかし、「経済成長という名のGDPの拡大は目指さない」という考え方も難しいようです。

 

・「消費税増税のスタンス」が一般論としてあります。日本の「借金」は1000兆円もあり、財政危機の状況であり、消費税を上げて財政危機を回避しなければならないという議論が有力説となり、政府を動かしているそうです。1000兆円という数字が独り歩きしており、真面目に「日本破綻」を主張している学者・エコノミストの本も少なくありません。経済学者やエコノミストが最も基本的な問題に見解が対立しているのは、私たち一般人には不思議な話です。財政の危機を考えると、消費税増税もやむをえないという思考が一般的でしたが、「日本の借金問題は、懸念することはない」という説もあり、驚きます。

 

・Amazonに「日本破綻」といれますと908件の書籍を見ることができます。『2020年、日本が破綻する日』(日本経済新聞出版社)、『1500万人の働き手が消える2040年問題―労働力減少と財政破綻で日本は崩壊する』(ダイヤモンド社)等です。その一方で、『何があっても日本経済は破綻しない!本当の理由』(アスコム)という全く反対の見解もあります。とにかく「財政問題」については百家争鳴のようです。

 

・「パナマ文書」で明らかになりましたが、タックスヘイブンの問題が世界中で問題になっています。世界中の多くの企業も合法的に「租税回避地」に資金を動かしているようです。ますます税金の回収が難しくなっている時代です。いきおい消費税の増税にむかうようです。税金の無駄遣いもそうですが、様々な面で、今の時代、国民の血税のタックス・イーターが増殖しているのかもしれません。

 

・「築土構木の思想で、土木工事を大規模にして日本を建てなおす」必要があるようです。国土強靭化構想で、水道や下水道等、道路のインフラを再整備する必要があります。老朽化がひどいそうです。また地震や津波に対する対策や東日本大震災の復興にも大規模な「土木建設」が必要です。首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波も発生確率が非常に高いと、大衆レベルでも認識が浸透しています。かつては日本は、田中角栄氏の「日本列島改造論」にあるように「土建国家」ともいわれたものでした。田中角栄元首相の実績には毀誉褒貶があるようです。

 

・「熊本地震」も、このような大地震がくり返されて、不気味な南海トラフ巨大地震津波へと繋がっていくと、地震学者が述べています。「財源の裏付けのない政策は実現できない」といわれますが、建設国債や日銀の形を変えた引受など手法はいろいろとあるようです。「コンクリートから人へ」ともいわれましたが、両方への投資が必要です。金融緩和と同時に大規模な財政投融資の両方が機能しなければならないといわれます。首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波も、対策は考えられているようですが、財源の面で大きな問題があるようです。

 

・「政府債務残高約1000兆円」ということで「財政破綻」を喧伝し、大騒ぎをするエコノミストもいましたが、「国の借金問題など存在しない」と主張するエコノミストもいて、奇妙な面白い議論です。政府の紙幣発行権をめぐる考えの相違といいますか、デフレなどの基本的な考えが、それぞれ違っているようです。アベノミクスに対しても、厳しい評価をする経済学者もいるようです。外国の経済学者の評価も明らかになりました。今の状況では消費増税は無理だといわれております。

 

・私たち一般人は、エコノミストではないので、詳しい分析はできませんが、円の国際的な評価が、その実態を反映するそうです。「国債などの政府債務残高は現在、約1000兆円。日本政府の資産を考えると、ネット(差し引き)で500兆円になる。そこに日銀を政府との連結で考えると、日銀が300兆円分の国債を持っているから、政府債務は連結すると200兆円ということになる。GDP比で考えると欧米より少ない」という結論になると主張する学者(高橋洋一氏)もいるようです。ギリシャのような経済の弱い国と比較はできないようです。

 

・「日本の核武装」に言及する知識人が増えてきているそうです。核装備は一種の政治のタブーになっていた感がありましたが、世界情勢が大きく変わってきたためか、有識者から様々な提案がなされているようです。私たち一般人は、核兵器については詳しくは知りませんが、日本の周辺の仮想敵国が核兵器や細菌兵器、化学兵器、核シェルターを熱心に開発している以上、日米安保条約のみに頼ることは十分ではないようです。タブーなき防衛論議が必要のようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した現代の「国家改造計画」が求められているそうですが実現は難しいようです。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。

 

・トランプ氏が「日本の韓国の核装備」について言及しました。「米軍の駐留経費を全額負担してくれ」という話だったようです。いつのまにかトランプ氏が泡沫候補から、大統領になる可能性も懸念されるようになりました。日本の防衛政策も「駐留なき安全保障条約」への方向に進み、「米軍から核兵器のリースを受けるか、自力で核兵器の開発の方向に転換していくべきだ」といわれます。

 

・「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。核兵器を持たなければ歩兵の大量出血を強要されるといわれます。抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、拉致事件にも抑止力がなかったそうです。爆撃装置と給油装置を国会によって外されて、ライセンス生産された高価な航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は、拉致事件に対しては抑止力にはなりませんでした。拉致事件の解決も数十年も経ち国民の印象もなくなりつつあります。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺えるそうです。私たち一般人にとっては「この程度の問題も解決できないのか」という印象だといわれます。


理由は、簡単。各国の政治家の多くが、黄金の拘束衣を身にまとっているためだ。(3)

2016-09-28 05:31:16 | 森羅万象

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

 

<高橋洋一>

(主張)

増税する前に、まず政府の無駄な出費を減らすことを主張する、上げ潮派の論客。1998年から在籍したプリンストン大学ではベン・バーナンキの薫陶を受けた。いわゆるリフレ派であると目される。

 

(埋蔵金)

2008年(平成20年)には、いわゆる「霞が関埋蔵金」が存在すると主張し、翌年に発生した世界金融危機に際しては、政府紙幣の大量発行によって景気回復を試みるよう提言した。

 

(日本の財政について)

財務省時代に国のバランスシートを作成(2012年現在は財務書類という名称で公表)し、国の借金は900兆、資産は500兆、差し引き400兆の負債であり、これを踏まえて財政を論議しなければならないと、増税を主張する財務省やマスコミを批判している。

 

日本の財政再建のためには、大胆な金融緩和によるリフレーション政策で経済を成長させ、税収の自然増を図るべきであると主張している。また2013年の時点で「日本は世界1位の政府資産大国」であり、国民1人あたり500万円の政府資産があり、売却すれば金融資産だけで300兆円になると主張している。

 

(日本銀行批判)

大蔵省在籍中から、日本銀行による金融政策への批判を繰り返してきた。構造改革論が盛んに論じられた2002年には、構造改革の模範と目されたニュージーランドがかつて、金融政策によってデフレーションに陥る危機を脱したことを指摘、インフレーション目標を採用しない日本銀行を批判した。

 

日本銀行はハイパーインフレーションを恐れ、紙幣の大量発行を拒否しているが、40兆円の需給ギャップがあるのでそうはならないとも主張している。その後、銀行の持つ国債を日銀がデフレ(需給、GDP)ギャップ分の30兆(2012年4月-6月は10兆(朝日新聞))円分引き取り、紙幣を供給する政策も主張している。

 

2012年現在の金融政策について、「日銀が100兆円ほどの量的緩和をすれば株価も5000円程上昇、そうしないと日本の景気回復(デフレ脱却)とはならない。今の日銀の5兆-10兆円での量的緩和では、海外からは見劣りし周回遅れである」と批判している。

 

アベノミクスの三本の矢で最も重要なのは『金融緩和である』としている。

 

 

 

『日本は世界1位の政府資産大国』

高橋洋一   講談社   2013/10/22

 

 

 

<日本国の資産総額は629兆円>

・2013年夏、国の借金が初めて1000兆円を超えたと報道された。財務省が8月9日、「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」の数字が1008兆6281億円であると発表したからだ。

 

・なぜなら、「国の財務書類」のバランスシートには、財務省にとって不都合な事実が書かれているからだ。2012年3月末現在のバランスシートには、「負債合計1088兆円」、そして「資産合計629兆円」とある――。

 

 実は、財務省で日本国のバランスシートを初めて作成したのは、筆者だ。借金が大きいことを主張し、財政再建の重要性をいってきた主計局では、資産総額が明らかになることには反対で、筆者が国のバランスシートを実際に作ってから公表されるまでに10年程度の時間を要した。

 IMF(国際通貨基金)などの国際機関では、国の負債の大きさに言及するとき、資産を引いた「ネット債務」で見るのが普通だ。資産を無視して負債だけを見るのは適切でない。

 

・しかも日本の場合、資産の中身が問題だ。現金・預金17.7兆円、有価証券97.6兆円、貸付金142.9兆円、運用寄託金110.5兆円、出資金59.3兆円の、合計428兆円もの金融資産がある。運用寄託金は年金資産だからまだいいとしても、有価証券は外国為替資金特別会計で為替介入した結果できた主にアメリカ国債を中心にした資産、貸付金と出資金はいわゆる特殊法人等への資金提供だ。

 

・まず、変動相場制を採る国では、これほど大きな外為資金を持たない。政府が為替に介入するのは好ましくないという国際的な統一見解が定着しているからだ。また、いわゆる特殊法人等は官僚の天下り先として問題になっており、先進国でこれほど広範な政府の「子会社」を持っている国もない。

 

・また、貸付金と出資金は、いわゆる特殊法人等を民営化すれば処分できる。しかし日本では、天下り先確保のために、民営化は頓挫している。その一方で、財政危機だといって、資産の処分を回避して増税する……。これでは国民を苦しめる一方で、官僚は天下り先を確保することになってしまう。

 国の資産処分は財政危機に陥った国ならどこでもやっていること。それをやらないというのなら、日本は財政危機とはいえないだろう。

 

・IMFの対日審査――筆者も財務省時代に経験したが、実は日本のいうことを、そっくりそのままIMFが書いているだけだ。もうすこし丁寧にいえば、「起案:日本」「書き手:IMF」の共同作業なのだ。

 

・このように、日本に住んでいるのであれば、新聞やテレビの情報を当てにしてはいけない。こうしたほんの少しの義憤を感じて、私は本書を書いた。

 

・日本には1000兆円を超える見かけ上の債務はあるが、約630兆円もの「政府資産」が存在する。筆者が2011年に調べたとき、アメリカの「政府資産」は約150兆円だった。すると日本政府は、GDPが3倍も大きいアメリカ政府の、4倍以上にもなる巨大な資産を持っていることになるのだ。

 

<役人が狙う年金準備金100兆円>

<114兆円の年金基金GPIF>

・GPIFは、日本のGDPのおよそ4分の1の運用資産を持つ世界最大級の年金基金である。

 

・一方、桁が一つ違う資産規模を扱っているGPIFの職員数は、2010年4月時点で75人しかいない。この人数で真っ当な運用ができるはずもなく、これこそ、丸投げしている証拠である。

 なお、ポイントは積立金を株などで市場運用しているということ。アメリカでは、連邦老齢遺族傷害保険(OASDI)は200兆円程度の積立金を持っているが、すべて非市場性の国債の引受であり、株などの運用はしない。

 私がアメリカ政府関係者に「NO」といったのは、年金資金の市場での運用ほど、国が行う事業として不適切なことはないからだ。

 「わざわざ国が国民から強制的に年金保険料を徴収し、それを国民に代わって財テクする理由がわからない。積極運用が好きな国民なら、自分で財テクすればいいのだから」アメリカ政府関係者には、そんなふうにいった記憶がある。

 

<年金がたばこ株を持つとどうなる>

・そうこうしているうちに、当時のクリントン大統領が公的年金の株式運用をぶち上げてしまった。ところが、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長のグリーンスパン氏をはじめとして、株式市場への介入に対する反対論が相次いだ。旗色が悪いと感じるやいなや、クリントン大統領はあっさりと提案を撤回した。

 そのときの、グリーンスパンの言い分がきわめて興味深かった。私が主張したように、市場での運用は政府の活動として不適切だという一般論に加えて、次のような論理を展開したのである。

「政府は健康のためにたばこ会社に対して厳しい措置をしなければいけないが、そのときに公的年金でたばこ会社株を持っていたらどうするのか」非常にわかりやすい。

 

<年金で株を運用する真の狙い>

・これに対して、大半の市場関係者は賞賛の声をあげたが、果たして本当にそうだろうか。先述した通り、国が財テクをしても、責任の所在がひどく曖昧だ。組織の状態を変えず投資に積極的になれば、それこそ莫大な損失を抱える可能性が生じる。

 

・なお、この運用資産の組み入れ構成を変化させる理由について、役人は、「少子高齢化で加入者が減る一方、受給者は増える。運用利回りの改善が必須」と主張する。投資が成功するのが大前提となっている。実際には1993年から2013年までの20年間におけるGPIFの運用成績は、とんでもないが芳しいとはいえない。

 

<インフレで喜ぶのは資産家だけか>

・全体を見渡せば、株高によって年金運用がずいぶんと楽になったという事実がある。

 2012年10月から12月における、厚生年金と国民年金の公的年金積立金を運用するGPIFの運用益は、約5.1兆円。公的年金の保険料は30兆円程度なので、この運用収入は大きい。

 

<担当者一人で年金運用ができる妙手>

・GPIFを通じた株式の運用から物価連動国債の引受に――これでGPIFを即刻廃止することもできるし、厚労省の担当者一人だけで行える話だ。この担当者は、「今月はいくら買います」と、財務省に電話すればいいだけなのだから。

 

・こうした提案に反対するのは、GPIFだけではない。GPIFから運用委託を受けている民間の金融機関もそうだ。100兆円を超える資産を運用し、その信託報酬を0.1パーセント取れただけでも、金融機関には手数料として1000億円が転がり込む構図になっている。金融機関にしてみれば、年金運用は外為資金の運用とともに、とてもおいしい仕事なのだ。

 

<国民が年金運用先を選ぶ制度>

・現状では、政治家やマスコミは年金の危機を訴えたり、その運用に疑問を唱えたりするが、その主張はGPIFといった組織の存続を大前提としている。しかし、GPIFの存続を許せば、既得権益の存続を許し続けることとなり、結果的に国民の年金を危機に陥らせることにつながりかねない。

 つまり、GPIFの組織そのものを廃止・縮小できるかどうかが、年金改革の根幹になるともいえる。

 

・国民から日本年金機構、日本年金機構からGPIF、GPIFから金融機関という形でカネが流れているが、国民が直接、金融機関に納入できるようになれば、日本年金機構やGPIFのような中間搾取団体をなくし、無駄なコストカットもできる。

 今後、政治がGPIFにどのようなメスを入れるのか――国民はそこに注目しなければならない。

 こうした日本国の仕組み自体を根底から変える改革が成功すれば、2020年には、日本の成長率を実質3パーセント以上に引き上げることもできる。

 

<天下り法人を廃止する方法>

・莫大な資産を保有するとは、裏返せば、政府の外郭団体が非常に大きいということを意味している。多くの外郭団体や特殊法人に資金を融資しているから、結果的に資産が巨額になる。そして、融資の見返りとして天下りポストを拡大するのだ。

 この意図で霞が関が作った特殊法人や独立行政法人は、実に約4500。そこに25000人が天下りし、国費が12兆円も注ぎ込まれた。この数字を見れば、日本の公務員の数が少ないというのもまやかしだということがわかる。こうした法人で働く人間も、実質的には「公務員」だからである。

 

<300兆円は容易に捻出できる>

・バランスシートが苦手な学者やマスコミは、この財務省の言い分を鵜呑みにし、そのまま発言するが、これが真っ赤な嘘であることは、バランスシートをチェックすればわかる。

 金融資産428兆円の内訳を見ると、有価証券97.6兆円、貸付金142.9兆円、出資金59.3兆円、運用寄託金110.5兆円など。財務省が取り崩せないとする年金の積立金(運用寄託金)は、110.5兆円で、資産の2割程度だ。財務省の「多くは社会保障の積立金」という表現は、詐欺的であることがわかるだろう。それ以外の300兆円くらいは、すぐに売れるはずだ。

 

<日本再生の3段階とは>

・小泉改革から取り組みが始まった政府資産の圧縮は、官僚べったりで財務省に牛耳られていた民主党政権下で完全に骨抜きにされ、ひたすら政府は増税へと歩を進めた。そして財務省は、自民党政権に替わったいまも、ホップ、ステップ、ジャンプで大増税を企んでいる。

 逆に、日本の再生への道筋を、この財務省の3段階の増税路線になぞらえれば、次のようになる。

 

・ホップは「経済成長」。デフレを解消するとともに経済成長政策によって少なくとも名目4パーセントの成長を達成し、税収増を目指す。

 ステップは「埋蔵金」の拠出。政府資産は、元はといえば、税金から形成され他国民の資産である。国民のために使わずに、政府が温存し、官僚が自分たちのために使い、なおかつ国民にさらなる負担を求めるのは、とんでもない話だ。

 ジャンプは「公務員人件費カット」。国家公務員や地方公務員の人件費を2割カットすれば、6兆円の財源ができる。これが毎年使えるようになるのだ。国民感情からいっても、増税して国民に負担を強いる前に公務員が血を流すべきだ。

 

<無駄遣いしても5兆円の埋蔵金が>

・特別会計の余剰金はまだまだある。

 たとえば、厚労省所管の労働保険特別会計には、数理に基づいた保険料が設定されていないために、「私のしごと館」など無駄遣いをしても埋蔵金が5兆円程度あったのだ。

 

<財務省の増税三段跳び>

・財務省の戦略は「増税一直線」。ホップ、ステップ、ジャンプの増税三段跳びだ。これは、東日本大震災直後、不謹慎にもいわれていたことである。

 震災直後には、復興財源のために増税が行われ、その次は社会保障のための消費税増税が行われる。これら増税は復興や社会保障に充当するので、直ちには財政再建にはつながらない。その後に、本格的な財政再建増税になる。ホップが復興増税、ステップが社会保障、ジャンプが財政再建という三段階大増税計画だ。

 

<消費税の社会保障目的税化の罠>

・財務省が民主党政権を使って導いた消費税の社会保障目的税化は、理論的にもあり得ない。まず、所得の再配分、給付と負担の明確化という社会保障の二大原則に反している。

 消費税と所得税の性格からいっても、消費税を社会保障財源にするのはおかしい。

 

・根源的なことをいえば、そもそも消費税が国税になっているのがおかしいのだ。

 日本ではなぜ、消費税が国税として徴収されているのか。消費税はフランス大蔵省が発明したもので、徴税コストが安いうえ、大きな税収が得られる優れた税。だから財務省が、安定的な財政収入を確保するといって話さないのだ。

 

 つまり、消費税を社会保障目的税化すれば消費税を国税として固定化できる――これが財務省の社会保障と税の一体改革の狙いなのだ。

 

 

 

『財政破綻に備える』  今なすべきこと

古川元久  ディスカヴァー携書   2015/6/18

 

 

 

<日銀のジレンマ~出口の見えない異次元の金融緩和~>

・かつては民間金融機関に加えて、GPIFや郵貯などが国債を買い支えてきたが、今は、日銀がその役割を担っているという話をした。日銀はどんな高値でも国債を大量に購入するから、長期金利は上がらない。では、いつまで量的緩和を続けるのであろうか。

 本来、日銀の金融政策の目的は、物価の安定であるから、仮に目標である物価上昇率2%を達成したら(この目標自体、達成は容易ではないが)、もはや日銀が国債を買い続ける必要はない。2%を達成したのちも、国債を買い続けたとしたら、それこそ金融政策としてではなく、政府の借金を賄うためにお金を刷って国債を買う、財政ファイナンスだと認識されるだろう。

 

・だから、いずれは、米国のように、日銀も出口を考えなければならないが、それは量的緩和を絞ることであり、日銀が国債を買う量を減らすことを意味する。健全化のためにはそうしなければならない。リフレ派の人たちも、物価が2%を超えれば、日銀はもはや国債を買い続けなくてもいいと言うかもしれない。

 

・したがって、仮に日銀が出口戦略を実施した場合には、皮肉ではあるが、それが金利上昇のトリガーとなるのである。

 金利が上がれば、これも前述したように、金融機関の保有する国債の巨額の評価損から金融危機を招いたり、政府の利払い費の急増から財政の急激な悪化を招き、現在潜在的に抱えているさまざまな問題が顕在化し、それこそ財政破綻につながっていくだろう。

 

・だから、少しでも金利が上がりそうになれば、また日銀が買う。それで金利を抑える。どんどん買い増すしか他に方法が見当たらない、ということになることは必至である。今は物価上昇率が2%になったら国債購入額を減らしてもいいと言っている人たちも、そうなったらきっと日銀に国債を買い続けろと言うに違いなく、日銀は政治的にも猛烈なプレッシャーを受けることになるだろう。

 専門家や関係者と話をすると、多くの人が同じ概念を持っていることがわかる。それは、「もはや、どう考えても出口はないのではないか」ということだ。つまりは、日本は戻ってこられない道に入り込んでしまったのではないかという心配だ。

 

・この先、日銀の行きつく先はどうなるのであろうか。

 結局、低金利のままでは、誰も国債を買わないから、ひたすら日銀が国債を買い続けなければならなくなる。するとそれだけ市中に通貨が出回るわけだから、通貨価値はどんどん減っていく。大幅な金利上昇、大幅なインフレが起こるマグマはどんどん溜まっていく。

 

・いったい政府が発行する国債をすべて中央銀行が買うような国家を誰が信頼できるだろうか。そうなったら財政ファイナンスだと思われ、日銀の信用は失墜する。国債の格付けは下がり続けるだろうし、破綻すれば、通貨は暴落するから、その前に円建ての資産は投げ売られる。結局、日銀がいくら国債を買い続けても、やがては崩壊の道をたどることになるだろう。

 

・だからこそ、私たちが今から考えなければならない対応は二つある。

 一つは、日銀が出口戦略を進めようとした場合に、金利が上昇するのは巨額の財政赤字がリスクプレミアムとして金利に上乗せされるからでもあるので、それだけで金利上昇を回避できるかどうかはわからないが、少なくとも財政の健全化を具体的、かつ、強力に進めなければならないということだ。

 

 もう一つは、万一財政が破綻した時でも力強くしなやかに生き抜くことができるような社会構造を今のうちから作っておくことだ。

 

<はたして円安は日本にとって好ましいのか>

<「円安は善、円高は悪」は時代遅れの発想>

・安倍総理のいうように「輸出」という観点で考えれば円安は好ましいが、逆に言えば円安は「輸入」の際には日本が弱い立場に追いやられることを意味している。また輸出企業といっても、国内で原材料を調達して国内だけで生産をしている企業が今どれだけあるだろうか。実際にほとんどないのではないだろうか。海外から原材料を輸入して国内で生産して、その製品を輸出したり、そもそも海外で最初から生産を行なったり……。そういう企業がほとんどではないだろうか。だからこそこれだけ円安が進んでも輸出はほとんど増えていないのだ。

 

・アベノミクスが目指す円安による輸出増は、確かに国内で生産して海外に輸出することが主だった昭和の時代、それこそ高度経済成長の時代であれば、大幅に円安が進めば、それより大幅に輸出も増加することを期待することができただろう。しかし、時代は大きく変わったのだ。

 

・帝国データバンクが全国10583社を対象として行った円安の影響についての調査結果が15年1月に発表された。これによれば、全体の46.2%が円安は業績にとってデメリットが大きいと回答している。それに対してメリットのほうが大きいと回答した企業はわずか7.2%に過ぎない。

 

<通貨の価値は国力を表す>

・こうした例を見れば、通貨の価値は国家の信用力や国力を示しているということがいえる。したがって国家として考えれば、基本的に通貨の価値は少しでも高い方がよいと考えるのが国家の指導者としては当然だと私は思う。目先の輸出や海外からの観光客の増加は確かに魅力的に見えるかもしれないが、通貨安は長い目でみればじわじわと国力を落としていることにほかならない。

 

<円安進行が招く国力の低下>

・この円高トレンドから円安トレンドへの為替相場の長期的トレンドの転換は、今後、日本社会にさまざまな形で大きな影響を及ぼしてくる。その影響を最小限に食い止めるためには、これまで無意識のうちにビルトインされていた、円高トレンドを前提とした私たちの生活様式やビジネスモデル、政策等々、あらゆるものを見直していかなければならない。さもなければ今後、円安の進行とともに日本の国力は衰え、国民の生活水準も低下していってしまうだろう。

 

<自立した地域社会が日本を救う>

・都会が田舎に頼るのは、実際にはこうした危機のときだけではない。都会の人たちがふだん使う電力や食べるものの多くは田舎でつくられている。またそもそも、都会がこれまで繁栄を続けることができたのは、田舎から人をどんどん引き寄せてくることができたからだ。

 

 つまり都会は、都会だけでは生きていけないのだ。もちろん田舎も、田舎だけでは生きていけない。都会と田舎は、両者が共に共存して初めて、互いに繁栄できる。いま「消滅自治体」などという言葉に象徴されるように、日本の中から田舎が消滅し始めているが、こうした状況がこのまま進めば、それはいつか都会の衰退、消滅にもつながっていくのだ。

 そうならないために必要なこと。

それはさまざまな形でふだんから都会と田舎とをつなげていくことだと私は思う。

 

 

 

学校では絶対に教えてくれない『僕たちの国家』

三橋貴明    TAC出版    2014/1/10

 

 

 

<日本政府の借金は毎月減り続けている!>

・現在、日本銀行はデフレ脱却を目指し、国債買入れ(いわゆる量的緩和)を拡大しています。結果的に、日本政府の実質的な借金は、毎月数兆円のペースで減り続けているのです。12年9月末と比べると、13年6月時点ですでに24兆円も「実質的な政府の借金」が減少しました。

 

・ところで、中央銀行が国債を買い入れ、実質的な政府の借金を減らせるのは、我が国の「国の借金」が自国通貨建てであるためです。政府が外貨建て、共通通貨建てでお金を借りている国は、日本と同じことはできません(ギリシャなど)。ちなみに、日本政府が発行した国債は、外国人が保有する分(5%弱ですが)を含め、100パーセント日本円建てです。

 

・しかも、日本は長期金利(10年物国債の金利)がわずか0.6%と「世界最低」です。さらに、デフレで日銀の国債買入れ余地も大きいのです。我が国には「財政問題」は存在しません。加えていうならば、わが国の「対外純資産(=対外資産―対外負債)」の金額は世界最大です。我が国は「国家」としてみると、世界一のお金持ち国家なのです。

 

・それにもかかわらず、財務省は「国の借金、1000兆円突破。国民1人あたり800万円の借金!」といった「ウソ」を振りまき、国民を騙し続けています。そもそも、「国の借金」という言葉がプロパガンダ用語です。国の借金ではなく「政府の負債」が正しい用語になります。何しろ、財務省がいう「国の借金」を借りているのは、日本国家でも日本国民でもなく、日本「政府」なのです。

 

<日本国民は国の借金の「債務者」ではなく「債権者」>

・さらにいえば、政府の負債は「国民の借金」ではありません。というよりも、政府の負債を「貸している債権者」こそが、日本国民なのです。「自分は国債など買っていないし、政府にお金なんか貸していない」と反駁したくなった人もいるのかもしれません。国債を保有していない人であっても、間違いなく日本政府にお金を貸しています。何しろ、国債を持っている個人は少数派ですが、銀行預金を持たない人はいません。

 

<公務員――日本の公務員数は少ない。間違った認識の下では制度改革はできない!――>

・「一般政府雇用者」には、特殊法人や独立行政法人など政府系企業の職員、自衛隊員、国立大学の教授などが「すべて」含まれています。日本の公務員数は、対労働人口比で見るとOECD諸国の中でもっとも少ないというのが、厳然たる真実なのです。

 

<公務員の給与もOECD中で最低レベル>

・さらに、公務員の給与である一般政府雇用者報酬対GDP比率も、日本はOECDで最低です。国民の所得つまりは名目GDPとの比較で見ると、日本はもっとも公務員給与が「最小」の国です。そもそも公務員数が少ないわけですから、公務員給与の対GDP比が小さくなって当たり前なのですが。

 

<警察――警察官が増員され、日本の犯罪認知件数も減少した!――>

・日本の犯罪認知件数はここ数年、減り続けている!

 

<デフレはやるべき手を打てば必ず終わる!>

・ところで、世に集う「デフレ論者」の中には、

「日本は○○であるため、デフレは何をやっても終わらない」

と主張する、おもしろい人たちがいます。○○に入るのは、「人口減少」「少子化」「経済の成熟化」などになるわけですが、日本が本当に「何をやってもデフレ脱却できない」が事実であるとすると、これほどすばらしいことはありません。何しろ、日本が永遠にデフレであると仮定すると、日本銀行がどれだけ莫大な通貨を発行しても、インフレにならないということになってしまいます。

 

・日本政府は必要なだけ日本銀行に通貨を発行させ、消費、投資、所得再分配として支出すればいいのです。税金は徴収する必要はありません。「無税国家日本」の誕生ということになります。

 もちろん、日本銀行が「無限に」通貨を発行しても、インフレにならないなどということはあり得ません。日本のデフレは、単に政策のミスにより継続しているだけです。政府が正しいデフレ対策を打ちさえすれば、我が国の長年の宿痾とでもいうべきデフレは終わります。

 

<法人税減税は「国民」経済の成長に貢献するとは限らない>

・それにもかかわらず、国民すべてに負担を強いる「消費税増税」の代わりに、法人税減税が検討されている現状は憂うべきです。現在の日本政府の政策は、日本国民の所得拡大という目的に反している可能性があります。

 

<自衛隊――装備品は軍隊そのものでも軍隊ではない国防組織――>

・法律に書かれたこと以外の行為を、自衛隊が行うと「違法」になってしまいます。

 

・ポジティブリスト方式の自衛隊は、攻撃を受けた友軍のために反撃することすらできません。何しろ、集団的自衛権はポジティブリストに載っていないのです。

 というわけで、安倍政権は憲法解釈を変更することで、自衛隊の集団的自衛権行使を容認しようとしています。日本とは、本当に奇妙な国です。

 

<法律では定められていないが、防衛費はGDP比1%未満>

・逆に、GDPが低成長であっても、安全保障の危機が高まっているならば、防衛費は増額しなければなりません。さもなければ、国家という共同体の安全が確保されず、国民の生命や財産に危険が及ぶことになります。

 

<隣国は、過去24年間で国防費が30倍に増えている>

・安倍政権あるいは自民党は、最終的には憲法9条を改正し、自衛隊を「国民に適切な安全保障サービスを提供できる組織」に変更しようとしています。すなわち、自衛隊の軍隊化です(ちなみに、名称は自衛隊のままでも問題ありません)。

 

<「自国語」で大学教育を執り行える国は限られている>

・日本のマスコミでは、「タイや韓国では、大学教育を英語で受けられる。すばらしいー」などと、卑屈としか思えない論調を見かけます。現実には、タイヤ韓国はすき好んで大学教育を「英語」で行っているわけではありません。自国の言語、語彙では、外国の概念を翻訳し、正しく伝えることができないからこそ、英語のまま学生に教えるしかないのです。

 

<抑止力として核兵器保有>

・ちなみに、日本がまともな外交を実現するには、軍隊を持ち、最終的には核武装をするしかないでしょう。

 

・そもそも日本人の多くが勘違いしていますが、核兵器は「使用する」ために保有するわけではありません。現在の核保有国にしても、たとえ中国にしても実際に使用することは想定していないでしょう。核兵器を保有するのは、単にそれが抑止力になるためです。

 

・核兵器とはあまりにも攻撃力、殺傷力が高すぎるため、核保有国同士が戦争をすると、最終的に双方が必ず破滅することになります。結果、核保有国同士が核兵器を打ち合う事が発生しないのはもちろん、通常兵器による紛争も起こせなくなるのです。この考え方を相互確証破壊といいます。

 

・今後も、大国同士が総力戦となる第3次世界大戦は発生しないでしょう。なぜならば、相互確証破壊が成立し、互いに破滅的な結末を迎えるであろうことがわかっているためです。

 

・ちなみに、日本の憲法9条改正や核保有に対し、中国や韓国は猛烈に反対するでしょう。とはいえ、それ以上に厄介な国があります。日本の再軍備をもっともイヤがる国は、実は中国でも韓国でもないのです。その国とは、もちろんアメリカです。

 

<日本政府は防災に力を尽くすことが急務>

・幸い(?)なことに、現在のわが国には政府が絶対に支出を増やさなければならない分野が存在しているのです。すなわち、防災です。現在の日本は、首都直下型地震と南海トラフ巨大地震という、2つの「国難級の災害」が発生する可能性に直面しています。

 

◆首都直下型地震

マグニチュード7クラス発生確率:30年以内70%

死者:1万2000人(M8クラスで15万人)

建物全壊:85万棟(M8クラスで300万棟)

経済被害総額:112兆円(M8クラスで325兆円)

 

◆南海トラフ巨大地震(東海・東南海・南海地震の連動)

東海地震発生確率:30年以内88%

東南海地震発生確率:30年以内70~80%

南海地震発生確率:30年以内60%

 

東海・東南海・南海地震の3つが連動するケースを「南海トラフ巨大地震」と呼びます。

 

・『東海地方、近畿地方、四国地方及び九州地方それぞれが大きく被災するケースで、今回の想定の組み合わせで推計される被害の大きさは下記のとおりである。』

 

◎ 東海地方が大きく被災するケース

全壊及び焼失棟数:約954千棟~約2382千棟

死者数:約80千人~約323千人

 

◎ 近畿地方が大きく被災するケース

全壊及び焼失棟数:約951千棟~約2371千棟

死者数:約50千人~約275千人

 

◎ 四国地方が大きく被災するケース

全壊及び焼失棟数:約940千棟~約2364千棟

死者数:約32千人~約226千人

 

◎ 九州地方が大きく被災するケース

全壊及び焼失棟数:約965千棟~約2386千棟

死者数:約32千人~約229千人

 


理由は、簡単。各国の政治家の多くが、黄金の拘束衣を身にまとっているためだ。(2)

2016-09-28 05:29:56 | 森羅万象

 

 

『「借金1000兆円」に騙されるな!』

暴落しない国債、不要な増税

高橋洋一   小学館   2012/4/2

 

 

 

<日銀法を改正すべき>

・中央銀行の独立性は、手段の独立性と、目標の独立性に分けられているが、1998年の日銀法改正で、日銀にはそのどちらもが与えられるという非常に強い権限をもってしまった。人事の面で言えば、一度選ばれた総裁、副総裁、理事は、任期を全うするまで政治の側から罷免することさえできなくなっている。

 

・それまで日銀は大蔵省の尻に敷かれていたのだが、大蔵省としては、自分たちはそれほど唯我独尊ではないというポーズを、日銀法改正という形で日銀の独立性をアピールして示したかったのだ。これは日銀にとっては悲願達成だった。

 しかし、本来は政治が、民主主義によって国民から権限を与えられた政府が、インフレ目標を何%にするかを明確に決めるべきだ。日銀が決めるのはおかしい。

 そのうえで、その目標に至るまでの方法は、金融政策のプロである日銀に任せる。つまり手段は独立させるというのが、あくまで世界的な標準だ。

 

<日銀が目標の独立性を手離したくない理由>

・ところが日銀は、そういう形で政策を表に出すのを嫌がる。なぜかというと、どんな金融政策を取るかは、日銀の独立性という名の「権益」と化しているからだ。

 

<どこまで金融緩和すればいいのか?>

・経済政策にとっては将来の「インフレ予想」が必要だ。それまで政府・日銀には、直接的にインフレ予想を観測する手段がなかった。

 具体的には、物価連動債と普通の国債(非物価連動債)の利回り格差から、市場の平均的なインフレ予想を計算する。これを「ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)」と呼ぶ。

 これは世界中の中央銀行が導入し、使っている。BEIが高すぎると、引き締めなければいけない。低くなりすぎると、もっとお金を伸ばさなければいけない。

 

・ところが最近、BEIを算出されることを嫌ったのか、財務省は物価連動債を新たに発行しなくなってしまった。厄介な指標を計算されないように、元から断ってしまえ、ということなのだろうか。どこの国でも当たり前に計算している指標を、葬りにかかってきているのだ。

 

<正しい金融政策で経済が拡大すれば格差は「縮小」する>

・実際は格差が広がっていても、それぞれに分配があれば、全体としての社会不安は小さくなる。体感的にも、働く意志と能力があるのなら、何がしかの収入を自力で得られるのがいい社会だと素朴に思う。最下層の人の所得を上げるには、たとえ格差が広がっても、最高層を上げるべきだ。最下層を上げるためには全体のパイを増やすのが簡単だからだ。

 それでも働けない人には、生活保護やそれを進化させたベーシックインカムで助ければいい、それにしても、全体のパイを大きくしてからのほうが、より額も厚くできる。

 

<国債は便利なツールとして使えばいい>

・本書は国債をスコープとして、世界経済、そして日本の経済政策を見てきたが、現在の日本においては、国債はあくまでデフレを脱するためにマネーを増やし、将来増えすぎたときは減らすための重要なツールだということになる。

 

・要するに、現時点において国債が果たすべき役割は、日銀からお金を引き出すための道具として活用されればいい、ということになる。

 もし国債を買い過ぎれば、マネーが出すぎて必要以上のインフレになってしまう。その時は、高橋是清を思い出し、市中に国債を売ればいい。するとお金は日銀に還流して少なくなり、調整できる。国債は調節弁に使う。

 

・別に国債でなくてもいいのだが、国債がもっとも流通量が多いので、使い勝手がいいというだけだ。

 国債が、金融市場の中でコメのような役割を果たしていることはすでに述べた通りだが、それは国債の重要さ、流通量、流動性などが他の金融商品と比べて抜けているからだ。国債は金融市場の潤滑油のようなところがある。

 

・それでも、増税しないと財政破綻する、これ以上国債を刷ると暴落する、さらに格下げされるかもしれないという言葉を聞いてどうしても不安になってしまうのなら、CDS保証料に注目していればいい。マーケットで世界中のプロの投資家が、日本国債には何も問題はないと判断していれば、穏当な価格が付いているはずだ。

 それでも財政再建が気になる人は、債務残高対GDPが大きくならないなら心配ないはずだ。その条件は、だいたいプライマリー・バランス(基礎的財政収支)が赤字にならなければいい。

 

<あと900兆円国債を発行しても破綻しない>

・第1章の終わりで、歴史上イギリスがネットの債務残高が二度もGDPの250%前後になったのに、いずれも破綻しなかったことを述べた。

 日本のネットの債務残高のGDP比は70%だから、往年のイギリスと同じ段階まで債務残高をふくらませるとしたら、あと900兆円も国債を発行しなければならないということになる。

 実際にそんなことをする必要はないのだが、もし900兆円国債を発行して、一気に財政出動したらどんな世の中になるか、ちょっと想像してみよう。

 

・さすがに1年では賄いきれないだろうから、9年に分け、年間100兆円ずつ使っていくことにしよう。民間金融機関の消化能力を考えて、全額日銀引き受けにしよう。そうすると、毎年、政府は日銀が刷った100兆円を手に入れられる。日本中のおカネが1年間で100兆円増える。

 政府も投資先が思いつかないので、とりあえず国民全員に配ることにしたとすると、国民1人当たり70万円が分配されることになる。4人家族なら、300万円近い札束が、宅配便か何かで届くのかもしれない。

 これには長年デフレに慣れてきた人たちも、さすがに驚くのではないだろうか。隣の家にも、向かいの家にも何百万円も配られているのだ。

 

・インフレになるということは、為替相場は円高から超のつく円安に変わる。

 とても簡単な計算をすれば、いま米ドルはおよそ2兆ドル、日本円は140兆円存在している。ここから割り出される為替レートは1ドル=70円ということになるのだが、日本円が240兆円になれば、一気に1ドル=120円になることになる。これは小泉政権時のレベルだ。

 これはすごいことになる。米ドルを使う人から見れば、日本製の自動車や家電、精密機器が、半額で買えるわけだ。プリウスが100万円、テレビが2万円で買える感覚だ。おそらくどんなに生産しても間に合わない。

 

・もうひとつ、ここでぜひ考えてほしいのは、お金の量を増やせば経済は回り始めるという法則だ。いきなり100兆円増やせば不必要なインフレを招いてしまうが、では20兆円なら、30兆円なら、あるいは40兆円ではどうなるだろうか。もっとマイルドで、所得の上昇を喜びつつ、貯金することではなく働いてお金を使い、また働くことに喜びと利益を見いだせる世の中になってはいないだろうか。

 

<だんだん変わってきた。未来はある>

・日銀は、間違い続けている。本当は、日銀の多くの人も、間違えていることに気づいているのではないかと思う。

 

<財務官僚・日銀職員は国民のために働くエリートではない>

・バーナンキ議長はかつて、「日銀はケチャップを買えばいい」と言い、何でもいいから買いを入れてマネーを供給すればいいではないかと主張していたが、日銀は、分かっている人から見ればそのくらいもどかしい中央銀行なのだ。

 官僚も博士号所持者は少ない。でも平気でそれなりのイスに座り、うさんくさい経済学もどきをばらまいてミスリードしている。こんなことも、他の先進国の政府職員や、国際機関の職員にはあまりないことだ。

 

<もう日銀は言い逃れできない>

・インフレ目標導入を防戦する日銀の言い訳は、いつも決まって「アメリカが導入していないから」だった。

 バーナンキ教授は、2002年にFRB理事に指名された。

 実は以前、私はバーナンキ教授本人からインフレ目標の話を聞いていた。必ず将来インフレ目標を導入するはずだと予測した。

 しかし、多くの人からバッシングされた。そんなことをするわけがないだろうと叩かれた。ところが、2012年2月、現実のものになった。

 困ったのは、日銀の人たちだ。

 

・もう言い逃れはできない。何が日本経済のためになるのかを、真剣に考えてほしい。そうしなければ、この国から成長力が削がれる。その先に待っているのは、本物の「破綻」だ。

 

 

 

『築土構木の思想』  土木で日本を建てなおす

藤井聡   晶文社    2014/7/25

 

 

 

<世間は皆、虚言ばかりなり>

・「土木」というと、多くの現代日本人は、なにやら古くさく、このITやグローバリズム全盛の21世紀には、その重要性はさして高くないものと感じているかもしれません。

 とりわけ、「人口減少」や「政府の財政問題」が深刻化している、と連日の様に様々なメディアで喧伝され続けている今日では、今更、大きなハコモノをつくる様な土木は、時代遅れにしか過ぎないだろう、というイメージをお持ちの方は多いものと思います。

 しかし、今日私たちが信じている様々な常識が、実は単なる「虚言」(ウソ話)にしか過ぎないという事例には、事欠きません。

 

<築土構木の思想>

・この言葉は、中国の古典『淮南子』(紀元前2世紀)の中の、次のような一節に出て参ります。すなわち、「劣悪な環境で暮らす困り果てた民を目にした聖人が、彼等を救うために、土を積み(築土)、木を組み(構木)、暮らしの環境を整える事業を行った。結果、民は安寧の内に暮らすことができるようになった」という一節でありますが、この中の「築土構木」から「土木」という言葉がつくられたわけです。

 

・すなわち、築土構木としての土木には、その虚言に塗れた世間のイメージの裏側に、次の様な、実に様々な相貌を持つ、われわれ人間社会、人間存在の本質に大きく関わる、巨大なる意義を宿した営為だという事実が浮かび上がって参ります。

第一に、土木は「文明論の要」です。そもそも、土木というものは、文明を築きあげるものです。

 

第二に、土木は「政治の要」でもあります。そもそも築土構木とは、人々の安寧と幸福の実現を願う、「聖人」が織りなす「利他行」に他なりません。

 

第三に、現代の土木は「ナショナリズムの要」でもあります。現代の日本の築土構木は、一つの街の中に収まるものではなく、街と街を繋ぐ道路や鉄道をつくるものであり、したがって「国全体を視野に納めた、国家レベルの議論」とならざるを得ません。

 

第四に、土木は、社会的、経済的な側面における「安全保障の要」でもあります。社会的、経済的な側面における安全保障とは、軍事に関わる安全保障ではなく、地震や台風等の自然災害や事故、テロ等による、国家的な脅威に対する安全保障という意味です。

 

第五に、土木は、現代人における実質上の「アニマル・スピリット(血気)の最大の発露」でもあります。

 

第六に、土木こそ、机上の空論を徹底的に排した、現場実践主義と言うべき「プラグマティズム」が求められる最大の舞台でもあります。

 

<土木で日本を建てなおす>

・そもそも、今日本は、首都直下や南海トラフといった巨大地震の危機に直面しています。今日の日本中のインフラの老朽化は激しく、今、適切な対応を図らなければ、2012年の笹子トンネル事故の様に、いつ何時、多くの犠牲者が出るような大事故が起こるか分からない状況にあります。

 

・巨大地震対策、インフラ老朽化対策については多言を弄するまでもありません。

 大都市や地方都市の疲弊もまた、日本人がまちづくり、くにづくりとしての築土構木を忘れてしまったからこそ、著しく加速してしまっています。そして、深刻なデフレ不況もまた、アニマル・スピリットを忘れ、投資行為としての築土構木を我が日本国民が停滞させてしまった事が、最大の原因となっています。

 だからこそ、この傾きかけた日本を「建てなおす」には、今こそ、世間では叩かれ続けている「土木」の力、「築土構木」の力こそが求められているに違いないのです。

 

<公共事業不要論の虚妄  三橋貴明×藤井聡>

<インフラがなくて国民が豊かになれるはずがない>

・(藤井)三橋先生は、みなさんもよくご存じの通り、いま政府が採用しているアベノミクスというデフレ脱却のための政策の、理論的バックボーンをずっと長らく主張されてきた先生です。ならびにかなり早い段階から、経済政策としてもインフラ投資をやるべきだというお話をされています。

 

・(三橋)もうひとつはですね、公共投資を増やし、インフラを整備しなければいけないというと、よくこういうレトリックが来るわけですよ。「財政問題があるから公共投資にカネが使えず、インフラ整備ができない」と。日経新聞までもが言いますよ。要は予算がないと。これは全然話が逆で、日本は政府にカネがないから公共投資ができないんじゃないんですよ。公共投資をやらないから政府にカネがないんです。

 

・(三橋)そこで、政府が増税やら公共投資削減やらをやってしまうと、ますます国内でお金が使われなくなり、デフレが深刻化する。実際、日本は橋本政権がこれをやってしまったわけです。日本のデフレが始まったのはバブル崩壊後ではなく、97年です。

 

・公共投資を増やせばいいじゃないですか。財源はどうするか。それは建設国債に決まっていますよ。公共投資なんだから、国の借金がいやなら、日銀に買い取ってもらえばいいじゃないですか。

 

<国の借金問題など存在しない>

・(三橋)いずれにしても「公共投資に20兆も使っているんですよ!」といわれると、国民は「天文学的数字だ!」となってしまう。国の借金も1000兆円とか。

 ただし、その種の指標は数値をつなげて考えなくてはいけない。GDPが500兆の国が、公共投資20兆というのは、むしろ少なすぎるだろうと。しかもこんな自然災害大国で。そういうふうに相対化して比較しなくてはいけない。

 

・もうひとつは、最近、私が発見して流行らせようとしているんだけど、いわゆる国の借金問題。正しくいうと政府の負債ね。あれって、日銀が昨年からずっと量的緩和で買い取っているじゃないですか。だから、政府が返済しなければいけない借金って、いまは実質的にどんどん減ってきているんですよ。まあ国債が日銀に移っているんだけど、日銀は政府の子会社だから、あんなもの返す必要がない。国の借金問題なんて、いまはもう存在しないんですよ、実は。

 

・(三橋)もうひとつ怪しいのがありまして、社会保障基金。あれも100兆円くらいあるんだけど、中身は国民年金、厚生年金、共済年金なんですよ。政府が政府にカネを貸しているだけ。こういうのも「国の借金!」としてカウントして、本当にいいのかと思う。とにかく入れるものは全部詰め込んで、「はい1000兆円、大変でしょう」ってやっている。

 

・(三橋)日本政府は金融資産が500兆円くらいありますから、一組織としての金融資産額としては世界一じゃないですか。アメリカよりでかい。そのうち100兆くらい外貨準備です。残りは先ほどの社会保障基金。共済年金や厚生年金の持っている国債だから、そういうのは、絶対に相殺して見なくちゃいけないんだけど。

 

・(三橋)全部「借金」に詰め込んでいるわけですよね。しかも日銀が量的緩和で国債を買い取っている以上、返済が必要な負債はなくなってきているのに、それでもそういうことは報道されない。

 

・(三橋)(デフレの悪影響は)過小評価されています。デフレがどれほど悲惨な影響を及ぼすか、わかっていない。マスコミは「デフレになると物価が下がりますよ」としか言わないじゃないですか。だから、何が悪いんだ、みたいな話になりますが、違いますよね。デフレ期は所得が減ることがまずい。さらに問題なのは、所得が減るとはつまりは企業の利益が減るということなので、次第にリストラクチャリングとか倒産・廃業が増えていき、国民経済の供給能力が減っていくわけですよ。供給能力とは潜在GDPですよ、竹中さんの大好きな。

 

・(三橋)デフレこそが、まさに潜在GDPを減らしていますよ。典型的なのが建設企業です。1999年に60万社あったのが、いまは50万社を割ってしまった。10万社以上消えた。これ、経営者が相当亡くなられています。自殺という形で。

 

・(藤井)建設業というのは、築土構木をするための技術と供給力を提供しているわけですが、その力がデフレによって小さくなってきている。それこそ、会社の数でいって6分の5にまで減少している。実際、会社の数だけではなく、それぞれの会社の働いている方や、能力などを考えると、その供給力たるや、さらに落ち込んで来ていることがわかる。労働者の数だって、かっては700万人近くいたのが、今では500万人を切っている。実に3割近くも建設労働者は減ってしまった。

 

・(藤井)つまり、公共事業を半分近くにまで大幅に削減すると同時に、デフレで民間の建設事業も少なくなって、建設産業は大不況を迎えた。その結果何が起こったかというと、わが国の建設供給能力の大幅な衰退なわけです。実は、これこそが、日本国家にとって、深刻な問題なんです。でも、一般メディアでも経済評論家たちも、この問題を大きく取り上げない。

 

<築土構木の思想は投資の思想>

・(三橋)しかもやり方は簡単なんだから。日銀が通貨発行し、政府がそれを借りて使いなさい、というだけでしょう。しかもですよ、環境的にやることが見つからないという国もあるんですよ。でもいまの日本は、もちろん東北の復興や、藤井先生が推進されている国土の強靭化とか、インフラのメンテナンスとか、やることはいっぱいあるんですよ。なら、やれよ、と。建設企業のパワーがなくなってしまったため、そちらのほうがボトルネックになっていますよね。

 

・(三橋)建設の需要がこのまま続くかどうか、信用していないんですね。またパタッと止まったら、またもや「コンクリートから人へ」などと寝言を言う政権が誕生したら、またもやリストラですか、っていう話になってしまいますからね。

 

・(藤井)さらに建設省の公共投資額という統計の農業土木という分野を見ると、昔はだいたい1兆数千億円くらいあったのが、いまはもう2、3千億円程度になっている。民主党政権になる直前は6千数百億円だった。でも、民主党政権下で60%も減らされた。

 

<朝日と日経が共に公共投資を批判する愚>

・(藤井)いまのお話をお聞きしていますと、いわば「アンチ政府」とでも言うべき方々の勢力、市場主義で利益を得られる方々の勢力、「緊縮財政論者」の勢力、「財政破綻論者」の勢力、といった重なり合いながらも出自の異なる4つの勢力がある、ということですね。つまり、仮にその4つがあるとすれば、その4つが全部組み合わせて作り上げられる「四すくみの四位一体」が出来上がって、それが一体的に「公共事業パッシング」の方向にうごめいている、というイメージをおっしゃっているわけですね。

 

<国の借金、日銀が買い取ればチャラになる>

<日本ほど可能性のある国はない>

・(三橋)安全保障面ではアメリカべったりで、ひたすら依存していればうまくいきました。もう1つ、大きな地震がなかった。1995年の阪神・淡路大震災まで大震災がなかった。国民は平和ボケに陥りつつ、分厚い中流層を中心に、「一億総中流」のいい社会を築いたんだけど、非常事態にまったく対応できない国だったことに変わりはないわけです。

 ということは、いまから日本が目指すべき道は、非常事態に備え、安全保障を強化することです。結果として、高度成長期のように中間層が分厚い社会をもう一回つくれると思いますよ。最大の理由は、デフレだから。デフレというのは、誰かがカネを使わなくてはならない。

 

・(藤井)外国はそれがグローバルスタンダードなんですね。ですからグローバル―スタンダードに合わせすぎると、日本もせっかくすごい超大国になれる道をどぶに捨てることになりますね。

 

 

 

『エコノミスト   2016.4.19』 

 

 

 

<識者7人が採点 黒田日銀3年の評価>

<70点 失業率低下が政策の正しさを証明 2%未達は消費税増税が原因  (高橋洋一)>

・この3年の日銀を評価する基準は2つある。失業率とインフレ率だ。

 まず完全失業率は3.3%(2月時点)まで下がっている。金融政策は失業率に効く。失業率が改善しているから、期待への働きかけや波及経路は機能しており、量的・質的金融緩和(QQE)が正しかったことを示している。

 

・原油安によってインフレ2%を達成できなかったという日銀の説明は、短期的には確かにそうだが、3~4年で見ると影響はなくなる。消費増税の影響を見通せなかったので、結局、原油安を方便として使っている。

 

・日銀当座預金への0.1%のマイナス金利の導入は金融緩和として評価できる。

 

・金利を下げて、民間金融機関の貸し出しを後押しすれば、借りたい企業や人は出てくる。ビジネスをしたい人にとってはチャンス到来だ。

 

・国債などの政府債務残高は現在、約1000兆円。日本政府の資産を考えると、ネット(差し引き)で500兆円になる。そこに日銀を政府との連結で考えると、日銀が300兆円分の国債を持っているから、政府債務は連結すると200兆円ということになる。GDP比で考えると欧米より少ない。

 そして、日銀が出口戦略に入る時も国債を吐き出す(売る)ことをせずに、GDPが上がるのを待てば、日本政府の財政再建が実はもう少しで終わる。財政ファイナンスで最悪なのは、ハイパーインフレになることだが、今の日本はインフレ目標もあり、その懸念はない。国債も暴落しなくていい。何も悪いことない。

 

 

 

『最強国家ニッポンの設計図』  ザ・ブレイン・ジャパン建白

大前研一   小学館   2009/6/1

 

 

 

<核、空母、憲法改正、そして国民皆兵制もタブー視しない真の国防論>

<北朝鮮を数日で制圧するだけの「攻撃力」を持て>

・外交は時に戦いである。いや、むしろ国家と国家の利害が対立する場面ほど外交力が必要になる。そして時に「戦争」というオプションも視野に入れておかなければ、独立国家としての対等の外交は展開できない。

 

・本当に必要かつ十分な軍備とは何かを考えておく必要がある。

 

・自力で国を守るのは至極当然のことだ。大前提として戦争を抑止するには「専守防衛」などと言っていては駄目だ。

 

・具体的には、射程距離1000km以上のミサイル、航空母艦、航続距離の長い戦略爆撃機、多数の上陸用舟艇などを中国地方や九州地方に配備するべきだ。

 

<突然豹変して威圧的になるのが、中国の常套手段>

・ただし私は、中国との戦いは実際には起きないだろうとみている。中国が周辺国を挑発しているのは、侵略の意図があるからというより、実は国内の不満を抑えることが最大の目的だと思われるからだ。いま中国政府が最も恐れているのはチベット問題や新疆ウイグル問題、あるいは法輪功、失業者、農民等の不満による内乱がある。それを避けるためにはあえて国境の緊張を高めて国民の目を外に向けようとしているのだと思う。

 

<国民皆兵で男女を問わず厳しい軍事訓練を経験させるべきだ>

・ただし実際に「核兵器」を保有する必要はない。それは敵を増やすだけだし、維持するのも大変なので、むしろマイナス面が大きいだろう。国家存亡の脅威に直面したら90日以内に核兵器を持つという方針と能力を示し続け、ロケットや人工衛星の技術を高めるなど、ニュークリア・レディの技術者を常に磨いておくことが重要だと思う。また欧米の同盟国に日本のこうした考え方を説明し納得してもらっておく必要がある。

 

・ソフトウェアの第一歩とは、すなわち「憲法改正」である。現行憲法は再軍備をしないという条文しかないので、開戦と終戦の手順はもとよりそれを国会がきめるのか首相が決めるのか、といったことすら想定していない。自衛隊についてもシビリアン・コントロールについても定義は明確ではない。つまり今の日本には“戦う仕掛け”がない。

 

<中国の人権問題を「ハードランディング」させると7億人の農民が世界を大混乱に陥れる>

 

<中国政府が気づかない「2つのズレ」>

・いま中国政府が理解すべきは自分たちが考える常識と世界が考える常識がズレている、ということだ。ズレは2つある。

 

・一方、中国は今もチベットや新疆ウイグルなどを征服したという認識は全くない。

 

・もう一つのズレは、中国が宗教の自由を認めないことである。

 

<台湾もチベットも独立させて中華「連邦」を目指せ>

<私の提案に賛同する中国指導者たちは、起て!>

・現在の中国で国民に自治と自由を与えたら、不満を募らせている7億人の農村戸籍の人々が都市に流入して大混乱が起きる。力と恐怖による支配を放棄すれば、暴徒化した農民たちが中国人資本家や外国人資本家を襲撃して富を略奪するかもしれないし、第2の毛沢東が現れて、より強力な共産国家を作ってしまうかもしれない。

 

・なぜ、国民に移動の自由さえ与えていないのかを真剣に考えたことのない欧米諸国が、自分たちの基準を中国に当てはめて、人権だと民主主義だのとなじることも間違いなのだ。

 

<「世界に挑戦する日本人」第4の黄金期を築け>

<世界に飛び出せない“偽エリート”の若者たち>

・どうも最近の日本人はだらしない。基本的な能力が低下しているうえ、気合や根性もなくなっている。

 私は、アメリカのスタンフォード大学ビジネススクールやUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で教えていたが、クラスにいた日本人留学生は実に情けなかった。

 

・英語こそ、そこそこのレベルではあったが、中国、韓国、ヨーロッパ、中南米などの他の国々から来たクラスメートの活発な議論に加わることができず、覇気がなくてクラスへの貢献もあまりできていなかった。

 

・私は、若い頃、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)大学院に留学した。1960年代の後半である。あの時代は、日本を離れる時に家族と水杯を交わし、博士号が取れなかったら日本に帰れないという悲壮な覚悟で太平洋を渡った。実際、博士号が取れずにボストンのチャールズ川に投身自殺したクラスメートもいた。留学中の3年間、私は(お金がないせいだが)一度も帰国しないどころか自宅に電話さえかけなかった。

 ところが今の日本人留学生は日常的に携帯電話で自宅と連絡を取り、嫌になったら簡単に逃げ帰る。

 

 


理由は、簡単。各国の政治家の多くが、黄金の拘束衣を身にまとっているためだ。(1)

2016-09-28 05:28:51 | 森羅万象

 

 

『黄金の拘束衣を着た首相』

なぜ安倍政権は緊縮財政・構造改革をするのか

三橋貴明   飛鳥新社   2015/2/6

 

 

 

<「コトラーの競争地位別戦略」>

・14年10月時点で、日本国民の実質賃金は「所定内給与」で16カ月連続、「きまって支給する給与」では、何と18カ月も「対前年比下落」の状況が続いている。新たに発足する第3次安倍政権は。果たして「黄金の拘束衣」を脱ぎ捨て、国民の「豊かさ」を追求する実質賃金引き上げ政策を採れるだろうか。正直、その可能性は低いと断ぜざるを得ない。黄金の拘束衣とは、まさに本書のテーマであるが、ここでは、「国民の所得(実質賃金)のためではなく、グローバル資本のための政策を実施させるために、各国の政策担当者に着せられた呪い」とでも、ご理解頂きたい。

 

・筆者は、現在の日本の政界について、「コトラーの競争地位別戦略」のチャートを用いるとわかりやすいと考えている。

 

・それでは、リーダーに「差別化戦略」を掲げて挑むべきチャレンジャーは、果たしてどこの党なのか。それが、問題なのだ。現在の日本の政治の問題は、与党よりも「チャレンジャー」たる野党、つまりは国民が政権を任せることを「考えても構わない」野党が存在していないことなのである。

 果たして、民主党はチャレンジャーだろうか。民主党の役割は、個人的には日本において「二大政党の夢」を崩壊させた時点で終わったと考えている。2009年までの日本では、一応、「二大政党制」が模索されていた。すなわち、当時の民主党は「自民党に代わりうる存在」として見なされていたのだ。

 実際に、政権交代し、いかなる事態になったのか。改めて書くのもバカバカしいわけだが、現実問題として我が国の政界には、与党に「挑戦」できるチャレンジャーが存在しない。結果、有権者に十分な選択肢が与えられていない。

 

・少なくとも現在の日本において、「黄金の拘束衣を着た男」に率いられたリーダーに挑むべき政党は、黄金の拘束衣を身にまとっていてはならないのだ。すなわち、デフレを深刻化させる財政均衡主義から脱却し、さらには国民を貧困化させ、同時に所得格差を拡大させる構造改革系の政策を否定する政党でなければならないのである。

 

<黄金の拘束衣を着た男>

<どんどん貧しくなる日本国民>

・デフレの原因は「総需要の不足」である。そして、総需要とは「名目GDP」そのものだ。安倍政権は、2014年4月に消費増税を強行したことで、97年(橋本龍太郎政権時)の消費税増税期同様に、我が国の名目GDPを「再び」縮小の方向に導いてしまった。しかも、今回は前回よりも名目GDPの「縮小開始」の時期が早い。

 

・1997年、橋本政権が消費税を増税した時期は、曲がりなりにも実質賃金が増え続けていた。すなわち、国民が豊かになりつつある状況で、増税をしたのが橋本政権なのである。家計貯蓄率も10%近く、当時の日本の家計は現在とは比較にならないほど「余裕があった」という話になる。

 

・それに対し、日本の実質賃金は、2012年、13年と連続して下落した。第二次安倍政権が誕生して以降も、日本国民の貧困化は継続していたのである。アベノミクスの活況に沸いた2013年すら、4月を唯一の例外に、我が国の実質賃金は下落を続けた。

 さらに、家計貯蓄率は何と1%を切っている。もちろん、家計貯蓄率が下落した理由の一つは「稼ぎ」が少ない年金受給者の増加ではある。それにしても、「実質賃金の下落と、家計貯蓄率の低下は無関係」などと断言できる人はいないだろう。当たり前だが、実質的に所得が縮小し、次第に貧乏になっていくと、国民は貯蓄に回すお金の余裕がなくなっていく。

 つまりは、97年時とは異なり、国民が貧困化し、余裕を失った段階で増税を決行したのが、安倍政権なのである。

 ちなみに、2014年4-6月期の民間最終消費支出は対前期比でマイナス5%だった。5%という民間の消費の落ち込み幅は、信じられないかもしれないが、統計的に比較可能な94年以降、最大だ。94年以前にしても、ここまで凄まじい消費縮小は確認できない。

 

・安倍政権は、戦後「最も消費を減らした政権」という、不名誉な座に就いた可能性が濃厚なのである。

 

・今後の経済政策について、大胆な政策転換をしなければ、安倍晋三内閣は「橋本龍太郎内閣」と並び、国民を貧困化させた悪名高き政権として歴史に名を残すことになるだろう。

 「大胆な政策転換」とは、政策を全面的にデフレ対策に転換しなければならないという意味で、15年10月に予定されていた消費税再増税の延期だけでは不十分だ。消費税率10%引き上げを17年4月に伸ばしても、安倍政権下で日本経済がデフレから脱却できる日は訪れない。

 

<世界中で「自国民貧困化政策」が進められている>

・安倍晋三内閣総理大臣も、結局のところ「黄金の拘束衣」を着た政治家の一人に過ぎなかった。黄金の拘束衣にからめとられた政治家は、間違った経済学(厳密には、現在の問題を解決できない経済学)に影響され、政策を誤る。

 より具体的に書くと、デフレの危機が迫る、あるいはデフレの渦中においてさえ、「デフレ促進策」を取ろうとするのだ。結果的に、国民を

貧困化に追い込み、国内の所得格差を拡大し、社会を不安定化させる。

 

・デフレーションとは国民を貧しくするのみならず、安全保障を弱体化させ、さらに「国家の発展途上国化」を推進する経済現象だ。いかなる国民国家の施政者といえども、自国を発展途上国化する政策など、採用するはずがない。

 ――と、言いたいところだが、現実には日本のみならず、世界の多くの国々で、自国民を貧しくし、発展途上国に落ちぶれさせるデフレ促進策が推進される。なぜなのだろうか。理由は、簡単。各国の政治家の多くが、黄金の拘束衣を身にまとっているためだ。

 

<グローバル化とは「黄金の拘束衣」を着ること>

・アメリカのジャーナリスト・コラムニストであるトーマス・フリードマンは、著作『レクサスとオリーブの木』(草思社)において、グローバル化が進展し、政府の政策が国際的に一律化され、選択肢が制約される状況について、「黄金の拘束服」という比喩で説明した。日本では「拘束服」よりも「拘束衣」の方が一般的であるため、筆者は「黄金の拘束衣」という表現を採用させてもらう。

 「黄金の拘束衣」について理解すると、なぜ安倍政権が外国人投資家向け政策ばかりを推進するのか、本質が見えてくる。

 

・結果的に、政権や与党の政治家たちは「株価」に引きずられた政権運営に乗り出さざるを得なくなる。すなわち、経済政策の重点が「国民の所得」ではなく、日本でいえば「日経平均」に置かれてしまうのである。

 

・「現在のグローバリズム」の本当の姿は、基本的に、「発展途上国への直接投資と証券投資」の問題であることがわかる。すなわち、国境を超えた資本移動の自由化だ。

 

<発展途上国化(フラット化)する世界と日本>

・とはいえ、「黄金の拘束衣」を身に着けた政府がグローバル化路線をひた走ると、国民は貧困化する。というよりも、そもそも構造改革やグローバル化とは、先進国の国民の実質賃金を「グローバル市場において、価格競争力がある」水準に下げることなのである。国際的に価格競争力を持つようなレベルに、国民の人件費を引き下げる。すなわち、「底辺への競争」だ。

 「底辺の競争」の悪影響を、日本の近隣諸国の中で最も被っているのが実は台湾である。

 

<誰も気付かない安倍政権の功績>

・その代表的な手法が「政府紙幣の発行」だ。もっとも、筆者は個人としては政府の通貨発行に反対している。理由は、そもそも「中央銀行の国債買い取り」と「政府紙幣発行」の経済効果は同じであり、さらに政府紙幣の場合は「回収」が困難になるためである。

 

・現在の安倍政権にとって、「財源」は政策のボトルネックにはならない。何しろ、デフレーションという強い見方がいるのである。

 デフレが継続する限り、政府は財源を「日本銀行の通貨発行」に求めて構わないのである。後は、日本銀行が発行したマネタリーベースを放置するのではなく、政府が「国民の雇用、所得」を生み出すように支出し、デフレ脱却を目指せばいいのだ。すなわち、財政出動の拡大だ。

 とはいえ、筆者から見る限り、安倍総理大臣は黄金の拘束衣をガチッと着込んでしまっている。現実には政府の財政支出が拡大されるどころか、我が国は緊縮財政路線を着々と歩んでいる有様だ。つくづく、勿体ない話である。

 

<黄金の拘束衣の「黄金律」>

・人類史上空前のカネ余り状態であり、かつ国債が100%自国通貨建て、日本銀行が国債を買い取ると、政府の実質的な借金が消滅する日本国であるが、なぜかムーディーズに限らず、大手格付け会社は極めて我が国に冷たい。

 

・格付け会社の「意向」に沿い、ペナルティを避けるためには、国債を「国際金融市場」に発行している各国の政府は、フリードマンの言う「黄金の拘束衣の『黄金律』」を採用しなければならない。『レクサスとオリーブの木』によると、「黄金律」とは、以下の政策パッケージである。

 

・経済成長を推進する第一エンジンに民間セクターを置く

・インフレ率を低く抑え、物価を安定化させる

・官僚体制の規模を縮小する

・可能な限り健全財政に近い状態を維持する

・輸入品目への関税を撤廃するか低く下げる

・外国からの投資に対する規制を取り除く

・割当制度と国内の専売制を廃止する

・輸出を増やす

・国有産業と公営企業を民営化する

・資本市場の規制を緩和する

・通貨を他国通貨と交換可能にする

・国内の各産業、株式市場、債券市場への門戸を開放し、外国人による株の所有と投資を奨励する

・国内の競争をできる限り促進する

・政府への献金やリベートといった腐敗行為をできるだけ排除する

・金融機関や遠距離通信システムを民営化する

・競合する年金オプション、外国資本による年金、投資信託という選択肢を国民のまえにずらりと並べ、選択させるようにする

 

まさに、我が国が長年かけて受け入れてきた「構造改革」のメニューそのままである。

 

・無論、国家の資産のみならず、国内企業にもまた、グローバル資本が流れ込む。97年のアジア通貨危機でIMF管理に陥った韓国は、まさに上記の「黄金律」を強制された結果、国内大手銀行のほとんどが外資の手に落ちた。さらに、サムスン電子や現代自動車、ポスコといった大企業も、株式の50%前後を外資系に支配されている。

 

・結果、政府が外国資本、さらには格付け会社の意向に逆らうことが難しくなり、国民は経済的主権を失う。

 

<実質賃金を下げる政策を「やらない」ために>

・「TPPで外国農産品との競争に負け、日本の農家が廃業したならば、即座に別の職に就けばいい」などと平気で言ってのける。セイの法則が成立していない環境下で競争を激化させ、労働者の仕事を奪うと、単に失業者が増えるだけだ。失業者は消費や投資を減らすため、総需要(名目GDP)は縮小し、デフレは深刻化する。

 

・「人手不足の環境で、国民や政府がモノやサービスに適切なお金を支払うことに納得する」環境が生じたとき、初めて実質賃金は上昇に転じる。

 

 

 

『円高・デフレが日本を救う』

   小嶓績   ディスカヴァー携書    2015/1/31

 

 

 

<アベノミクスは失敗したのではない。最初から間違っていただけだ>

・円安・インフレを意図し、達成した。唯一の問題は、アベノミクスの達成により日本経済が悪くなったことである。

 

<人に価値を蓄積させるような政策に絞って、それを全力で行う>

・これは、賃金の上昇をもたらすことになる。賃金の継続的な上昇は、企業の利益を吐き出させることでは持続しない。日本経済のためにならない。単なる移転であるから、日本全体としては何の意味もないのだ。

 そうではなく、働き手が労働力としての価値を高めれば、企業にとっても価値が高くなるから、高い賃金を払ってでも雇いたくなる。そうなれば、企業の製品の価値も上がり、利益も増え、賃金も上がる。

 これこそが、真の好循環である。

これが、真の成長戦略であり、アベノミクスの代案だ。

個人的には、代案などと比べられるのは本当は不満だが、ここに対案として提示したい。

 

<円高・デフレが日本を救う>

・本章では、最後に、本書のタイトルでもあり、私が今、どうしても本書を世に問わなければならなかった理由である円高・デフレの必要性について、ここまでの議論と重複する点も多いが、改めてまとめて述べることにする。

 

・今、日本に一番必要なのは、円高だ。

 自国の通貨の価値を高める。これが、一国経済において最も重要なことだ。通貨価値とは交易条件の基礎であり、交易条件が改善することは、一国経済の厚生水準を高める。つまり、豊かになる。

 

<通貨価値至上主義の時代>

・かつて19世紀までは、これは常識であった。

 古代において、国家権力を握る目的は通貨発行権を得るためであり、通貨発行益、いわゆるシニョレッジを獲得するためであった。

 

 歴史を経て、シニョレッジの安易な獲得が難しくなった近代は、通貨価値を高めることが重要となった。発行益を得ることができる通貨発行量が限られているのであれば、その単位当たりの利益を高める。すなわち、高い通貨価値を維持することが国家の利益を最大化するうえで最重要となったのである。

 しかし、いつの時代にせよ、通貨価値は最も重要なものであった。シニョレッジは、<通貨発行量×通貨価値>だから、あえて価値を下げる国家はなかった。価値が下がっていないように見せかけて、大量発行することに邁進したのであった。

 

<通貨価値、資産価値、成熟経済>

・このように見てくると、通貨を安くすることが自国の利益になったことは、例外的な場合を除いては、歴史上なかったと言える。大恐慌時や一時的な大不況に陥ったときの緊急脱出策として選択肢になる場合があるだけであり、しかも、それは一時的で、長続きはしない。

 ましてや、21世紀の現在の成熟国において、ストックである資産価値についても、将来へ向けての投資についても、そして、フローの輸出に関しても、すべての軸において、通貨は強いほうが望ましい。

 

・現代における経済成熟国の最適戦略は、通貨高による資産価値増大およびそれを背景とする新興国など世界への投資である。それにより、さらに自国の資産を増大させ、さらなるシナジーなどを加え、資産価値を通貨価値の上昇以上に増大させることを目指す。

 

<国富の3分の1を吹き飛ばした異次元緩和>

・日本の国富(負債を除いた正味資産)は、2012年度末で3000兆円ある。これを1ドル80円で換算すると、37.5兆ドルだ。1ドル120円なら、25兆ドル。33%の減少だ。3分の1が失われたのである。そんな経済的損失は、これまでに経験したことがない。

たとえば、12.5兆ドルの損失とは数百年分の損失である。

 

<円安で輸出が増えない理由>

・円安に戻して輸出で世界の市場を制覇するというのは、1960年代、あるいは1980年代前半の日本経済の勝ちパターンに戻りたいということだ。それは不可能であるというより、望ましくなく、圧倒的に不利な戦略である。

 

<円安の企業利益≦他部門の損失>

・人口減少で日本経済が衰退する前に、金融政策により40%日本経済は小さくさせてしまったのだ。

 どうしたらいいのか?

「円高・デフレで日本を救う」のである。

 

<円高は日本を救う>

・手段としては、具体的にどうするか?

 まず、円安を止める。日本国内の資産価値が高まり、海外の投資家や企業に、不動産や知的所有権、企業、ノウハウ、人材を買収されるのを防ぐ。ストック、資産、知的財産の国外流出をまず抑える。

 次に、通貨価値を少しずつ回復していく。この過程で、海外の最貧国、あるいは低コスト労働の生産地と価格競争だけで生き残ろうとする企業、工場、ビジネスモデルは、現代の世界経済構造に適した企業、ビジネスモデルへの移行を迫られる。高い価値を持ったノウハウ、労働力、知的財産を安売りするのを止め、高い付加価値をもたらすものに生産特化していく。

 

・自国生産にこだわらず、日本でも海外でも生産する。海外労働力、海外工場をうまく使い、その生産から得られる利益の大半を知的財産による所得、あるいは投資所得、あるいは本社としての利益として獲得し、国内へ所得として還流させる。

 これは実際に、日本企業が現在行っていることである。リーマンショック以降、この流れは加速しており、実現しつつある。実は、現在の円安誘導政策で、この流れを政策によって止め、過去のモデルに企業を引きずり戻そうとしているのである。

 これを直ちに止める。

 

・といっても何も特別なことはしない。円安を修正するだけである。

 この方向が進むと、国内生産量、工場労働者数は減る。しかし、生産量や国内工場雇用者数をとにかく増やそうとすることは、世界最低コストの労働力と永遠に競うことを意味する。

 

<欧米は強い通貨を欲している>

 

・しかし、円安を非難しない最大の理由は、欧米はもはや通貨安競争の枠組みにはないということだ。

 欧米は強い通貨を欲している。自国経済を強くするためには、自国の利益のためには、通貨が強いほうが圧倒的に望ましい。もはや資産のほうが重要であり、政治的に労働組合などがうるさいが全体では圧倒的に強い通貨を望んでいるから、日本が勝手に通貨を弱くしてくれるのは大歓迎なのだ。

 通貨を強くし、世界の魅力ある有形、無形資産を手に入れ、国力を強くしていく。経済を強くしていくという考え方だ。他国の通貨が安くなるのは、投資しやすくなるので、絶好のチャンスなのだ。

 

・日本ももう一度、遅まきながら、この流れに加わる必要がある。円の価値を維持し、高める。これにより、世界の資産、財を安く手に入れる。

 円高を背景に、世界中の企業を賢く買収し、世界に生産拠点、開発拠点、さらには研究拠点のポートフォリオを確立し、それを有機的に統合する。

 すでに大企業ではこれを行なっているが、中堅企業を含めて、この大きなグローバルポートフォリオに参加する。

 

・企業は人なりである。国家も人なり、地域も人なりだ。だから、人を、個人を徹底的に育てる。政府がそれを支える。

 マクロ経済全体では、円高で経済の価値を高め、強くする。ミクロでは、プレーヤーである人を育てる。人が育ち、成長する結果、経済全体も成長する。

 これが日本という地域の「場」としての力を強める唯一の道である。

 

<デフレは不況でも不況の原因でもない>

・社会は、第一には生活者の集まりである。消費者としての個人を支えるためのヴィジョンがデフレ社会だ。我々は、「デフレ社会」を目指す。

 現在、巷で使われているデフレ、デフレ社会、という言葉は本来の意味から離れている。間違って使われている。

 デフレとは不況ではない。デフレとはインフレの逆であり、物価が上がらないということであり、それ以上でも以下でもない。景気が良く物価が上がらなければ、それは最高だ。あえて無理にインフレにする必要はまったくない。

 

・所得が下がったのはデフレが原因ではない。デフレは結果である。

所得が下がり、需要が出ないから、モノが高いままでは売れないので、企業は価格を下げた。効率性を上げて、価格を低下させても利益の出た企業が生き残った。バブルにまみれて、高いコスト構造を変革できなかった企業は衰退した。

 

・さて、デフレ社会が望ましいのは、同じコストでより豊かな暮らしができるということに尽きる。所得が多少減っても、住宅コストが低ければ、経済的にもより豊かな生活が送れることになる。広い意味で生活コストを下げる。これが、生活者重視の政策であり、円高・デフレ政策の第二の柱だ。

 円高は、エネルギーコスト、必需品コスト、あるいはさらに広げて、衣料品やパソコンのコストを下げることになる。まさに交易条件の改善による所得効果だ。

 

<円高・デフレ戦略の王道>

・マクロ政策としては、円高を追究し、世界における研究・開発・生産ポートフォリオを効率よく確立する。場としての日本の価値を守るために、また発展させるために、日本の資産価値を上げる円高を進める。

 

<異次元の長さの「おわりに」>

・成長の時代は終わった。もはや経済成長を求める時代ではないのである。それは成熟経済だ。成熟とは何か。経済を最優先としない経済社会である。

 

・日本経済の昔の構造にとらわれ、昔のビジネスモデルに固執し、円安は日本にプラスという昔のイメージに支配され、日本経済が置かれている現実を直視しない。

 

<コントロールの誤謬。政策依存症候群。>

・人口が減少する。これはたいへんだ。じゃあ、移民を増やそう。子供を産ませよう――これは問題を裏返しているだけだ。問題の裏返しは解決にならない。

 

 人口が減少している原因は何なのか。人口が減少することはなぜ悪いのか。これを突き詰めて考えずに、人口減少という現象を嘆き、悲観し、右往左往しても、何も解決しない。ただ、対症療法を繰り返すだけでは、かえって問題を複雑化し、解決をさらに難しくするだけだ。

 年金問題が立ちいかなくなるから、若い世代を増やす。それは間違いだ。問題は、人口ではなく、年金制度にある。

 

<将来の経済状況の予想により左右されるような制度は、根本的に誤りだ。>

・GDPの増加率が、人口が減ると低下する。マイナスになる。労働力が減ると生産力が落ち、GDPが減少する。だから、人口を増やさないといけない。これは最悪の間違いだ。

 

・それも、政策で無理に増やすのではない。国のために増やすのではなく、子供を育てたい両親が実現できない障害があれば取り除く。政策にできることは、それだけであり、それで十分だ。

 

・アベノミクスとは、問題の裏返しそのものだ。

 異次元の金融緩和とは、現象への対症療法に過ぎない。一時しのぎに過ぎず、より大きなシステムリスクを呼び込む政策だ。

 昔の日本経済に戻ることはできない。円安で輸出して不景気をしのぐ時代は終わった。価格競争で通貨を安くして輸出を増やす時代は終わったのだ。フローで稼ぐ時代は終わり、これまで蓄積したストックの有効活用により健全な発展を図る。成熟する。それがヴィジョンだ。

 

・蓄積したストックとは金融資産だけでない。これまでのノウハウ、ブランド、いやそんなものをはるかに超えた、日本社会に存在する知的財産だ。それが社会の力だ。

 そして、その力は、個々の人間の中にある人的資本だ。それを社会で有機的に活かす仕組みだ。

 

<金融政策がまったく意識されない状態。それが理想だ。>

・だから、現状で言えば、ゼロ金利は継続する。しかし、量的緩和は縮小する。市場をびっくりさせることはしない。国債の買い入れはできる限り少なくする。しかし、スムーズに少しずつ減らす。ゆっくりと慎重に出口に向かう。財政も金融も影武者でなくてはならない。

 

・政府の政策は、社会政策に絞る。経済成長ではない。人を育てる。健全な人間を社会が育てる。その環境を整備する。

 

・リフレ政策に見られるような一挙解決願望。願望を持つ側も悪い。それに応えられるようなふりをする有識者、エコノミスト、政治家も悪い。両側で、日本経済の成熟を妨げている。

 

・所得水準は、これから平均ではそれほど伸びない。世界の競争は激しく、日本だけが勝ち残ることを無邪気に期待するわけにはいかない。生産の多くは途上国、新興国にゆだねることになる。国内の働き手は、国内サービス産業を中心に雇用を得ることになる。

 同時に、ストックの有効活用が進む。政府は、ストックの活用を助けるのが仕事だ。

 

・すべての個人、すべての企業が自分で責任を持って、自分の選んだ道を行く。コストの低い、しかし、環境の充実した、ストックの豊かな社会であることが、それを支える。

 政府は、その補助をし、制度を、社会システムを、修正して、社会の持続を支える。デザイナーとして日々修正をしていく。

 もちろん、経済成長という名のGDPの拡大は目指さない。この社会の結果としてそうなればそれでいい。

 これが21世紀から22世紀のヴィジョンだ。

 

 


9月27日(火)のつぶやき

2016-09-28 04:46:24 | 森羅万象